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テラカオスバトルロワイアル外伝
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The Game

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だれでも歓迎! 編集

The Game  ◆Edge/4/OY.


 変哲もない木造建築物、シャッターが降りている小さな商店、とても人が泳げそうもない薄汚れた川、
 全身が鏡張りであるミラービル、アスファルトで舗装された道路と部別無く太陽の光が燦々と都会を照らす。
 そんな太陽が浴びている一つの徒広い大通りの中央を、暑さによって吹き出てくる汗を手でぬぐいながら
 一人の鞄を背負った平々凡々な青年が闊歩する。

「こんな大通りなのに誰もいない…… 本当にバトロワの世界に入っちまったのかよ……!」
 誰に言うことでもなく、彼は一人現状を愚痴る。
 だが足を止めることはしない、何故ならば止めた瞬間に自分は逃避の世界に入ってしまいそうだから。

 そんな歩くことによって現実逃避を回避しているその青年の名はイナバ物置の人
 無論本名ではない。 だがこの世界において彼が名乗っていた名はこの名であるからにして
 そう呼ばせてもらう事にする。
 彼自身もどういう訳かこの名であるような予感はしている。

 さて、お気づきの方もいるであろうが彼はこの殺し合い、『バトル・ロワイアル』については何かを知っている。
 もっとも、彼には音速を越える拳もつ超人でもなければ非科学的現象を起こす魔法戦士でもない。
 身体検査やレントゲンしても何も出てこない。
 かと言って100年に一人の神域でも、IQ200越えの天才でもない。
 至って普通の家庭を持ち、至って普通の友を得て、至って普通の生活をしている、何事もない一般人である。
 ではどうして彼はこんなにもこの世界(この場合の世界とは今の状況を示す)に詳しいのであろうか。

 それは彼が『書き手』と呼ばれる、この世界において超人でも天才でもない第三の特殊な運命を辿った人間であるからだ。

 書き手とはその通り何かを書く者の意である。
 だが今においてはそんな広域の意ではない。
 この世界における書き手とは『バトル・ロワイアルパロディの書き手』の意味である。

 バトル・ロワイアルパロディ書き手、略されてパロロワ書き手と呼ばれる人間は
 小説バトル・ロワイアルを元にした二次創作をネット上で執筆している方々である。
 人気があるアニメ、漫画キャラクターを容赦なく殺人を犯させ血潮や鮮血を流させる、
 端から見れば非人道的である行為させ楽しんでいると思われかねない者達である。
(もちろん書いている者達は至って普通の生活をしている人の方が圧倒的に多い、
 あくまでそういう創作をひとつの趣味として楽しんでいる人々だと補足しておく)

 だが数年ほど前、その書き手たちが一斉にネット上から音沙汰なしに消失する事件が発生。
 それによりパロロワ書き手は激減。
 現在もその者達の行方を知る者は誰もいない。

 話が大分それてしまったが、とにあれ彼ことイナバ物置の人はそんな数奇な者達の一人なのである。
(余談だが書き手が大勢消失した際、彼はまだデビューしていなかった)
 だから彼はこの殺しあいについてのノウハウ、セオリーを持っている。
 何故ならばそんな状況に遭うキャラクターを書いていたのだから。

 そして自分が何も力を持たない、ただの一般人であることも重々承知していた。
 だからこそ彼は自らの持つ殺し合いについてのノウハウ以外のことを考えていないのだ。
 冷静に考えたところで、これが本当に現実なのか、夢ではないのか、そんな弱い考えしか浮かばないだろう。
 だって自分は何の力を持たないただの人間なのだから。

「ったく……! たしかに俺はパロロワを楽しんでいたさ……! だからと言って殺し合いをしたいなんて言ってねえぞ……!」

 誰一人耳に入らないであろう状況でありながら、イナバ物置の人は言葉を漏らす。
 太陽はまだまだ休まろうとはしない。
 何でこんな暑苦しい時間帯から開始するんだ、もっと涼しい時間帯から始めろよ。
 これじゃあ何かをする前にへばってしまう、そんな気候についての文句を脳内で吐いている時であった。

「……っ?」

 絶え間なく汗も吹き出してくる暑さの中、彼は常識を逸するほどの悪寒を感じる。
 瞬間全身の汗は凍てつき、さぶイボが全身から生えてくる。
 イナバ物置の人はその悪寒のする方向へと目を運ぶ。


