登録日:2025/09/05 Fri 01:30:00
更新日:2026/08/08 Sat 17:13:12
所要時間:約 12 分で読めます
ようこそ!昭和百年の世界へ!!
岡本太郎の作品が
でたらめに銀幕でおおあばれ!
概要
芸術家・
岡本太郎(以下敬称略)がテーマプロデューサーを務めた
大阪万博(EXPO'70)に合わせる形で公開された作品。
しかし当時の人気映画『べらぼう大将一番星』との併映作品だったうえ、当時のタローマンは知名度がほぼ皆無に等しく、本作が始まる前に帰ってしまう観客も少なくなかったという。
当初は予算などの都合からTVシリーズ総集編に新撮映像を加えた構成が予定されていた。
だが制作陣は、岡本太郎の「同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ」という言葉を重視。さらに太郎本人も「タローマンの企画は自由にやっていい。だが、ダラダラ続けるのはダメだ」「恋愛要素を強める・有名俳優を出すなどの映画的しがらみを入れず、本当に作りたいものを作るならやってよい」と語っていたことから、最終的に完全新作として制作されることになった。
本作に携わったスタッフの多くは劇場映画規模の作品経験がなく、制作現場では想定を遥かに超えるべらぼうな苦労が発生。実際かなりの赤字になったとも言われている。
しかし、そのぶん内容はTVシリーズ以上に濃密なものとなっており、一見でたらめ極まりない物語でありながら、大筋は意外なほどしっかりしている。『TAROMAN』未視聴でも十分楽しめる快作である。
また、タローマン以外の登場人物たちにも見せ場や掘り下げが多く、シリーズファンならさらに楽しめる内容となっている。
主題歌「爆発だッ!タローマン」に加え、妙にクオリティの高い挿入歌が3曲も制作されている点も特徴。
さらに、敵役とはいえ岡本太郎の「ことば」を真正面から否定するキャラクターを登場させた点も隠れた見どころ。
ザ・クロマニヨンズの真島昌利も、子供時代に本作を観て影響を受けたと語っている。
TVシリーズや『タローマン大統領』など他の劇場作品同様、長らくソフト化されず“幻の作品”となっていたが、2022年の『TAROMAN』再放送ブーム以降、再上映を望む声が高まっていった。
そして2025年8月22日、ついに再上映が決定。
奇しくも2025年は、「昭和が続いていた場合の昭和100年」であり、さらに大阪・関西万博(EXPO'25)開催期間中での公開となった。
再上映版では、サカナクション・山口一郎による前説と、新撮インタビュー『TAROMANと私』が追加されている。
あらすじ
1970年、人類の技術は急速な進歩を遂げていた。
タローマンや水差し男爵の協力もあり、地球防衛軍「CBG」は少しずつ奇獣を制御できるようになっていたのである。
そして大阪では、人類が技術と調和しながら進歩していく象徴として「大阪万博」が開催。会場では象徴的存在として奇獣「太陽の塔」が展示されていた。
だがある日、万博会場が謎の集団と奇獣・縄文人による襲撃を受ける。
CBGを救ったのは、全身を緑と銀で包んだ謎の男「エラン」。
彼は2025年──すなわち昭和100年に開催される「宇宙大万博」を守るため、未来からタイムワープしてきた戦士だった。
昭和100年の地球では、でたらめを重んじる反万博集団「原始同盟」が宇宙大万博を中止へ追い込もうとしているという。
しかし秩序と常識に支配された未来社会では、でたらめそのものが絶滅寸前であり、彼らに対抗できる存在がいない。
原始同盟を止めるには、べらぼうな“でたらめエネルギー”を持つ存在が必要だとエランは語る。
そう、つまり芸術の巨人、タローマンである!
大阪万博を守るため、昭和100年へ飛ぶCBGとタローマン。
だが昭和100年の社会は、一見理想的でありながらも、秩序と常識に縛られた息苦しい世界だった。
そしてその裏では、さらに恐ろしい陰謀が蠢いていた……!
登場人物紹介
でたらめな巨人
シュールレアリズム星からやって来た、元祖・太陽の巨人。
昭和100年へ連れて行こうとするCBGの
数々の作戦をことごとく拒否、最終的には半ば無理やり未来へ送られることになる。
しかし未来到着後は、なぜか別人のように臆病かつ常識的な性格へ変貌。
未来都市郊外で暮らす少女から、未来のヒーロー番組『モラルマン』に似ていると言われ、彼女に鍛えられながら友情を育んでいく。
ただしこの状態の彼は常識的になっているため、普通の攻撃に弱い。つまり普通に弱い。
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ネタバレ注意 |
実はタイムワープの際、エランと 脳のでたらめ野が入れ替わってしまっていた。 なんだそれは
それに気付いたエランの 決死の行動によって本来のでたらめさを取り戻し、真の敵を相手に大暴れ。
鷲野アーマーへのフォームチェンジ、 ペラペラ化、 骨太化、さらには 神の領域に踏み込むような攻撃まで披露し、劇場版らしくやりたい放題の限りを尽くす。
……しかし、彼のでたらめな行動は結果的に「人と人が手を取り合い、 モラルを共有し、秩序を築く」という営みの価値すら浮かび上がらせることとなった。
なお帰還時には、当然のように自力でタイムゲートを開いている。
やる気がないだけで実は大抵のことはできるのでは……?
