指示代名詞

エシュガル語の指示代名詞

 エシュガル語の指示代名詞は以下の4系列からなる。指示形容詞としても用いられる。
 鼻母音化すると所有形となり、同様に代名詞としても形容詞としても用いられる。

  • 近称
 ki) / カン

 話し手にも聞き手にも近いものを指す。聞き手を特に意識していない発話の場合もこちらでよい。
 日本語に訳すとこれ、この / これのもの、これのといった具合になる。

  • 中称その1(一人称)
 ciチャ) / チャン

 話し手には近く、聞き手からは遠いものを指す。文脈指示では話し手だけが知っていることを指す(通常は直後に説明が入る)。
 日本語に訳すとこれ、この / これのもの、これのといった具合になる。

  • 中称その2(二人称)
 ti) / タン

 話し手からは遠く、聞き手には近いものを指す。
 日本語に訳すとそれ、その / それのもの、それのといった具合になる。

  • 遠称
 pi) / パン

 話し手からも聞き手からも遠いものを指す。
 日本語に訳すとあれ、あの / あれのもの、あれのといった具合になる。






最終更新:2024年07月07日 18:43