 そこには自分より幾つか年上であろう男がいた。
 触手や角、その他諸々非現実的な物体は装着されていない、見た目は至極普通な格好である。
 見た目だけは。

 その人物が醸しだす雰囲気は冷たく、悲しく、そして恐ろしい。
 極めつけは目だ。
 目が現代生活では決して会うことがなかった、そんな尋常ではない目をしている。

 イナバ物置の人はそんな人物を目を合し、何もしなかった。
 いや、何も出来なかった。 動くことすらも。
 動けないのだ、恐怖からか、感動からか、それともパニックからか、もしくは全部なのか、
 それとも全部違うのかもしれない。
 ともかく、イナバ物置の人は男をじっと見つめることしか出来なかった。

 そんな雰囲気を持った男は一歩一歩イナバ物置の人に近づく。
 最初に見つめ合った距離からはみるみる近づき、今は真正面とも言っても過言ではない8メートルほど先で立ち止まった。
 イナバ物置の人はそれを見て何か口走ろうとするが、それが出来ない。
 彼が出す異様さにまだ対応できない。
 やっとの思いで喋ろうと決意したとき、彼より先に男のほうが口を開いた。

「6/…… WWxs…… 9O1s…… だったかな……? 俺の名前は」
「えっ…… あ、あんたがあの6/氏なのか……?」

 男が口にしたのは自分の名前であった。
 当然本名ではない、だがイナバ物置の人はその名を知っていた。


「あっ…… あ、俺の名は…… あーイナバ物置の人だ! たぶん…… それで俺は…… 伝説のアンタが居なくなった後に、
 アンタが伝説を作ったあのロワで書かせてもらっている…… あー、いうなら後輩って奴だ! いやあ、まさかこんな所で
 伝説の人に会えるだなんて…… 本当に殺し合いじゃなきゃ……」
「後輩…… か、あのロワはまた続いているのか……?」
「もちろんだとも! アンタが新たなる息吹を吹きこんでくれたおかげで、他のロワと一味も二味も違うロワになっているぜ!」

 イナバと6/は同郷であり、先輩後輩である。
 無論6/はイナバを知らない、だがイナバは6/を知っている。
 イナバは正直なところホッとした。
 まさか消えた書き手の一人が不本意な場所ながらも遭遇できたのであったから。
 共に一般人であるが書き手、一人では悩ませることしか出来なかったが、
 二人ではともに支え合うことが出来る。
 それに今自分の眼の先にいる人物は伝説の人。
 自分よりも遥かに現実を理解してこの殺し合いを打破できるかもしれない。

 そう思ってイナバは6/のもとへと近づこうとする。
 だがその刹那、6/は左腕を掌を見せながら顔の高さまで挙げ、イナバの行動を静止する。
 イナバはそれに対して一瞬虚をつかれ足を止める。
 そして6/が口角を広げ言葉を放つ。

「お前……人を殺したことがあるか……?」


 無表情に等しい声質で6/はイナバに不気味な問いかけをする。

「はぁ……? 人だって? そりゃあ書き手やってたら……」
「違う…… ロワの話じゃない、現実、で…… だ」
「げん……? アンタ何いってんだ? そんな事あるわけ無いだろう!?」

 訳のわからぬ言葉に調子を狂わせながらも、イナバは純粋に答える。

「そうか…… 俺は…… ある。 何度もだ」

 呟いたその瞬間、6/はイナバに挙げていた左掌を広げ、右手で左手人差し指を掴んでいた。
 そしてぐしゃり。
 生々しい音が屋外に関わらずに響き渡る。
 あろうことか6/は自身の右手で左手人差し指をもぎり取ったのである。
 アスファルトの地面に叩きつけられる指。
 その指を四本の指しか存在しなくなった左手で鉄仮面被っているような面で拾い上げ、
 ギュッと人差し指を握りしめる。