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体長:54メートル
体重:5万3千トン
未来世界に登場する、もう一人のでたらめ戦士。
見た目は顔つきの異なるタローマンで、左腕がドリル化し、身体の縞模様も黄色になっている。
普段は地下に潜み、どこにいるのか分からない存在だが、タローマンより人類に協力的。
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+
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ネタバレ注意 |
原始同盟側の戦力として登場するが、生まれて間もないためか、タローマンほどの圧倒的な力は持たない。
なおオリジナルたるタローマンとの関係は「なかよし」とのこと。終盤では手を取り合って共闘する。2号ェ…
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モチーフは太陽の塔の地階に存在したとされる『地底の太陽』。現実でもオリジナルが行方不明であることから、「居場所が分からない」という設定になっていると思われる。
1970年の人物
「CBG出動だ!我らの力を見せてやる!」
CBG対奇獣部隊を率いる隊長。
基本的には真面目な石頭だが、部下には気さくな態度も見せる好漢。
ただし奇獣対策にはでたらめさが必要であるため、融通の利かない彼は上層部から徐々に軽視され始めている。
思い通りに動かないタローマンに頭を抱えながらも、大阪万博を守るため未来へ向かう。
ある意味では、本作の影の主人公とも言える人物。
「未来ってこんな感じなのかしら?イカすわね~。」
紅一点の女性隊員。
TVシリーズでかなり目立っていた反動か、本作では比較的落ち着いたポジションに収まっている。
「ところでエランさん、競馬場ってのはどこかにあったりするんですかね?」
太ったおじさん隊員。
実は重度のギャンブル依存症であり、
未来の競馬の結果を知るために未来へ行こうとする。
未来社会では1970年基準でもアウトな非常識行為を繰り返した結果、新人隊員と共に逮捕される羽目に。
しかし食事を利用した脱獄や敵の陰謀の察知など、妙に有能な場面も多い。
なお隊長の反応から察するに、これらの言動は全部シラフである。おいおい……
極端に無口な若手隊員。OPでは中年隊員とまとめて「おとぼけコンビ」と紹介されている。
今回は終始お菓子を食べており、食べ終わった袋を平然とポイ捨てするなどかなり非常識。
しかし「奇獣の鳴き真似が上手い」という謎特技でCBGの危機を救う。
パンフレットにはタローブレスによって「クリマー」なる姿へ変身すると書かれているが、そんな場面は本編に存在しない。何なんだお前。
「俺はでたらめ社会があるなら、そっちに行きたいもんだね。」
テンガロンハットとカウボーイジャケットを身につけた
石田三成似の男。
実は身体の30%が機械化されたサイボーグであり、
ロケットパンチのような攻撃を見せたり、脳を取り出す場面まで存在する。
どう見ても3割どころではない
ニヒルながら情熱的な性格で、秩序と常識を過剰に押し付ける未来社会へ次第に疑問を抱くようになる。
エランとの交流や黒幕との対決など、本作の人間ドラマを担うもう一人の主役的存在。
「タローマンはでたらめの権化。正義のヒーローではありません。」
奇獣学の権威であり、CBGへ助言を行う学者。
今回も解説役として大活躍……なのだが、以前にも増して空気の読めない発言や畜生じみた態度が目立つ。
そのため「タローマンを除けば最大の笑いどころはこの人」という意見も少なくない。
彼の唱える「逆因果律理論(未来の万博が失敗すると現在の万博も失敗する)」によって、CBGは未来へ向かうこととなる。
言葉の意味はよく分からんがとにかくすごい説得力だ……。
「ちぇっ、分かったよ!僕が隊長代理だからね!」
超能力を持つ小学生隊員。本作で初めて本名が判明した。
タローマン連行作戦ではアイデア担当として活躍するが、「未来へ行くには危険すぎる」という理由で現代に残留。
留守中のCBGを隊長から託される。
体長:35センチメートル
体重:25キログラム
TVシリーズではCBGのペット的存在だった小型奇獣。
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ネタバレ注意 |
未来世界では巨大化しており、原始同盟側戦力として珍助と共に戦う。
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モチーフは彫刻『無籍動物』。
「ノン!ノン!」
迷子になっていた奇獣ノンをCBGが保護した存在。
サイズは珍助より少し大きい程度だが、体重は300キロあるらしい。
人を丸呑みにしようとしたり、風来坊に噛み付いたりしているが、それでも奇獣としてはかなり人懐っこい部類。
マスコット枠かと思いきや、本気を出すと他のノン同様、「ノン!」の一言で対象そのものを消滅させる
。しかも実は普通に喋れる。
「ウチも念願のパビリオン出展!本当に良かった!」
鷲野グループ社長。
冒頭でノンにビルを消されるという被害を受けるが、逆にそれを宣伝へ利用し万博へパビリオンを出展。しかし今度は縄文人に破壊される。
タローマン誘導作戦では、岡本太郎デザインの飛行船「レインボー号」をモチーフとした飛行船をCBGへ貸し出すが、余計な広告を付けていたせいで……。
なお、レインボー号はリバイバル上映後に『
五人ライダー対キングダーク』の特写に映り込んでいたことが判明し、ちょっとした話題となった。
未来の人物
「あれが本当のでたらめ……やはり彼の力が必要です。」
宇宙大万博を守るため未来からやって来た、“機械常識人間”の戦士。
万能武器「エランスティック」を駆使し、さらに戦闘時には
「 常 識装 着 」により鎧姿へ変身する。
未来のCBGに所属するエリート隊員で、自らを「一流の常識人間」と誇っている。
……のだが、タローマンを無理やりタイムゲートへ押し込んだ際、自身も巻き込まれたことで徐々に奇行が増加。
常識人を自称している割に、どんどん様子がおかしくなっていく。
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ネタバレ注意 |
原因は、タイムワープ時にタローマンと脳のでたらめ野が入れ替わっていたため。
本人にとっては深刻な事態なのだが、行動があまりにもでたらめなので悲壮感が薄い。
しかし風来坊との交流を通じ、常識人間を演じ続けていた自分自身と向き合うようになる。
そして、でたらめを失ったタローマンを救うため、自らを犠牲にして彼にでたらめを取り戻させるのだった……が、高津博士のせいで妙な空気に。
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モチーフは彫像『エラン』。エランスティックの形がそのまんま。また変身後の姿は絵画『足場』(英語でscaffold)がモチーフ。
