377 名前:ダミアン ◆/YUEL/E99w 投稿日:04/02/01 01:41 ID:???
>>376
ちょっくら金欠で(笑) 生活板の便利さが身に染みる今日この頃。
ってわけで「マンチキンッ・ラヴ★ストーリーズ第2弾 ルーニーちん」
を作成したのでお届けします。
=======================
畜生、グリーンスライムがみつからない。とびっきり卑猥なジョークを考えついたというのに。
仕方がないので僕はとびっきり下品な悪態をついてマンチキンを蹴飛ばした。全く、最近はどこにでもあらわれやがる。
蹴飛ばされたマンチキンは、僕の足にはかすりもしなかったようで、そのまま僕を食べてしまった。
これだからマンチキンをからかうのはやめられない。奴らは全ての現象を無視して行動することができるんだから。こんな相手はからかわずにはいられない!
だけどからかうぶんには面白いけど、マンチキンはそれ以外のものの役にもたたない。
そうだね、それだけ役立たずかといったら水鉄砲の半分の3乗の4で割って5を足して6をひいた後0をかけるくらい。
うーんと、もっとわかりやすく言うと、砕けた上に湿って焚き木の足しにもならなくなった9フィート棒くらい。
さて、それで何の話だっけ。
ああ、そうだった、マンチキンどもの話だよね。最近、どこもかしこもマンチキンが増えて困っているんだ。
全くもって、勘定の係は何をしているんだろう。
「やい、勘定の係、マンチキンどもをナントカしろ。でなかったら新しいシナリオをよこせ」
とりあえず、仕方がないので地面に向かって叫んでみた。
返事は思ったよりすぐだった。
「シナリオなしの場当たりセッションしか用意できぬ、面目ない」
と、同時に目の前にチェーンソーがあらわれた。同時に勘定の係への貸しが少し減ったのがわかったが大した問題じゃない。
これが今回のキーアイテムと言うことなんだろう。やれやれ、円卓の騎士でも助けて来いっていうことなのか。
378 名前:第二部2/2 ◆/YUEL/E99w 投稿日:04/02/01 01:43 ID:???
僕はとりあえずチェーンソーを帯刀して鼻歌を歌いながら歩き始めた。
だが、いくらたっても何も起こらない。そのうち、苛立ってきた僕はまた勘定の係を呼ぶことにした。
「勘定の係よ、ランダムエンカウントすら起きないとはどういうことだ」
と、煙が立ち昇り、熊が二匹のそのそと空からおっこってきた。森の中で偶然鉢合わせしてしまったのだろう。
チェーンソーを僕は使って樹を切り倒した。熊は倒れた樹の枝から果実をもいで嬉しそうに去っていった。
やれやれ、蜂蜜があれば身体にぬりたくってやれたのに、と考えながら僕は再び歩き始めた。
それから、一時間ごとに蜂だのグリフォンだの山賊だの商人だのがあらわれた。僕はチェーンソーを最大限に活用してそれらを切り抜けていった。
最後に野犬を手懐けると、厳かな声が響き渡った。
「終了だ」
冒険の終了を告げる声だった。
短いが、まぁ仕方がない。勘定の係もマンチキン対策で忙しいのだ。
彼らは混沌と法の天秤をつかさどっていたが、いまや新たな問題でてんてこまいってわけだ。
まあ、僕の知った話じゃないけどね。
だけど、世界が混沌とするのも、マンチキンがのさばるのも、僕にとっちゃ悪い話じゃないんだ。
>>376
ちょっくら金欠で(笑) 生活板の便利さが身に染みる今日この頃。
ってわけで「マンチキンッ・ラヴ★ストーリーズ第2弾 ルーニーちん」
を作成したのでお届けします。
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畜生、グリーンスライムがみつからない。とびっきり卑猥なジョークを考えついたというのに。
仕方がないので僕はとびっきり下品な悪態をついてマンチキンを蹴飛ばした。全く、最近はどこにでもあらわれやがる。
蹴飛ばされたマンチキンは、僕の足にはかすりもしなかったようで、そのまま僕を食べてしまった。
これだからマンチキンをからかうのはやめられない。奴らは全ての現象を無視して行動することができるんだから。こんな相手はからかわずにはいられない!
だけどからかうぶんには面白いけど、マンチキンはそれ以外のものの役にもたたない。
そうだね、それだけ役立たずかといったら水鉄砲の半分の3乗の4で割って5を足して6をひいた後0をかけるくらい。
うーんと、もっとわかりやすく言うと、砕けた上に湿って焚き木の足しにもならなくなった9フィート棒くらい。
さて、それで何の話だっけ。
ああ、そうだった、マンチキンどもの話だよね。最近、どこもかしこもマンチキンが増えて困っているんだ。
全くもって、勘定の係は何をしているんだろう。
「やい、勘定の係、マンチキンどもをナントカしろ。でなかったら新しいシナリオをよこせ」
とりあえず、仕方がないので地面に向かって叫んでみた。
返事は思ったよりすぐだった。
「シナリオなしの場当たりセッションしか用意できぬ、面目ない」
と、同時に目の前にチェーンソーがあらわれた。同時に勘定の係への貸しが少し減ったのがわかったが大した問題じゃない。
これが今回のキーアイテムと言うことなんだろう。やれやれ、円卓の騎士でも助けて来いっていうことなのか。
378 名前:第二部2/2 ◆/YUEL/E99w 投稿日:04/02/01 01:43 ID:???
僕はとりあえずチェーンソーを帯刀して鼻歌を歌いながら歩き始めた。
だが、いくらたっても何も起こらない。そのうち、苛立ってきた僕はまた勘定の係を呼ぶことにした。
「勘定の係よ、ランダムエンカウントすら起きないとはどういうことだ」
と、煙が立ち昇り、熊が二匹のそのそと空からおっこってきた。森の中で偶然鉢合わせしてしまったのだろう。
チェーンソーを僕は使って樹を切り倒した。熊は倒れた樹の枝から果実をもいで嬉しそうに去っていった。
やれやれ、蜂蜜があれば身体にぬりたくってやれたのに、と考えながら僕は再び歩き始めた。
それから、一時間ごとに蜂だのグリフォンだの山賊だの商人だのがあらわれた。僕はチェーンソーを最大限に活用してそれらを切り抜けていった。
最後に野犬を手懐けると、厳かな声が響き渡った。
「終了だ」
冒険の終了を告げる声だった。
短いが、まぁ仕方がない。勘定の係もマンチキン対策で忙しいのだ。
彼らは混沌と法の天秤をつかさどっていたが、いまや新たな問題でてんてこまいってわけだ。
まあ、僕の知った話じゃないけどね。
だけど、世界が混沌とするのも、マンチキンがのさばるのも、僕にとっちゃ悪い話じゃないんだ。