 卒倒しそうになりつつも何とか耐えて意識を保つイナバ。
 だがそんな彼をさらに不可思議な現象を彼を襲う。
 なんと、6/の左手はすでに5本に戻っていたのだから。

「自己再生機能っていうのかな? 本当はどっかで激痛が走ると思うんだけど、俺は既に慣れちゃったから……」

 6/は左手を握る開くを繰り返す。まるで左手が何事もなかったかのように。

「俺は…… 何人も殺したことがある。 敵、味方、相棒、友、好敵手、恋人、大人、子供、男、女、同性愛者、化物、
 たくさん殺してきた。 そして俺は…… 生き残ってしまった。
 そりゃあ三度目くらいまではさ、主催者を打倒したさ。
 仲間や愛した者を失いながら精一杯にな。
 だけどさ、終わらねえんだよ、俺に振りかかる殺し合いが。
 四度目も打倒しようと思ったけど、対抗出来る人間がいなくて結果、初めっから乗っていた奴を倒して優勝した。
 五度目も同じさ、だけど今度は愛しあった奴を殺して優勝したさ。
 六度目は人質を取られて仕方なく人殺しをしたさ、気づいたら俺が一番人を殺していて優勝していた。
 この辺りだったかな? この再生能力を手に入れたのは?
 七度目は優勝を狙いに行った、好敵手と呼んでいい奴を殺して優勝。
 八度目は……もう考えなくなったな、無茶無謀もした、だけど生き残っちまった。
 そして俺は優勝商品に俺を殺してくれと頼んだ、だけどその主催は最低な野郎でな、
 あろうことか約束を反故してかわり俺をもう一度殺し合いに参加させやがった」

 もうわかるよな? と最後に付け足し6/はイナバを見つめた。

「なあ、お前。 俺を殺せるか?」
 感情も思いも何も含まれていない言葉をイナバに向けて言い放つ6/。
 イナバはどこも動かせなかった。
 何度も述べるように全身が言うことを聞いてくれない。

「言っとくが俺は自殺なんてもんはとっくに試したんだぜ? だけど死ねなかった。
 多分自分がやっているから本能的にセーブしちまうんだろう。
 それと化け物でも怪物でも何とでも思えばいい。 俺を殺せるのならば」

 煽りながら一歩、また一歩と6/はイナバのもとへ近づく。
 右手の形は手刀の形だ。

「だが俺を殺せないのなら、俺はお前を殺す」
 イナバまで残り十歩。

「今に言う必要もないと思うが、俺の力は怪物以上になっちまった」
 イナバまで残り九歩。

「いつ手に入れたっけか…… たしか優勝賞品で貰ったんだっけかな、それも昔の話か」
 イナバまで残り八歩。
 イナバは現状の自分が俯瞰視点で見れていた、何かの映画やドラマのように。

「俺はもう消え去りたいんだ。 もう最後にしたいんだ」
 イナバまで残り七歩。
 6/の一歩一歩が途轍もなくスローに感じた、これは所謂走馬灯なのだろうか。

「だから…… 殺せないのなら、俺は優勝して消え去るために…… お前を殺す」
 イナバまで残り六歩。
 所詮自分はただの一般庶民、モブキャラだったのだ。
 例えバトロワに選出されても、こうやって開始直後に殺されてしまうエキストラの一人なのだ。

「痛みはない、一瞬だ」
 イナバまで残り五歩、勢いを付けて腕を完全に伸ばしきれば確実に貫通する距離だ。
 そんな最後の一時まで、イナバは俯瞰でしか捉えることが出来なかった。
 夢も希望もない、この先の未来は自らの死。
 だから最後くらい、自分自身を他人としてみてみたい、書き手としての性だろうか?

 残り四歩。
 6/が勢いをつけるために一旦右腕を引く。
 諦観。

「伏せなさああああああああああああい!!!!!!!!!!」

 そして怒号。
 6/は思わず動きを止め怒号の方向へと目を運ぶ。
 イナバ物置はというと、俯瞰から主観に戻り言葉通りに勢い良くしゃがみ込む。

「ぬぅっ……!」
 イナバが伏せ前方の視界が完全に開かれたが時既に遅し。
 すでに6/の目と鼻の先に魔法弾らしき気体が彼に向けて突撃してくる。
 避けられるはずなどもとより無い。
 6/はその魔法弾に直撃、同時に彼の体を後方へとぶっ飛ばし、そのまま背後の建物のガラスを打ち破り柱へと激突。
 全身を強く打ったのか6/は思わず唸る。

 イナバはそんな6/を遠目で確認し、今度は怒声の聞こえて方角へと眼を見据える。
 そこにはどこからあんな声を出したのであろうかと言いたくなるような、小さな女の子が突っ立ていた。
「走って!」
「は?」
「いいから走りなさい!」