演者はタローマンの中の人。
「順番なんて、本当の人間の価値とは関係ないのよ!」
緑色のとんがり帽子を被った少女。
未来社会における「常識テスト」で52人中52位を記録した落ちこぼれだが、本人はまったく気にしていない。
むしろ岡本太郎的価値観を次々口にする問題児であり、荒野で倒れていたタローマンを「モラルマン」と呼んで特訓を施す。
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ネタバレ注意 |
実はエランの実娘。父とは常識レベルの差から別居状態にあり、タローマンとの交流は、結果的には疑似的な父娘の時間でもあった。
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モチーフは絵画『娘と犬』。といっても帽子がそう見える程度で言われないとまずわからないレベル。
「そんな岡本太郎みたいなことを言われても困ります!」
未来少女の保護・教育を担当する女性型ロボット。
岡本太郎じみた発言を繰り返す未来少女へツッコミを入れる役回りだが、タローマンとの交流によって彼女自身にも少しずつ変化が生じていく。
モチーフは彫刻『顔』。
「ワシのビルは壊さんでくれよ!」
鷲野グループは未来でも存続しているようだが、何故か社長と部下の立場が入れ替わっている。
そしてパビリオンはやっぱりタローマンの攻撃に利用されてしまった。
「生憎オレたちに秩序なんていう言葉は分かりゃしねえんだ!」
未来社会の下層民「でたらめ人間」たち。
秩序と常識ばかりを押し付ける社会に反発しているが、やり場のないストレスを迷惑行為にぶつけるしかない哀しい若者たちでもある。
しかし、おとぼけ隊員コンビによる次元の違う非常識行為に衝撃を受けた隙を突かれ、CBGロボにまとめて逮捕され……。
モチーフは絵画『暴走』。
「ついに来たか。タローマンを探せ!」
宇宙大万博阻止を掲げるレジスタンス組織「原始同盟」の指導者。
仮面を被った原始人のような姿をした集団を率いている。
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最大級ネタバレ注意 |
「お久しぶりです、皆さん!」
その正体は、2025年の珍助。
暴走する秩序防衛軍に対抗するため、生き残った奇獣や同志たちを率いて地下へ潜伏していた。
隊長からもらったCBGワッペンを今でも身に着けているなど、根底には1970年の仲間たちへの想いが残っている。
だが同時に、隊長に対しては複雑な感情も抱えている様子が……。
原始同盟を過去へ送ったのも、本来は1970年CBGへ協力を求めるためだったが、見た目が怪しすぎて誰にも話を聞いてもらえなかった。みんなも見た目にはある程度気を遣おう!
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原始同盟メンバーが着けている仮面のモチーフは、EXPO'70で『地底の太陽』と一緒に太陽の塔の地階に展示された岡本太郎作の仮面。世界中から集められた仮面や神像に混ざる形で展示されていた。
未来のCBG
「くれぐれもでたらめるな。常に常識的であれ。うまく、きれいで、ここちよくあれ。」
未来世界のCBGを率いる司令官。倒置法めいた独特の喋り方をする。
秩序と常識によって統制された理想社会を築き上げた人物であり、その素顔は仮面によって隠されている。
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最大級ネタバレ注意 |
その正体は機械人間となって2025年まで生き延びていたCBG隊長本人であり、本作の真の黒幕。
真面目で規律を重んじる性格だった彼は、どうしてもでたらめになれず、やがてでたらめを賞賛する価値観そのものに強い憎悪を抱くようになる。(ついでにそのせいで家庭が崩壊したような示唆もある)
彼は上層部を暗殺し、CBGを「地球防衛軍(Chikyū Bouei Gun)」から 「秩序防衛軍(Chitsujo Bouei Gun)」へ変貌させ、55年かけて社会そのものをも書き換えていった。
そして人類に残されたでたらめをエネルギーとして 宇宙人へ売却する計画を推進。
その集大成こそが宇宙大万博である。
「でたらめに生きろなど、成功した人間が後から言うこと」「子供の頃は真面目に生きろと教え、大人になるとでたらめも必要などと言い出すのは無責任だ」など、岡本太郎の思想の暗黒面とも言うべき台詞を次々口にする。
しかしその本質は、でたらめになれなかった自分自身への悲哀と、タローマンへの羨望でもあった。
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モチーフは絵画『至上命令』。
「皆さんはエランと一緒に2025年の世界を楽しんでいってください。」
CBG司令官の腹心。慇懃な態度だが底知れぬ不気味さを漂わせる。
顔の中央に鏡が埋め込まれており、左右で異なる顔を持つ。パンフレットによれば、この姿はでたらめに対抗するためのものらしい。
本人は嫌々やっているとのこと。
宇宙大万博メインタワー「未来を
視る」にて、風来坊と
突然始まる立体げき場で激突する。
モチーフは絵画『裂けた顔』。
宇宙大万博公式キャラクター。「全宇宙から愛される存在」をコンセプトにデザインされたマスコットであり、妙にかわいい動きと声をしている。
モチーフはタイル壁画『ダンス』。
TVシリーズにも「
友好奇獣 ダンス」が登場していたが、本作のダンスが奇獣かどうかは不明。
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特別ゲスト1(ネタバレ注意) |
血縁関係すらなく、目的もバラバラ、しかもタローマン本人とも特別仲が良いわけではないという、極めてでたらめな兄弟たち。
TVシリーズでは 河童星人に磔にされた挙句、タローマンにも酷い目に遭わされていたが、本作では終盤に駆け付ける熱い役回りを担当。
助け方そのものは0点どころかマイナスだが、タローマンへの助け方としては120点満点である。
TVシリーズでもおなじみ自己模倣。正統派なヒーロー然とした存在だが、シュールレアリズム星では彼の方が変わり者のようだ。
最終決戦でラスボスに消し飛ばされてしまったが、兄弟たちと一緒に再登場。
ファンの間では消し飛ばされた当人が戻ってきただけなのか、それとは別に存在する本来のシュールレアリズム星出身の地底の太陽が駆けつけたのか解釈が分かれていたが、2026年4月に行われたトークショーにて前者であることが判明した。
ちなみにTVシリーズでは「タローマン・アンダーグラウンド」という名前で登場していた。
体長:58メートル(共通)
体重:5万8千トン(灰)/5万トン(死)
2人合わせて絵画『死の灰』をモチーフにした兄弟。灰色の顔をしてるのが兄の灰、黄色い顔をしているのが弟の死。
