朽ちる散る落ちる
森博嗣 講談社ノベルス
愛知県の某大学助教授を勤めつつ、3~4ヶ月に1冊のペースで刊行してる大先生。
いくつかのシリーズを刊行しており、
この作品は『Vシリーズ』の9作目、クライマックス直前にあたる。
いくつかのシリーズを刊行しており、
この作品は『Vシリーズ』の9作目、クライマックス直前にあたる。
一応ミステリィ(森先生の表現)として出版されているはずなのだが・・・。
今作はミステリというより別のジャンルだと思う。
今作はミステリというより別のジャンルだと思う。
注目すべきは、
- 「なぜVシリーズと名づけられたのか?」
- 「土井超音波研究所を中心とした過去の事件との繋がり」
だろうか。
前シリーズ「S&M」よりも、シリーズを通して分かる事件の背景が非常に多い。
というか、Vシリーズの真価はS&Mから読み続けないと成立しない
前シリーズ「S&M」よりも、シリーズを通して分かる事件の背景が非常に多い。
作品単品としては正直オススメできない。
「混沌とした話をしているね。もっと抽象的に言いなさい」
「ようするに、つながっているのに、つながらない」