東方ファイトスレ @まとめウィキ

31スレ第2戦

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tohofight

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だれでも歓迎! 編集
レティ「スキー?いいわよ、何なら妖怪の山を全部コースにしてあげる」
神奈子「勝手に豪雪地帯にしないで頂戴」
雛「あわわわ、す、すいません、ちょっと厄を撒き散らしますよ」
諏訪子「あらあら、これまた厄いわねぇ。大丈夫?」
雛「はい、私自身は防厄処理済ですが、周りの、特に普通の人間は危ないです」
早苗「それで普通の人間が近くに居なかったんですね!」
神奈子「……(早苗、あんた自分で普通じゃない宣言しちゃってるわよ)」
レティ「それじゃどこでスキーなんてするのかしら」
紫「豊かな暮らしはスキマから、困った時にはボーダー商事が何とかするわよ。
という事で、はい。スキーウェアに着替えて頂戴」
レティ「別にこのままでも良いんだけどね」
神奈子「……つまり、外に出るって事?」
紫「ご名答。そっちの厄神も準備できた?」
雛「あ、はい。よかった、このウェアで少しは厄が抑えられそうです」
諏訪子「あんまり溜めると体に悪いから、出してすっきりした方がいいわよ~」
早苗「「そうです、我慢は健康の大敵ですよ!」
レティ「少しは我慢した方が良い時もあるんじゃないの?」
紫「それじゃ、スキー場にごあんな~い」

(わいわいがやがやごみごみ)
レティ「で」
紫「なぁに?」
レティ「邪魔なんだけど、凍らせて良い?」
紫「ダメよ、外の世界なんだから、変な力を使っちゃ」
レティ「……ふー……よいしょっと(スィー)」
雛「あぁ、やっぱり上手いですねぇ……あっ、危ない!」
レティ「ちょっ、なんでコースの真ん中で止まってるのよ!(ひょい)」
紫「危ないわねぇ、もう少し減速すれば良いのに」
レティ「こんなんじゃ華麗も何もないわね……まったく」
紫「それじゃ次はあなたの――」
(うぅーうぅー)
紫「あら、何のサイレン?」
放送「ゲレンデの皆さん、ただいま雪崩警報が発令されました。
ゲレンデは大変危険です、直ちにお戻り下さい。繰り返します――」
紫「あら大変。まああなた達には関係ないでしょうけど。大丈夫、行けそう?」
雛「ひゃい、らいじょうぶれふ……(くらくら)」
紫「あの祟り神の言う通りねぇ。ほら、ちょっとウェアの胸元を緩めて――」
雛「きゃーっ!(ぼぼーん)」
(どどどどどどっ)
紫「雪崩がもう来たの!?(スキマ)」
雛「あぁ~れぇ~(どどどどど)」
紫「雪崩に上手く乗った上に大回転……流石、防厄処理済の厄神だわ」

レティ「それで、どっちの勝ちなのよ」
紫「当然あなたよ。こっちの厄神のはスキーじゃないもの」
雛「そうですか、残念ですが認めざるを得ませんね」
レティ「あら、随分顔色が良いけど」
雛「はい、さっきたっぷり回転したら、最近の回転不足が解消したみたいで。
冬場で寒いから、家の中に篭ってたんですが、やっぱり我慢って良くないんですね」
紫「それは運動不足って言わないかしら」
レティ「12時間睡眠の妖怪に突っ込まれるようじゃ相当よね」
雛「あははは、そうかも知れませんね。それじゃ早速、このスキー場に撒いた厄から回収しないと」
レティ「外の世界じゃ大した力も出ないけど、後始末ぐらい手伝うわよ」
紫「あらそう?じゃ二人でお願いね」
レティ「当然あんたもよ(ぐいっ)」

結果:外界のスキー場で普通に滑り降りたレティの勝ち。

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