核エネルギーのパワーを司り、2人が一体となることで力を発揮できる。
体長:65メートル
体重:7万トン
悲壮感をエネルギーに変える、悲しげな表情の巨人。穏やかな心を持つ礼儀正しい性格だという。
絵画『悲しい動物』がモチーフ。
体長:48メートル
体重:4万6千トン
時空エネルギーを司る巨人。
他の兄弟と比べ精神的に幼く、意味もなく踊ったり動き回ったりとじっとしているのが苦手。
時計『顔の時計』がモチーフ。
体長:55メートル
体重:5万2千トン
タローマンと同時に生まれ、彼と正反対の性質を持つ巨人。
絵画『黒い太陽』と太陽の塔背面の「黒い太陽(過去の顔)」がモチーフ。後にサカナクションの配信イベントでも起用された。
リバイバル上映版では彼のフィギュアが数量限定のムビチケカード購入特典として付属。
体長:39メートル
体重:8千トン
TVシリーズではタローマンに技「雷人」を授けたという設定で登場した奇獣。水差し男爵と同じく正義寄りの奇獣である。
『タローマンカード』によると他のでたらめ兄弟たちを見て着いてきたらしい。つまり彼は兄弟ではない。
8兄弟と言うが、実は今回もう一人参加している。
それが誰なのかはぜひ劇場で確認してみてほしい。
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特別ゲスト2(ネタバレ注意) |
前番組『大権威ガ・ダーン』の主人公。
権威棒を振りかざし、権威の力で敵を倒す。
パイロット版のみ作られた『太陽仮面サンタワー』の主人公。
屋根を突き破るようなパンチが得意技。
終盤、彼らもタローマンの味方として登場する。
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奇獣
1970年では依然として人類を脅かす存在だが、未来世界ではでたらめが排除されたことで、奇獣たちも弱体化・減少している。
「ヤダ~」「それはそれでいいじゃないか……」
「おおっと、また水を差してしまったようですな。」
体長:56メートル
体重:4万9千トン
絶妙なタイミングで現れては水を差していく紳士奇獣。
ただし基本的には人類の味方寄りであり、言動も極めて紳士的。人類の敵に対してのみ水を差すことが多い。
体内の水が尽きると死ぬらしい。
タローマンとは話が合わず、「おたがいにすこし嫌い」な関係。まあタローマンはガチで水差しとして使おうとするので…
未来では
髭が白くなって再登場。
彼がいなかったら危なかった場面も多く、人気投票でタローマンを差し置いて1位になったことに納得した視聴者も多かった模様。
……だが、
最後の最後にとんでもない場面に水を差してしまう。
モチーフは岡本太郎デザインのガラス製水差し『水差し男爵』。
これはメッセージ性の追求より日用品に洒落を加えることを目指したような作品であり、彼の立ち振舞いもその辺が関係しているのだろうか。
オープニングに登場する「三大奇獣」の1体。
あらゆるものを飲み込み栄養へ変換し、「夢の卵」を産み落とす。
この卵は非常に美味らしく、それを知ってか知らずか現れたタローマンによって、夢の鳥本人は雑にぶん投げられ、空力加熱でローストチキン化。さらに卵は目玉焼きにされ、そのまま優雅に朝食として完食された。
モチーフは岡本太郎デザインのティーポット『夢の鳥』。
劇中ではサラリと流されているが、ノンと並びシリーズで初めて直接的な人間殺害描写を見せた奇獣でもある。
「三大奇獣」の1体。
独特の鳴き声で人々を引き寄せ、強烈な火炎を吐き出す。
水差し男爵による妨害すらものともせず街を火の海へ変えたが、朝食を作りに現れたタローマンに首(?)を蹴り折られ、夢の卵を焼くためのコンロ代わりにされてしまった。
モチーフは岡本太郎デザインのライター『火の接吻』。首をへし折られたような状態が元々のデザインである。
太郎本人も「芸術を生活へ持ち込む」ことに肯定的だったため先述の『水差し男爵』や『夢の鳥』ともどもこういうTAROワークスの日用グッズの類は当時結構あった。
こうした奇妙な実用品群もまた、彼の作風を象徴する存在と言える。
「三大奇獣」の1体。
自らの頭部を模した円盤に乗り、集団で行動する宇宙存在。
「ノン!」の一言で対象そのものを否定・消滅させる能力を持ち、
犠牲者は服だけを残して消えてしまう。
しかしタローマンには能力が通用せず、円盤を破壊された挙句、
フライパン代わりに使われるという酷い目に遭った。
未来では「ノンの精神」を掲げ、CBGという秩序そのものを否定するため原始同盟と共闘している。
モチーフは立像『ノン』。名前の由来はフランス語の否定語「Non」。
TVシリーズ第21話には「否定奇獣 Mr.ノン」も登場しており、人気投票では2位を獲得するほどの人気を誇るが、本作との関係性は不明。
体長:58メートル
体重:6万7千トン
「いやったらしい泥」から生み出された(原文ママ)原始同盟の巨大戦力。
TVシリーズ第19話および劇場版『縄文大仰天』にも登場した古参奇獣である。
縄文土器特有の、荒々しく躍動的な生命力を体現したような姿をしており、それを目の当たりにしたタローマンも珍しく「なんだこれは!」と感嘆。TVシリーズ以上のでたらめさで応戦する。
モチーフは彫刻『縄文人』。
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過去のタローマンの戦闘データを完全再現し、“本物同然のでたらめ”を実現したという触れ込みだったが……。(ネタバレ注意) |
残骸はでたらめを失ったタローマンが展望台へ擬態する際の素材として再利用され、さらにアイキャッチでは『変身サイボーグ』風のバイク形態となりタローマンに乗り回された。
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※厳密には奇獣ではないが便宜上ここに記載。
未来CBGの機械常識人間たちが搭乗する巨大人型ロボット。複数機存在する。
片腕にはミサイルとして射出できるドリルを装備し、さらにでたらめ数値(単位はdtm)の測定機能まで備える。
モチーフは岡本太郎デザインの建築物『マミ会館』。1980年代に発売されたOVA版にもリファインされて登場した。
体長:59メートル
体重:5万5千トン
本来は莫大なエネルギーを秘めた危険な奇獣だが、すでにメキシコで死亡・放置されており、未来CBGによって回収・復元された。
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過去の悲劇を伝える展示物として宇宙大万博へ運び込まれるが……。(ネタバレ注意) |
その正体は、秩序防衛軍最強戦力「破壊の奇獣」。
TVシリーズの奇獣軍団ですら束になっても敵わない圧倒的パワーに加え、相手のでたらめエネルギーを吸収する能力まで持つ。
タローマンと地底の太陽の気持ち悪すぎる連携で撃破されるが、その直後、さらに4体の試作品が現れ……。