 再び少女はイナバに向けて叫ぶ、それに対してイナバは戸惑ったものの三度目の大喝に
 先程までの脱力状態とは打って変わって全力で少女のもとへと疾走。
 程無くして少女の目の前につくと、少女はガシッとイナバの腕を取り、こっちと一言いいだして
 彼を無理矢理引っ張り駆ける。
 抵抗するまもなくなすがままイナバは少女に腕を取られたまま、
 絶望を痛感した区域から脱出した。



 一方6/はガラスの破片を全身から振り払い、自分の状態を確認した。
「背骨は…… 無事か、負傷したところは…… ガラスに突っ込んだ両腕と柱に強く打った腰か…… 
 ま、軽傷だな。 直ぐに治っちまうし。 体力は消耗するけど、微々たるもんだろう」

 誰に聴かせるわけでもなく6/は負傷箇所を点呼。
 そのまま落とした鞄を拾い上げ、その場を後にする。

「結構重症かと思ったんだが…… 俺が強くなったのか、それともこのロワは制限が緩いのか……
 どちらにせよ、俺は俺より強い奴に会いに行かなきゃならねえ」

 ──俺を殺して貰うためにも──

 この世界の6/以外の6/を含め、
 あらゆる回数のバトル・ロワイアルを経験している◆6/WWxs9O1s。
 そんな彼の今回の決意、そしてスタンスは変わることはない。

【品川区/一日目・日中】
【◆6/WWxs9O1s@カオスロワ書き手
[状態]:腰打身(軽度 回復中)体力消耗(極少)
[装備]:
[道具]: 基本支給品一式、ランダム支給品1~3(本人未確認)
[思考]基本:死ぬ。
1:自分を殺すものを探す。

【備考】
※8度のロワ(内3度主催打破、内5回優勝)を経験しております。
※再生能力、怪力を持っています。


「ハアッ……ハアッ……」
「ここまで来ればもう安全だわ」
 一方少女とイナバは6/が見えなくあった後も全力疾走し続け、
 唯一活動している電車、山手線の駅のホームにだどり着いていた。
 イナバはホームに着くや否や、そこのベンチに倒れこむように座り込む。
 肩を揺らしながら激しく呼吸し、なんとか普通に話せる状態まで整えたイナバは、
 口角を広げ少女に目を合わせた。
「一体…… いや、その前に…… 何で俺を助けた……?」
「お礼の前に疑問? ……まあいいわ、こっちが好きでやったことだもの」
 イナバの言葉に呆れたかのように返す少女。
 その返事にアッという顔を現らわすイナバ。
「……すまない、助かった。 あのままだったら俺は間違い無く……」
「宜しい、で、私があなたを助けた理由は…… う~ん? なんとなく? かな」
「なんとなく…… だと……?」
「そう、なんとなく。 ただ、貴方じゃなくても助けたと思うけど」
 これのために、と言葉と同時に背負っている鞄をイナバに見せつける。
 この鞄の中には有力な道具が支給されている、パロロワを知るイナバは一瞬で検討がついた。
「つまり俺じゃなくて俺の鞄に興味があったってことか?」
「そうよ? 有力なアイテムは多ければ多い程良いことなんて、あいつの説明を聞いていれば誰でも思いつくわよ」
 でもねと呟き少女はイナバの座っているベンチの背後に周り、ガシッとその小さな手でイナバの両肩をつかむ。
「もちろん、良いアイテムがあってもそれが一人だけで使いきれるとは思えないわ、もう何が言いたいかわかるわね?」
 少女は肩から手を離し、そのままイナバにおんぶさせるように抱きつく。
「チームを組む…… てことか」
「そう、だって私はあの人に会うまで、絶対に死ぬわけにはいかないの。 絶対に。
 だから私は少しでもあの人に合う可能性があるために、乗っていない人たちを味方につけたい」
「あの人……? 名簿もないのにそんな事がわかるのか……?」
「ええ、だってあの人と私は…… 消して途切れることがないもので…… 繋がっているもの……」
「……俺は怪力も超能力も何も持ってない、あるのは少し殺し合いに詳しいことだけだ…… それでもいいのか?」
「是非に及ばず、よ。 最初から期待はしていないわ」


