436 名前:マジキュー読んで柊×くれは微エロ 投稿日:2006/04/30(日) 20:19:45 ID:???
今月のマジキューを見てちょっと書いてみた。本当はエロパロで書くつもりだったので微エロ。2レス
ひんやりとした風が赤羽神社の境内を包む。
柊蓮司は通路でぼんやりと二つの月を見ていた。
紅と蒼、ありえない二つの月。
「隣、良いかな?」
ふりむくとくれはがもう横に座っている。
「ねえ、柊、あの子とはどんな関係なの?」
「ええと、まあ護衛対象のはずなんだけどなあ」
そう言って、柊が頭をくしゃくしゃとする。
「ねえ柊、強すぎるウィザードってどうなっちゃうんだろ?」
そう言ってくれはが不安そうに柊を見る。
「どうしたんだよ、いきなり」
「だってね、柊は戦って、どんどん強くなるのに……私は弱いままで……
柊はもう魔王と一人で戦えるのに、私はここで震えるしかなくて」
不安そうに呟く。
437 名前:マジキュー読んで柊×くれは微エロ 投稿日:2006/04/30(日) 20:22:07 ID:???
「だからね、いつか柊が強くなりすぎて、この世界からいなくなるんじゃないかって思っちゃってさ……」
「その前にアンゼロットからレベルを下げられると思う」
「だったら良いけど」
渇いた笑い。くれはにしてみれば柊が自分から離れてしまう=この世界からいなくなるのだが、柊がそれに気がつかない。
「ねえ、柊、もしもね、柊が戦えなくなったら……」
そう言って巫女服の上半身をそっと開く。生々しい傷跡が月の光をうけて影を作る。
「……この傷を癒しに来て」
顔を真っ赤にする。いくら幼馴染とはいえ、自分の肌を見せるのはやっぱり恥かしいらしい。
柊も顔を真っ赤にして下を向く。
「だったらさ、くれは」
そう言って柊がそっとくれはを抱き寄せる。
「俺が、この世界からいなくなったら……探してくれないか?」
「うん……わかった」
唇同士が合わさる。
「魔王になってでも会いにいくから」
「いや、それはやめてくれ」
唇が離れて柊が言う。
「くれはのままで会いに来てくれないか?」
「……うん、わかった」
そう言って、くれはは柊の首に腕を回す。その二人を二つの月が祝福していた。
今月のマジキューを見てちょっと書いてみた。本当はエロパロで書くつもりだったので微エロ。2レス
ひんやりとした風が赤羽神社の境内を包む。
柊蓮司は通路でぼんやりと二つの月を見ていた。
紅と蒼、ありえない二つの月。
「隣、良いかな?」
ふりむくとくれはがもう横に座っている。
「ねえ、柊、あの子とはどんな関係なの?」
「ええと、まあ護衛対象のはずなんだけどなあ」
そう言って、柊が頭をくしゃくしゃとする。
「ねえ柊、強すぎるウィザードってどうなっちゃうんだろ?」
そう言ってくれはが不安そうに柊を見る。
「どうしたんだよ、いきなり」
「だってね、柊は戦って、どんどん強くなるのに……私は弱いままで……
柊はもう魔王と一人で戦えるのに、私はここで震えるしかなくて」
不安そうに呟く。
437 名前:マジキュー読んで柊×くれは微エロ 投稿日:2006/04/30(日) 20:22:07 ID:???
「だからね、いつか柊が強くなりすぎて、この世界からいなくなるんじゃないかって思っちゃってさ……」
「その前にアンゼロットからレベルを下げられると思う」
「だったら良いけど」
渇いた笑い。くれはにしてみれば柊が自分から離れてしまう=この世界からいなくなるのだが、柊がそれに気がつかない。
「ねえ、柊、もしもね、柊が戦えなくなったら……」
そう言って巫女服の上半身をそっと開く。生々しい傷跡が月の光をうけて影を作る。
「……この傷を癒しに来て」
顔を真っ赤にする。いくら幼馴染とはいえ、自分の肌を見せるのはやっぱり恥かしいらしい。
柊も顔を真っ赤にして下を向く。
「だったらさ、くれは」
そう言って柊がそっとくれはを抱き寄せる。
「俺が、この世界からいなくなったら……探してくれないか?」
「うん……わかった」
唇同士が合わさる。
「魔王になってでも会いにいくから」
「いや、それはやめてくれ」
唇が離れて柊が言う。
「くれはのままで会いに来てくれないか?」
「……うん、わかった」
そう言って、くれはは柊の首に腕を回す。その二人を二つの月が祝福していた。