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モチーフは壁画『明日の神話』。
第五福竜丸の悲劇を基にした作品と言われており、太陽の塔と並ぶ岡本太郎の代表作。
京王井の頭線渋谷駅改札前のコンコースに展示されており、見たことのある人も多いはず。
メキシコにあったというのも、この作品がしばらくメキシコで行方不明になっていたためか。
TVシリーズでも現状未発見の第27話に登場したとされる。
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TVシリーズにもレギュラー悪役として登場した宇宙人。(ネタバレ注意) |
「素晴らしいですな。我々もパビリオンを建ててまで協力した甲斐があるというもの。」
TVシリーズにもレギュラー悪役として登場した宇宙人。
未来の世界でも生き残っていたようで、でたらめエネルギーの裏取引に現れる。
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劇場版『タローマン大統領』では奇獣島の仲間として登場したが、今回は宇宙大万博を見に来た宇宙人観光客として登場。
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実は…(ネタバレ注意) |
河童星人と同じく、地球に来た真の目的はでたらめエネルギーの裏取引にあった。
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- 飛行奇獣 森の掟
- 梵鐘奇獣 歓喜
- 予知奇獣 未来を見た
- 癇癪奇獣 駄々っ子
- 高速奇獣 疾走する眼
- 双腕奇獣 赤い手・青い手
- 巨顔奇獣 にらめっこ
- 自然奇獣 石と樹
TVシリーズに登場した奇獣たち。にらめっこと石と樹は現状次回予告のみだが
終盤、意外な形で出番がある。
万博会場基地でCBG隊長が叱責される場面に登場する蟹みたいな小型奇獣。
未来ではでたらめ人間居住地区の怪しい露店で売られていた。
モチーフは絵画『海辺』。
宇宙大万博会場でモブ的に映り込んでいる奇獣(※奇獣ではないかもしれないが、TVシリーズ16話には奇獣として登場した)。
モチーフは制作中止となった映画『怪人ラプラスの出現』用に岡本太郎がデザインした怪ロボット。
原始同盟の地下アジトでモブ的に映り込んでいる小型奇獣。1カットのみの登場だがインパクトは抜群。
モチーフは信楽焼『座ることを拒否する椅子』。
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最大のネタバレ注意! |
「なぜ解らんのだ、秩序と調和こそが世界に必要だと!すべてCBGのエネルギーとなるがよい!」
「どうだ、でたらめだろう!でたらめだろうが!私だって、でたらめなことぐらいできるのだ!!」
試作明日の神話軍団を撃破された司令官が「未来を視る」へ奇獣群を吸収・融合させた結果誕生した、本作の真のラスボス。
でたらめと秩序が両方備わり最強の存在になったと豪語し、でたらめと秩序のパワーを合成させて放つ「対極主義光線」によって地底の太陽を瞬殺。
さらに司令官自身の暴走によって、ますます巨大かつ異形のでたらめ存在へと変貌していく。
……だが、でたらめという土俵において、タローマンに勝てる者など存在しないのだ。
モチーフは1985年に 茨城県・筑波研究学園都市で開かれた「科学
万博
つくば'85」のために作られたオブジェ『未来を視る』、
そして
岡本太郎が絵画の中で繰り返し描き続けた「眼」という概念そのもの
である。
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体長:70メートル
体重:25万トン
しかし過去・現在・未来を繋ぐ莫大なエネルギーを秘めており、終盤では物語そのものを左右する存在となる。
太陽の塔で始まり、太陽の塔で終わる。
まさしく本作を象徴する奇獣と言えるだろう。
追記・修正は宇宙大万博を成功させてからお願いします。
登録日:2025/09/05 Fri 01:30:00
更新日:2026/08/08 Sat 17:13:12
所要時間:約 12 分で読めます
本当の概要
『大長編 タローマン 万博大爆発』とは、1970年に公開された
という体で2025年に公開された、『
TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』の新作劇場映画である。配給はアスミック・エース。
企画自体は2023年頃から始動していたが、公開時期が2025年頃になると判明したことで、ちょうど開催時期が重なる大阪・関西万博(EXPO'25)と絡める案が浮上。
そこから「太陽の塔」を中心に据えた今回の物語へ発展していったという。
なお、「本来は総集編+新撮予定だったが完全新作へ変更された」というエピソードは実話。
また、前述した「岡本太郎による企画への言及」は、実際には岡本太郎記念現代芸術振興財団理事長兼・岡本太郎記念館館長である平野暁臣さんの発言である。
とはいえ、配給側から出せた予算は“ファンムービーとしてはかなり頑張った”程度の規模であり、監督の藤井亮にとっても本格的な長編映画は初挑戦。
撮影・制作現場では文字通り何度も「死ぬかと思った」レベルの苦労があったらしい。
この辺りの制作秘話はパンフレットに詳しく掲載されているため、興味があるならぜひ一読をおすすめする。
そうした厳しい制作環境の中でありながら、本作は単なる悪ノリ映画に終わらず、岡本太郎の思想や芸術観を真正面から取り込んだ作品として完成。
秩序とでたらめ、常識と爆発、破壊と祝祭──それら相反する要素が奇跡的なバランスで同居しており、まるで岡本太郎作品そのもののような映画に仕上がっている。
公開時期には『
鬼滅の刃 無限城編第一章』『
8番出口』『
国宝』といった大作映画が並んでいたうえ、上映館数も90館未満とかなり小規模だった。
しかし口コミを中心に評判が拡大し、
初日満足度ランキング1位を獲得。さらに公開10日間で興行収入1億円を突破するという、極めて異例のヒットを記録した。
ところで、その結果に対して当のタローマンがどう反応したのかというと……。
余談
- 映画の初報公開日は2025年4月24日だったのだが、この日は『ウルトラマンオメガ』の情報解禁日でもあった。
その結果、X(旧Twitter)ではタローマンとウルトラマンが同時にトレンド入りするという異常事態が発生。- さらに翌4月25日には『ゾンビランドサガ』劇場版の情報も解禁。
しかも舞台設定が「2025年の佐賀万博」という、まさかの万博ネタ被りまで起きてしまった。
- 加えて、この年のNHK大河ドラマのタイトルは『べらぼう』。
EXPO'25といい、べらぼうといい、相変わらずいろいろなところと正面衝突事故を起こす巨人、タローマンである!
