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民を護り、国を護り、国家に尽くした模範的な戦士に与えられる
名誉的称号及びそこから派生した階級を指す
騎士と言う人種には優れた技量と精神的、肉体的な鍛錬が必要だとされ、
国がその資格を有するものと認めた者に騎士という称号を与えるようになった。
故に聖ガドリア王国で剣に励むものにとって憧れの職業であり、
剣を取ることは腕を磨くことのみならず心を磨く事。
倫理、規範と言う名の鞘で己の心の刃を制することあたわねば
騎士を名乗る事叶わず、として主に精神面での研鑽に注目されていた。
しかしながら、それはあくまで理想であり言葉で掲げられた目標。
実際の騎士という言葉は上流人を指す称号・爵位の一つであり、
政治に組み込まれたひとつのシステムの歯車に過ぎない。
故に国が命じたものであればどのような非人道的行為も行うし、
それが必要だと判断されれば、虐殺、略奪行為だって行う。
国が有する軍隊に美徳、美学などは殆ど求められはしない。
騎士に憧れたまま剣を振り続けた青臭い子供のまま成長したクロエは
この大いなる矛盾の前にくずおれ、一時は剣を握る意味を見失う。
民を護り、帝国を護り、皇帝に尽くした模範的な戦士に与えられる
名誉的称号及びそこから派生した階級を指す。
騎士と言う人種には優れた技量と精神的・肉体的な鍛錬や礼儀が必要だとされ、
帝国で騎士になり、騎士団に所属する事は剣に励む者にとって憧れの職業。
かつては貴族が大部分を占めていたが、アレクセイが騎士団長に就任した以降は平民も入る事が出来るようになった。
しかし貴族と平民の間においては身分格差からくる確執があり、基本的に仲は良くない。
また、次期皇帝候補を巡る評議会との対立や騎士団上層部の腐敗もあり、騎士団は堕落の傾向にある。
一度は主人公であるユーリも騎士団に加入するが腐敗に失望し脱退している。
ユーリの逆であるフレンは地道に鍛錬を重ね、冒険当初では小隊長、後に隊長、更に騎士団長代行(ED後を描いた公式シナリオブックでは正式に騎士団長となった)に出世している。
なお、この作品においての騎士は治安を守護する帝国の軍隊や警察という扱いであって、必ずしも一般的に言う“騎士”と同義ではない。
ちなみに隊長以上になると自分の隊長服を個人でデザインでき、自分の隊のカラーを持つ事ができる。
アレクセイ率いる親衛隊は赤、シュヴァーン隊はオレンジ、キュモール隊はピンク、フレン隊は青。
民を護り、国を護り、国家に尽くした模範的な戦士に与えられる名誉的称号及びそこから派生した階級を指す。
騎士と言う人種には優れた技量と精神的・肉体的な鍛錬や礼儀が必要だとされ、
ウィンドル王国で騎士になり、騎士団に所属することは剣に励むものにとって憧れの職業。
特に国王の親衛隊に選ばれることは大変な誉れとされている。
また、騎士団に身を置く"正騎士"ではなく一代限りなものの「準騎士侯」という
ウィンドル王国が騎士と名乗るにふさわしいと認めた者に贈られる称号を持つ者もこれに類する。
ただし、セルディク大公が兄王であったファーディナンド四世を手にかける際に親衛隊があっさりとセルディク側に加担し、セルディクが王位に就いた暁にはセルディクを守り、
かつて守るべき存在であった前王の息子であり報復行動を起こすであろうリチャード王子でさえも狙おうとした。
ゆえに王が命じたものであればどのような非人道的行為も行うしそれが必要だと判断されれば、暗殺、侵略行為も行う。
王そのものというより、王位に就いた人物に忠誠を誓うべき存在なのだ。
そのため、セルディクの乱鎮圧後はバロニアの騎士学校の生徒達の間で「自分達の憧れる騎士は何を守るべきなのか」「騎士は反逆者が王だとしても忠誠を誓うべきなのか」という疑問が生じている。