東方ファイトスレ @まとめウィキ

33スレ第13戦

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匿名ユーザー

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霖之助「今日の競技は『早大門』、内容は……こちらの台に駆けつけて仮装をし、
この道具に所定の操作を行って中の物を捨て、『早大門』と宣言する。要するに借り物競争の類に近いね」
安価の指定による『早大門』を東方ファイト実行委員会が調査した結果、
香霖堂店主森近霖之助より情報の提供があったため、現地での解説及び物品の準備が任された。

しかしこの早大門、単なる短距離走と仮装、ショットガンの早撃ちが主眼ではない。
競技の開始は不定、つまりいつ始まるか定まっていないのだ。
競技者が観覧車に乗っている間に競技が開始し、参加できずに終わった事すらある、曰くつきの競技である。
そしてこの条件と対戦者の状態指定に、文と、何故か妖夢が悲鳴を上げた。

文「うぐぐぐぐ……今日で一週間、一体ファイト委員会は何をしているの!」
椛「まあまあ落ち着いて下さい。今は『清く正しい射命丸文』なんですから」
文「それはもちろん、常に清く正しくあるつもりよ」
椛「でも初日にドロチラを撮影しようとして指導を受けてましたよね?」
文「だからこそ、こんな競技が続いていては文々。新聞が……」
椛「それならたまには真面目な連載記事で良いじゃないですか」
文「『東方香霖堂』を連載して潰れかけたし、そういうのは合わない気がするのよねぇ……」
文サイドは、『清く正しい』という指定により、日常の半skmdy行為が禁じられてしまい、
幻想郷最速でストレスが溜まり、増加していた。

一方の白玉楼は――
ルーミア「おかわりなのかー」
幽々子「おかわりー」
妖夢「うぅ……すいません、すぐ焚きますから少しだけお待ちを……」
幽々子「ダメよ妖夢、今ファイトが始まったら『満腹状態の』っていうのを満たさないじゃない」
ルーミア「まだまだ入るのかー」
妖夢「で、でもなんでこの子がうちに居るんですか……」
幽々子「安価指定を満たすために『突撃!幻想郷の朝昼晩ご飯 雑草一本残さない春の飽食スペシャル!』を
やろうとしたら、妖夢がご飯なら作るからって泣いて止めたんじゃない」
ルーミア「毎日おなかいっぱいなのかー」
妖夢「はい、申し上げました。しかしここまでとは……」
幽々子「まあそんなことは良いから、ご飯をよろしくね」
ルーミア「たのむのかー」
妖夢「……(嗚呼、今すぐファイトが始まってくれればどんなに楽か……)」

映姫「……そろそろ限界でしょうか」
慧音「天狗の方はともかく、白玉楼が陥落したら、文字通り人里崩壊だからな……」
霖之助「それもファイトの規定に従って、だからね。止むを得ないと思うよ」
映姫「仕方ありませんね。では開始を宣言しましょう。頼みますよ、リリー」
リリー「はい。では早速、『早大門ですよ~』」
春の訪れを幻想郷にあまねく告げるリリーホワイトにより、早大門の開始が宣言される。
幻想郷最速の鴉天狗は風を巻いて瞬時に現れると、ラバーの手袋を着け、
角刈りのカツラを被りサングラスをかけ、手近の木立にショットガンを乱射・排莢、
これらを瞬く間に終えて『早大門』を宣言し、清く正しく幻想郷最速である事を改めて示したのだった。

結果:清く正しく居られたため、順当に文の勝ち。
なお、ルーミアは満腹になれないでいたため、ファイトに参加できなかった。

慧音「すまないな、もう少し長引かせたかったんだが……」
椛「いいんですよ、妖夢さんも大変でしょうし、久々にずっと一緒に居られましたから」

映姫「その……すいません」
妖夢「いえ、いいんです……ちょっとばかり白玉楼が傾きかけましたが、元々エンゲル係数はほぼ100ですから」
幽々子「妖夢ー、おかわりまだー?」
ルーミア「まだなのかー?」
























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