- 公開直後から「応援上映を開催してほしい」という声が多数寄せられていた本作。
一方で「タローマンを応援していいのか?」という意見もあったとか無かったとか。- すると公開2週間後、公式からまさかの「応援してはいけない上映」開催決定が発表された。
しかも上映前注意では「タローマンを応援してはいけません」と真顔で念押しされる徹底ぶり。
声出しOK! 風来坊「タローマンを応援してはいけないよ!」(公式X告知より)
- 入場者特典は、1週目がタローマンのキラキラカード、2週目が劇中イベント「宇宙大万博」のチケット風カードと比較的まともなもの。
しかし3週目になると、存在しない映画の映画チケットが配布されるという、急激にでたらめな方向へ突入。
「もはや本映画は一切関係なし!」(アスミック・エース公式キャッチコピー)- 4週目の入場者特典は流石に無いと思われていたが、109シネマズ上映館限定で、なんと『べらぼう大将一番星』復刻チラシが配布された。
「もはやタローマンではございませんが」(公式サイト掲載文より)
- さらに2026年3月、都内で開催された『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』『タローマンヒストリア』『帰ってくれタローマン』『おやすみタローマン』そして本作を休憩なしで連続上映する狂気のイベント「応援してはいけない上映」でも、「復刻の復刻」として再配布された。
- 内閣官房「昭和100年」関連施策推進室の公式アカウントにて、本作が昭和100年関連コンテンツとして紹介されてしまっている。いいのか?
- 岡本太郎が日用品デザインを好んでいたのはホント。そのため『水差し男爵』『夢の鳥』『火の接吻』の元ネタとなった作品群は、実際に水差し・ティーセット・ライターとして使用可能である。
もっとも1970年代当時の商品なので、現物入手難易度は極めて高い。- 太郎はこうしたインダストリアルデザインを幅広く手掛けており、『実況パワフルプロ野球2024-2025』プレイヤーにもおなじみの、大阪近鉄バファローズ旧ペットマークも彼の仕事。
角を立てた猛牛を極限まで簡略化したあのデザインは、当時の監督・千葉茂との縁から実現したものだと言われている。- 現在でも実用に供されているのを目にできるものとして、高速バス「はかた号」「どんたく号」のうち西鉄バス持ちの車輛の塗装デザイン制作がある。
「そう、水曜どうでしょうメンバーの尻に甚大なダメージを与えた乗り合いバス、はかた号である。」
- 本作は上映館数・上映回数ともかなり小規模だったが、かつて大阪万博会場だった109シネマズ大阪エキスポシティでは比較的優遇された上映が行われていた。
- 劇場内にはタローマンや水差し男爵のスーツ、
存在しない劇場版ポスターなども展示。さらにキービジュアルは、
「ここ、太陽の塔に一番近い映画館で観るべき映画ナンバーワン!!!」
という勢いだけで押し切るコピー付きで大々的に掲出されていた。
館内柱の電光掲示板までタローマン仕様になるなど、劇場側の熱量も非常に高かった。
- また、すぐ隣の万博記念公園には実在の太陽の塔や、EXPO'70関連展示を行う「EXPO'70パビリオン」も存在するため、聖地巡礼的に訪れるファンも多かった。
- 大手シネコンで上映終了が相次いだ9月以降も、ゲスト登壇付き「応援してはいけない上映」やTVシリーズ込みの一挙上映イベントを継続。最終的には2026年1月中旬まで、およそ5カ月に及ぶロングラン上映となった。
- 三井住友海上が、
何をどう間違えたのか本作とのコラボを実施。「CBG奇獣防災教室」という体裁で、防災啓発動画をYouTubeやX上に公開した。
内容自体は普通に役立つのだが、タローマンは開始数秒でスタジオセットを破壊して追い出され、「どちらかと言えば災害側の巨人」と評されるなど、やはり通常運転だった。- 「三井住友海上は映画『大長編 タローマン 万博大爆発』を応援しています」
高津博士「いや、応援しないでください。タローマンは応援されるとダメになるのです!」
- そして2025年末の『NHK紅白歌合戦』にサカナクションが出演した際、歌唱中、山口一郎が突如としてタローマンの頭部付きの棒を取り出して掲げたことで、お茶の間を騒然とさせた。その後、サカナクションやタローマン関連イベントへ同様の棒を持参するファンが続出したのは言うまでもない。
- これはリハーサルにも存在しなかった完全サプライズ演出だったらしく、視聴者のみならずタローマン制作陣までもが「なんだこれは!」状態に。当然SNSトレンドにもタローマンが急浮上した。
- なお紅白は秒単位で進行管理される超厳格番組であるため、山口は後でスタッフにかなり怒られたらしい。
- この棒は通称「べら棒」と呼ばれている。本番10日ほど前、山口が知人の造形師へ「サプライズで使いたいので作り方を教えてほしい」と相談したところ、
「そんな面白そうな話、むしろ参加させろ」
とノリノリで協力してもらえたという。
- 山口本人はタローマンについて、
「うつ病で苦しかった時、タローマンが仕事をくれて助かった。でも恩はもう返したと思っている」
と語っている。ツンデレか?
