阿求「どうもこんばんわ、本日も安価ファイトスレの時間がやってまいりました。
今回の競技内容は各自モビルスーツに搭乗しての神経衰弱。ジャッジは私、稗田阿求が務めさせていただきます。
二チームに分かれての対戦となりますが、チーム内での相談は禁止です。チーム全体の記憶力が試されます。
それでは対戦前に両チームの様子をうかがってみましょう」
今回の競技内容は各自モビルスーツに搭乗しての神経衰弱。ジャッジは私、稗田阿求が務めさせていただきます。
二チームに分かれての対戦となりますが、チーム内での相談は禁止です。チーム全体の記憶力が試されます。
それでは対戦前に両チームの様子をうかがってみましょう」
神奈子「やれやれ……こんな無茶なお題になっちゃうのはやっぱり私のせいなのかねぇ……二人ともMSの操縦ははじめてみたいだけど大丈夫?」
諏訪子「やっほ~、かなこ~、これ『きゃたぴら』で走るんだよ~♪ ぎゅるるるる~♪」
早苗「やれるとは言えない……でも、やるしかないいんだ!私には貴方が……!」
神奈子「やれやれ……二人ともすっかり夢中だわ……」
諏訪子「やっほ~、かなこ~、これ『きゃたぴら』で走るんだよ~♪ ぎゅるるるる~♪」
早苗「やれるとは言えない……でも、やるしかないいんだ!私には貴方が……!」
神奈子「やれやれ……二人ともすっかり夢中だわ……」
文「射命丸 文! 安価ファイトスレに心奪われた天狗だ! なーんてね。
……ところでお空さん、記憶力の事とかちょっと心配なんですけど……」
お空「地霊殿の霊烏路空だ! 神経衰弱では負け知らずの、スペシャル様なんだよォ!」
文「……もしも~し、キャラ違いますよ~? それにその台詞ってたしか負けフラグd」
……ところでお空さん、記憶力の事とかちょっと心配なんですけど……」
お空「地霊殿の霊烏路空だ! 神経衰弱では負け知らずの、スペシャル様なんだよォ!」
文「……もしも~し、キャラ違いますよ~? それにその台詞ってたしか負けフラグd」
阿求「なお、今回こちらに用意したトランプはMSの体格にあわせた通常の10倍の大きさの物となっております。
>>651の意見を推す声もありましたが、実験してみたところマニピュレーターの精度は問題ないものの、振動やら風圧やらでひらひら舞ってしまって勝負にならないようなので今回は見送りました」
神奈子「一応やってみたのか……」
阿求「それでは試合をはじめます。先攻はカラスチーム、どうぞ!」
>>651の意見を推す声もありましたが、実験してみたところマニピュレーターの精度は問題ないものの、振動やら風圧やらでひらひら舞ってしまって勝負にならないようなので今回は見送りました」
神奈子「一応やってみたのか……」
阿求「それでは試合をはじめます。先攻はカラスチーム、どうぞ!」
文「よっし、次はこちらの番ですね。私が先にめくりますけどいいですか?」
お空「どうぞおかまいなく~」
文「では……乙女座の私が運命を感じたカードは……これとこれだッ!」
お空「ちゃんと左手でめくってるあたり芸が細かいね」
阿求「ハートの2、ダイヤのクイーン。残念、ハズレです。では守矢チームに交代してください」
お空「どうぞおかまいなく~」
文「では……乙女座の私が運命を感じたカードは……これとこれだッ!」
お空「ちゃんと左手でめくってるあたり芸が細かいね」
阿求「ハートの2、ダイヤのクイーン。残念、ハズレです。では守矢チームに交代してください」
諏訪子「あ~う~、腕動かすレバーってどれだっけ?」
神奈子「二つおっきいレバーがあるでしょ、それ引っ張ってみな」
諏訪子「えっと……これかな?」
ちゅどどどどどどどどどどど!