 少女は切れることのない繋がりを持つ誰かと合流するために、仲間を求めているようだ。
 もちろんイナバは否定はしない。 彼とて自分が死ぬ可能性を出来るだけ低めておきたい。
 いや、それ以前に彼は一人にはなりたくはなかった、自分と同族であり、
 そして狂ってしまいこの殺し合いに意味を持って行動とする6/の姿を見てしまったから。
 イナバ物置の人は怖かったのだ。
 自分は理由もなくいきなり殺し合いに巻き込まれてしまった。
 当然彼とて死にたくはないし、殺したくもない、だから主催者を打倒する。
 だけでもその為には6/のようなこの殺し合いに全てをかけている人物といつかは対決するということだ。
 そんな相手に自分は相対しなければならない。

 だが明確な目標を持つ者が、なし崩し的に行動を取ろうとする者に負ける筈なんて有りはしない。
 恐らく今自分一人で行動した場合、嫌でも先程の6/の姿を思い出しそして考え固まってしまうだろう。
 その結果は皆まで言う必要もない、死。
 だからイナバは色々厄介に巻き込まれることも考量に入れ、この少女と共に行動することを即決する。
 何度も言うように、一人でいるということが怖かったから。

 イナバは少女の言葉にありがとう、と感謝の意を伝える。
 それを聞いた少女は背中から腕を離し彼の前面に躍り出る。
 そうして少女はさっと右腕をイナバの目の前に出し、それじゃあ握手と一言。
 イナバは出された右腕に合わすように同じく右腕を出して掌を合致させる。

「私の名前は…… 多分あの人がいるのなら東京タワーだと思うわ。呼び方は東京とでもタワーでも東京タワーでも何でもいいわ。
 そしてこれからよろしく」
「俺の名は、イナバ物置の人だと思う。 もちろん本名じゃない。 イナバとでも呼んでくれ。 これからよろしく頼む」
 お互い変な名前ねと東京。
 そうだなとイナバ。
 目と目、手と手が合う。
 同時に駅のホームに電車が到達しますと号令がかかる。

 とりあえずこれに乗ろうか、イナバがそう東京に話しかけ対して東京も一言そうねと返す。

 イナバはベンチから立ち上がり電車が到達する方面へと向かい。
 あわせて東京も彼に歩調を合わせる。

 こうして二人は電車に乗るであろう。
 この後どこかへと移動し、何かを見つけたり誰かを発見したりするだろう。
 しかしイナバの心のなかには、先程の6/の容姿が未だに残っていた。
 そして隣にいる小さな子が、自分を救ってくれたことも。

 イナバ物置の人の数奇な運命は、まだ始まったばかり。


【港区 品川駅/一日目・日中 】
【東京タワー@カオスロワオリジナル】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:ふきとばしの杖、基本支給品
[思考]基本:『あの人』を見つける。
1:イナバと共に電車に乗り、移動する。
2:出来ればもっと仲間を見つけたい

【備考】
※容姿は女の子です。
※『あの人』を探しております、切っても切れない繋がりを持っている以外はまだ語っておりません。

【イナバ物置の人@カオスロワ書き手】
[状態]: 健康
[装備]:
[道具]: 基本支給品一式、ランダム支給品1~3(本人未確認)
[思考]基本:状況を把握する。
1:東京タワーとともに行動する。
2:6/さん……

【備考】
※6/が書き手をやっていたロワで書き手をやっていました。
※書き手以外にこれといった肩書きや能力は今の所ありあません、現在は一般人です。

【共通備考】
※電車は内回りか外回りなのかは後の書き手に一任します。

【支給品紹介】

 ふきとばしの杖@風来のシレンシリーズ

 その名のとおり魔法弾を飛ばして相手を吹き飛ばす。
 当たると5ダメージを与え後ろへ吹き飛ばす。
 泥棒する時に大部屋の巻物とこいつでやった人もいると思われる。


000:OP 無題 投下順 002:QBR~キュゥべえのバトルロワイアル~
000:OP 無題 時系列順 002:QBR~キュゥべえのバトルロワイアル~
初登場! ◆6/WWxs9O1s 035:彼は親友を待っていた
初登場! 東京タワー 037:ライダー×ライダー
初登場! イナバ物置の人 037:ライダー×ライダー

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