- なお、現物の「べら棒」は現在、サカナクション所属事務所に保管されている。
- ちなみに公開当初、一部ファンの間では「映画冒頭で夢の鳥に襲われる農民役は山口一郎本人では?」という説が存在していた。しかし2026年4月のトークショーにて、監督自ら「山口一郎さんとは別人です」と明言している。
追記・修正は秩序もでたらめも大事にしてお願いします。
- 勢いのまま建ててしまいました。記憶だよりで書いてるので間違いあると思いますので、どんどん追記修正してください。あと、皆映画見に行ってね! -- 名無しさん (2025-09-05 01:53:34)
- ちょうど、映画館で観てきた自分にとってタイムリー過ぎる記事。作成乙です!! -- 名無しさん (2025-09-05 02:20:36)
- ストーリーがしっかりしていて逆に残念だった -- 名無し (2025-09-05 03:03:19)
- 地底の太陽が縄文土器と一緒に埋められたタローマン、ってのは示唆される程度で、名言はされてなかったような -- 名無しさん (2025-09-05 07:07:22)
- はっきり言って初代ウルトラマンを初めて見た時の感動に近い”特撮”の傑作だった。あらゆる手を使ってミニチュアを作り撮影する手法に藤井監督に円谷英二監督が乗り移ったような感じさえある -- 名無しさん (2025-09-05 07:15:56)
- TV版がタローマンのでたらめさを描ききったのなら、こっちは岡本太郎の「秩序とでたらめの二律背反」を表している -- 名無しさん (2025-09-05 07:21:48)
- 105分の映画というよりは5分×21の映画という感じで場面転換がすごく多い。瞬間瞬間に全力を尽くすというタローマンらしい映画(褒め言葉) -- 名無しさん (2025-09-05 08:11:21)
- 山口のトークパートはマジで酷い(誉め言葉)。たった今見終えた映画の存在しない記憶を赤裸々に騙るんで頭おかしくなる。 -- 名無しさん (2025-09-05 08:22:51)
- あらゆる意味で、映画館で見るべき映画だと思う。特に後半のあの演出は「なんだこれは!?」となること請け合い -- 名無しさん (2025-09-05 10:18:28)
- タローマンのくせにちゃんとした脚本してやがる -- 名無しさん (2025-09-05 11:49:18)
- エランのストップモーション風の表現とか逆に大変になってそうな昔の撮影方法の再現がすごい -- 名無しさん (2025-09-05 11:51:05)
- 一緒に見に行った前情報無しの友人が死ぬほどつまんなそうに見てたけど個人的には大傑作だった。TVシリーズの視聴必須で万人には絶対勧められない -- 名無しさん (2025-09-05 11:51:38)
- サカナクション『奇獣』は無いのか‥ -- 名無しさん (2025-09-05 12:22:32)
- 小さい子が一緒の親子連れが結構いた。ついでにお爺ちゃんお婆ちゃんたちも結構いてああリアタイ勢かな…とか考えた所で?となった。なんだこれは -- 名無しさん (2025-09-05 12:23:51)
- 観客に子供多いよね。やっぱりNHKの番組なんだなぁと。↑子供の頃見た気がするというない記憶が湧いて出る人もちょこちょこいるので正常だよ(でたらめる)。 -- 名無しさん (2025-09-05 12:28:52)
- なんだよ!変身ポーズって! -- 名無しさん (2025-09-05 15:22:08)
- でたらめでべらぼうな話なのに黒幕がでたらめになりきれなかった悲哀と大人になったあの人の愛憎が真面目に切ないのもなんだこれは! -- 名無しさん (2025-09-05 15:37:07)
- 劇場なのに「くたばれ!タローマン!!」で爆笑しちゃった。 -- 名無しさん (2025-09-05 19:33:14)
- タローマンのくせにちゃんとした脚本で普通に面白い展開だったのが残念(褒め言葉)でした -- 名無しさん (2025-09-05 22:59:36)
- 書籍とかで設定されていたタローマン・アンダーグラウンドから、なんで地底の太陽に改名したんだろう -- 名無しさん (2025-09-06 01:53:53)
- どちらかといえば災害側の巨人…いやまあ確かにそうだけどそれ言うんだ…笑 -- 名無しさん (2025-09-06 02:51:59)
- 未来からはでたらめがなくなっている、これは割と本当の話だったりはするんだよなぁ -- 名無しさん (2025-09-06 11:55:51)
- 人造タローマンとかモラルマンとかの一発ギャグみたいな描写が司令官の素性を踏まえると滅茶苦茶重くなる… -- 名無しさん (2025-09-06 13:55:03)
- ↑モラルマンのアニメで相棒みたいに並び立っていた人があの人にそっくりな顔なのがね…… -- 名無しさん (2025-09-06 14:00:17)
- 監督繋がりで日本建設工業のCMに出てたウギョ〜が友情出演してたのは笑った -- 名無し (2025-09-06 18:24:35)
- 未来でも地球が無事…などという安定を嫌う美の巨人タローマンである -- 名無しさん (2025-09-07 01:29:04)
- 奇獣による人間の殺害描写がある……まあ本編でタローマンが割と何度も殺ってたから今さらかもしれない -- 名無しさん (2025-09-07 13:59:37)
- 水差し男爵が緑のおじさんことシャリア・ブルと比較されたりするけど、もう一つガンダム要素あったね。ガンダムというか"GUNDAM"だけど -- 名無しさん (2025-09-07 23:05:43)
- OP流しながら上下の枠外すところドストレートに感動したな -- 名無しさん (2025-09-08 00:08:29)
