この記事は準備中です
市松パリティとは、盤面を市松状の2色に塗り分けるパリティであり、パリティの最も典型的な例である。
テトリスにおいて、Tミノの特性を調べるうえで非常に重要な概念である。

| + | 目次 |
概要
市松パリティでは、地形やテトリミノを2色の市松模様に塗り分ける。そして、各色のマス数をもとに地形やテトリミノを分類する。
分類により、Tミノの位置や個数を分析できる。ライン消去の考察もできる。
また、地形のデコボコと関係が深いのが特徴である。
市松パリティで分かること
地形を作るのに必要なTミノの個数が分かる。また、ライン消去の必要性が分かることもある。
これにより、パフェについて調べられる。
また、地形がデコボコしやすくなる原因について考察することもできる。
塗り分け方と各色の個数
市松パリティとは、以下のような塗り分けを指す。

テトリミノの塗り分け
各テトリミノを塗り分けると、以下のようになる。
| + | Iミノ |
| + | Jミノ |
| + | Lミノ |
| + | Oミノ |
| + | Sミノ |
| + | Tミノ |
| + | Zミノ |
各色の個数を見ると、Tミノは位置によって複数のパターンがある。
各色が何マスになるかをまとめた。
表:テトリミノ別の各色のマス数
| ミノ | 空色 | 黄色 |
|---|---|---|
| I | 2 | 2 |
| J | 2 | 2 |
| L | 2 | 2 |
| O | 2 | 2 |
| S | 2 | 2 |
| T | 3 | 1 |
| 1 | 3 | |
| Z | 2 | 2 |
こうして、
- Tミノ
- それ以外
の2種類に分類できる。また、「それ以外」は2色が同数であるのに対し、Tミノは2色の数が異なるところが特殊である。
プレイ中の変化
テトリミノを置くことによる変化
テトリミノを置くと、各色のマス数は表に示しただけ増える。
ライン消去による変化
ライン消去は、以下の2段階に分けて考える。
- 消去した段が消える
- 消去した段より上の部分が落ちてくる
1.では、各色が「消した段数×5」マス減る。なぜなら、そろった1段には空色と黄色が5マスずつ存在するからである。
2.では、落ちてくる部分の色は以下のようになる。
- 偶数段落ちてくる場合:2色が入れ代わらない
- 奇数段落ちてくる場合:2色が入れ代わる
奇数段落ちてくる部分の2色の個数が異なる場合は、2.の段階でも各色の個数が変化する。
お邪魔を受けることによる変化
お邪魔を受ける流れは、以下の2段階に分けて考える。
- 地形が上に移動する
- お邪魔のぶん、ブロックが増える
お邪魔を受けることによる変化は、1段ずつ考えると簡単である。
1.では、上に移動する部分の色は以下のようになる。
- 偶数段上に移動する場合:2色が入れ代わらない
- 奇数段上に移動する場合:2色が入れ代わる
お邪魔を奇数段受ける場合のうち、始めから2色の個数が異なる場合は、1.の段階で各色の個数が変化する。
2.を考える。
お邪魔を1段受けると、穴の位置によって
- 空色5個・黄色4個増える
- 空色4個・黄色5個増える
のどちらかになる。
そろった1段は各色5マスずつであり、そこからどちらかの色が1マス欠けているからである。






