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歌うたいは歌いたい ネタバレあり掲示板

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コメント(元Wikiより転載)


Gear_Kikai_Kobo さん # 6
2024年02月09日00時21分
 >>5
三々梨さん コメントありがとうございます!
リアタイ感想はいつもメチャクチャ楽しみにしていました!投票フォーラム作るのに精神が参ってる時も、楽しそうにプレイして下さってる様子を見て元気をいただいてた程です!


ミリタリー好きなのは以前から薄々感じておりまして、今作をエントリーする上で三々梨さんならどのような反応をされるだろうか…というのは1つ気になっていたところでした。特に時代考証の部分は、ボクが近現代史に疎いこともあってシステム制作以上に時間をかけた記憶があります(笑)
だからこそ、リアタイ感想で的を射たコメントをして下さる度に感嘆と安堵を覚えていた次第です。

芽衣が登場する最後の章間詩のところは、実はネームにはないシーンで、実装するかどうかもチャプター制作に入るまでずっと迷ってた部分でした。実装するということは答え出しちゃうのとほぼ同じで、ちょっと作者が出しゃばりすぎじゃないかなぁと……。ただ仰るように、あのシーンがなければタイムトラベルである100%の確証は得られないですし、そこでモヤモヤされると最期のシーンが弱くなるしなぁと考えて取り入れました。

星条旗は今作のために初めてフルで聞いてチマチマとSE入力しましたね(笑)
中学時代の社会科の恩師が戦史授業の中で度々歌ってたのが印象的だったので、「せっかく歌がテーマの本作で入れない理由はない!」と(笑)

表向きは異世界転生物を装えるよう様々なお約束を取り入れたので、しっかりハマっていただけたのは作者として喜ばしい限りです!


メイファは芽衣とは異なり少しミステリアスな人物として描きたかったので、けっこうボカシながらの描写になってます。この辺は、プレイヤーの想像したメイファこそが、その人にとってのメイファであってくれたら良いなぁと。言うなれば、自分好みのヒロインにできる!…みたいな(笑)

モールス信号のところは録画して下さったんですね!念のために手を抜かずに打ってよかった…!
(このために、わざわざ入力のルールとか調べたりしました 笑)

Abexのモブ敵たちと基地のNPCとの関連も、初見時、基地到達時、2回目プレイで印象が変わることを期待してあの采配になってますね!
遺跡の森と西ノ森最奥との関連性は、テスターさんからの反応を見ながら整合性を調整してました。一番の目的は、当初は慰安所連れてって役目終了だった早見さんに活躍の場を与えるというものだったんですが(笑)良い感じに噛み合ってくれたので、テスターさんには感謝しかないですね…!


改めて、拙作をプレイしていただきありがとうございました。
本作着想のきっかけは、ボクの好きなバンドのとある1曲でして。そのバンドのコンセプトも痛みの表現で、まぁ暗い要素を隠さず表現するんですよ(笑)
日本はとても平和で、それ自体はこれ以上ないほど素晴らしいことなんですが、だからこそ何か大切なものを見失っている気がする……もはや戦争を経験された方々がほとんどご存命でない今だからこそ、当時の悲劇と希望を伝えられたらと思って制作しました。

制作にあたって戦史を見返す中、知れば知るほど内政・戦地問わず当時の惨状に言葉を失い、それでも最期まで戦い抜いた兵隊さんたちの想いに胸が締め付けられました。三々梨さんのご先祖様も、せめて魂だけでも安らかな眠りにつかれていることをお祈りします。

luna_le_air さん # 5
2024年02月08日17時42分
改めましてこちらの方にも!
リアルタイムでプレイしながら、恥ずかしながら考察(?)ぽいものもツラツラと呟かせて頂いたりしてましたが……ネタバレは呟けなくて!!ネタバレ掲示板万歳!!

私がただただミリタリー好きを暴露しただけのリアタイ感想でした(笑)
寝る時間おしいほど楽しかったんです!!


途中まで、「硫黄島っぽい感じかな?」とか考えてました。
門のデザインと、リウチウ島の発音・形がまんま沖縄県(琉球)なんですね。自分で「琉球っぽい門の~」と入力してて「あ」って感じでした。
たくさん乱獲してたヘビはあれ、ハブでしょうか……。お酒にされてましたもんね……。

「パラレルワールドじゃなくて史実の過去に行ったんだ」と確信できたのは、現実のメイちゃんの元に歌詞が届いたシーンでようやくでした。世界軸が同じじゃなければ届かないですもんね。

舞蹴さんの「近代」発言と星条旗歌ってた(?)ところも気づくポイントだったと思うんですが、ケイくん同様に「『同じ世界』から連れてこられた」の線もあったので確信には至らず……。こういうところも異世界転生の思い込みでまんまとミスリードされてたなぁ、と感嘆です!
星条旗BGMも音源はSEの直入力ですよね。めちゃくちゃ自然に流れてて「手間こわい…」と震えてました。

メイさんの存在も、異世界転生説を最初に刷り込む働きがあったのかな、と。現実のメイちゃんと瓜二つで名前もソックリの子がいる=ここはパラレルワールドだ!と、なんとなく自然に思い込んでしまっていました。
メイさんの回想でケイくんそっくりの男性が出てくるのも、メイちゃんと対になるメイさんがいるなら、ケイくんと対になるケイさん(仮名)も居るのだろう……みたいな。

2人とも過去の存在、もしかしたらメイちゃんケイくんの前世だったりするんでしょうか。もしケイくんが連合軍側でなく帝国軍側に召喚されてしまったのが「メイさんの存在に引き寄せられたから」みたいな理由だったりしたらロマンです(と勝手に解釈)(´▽`)


メイさんとリーシャさんが同じ曲を歌ってた情報。2人が同郷かもしれない = リーシャさんの町は襲われたらしい = 連合軍の敵は帝国軍 = 「美花」は漢語読みだよね……とか考えて、
メイさん途中退場したけれど、もしスパイだったらどうしよう、と勝手に疑心暗鬼になっていました。
(メイさんごめんなさい)


細かいところでは、モールス信号がちゃんと単語になっているのを嬉々として解読してました。(「モールスだ!」と思った瞬間に録画ボタン押しました(笑))

Abexの2周目、遺跡の森ステージで戦う敵チームが全員リウチウ島メンバーなことに気付きながら撃っていくのは、すごくゾワッとしました。初見では単なる敵チームにしか見えない = 撃つことになんの躊躇いも生じないんですけど、リウチウ島を知ってから見ると「彼ら」にしか見えなくて、すごく罪悪感が……(まぁ、全員撃つか斬るかしたんですけど)
1周目だと遺跡に入るか入らないかくらいでライフが尽きてしまったので、実質、戦闘慣れした2周目じゃないと「胸の痛み」のくだりが見られないくらいの難易度になってるのが設計お上手ですね。

日本各地にも実際、戦時中の軍施設の廃墟が残っていたりしますが、『Abexを作った人が沖縄の廃墟を見てゲームの舞台に取り入れた』『島の形がそのままだとアレなので、左右逆のデザインにした』みたいな感じでしょうか?
崩れた壁や放置された戦車がそのままで、「早見小隊がここに居たのか……」とちょっと泣きそうでした(T-T)


……という感じで、考察や解釈ができる余地がたっぷりあって、プレイ中ももちろんのことプレイ後もいろいろ考えられてすごく楽しい作品です! ありがとうございます!!

戦史の授業をするか否かとか靖国神社とか賛否ある世の中ですけど(私の通ってた小中学校ではあからさまにページ飛ばされてました)、どこかでは向き合った方がいい歴史で、それをゲームと曲の形で1作に込めて体験させて下さったのは貴重な時間だったと思います!

戦後80年、うちの先祖の兵隊さんも未だ遺骨戻らずです。あのあたりの時代はほんと…今も戦地はそうですけど、業が深いですね。


めちゃくちゃ長文になりましたm(_ _)m

Gear_Kikai_Kobo さん # 4
2024年02月04日14時46分
 >>3
ホワイトさん、響さんの実況のご視聴ありがとうございます!
今作は漫画を描いてからゲームに起こしていますので、演出面やシナリオにはこれでもかとエネルギーを注ぎました。楽しんでいただけましたらば幸いです!

たしかに「異世界転生」発言は読み手をミスリードするべく敢えて言わせた言葉でした。一方で終戦から80年経つ現代から見てみると、当時の価値観や生き方は全く違っていて、ある意味では「異世界」のように感じられるなぁとも思いつつ……。そういう視点から、今作をタイムトラベル物ではなく、あくまでも異世界転生物として描こうと思った次第です。
絶望に打ちひしがれながらも、その中で輝くケイの命の煌めきに気づいて下さったことに、本人に代わりお礼を申し上げます!

難所と呼ばれたところの緩和を中心としたアップデートを近日実施しようと考えておりますので、よければお時間のある時にじっくりとプレイしていただけると嬉しいです(^^)
重ねて、ご視聴&コメントありがとうございました!

IBelm2vnJcP90YV さん # 3
2024年02月04日13時39分
戸塚雨樋さんの「歌うたいは歌いたい」全編実況視聴しました!
歌手志望だが、なかなか売れずゲームに逃げる日々を送る青年・ケイ。ある日、彼は突然異世界転生(!?)をしてしまい、戦場へと身を投じていくことになる…
命、夢、その尊さを謳うシューティングアクションゲーム

何と言ってもこのゲームの目玉はありとあらゆる演出全て。戦闘機の場面は本当に一人称視点ゲームをしているかのようなリアリティを感じました
私はあまりにもアクションが苦手過ぎてタイムロスが凄まじく、途中から実況視聴に切り替えましたが、難易度が高い分リトライも行いやすく、親切な設計です

ストーリーはシリアスさとコミカルさのテンポが絶妙。珍妙なやり取りにケイくんがツッコミを入れる場面もあれば、残酷な現実を受け入れなければならない場面もある。様々な痛みを通じて彼が成長する様は本当に応援したくなりました

物語終盤も終盤、小東中将の発言によって私はようやくケイくんの転生先(というか転移先?)に気づいて心の中で大絶叫することになりました…
冒頭のケイくんの「異世界転生」発言を真に受けてしまい、そういう世界観なのだと本当に終盤まで信じて疑っていませんでした

そういえば彼はずっと時代考証が云々と言ってましたもんね…もっと早くに気づくべきだった…
そこから先はもう私自身絶望しきっていたのですが、彼は最期まで1人の歌うたいとして輝いていましたね。彼の握った操縦桿は正しくラストステージのマイクだったと思います

もうアンコールはできないけれど、彼の歌を私たちが聴き続ける限り、ケイくんは生きているんだなと感じました

ぜひとも最期までプレイするなり実況を視聴するなりして、圧巻のラストステージの観客になって欲しい、そんな作品でした
素晴らしい作品をありがとうございました!

※Xより再掲

Gear_Kikai_Kobo さん # 2
2024年02月03日00時36分
 >>1
ニンゲンさん、とても深い考察や思いの詰まったコメントをありがとうございます!
好き嫌いが分かれるシナリオなのは自覚があるだけに、好きだと言っていただけるとすごく嬉しいです。
ケイの遺したものだけでなく、ボク自身も何か遺せたらと思いながら描いた作品です。ニンゲンさんの中に遺った1つ1つを大事に噛み締めたいなと思います。

特攻隊員たちの遺書や生き残った人々のドキュメンタリーは、今作を作るにあたってボクもいくつか見ました。決して一枚岩じゃない、いろんな想いが渦巻いていて……「悲惨だった」とか「特攻は・戦争は悪だ」とか、そういうのでは片付けられない苦しみが痛烈に胸に突き刺さって。でも、だからこそその中にも生きる光というものがあったように感じられました。約束された死と、その中で明滅する光。それをどう描こうかという問いかけが制作中の自分にいつも突きつけられていました。

原作の漫画では、ホワイトアウトした以降のページを文字通りビリビリに引き裂いて終わるという展開なのですが、それをゲームで表現するなら……と考えた結果、今回のデータ破損の形になった次第です。

ゲスト さん # 1
2024年02月02日17時49分
ニンゲンですu・∞・uノクリア済みです!
「何を遺せたのだろう」耳に残る悲鳴┅? 白さと壊れた音楽が鳴り響き戦闘地用の天幕の中で魂になって、何も出来ることがない。世辞抜きですんごい好きな作品でした。死んだらどうせメイメイのお膝で甘えて泣くんでしょ?という、そうはならないで欲しいエンドを華麗に回避し、次の人生にすら行かせないとは┅この素敵ドS!!
メイメイが召集令状がどうとか言ってるので一瞬、まさか現代まで戦争が続いて?と思ったけど、メイメイに届いていた荷物がオルゴールで、各話テロップが歌詞で、天幕で読む時には気づく仕組み。あれも最初見た時は、ははーん各話にジャンプして再度プレイできるやつか、と思ったらただ眺めるのみ。己の血で綴ったような歌を。
メイメイに80年も経って無事に届いたのは、ケイの魂がオルゴールを守り続けたからだと解釈しました。痛い苦しいという断末魔が繰り返される中、80年。彼の魂は浮かばれたのでしょうか。死にたいと願うのはそれほどの罪なのか、生きたいと願ったのに叶わなかった者たち。特攻隊の手記を読んだことがあります。日本国家のために死んで意思を遺す、これが日本が敗戦したにも関わらず一目置かれた理由と聞いています。手記にもここで死ぬのは未来のために必要な事です、とこの決意をもう乱さないで欲しい、と言わんばかりに高潔な文が記される。それは本当でもあったのでしょう。でも生きたかったし、最期の瞬間は想像を絶する痛みだった、と改めて思わせる傑作でした。データが破損しています。もう遊べなくなるゲームを再現したのも素晴らしかったです。
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