人称代名詞

エシュガル語の人称代名詞

 エシュガル語の人称代名詞は以下の9系列からなる。人称形容詞としても用いられる。
 エシュガル語文法では原則として数(単複)を明示する必要は無いが、人称代名詞は例外である。
 鼻母音化すると所有形となり、同様に代名詞としても形容詞としても用いられる。

  • 一人称・単数
 jiジャ) / ジャン

 日本語に訳すと私 / 私のもの、私のといった具合になる。

  • 一人称・複数・除外
 je) / ジン

 聞き手を含まない一人称複数。含むか含まないかよくわからなかったり、どちらでもよかったりする場合もこちらを使う。
 日本語に訳すと我々 / 我々のもの、我々のといった具合になる。

  • 一人称・複数・包括
 juジュ) / ジュン

 聞き手を含む一人称複数。
 日本語に訳すと私達 / 私達のもの、私達のといった具合になる。

  • 二人称・単数
 tuトゥ) / トゥン

 日本語に訳すと貴方 / 貴方のもの、貴方のといった具合になる。

  • 二人称・複数
 teティ) / ティン

 日本語に訳すと貴方達 / 貴方達のもの、貴方達のといった具合になる。

  • 三人称・単数・女性
 faフェ) / フェン

 日本語に訳すと彼女 / 彼女のもの、彼女のといった具合になる。

  • 三人称・単数・中性
 ge) / ギン

 人にも物にも使われる。もっともfamoだって人間以外の動物に使っても別に構わないわけだが。

 人に使う場合、日本語に訳すとその人 / その人のもの、その人のといった具合になる。明治までの日本語なら彼 / 彼のもの、彼ので構わないかもしれない。

 物に使う場合、日本語に訳すとそれ、その / それのもの、それのといった具合になる。指示代名詞とのニュアンスの違いに注意すること。

  • 三人称・単数・男性
 mo) / モン

 日本語に訳すと彼 / 彼のもの、彼のといった具合になる。

  • 三人称・複数
 gu) / グン

 日本語に訳すと彼ら / 彼らのもの、彼らのあるいは彼女ら / 彼女らのもの、彼女らのあるいはその人達 / その人達のもの、その人達のあるいはそれら、それらの / それらのもの、それらのといった具合になる。






最終更新:2022年11月15日 21:06