卓上ゲーム板作品スレ 保管庫

1-609

最終更新:

takugess

- view
だれでも歓迎! 編集
609 名前:いつふた 投稿日:2006/05/26(金) 21:21:47 ID:???
ゲーム:-(コテハンネタ)
 形式:いつものふたり。
レス数:2+1
 分割:なし。
 時節:五月。
 注意:本日作成。つい今し方書き上げたとこ。校正はほとんどしていない。


610 名前:コテハンネタ 1/2 投稿日:2006/05/26(金) 21:23:40 ID:???
◇Janus 嬢は卓ゲ板の夢を見るか

「ねぇねぇ」
「あ~?」
「>592にさ、『こうしてみると私を猫に喩えるという伏線』って書いてあるん
だけど」
「ああ」
「凄いよねぇ。流石だよねぇ。わかぞーさんてば、そこまでちゃんと計算して
書いてるんだねぇ。
 そしてまた、そのことにちゃんと気が付くJanus さんも凄いよね。流石って
感じだよね」
「さて、それはどうかな? むしろ穿ちすぎ、深読みのし過ぎではないか?」
「え? ど、どうして?」
「猫に喩える伏線として、Janus 嬢に猫耳カチューシャを被せた。
 ならば、犬に喩える場合は犬耳カチューシャなのか?
 狐に喩える場合は狐耳カチューシャなのか?」
 熊に喩える場合は熊耳カチューシャなのか?」
「そ、それは……犬耳娘や狐耳娘は普通によく見るし、熊耳娘も、割と可愛い
と思うし」
「赤カブトみたいな熊でもか?」
「あまりにもあんまりな例を出してくるなよっ!」
「大体、喩える対象は哺乳類ばかりとは限るまいが。
 ミミズに喩える場合はミミズ耳カチューシャなのか?
 オケラに喩える場合はオケラ耳カチューシャなのか?
 アメンボに喩える場合はアメンボ耳カチューシャなのか?」
「なんでいきなり虫なんだよう!?」
「みんなみんな、生きているんだ友達なんだ」
「違っ! ぜんぜん違っ!」
「要するに、Janus 嬢に猫耳カチューシャを被せるというシチュエーションが
出て来たのは、物語の必然ではなく、単なる猫耳萌えのゆえである、という可
能性は、絶対的に否定できるものではないわけだ」


611 名前:コテハンネタ 2/2 投稿日:2006/05/26(金) 21:26:23 ID:???
「わかぞーさん、ぬこ飼ってるし?」
「ぬこ可愛がってるし」
「って、そんなこと言ったら、わかぞーさんに対する判決がまた死刑に逆戻り
しちゃわない?」
「なに、物事が一周まわって元に戻ることはよくある話さ」
「おいおい、他人事だと思って……。
 てゆーかミミズとかに喩えられたらJanus さん怒るよっ!?」
「しかし彼女はミミズに似ていると俺は思う」
「何でさ!?」
「卓ゲ板に、あるいは土壌に、コツコツと働きかけることによって、Janus 嬢
は板を活性化させ、ミミズは大地を耕す。
 一見してウザがられることもあるが、たとえば農業、ガーデニングの世界で
は、ミミズは神様扱いの益虫。Janus 嬢にもそのような一面はあるまいか」
「や、確かにその存在が皆さんの為になっている、という一点では共通してい
ると言えなくもないけど」
「更にJanus 嬢は、地味だ地味だと自称しているものの、こうして単独にSS
が成立するほどの目立ちっぷりだ。
 一方のミミズは土中に暮らしており地味なようだが、たとえば雨上がりの公
園など、道のそこここでのたくりまくるほど目立った活動をしている」
「あの、ミミズの場合、あれを称して『目立った活動』とするのはどうかと」
「そしてまた、黒っぽく湿った土の中に隠されているが、ミミズは可愛らしい
ピンク色の身体。
 同様に、黒っぽくかっちりした服に隠されているが、Janus 嬢も可愛らしい
ピンク色の」
「わーっ! わーっ! ここ地上! そーゆー不穏当な発言は地下スレ逝って
からにしろーっ!」
「ん? 可愛らしいピンク色の洋服がきっと似合うに違いない、と言いたかっ
ただけだが?」
「……ごめん、地下スレへは一人で逝ってくるよ……」


612 名前:コテハンネタ 投稿日:2006/05/26(金) 21:27:04 ID:???
 ・・・・・おしまい。

 以上、夢にまで見るほど卓ゲ板にハマっているようじゃあ、リアルの生活は
覚束ないよなぁというお話でした。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー