霊夢「さて、覚悟はいいかしら?」
文「あやややや、別に私が何かをしたわけではなく……」
霊夢「問答無用、退治してから修正してあげるわ!」
藍「仔細は知らぬが覚悟は出来たか?」
早苗「いえ、覚悟の前に何が何やら……今回はいつものうかつ猫じゃないみたいですし……」
藍「問答無用、私のものになってもらおう!」
紫「(スキマ)二人とも落ち着きなさい」
(ピチューン)(ピチューン)
文・早苗「「た、助かった……」」
紫「とにかく原因はこっちで調査するわ。その間、あんた達には東方ファイトをやってもらうわよ」
早苗「はい、よろしくお願いします」
文「ファイトですか。まあそんな物はちゃっちゃと終わらせてこの体の――」
紫「……何をする気?(にっこり)」
文「(びくっ)……な、なんでもありませんよ、ええ(ひくひく)」
文「あやややや、別に私が何かをしたわけではなく……」
霊夢「問答無用、退治してから修正してあげるわ!」
藍「仔細は知らぬが覚悟は出来たか?」
早苗「いえ、覚悟の前に何が何やら……今回はいつものうかつ猫じゃないみたいですし……」
藍「問答無用、私のものになってもらおう!」
紫「(スキマ)二人とも落ち着きなさい」
(ピチューン)(ピチューン)
文・早苗「「た、助かった……」」
紫「とにかく原因はこっちで調査するわ。その間、あんた達には東方ファイトをやってもらうわよ」
早苗「はい、よろしくお願いします」
文「ファイトですか。まあそんな物はちゃっちゃと終わらせてこの体の――」
紫「……何をする気?(にっこり)」
文「(びくっ)……な、なんでもありませんよ、ええ(ひくひく)」
そんなこんなで、文コスの霊夢改め文と、早苗コスの橙改め早苗は、スキマ経由でアリスの家に送られる。
家主のアリスはろくに動く気力も無いといった状態で、二人が現れても見向きもしない。
文「なるほど、聞きしに勝る状態ですね。こんな時には皆さんに笑顔と活力をもたらす文々。新聞を――」
早苗「元気が無い時は、まず弾幕ごっこですね!いざ!」
上海「シャンハーイ!(どかっ)」
早苗「きゃーっ!?」
上海「シャンハーイ!(ぷんすか)」
文「まあまあ落ち着いて。しかしこれはどうした事ですか?」
上海「シャンハーイ……(しゅん)」
早苗「この前からずっとこれって……何があったんでしょうか?」
文「やはり白黒と眼鏡がウェディング姿だった上に白黒が超ノリノリだったのが原因では」
早苗「なるほど!それなら恋愛ハンターたるこの私の出番ですね!」
文「いやいや、頑なな心を開かせるには、この私の話術がなければ!」
大声で騒ぐ、見た目には霊夢と橙の二人へと、アリスが物憂げな視線を送る。
コイバナやらネタ話やらへの期待で目を輝かせながら迫る二人にアリスが向けた言葉は――
アリス「……吐きそう……」
文・早苗「「……は?」」
その一言を聞いて一瞬動きを止めた二人だったが、すぐに連想から答えを出した。そして――
早苗「悪阻ですね!誰のお子さんですか?やっぱり魔理沙さん!?」
文「なるほどなるほど、母になる事への不安で憂鬱だったのですね。しかしご安心を!
文々。新聞で出産・育児特集を組みましょう!という事でまずは現在の状態を!」
アリス「……」
更にテンションを上げる二人。
アリスの不快と苛立ちが最高潮に達した瞬間、壁一面に飾られていた人形達の目が光り……
家主のアリスはろくに動く気力も無いといった状態で、二人が現れても見向きもしない。
文「なるほど、聞きしに勝る状態ですね。こんな時には皆さんに笑顔と活力をもたらす文々。新聞を――」
早苗「元気が無い時は、まず弾幕ごっこですね!いざ!」
上海「シャンハーイ!(どかっ)」
早苗「きゃーっ!?」
上海「シャンハーイ!(ぷんすか)」
文「まあまあ落ち着いて。しかしこれはどうした事ですか?」
上海「シャンハーイ……(しゅん)」
早苗「この前からずっとこれって……何があったんでしょうか?」
文「やはり白黒と眼鏡がウェディング姿だった上に白黒が超ノリノリだったのが原因では」
早苗「なるほど!それなら恋愛ハンターたるこの私の出番ですね!」
文「いやいや、頑なな心を開かせるには、この私の話術がなければ!」
大声で騒ぐ、見た目には霊夢と橙の二人へと、アリスが物憂げな視線を送る。
コイバナやらネタ話やらへの期待で目を輝かせながら迫る二人にアリスが向けた言葉は――
アリス「……吐きそう……」
文・早苗「「……は?」」
その一言を聞いて一瞬動きを止めた二人だったが、すぐに連想から答えを出した。そして――
早苗「悪阻ですね!誰のお子さんですか?やっぱり魔理沙さん!?」
文「なるほどなるほど、母になる事への不安で憂鬱だったのですね。しかしご安心を!
文々。新聞で出産・育児特集を組みましょう!という事でまずは現在の状態を!」
アリス「……」
更にテンションを上げる二人。
アリスの不快と苛立ちが最高潮に達した瞬間、壁一面に飾られていた人形達の目が光り……
結果:元気付けるどころか怒らせてしまい、二人とも強制的にリタイヤ。
魔理沙「で、結局何だったんだ?」
アリス「勇儀がこの前のファイトのお詫びだって言って、
マイルドな食材の怪力乱神シチューをご馳走してくれたのよ」
魔理沙「良かったじゃないか。それでどうして元気がなくなるのぜ?」
アリス「……量が、ね……」
魔理沙「ああ……そりゃ吐きそうにもなるよな……」
アリス「勇儀がこの前のファイトのお詫びだって言って、
マイルドな食材の怪力乱神シチューをご馳走してくれたのよ」
魔理沙「良かったじゃないか。それでどうして元気がなくなるのぜ?」
アリス「……量が、ね……」
魔理沙「ああ……そりゃ吐きそうにもなるよな……」