- TV版の地球爆発を越えるラストを作れるのだろうかと思っていた期待を裏切らない作品だった -- 名無しさん (2025-09-08 13:52:53)
- ↑5なんかウギョーっぽいのいない…?(確認して)本当にウギョーなのかよ!ってなった -- 名無しさん (2025-09-08 14:12:32)
- 未来世界の不良が昭和から来た隊員の「普通の」行為のポイ捨てとかにビビりまくる件すき 現実の70年万博の動画見るとポイ捨てされたゴミが散乱しててびっくりする -- 名無しさん (2025-09-08 15:08:52)
- 明日の神話のデザインがめちゃめちゃ好き。妙に怖いんだよね -- 名無しさん (2025-09-08 22:19:13)
- 未来世界の万博会場の地下から地底の太陽出てくるの、今の万博会場のある若洲にオリジナルが埋め立てられてる説あるからなのかもしかして -- 名無しさん (2025-09-09 11:53:28)
- ↑15帰ってきたウルトラマンが後付けでウルトラマンジャックになるのに比べたら、タローマン・アンダーグラウンドが地底の太陽になるなんて誤差だって -- 名無しさん (2025-09-09 23:12:33)
- この程度当たり前です、という言い回しは幾度となく聞いたけどこの程度常識です、は盲点だった -- 名無しさん (2025-09-11 10:37:38)
- エラン役の岡村渉さんはタローマンのスーアクで、裂けた顔役の谷啓吾さんは地底の太陽のスーアク。 -- 名無しさん (2025-09-11 17:03:55)
- タローマンと共闘して明日の神話を倒した地底の太陽とでたらめ8兄弟の地底の太陽って別人なの?てっきり吹っ飛ばされた地底の太陽が助けてもらったのかと思ってたよ。 -- 名無しさん (2025-09-11 17:12:17)
- タローマンが埋めた分身が地底で成長したらあの姿になったらしいね -- 名無しさん (2025-09-12 07:21:17)
- ラストのシーンって「2001年宇宙の旅」のパロディだよな。つまりあの世界の人類はモノリスじゃなくてタローホーンに触れて進化したってことに? -- 名無しさん (2025-09-14 10:20:11)
- ガ・ダーンとサンタワーの召喚シーンが後のウルトラマンXの映画のゲストウルトラ戦士の登場シーンにオマージュされたのは有名な話だよな -- 名無しさん (2025-09-16 09:43:40)
- でたらめ8兄弟に雷人がいたのは地球に向かう一行を見てどさくさ紛れに混ざり込んだからだとか -- 名無しさん (2025-09-21 04:32:46)
- エランと風来坊の関係性が好き 同じ機械の体を持ちつつ、エリートハイテクと人間臭いローテクの凸凹感 脳外して語り合うシーンは絵面のインパクトこそ凄いが同族のシンパシーも感じられて好き -- 名無しさん (2025-09-22 00:03:34)
- ↑そんなシーンの後に機能停止したエランを武器にして風来坊がチャンバラ始めるんだからもう笑うしかない。しかも振り回されるためのエランの人形が恐ろしいほど本人にそっくりだし -- 名無しさん (2025-09-22 19:10:54)
- タローマンは元々1972年に放送されていた設定だったはずが、テレビシリーズ人気を受けて制作されたはずの劇場版が1970年に上映されたという妙な時系列の逆転がある。高津博士の言うところの逆因果なのかもしれない。 -- 名無しさん (2025-09-22 20:11:38)
- 最後の「人間 岡本太郎」は素直に感動した -- 名無しさん (2025-09-22 22:38:32)
- 2号生きてるしたぶんテレビ版とはパラレルなんだろうけど芸呪ENDと芸爆ENDどっちの方が人類にとって幸せなんだろうか -- 名無しさん (2025-09-27 17:33:11)
- ↑巻き添え食らった駄々っ子みたいに普通に生きてる奇獣もいるし、でたらめな存在故に生死に関してもでたらめなのだろう -- 名無しさん (2025-09-28 19:25:50)
- 興行収入2億突破おめでとう。監督が預金をマイナスに飛び込ませてでも作った大作が世に認められましたね -- 名無しさん (2025-10-21 11:22:50)
- 水差し男爵は水を出すバンクが白髭なので黒髭で映ってるほうが珍しいという -- 名無しさん (2025-11-01 16:00:29)
- 『特撮』で言えばウルトラやライダーを超えていると言える -- 名無しさん (2025-11-30 13:33:16)
- タローマンはあえて失われた過去の成分を取り入れた新鮮な作品だった -- 名無しさん (2025-12-30 20:02:00)
- NHK-BSで視聴。ウギョーがしれっと出てたとこは笑った。あとアレをベリベリして戦うシーンは本当にビビったわ。さすがでたらめの巨人 -- 名無しさん (2026-03-08 23:54:05)
- BSで映画放送した次の週の日曜美術館、岡本太郎がピカソを語る内容なのはNHKの援護射撃なんだろうかw -- 名無しさん (2026-03-14 07:37:50)
- 自分はNHK-BS、つまり自宅でテレビの放送でこの映画を見たものの、去年夏の公開時にわくわくして映画館に行った人が初っ端からあれを見てその後の最後まで見たのかと思うと、その衝撃はどれほどだったかと笑えて来る。映画館で見た方がでたらめっぷりを感じたんだろうなと思った -- 名無しさん (2026-03-14 07:44:31)
- フランスのグラインドハウス映画祭なる映画祭で審査員賞を受賞。岡本太郎はパリに10年住んでたぐらいなので、縁のあるフランスの映画祭で賞を貰えるとは良かった -- 名無しさん (2026-05-01 20:33:33)
- タローマンは賞をもらっても即ポイ捨てするだろう光景がすぐ浮かぶ -- 名無しさん (2026-05-12 20:04:30)
最終更新:2026年08月08日 17:13