諏訪子「うわわわわ!?」
神奈子「……あー、そっか、ガンタンクの腕ってミサイルランチャーだったっけ……」
阿求「あ、でも今の爆風でちょうど2枚めくれましたね。スペードの7とハートの4、ハズレです」
神奈子「二つおっきいレバーがあるでしょ、それ引っ張ってみな」
諏訪子「えっと……これかな?」
ちゅどどどどどどどどどどど!
諏訪子「うわわわわ!?」
神奈子「……あー、そっか、ガンタンクの腕ってミサイルランチャーだったっけ……」
阿求「あ、でも今の爆風でちょうど2枚めくれましたね。スペードの7とハートの4、ハズレです」
……
神奈子「5は確か……あ、諏訪子ー、足元足元。キャタピラでカード踏んでる」
諏訪子「うわっとっと、ごめんよ」
神奈子「よし、こいつだ……ありゃ、違ったか」
文「あややや、残念~。5はこっちでした♪」
諏訪子「それにしても向こう、鳥頭だと侮ってたけど結構手ごわいね。いつの間にかずいぶん差が開いちゃたよ」
お空「だから負け無しのスペシャル様だって言ったでしょ?」
神奈子「いや、天狗の方のことを言ってるんだが。あんたはさっきから一組も取ってないじゃないか」
お空「うにゅ……」
文「へへん、新聞記者の情報整理力を舐めない事ですね。このぐらいの枚数、普段書く記事の情報量に比べればなんてことはないのです」
諏訪子「うわっとっと、ごめんよ」
神奈子「よし、こいつだ……ありゃ、違ったか」
文「あややや、残念~。5はこっちでした♪」
諏訪子「それにしても向こう、鳥頭だと侮ってたけど結構手ごわいね。いつの間にかずいぶん差が開いちゃたよ」
お空「だから負け無しのスペシャル様だって言ったでしょ?」
神奈子「いや、天狗の方のことを言ってるんだが。あんたはさっきから一組も取ってないじゃないか」
お空「うにゅ……」
文「へへん、新聞記者の情報整理力を舐めない事ですね。このぐらいの枚数、普段書く記事の情報量に比べればなんてことはないのです」
神奈子「くっ……そういえば早苗はどうした?さっきからガンダムの姿が見えないんだけど」
阿求「早苗さんなら、先ほどから『精神を統一する』とかで席を外されてますけど……あ、帰って来たみたいです」
早苗「すみません、お待たせしました。ちょっと霧の湖まで禊ぎに行っていたもので」
神奈子「ガンダムごとか!?」
諏訪子「そういえばガンダムって水中戦も出来るんだっけ……」
阿求「ちょうど早苗さんの番ですが、そのまま試合に戻られますか?」
阿求「早苗さんなら、先ほどから『精神を統一する』とかで席を外されてますけど……あ、帰って来たみたいです」
早苗「すみません、お待たせしました。ちょっと霧の湖まで禊ぎに行っていたもので」
神奈子「ガンダムごとか!?」
諏訪子「そういえばガンダムって水中戦も出来るんだっけ……」
阿求「ちょうど早苗さんの番ですが、そのまま試合に戻られますか?」
早苗「……」
阿求「……早苗さん?」
阿求「……早苗さん?」
早苗「見える……」
諏訪子「……え?」
諏訪子「……え?」
早苗「……見える……見えるぞッ!」
早苗「まずはひとつ!(ぺらっ) 続いてふたつ!(ぺらっ) みっつ!(ぺらっ) さらによっつ!(ぺらっ)」
文「な、なんだと……!?」
阿求「すごい……!トランプが見る見る間になくなっていく……!」
お空「あれは……まさかニュータイプだとでも言うのか!?」
早苗「ここのつ! とお! じゅういち……そしてこれで最後ッ!」
文「ぜ、全滅!? 12組残ってたトランプが全滅!? たった一人の人間にか!? ば、化け物か……」
神奈子「どうやら、勝負あったようだね」
阿求「そのようですね」
早苗「まずはひとつ!(ぺらっ) 続いてふたつ!(ぺらっ) みっつ!(ぺらっ) さらによっつ!(ぺらっ)」
文「な、なんだと……!?」
阿求「すごい……!トランプが見る見る間になくなっていく……!」
お空「あれは……まさかニュータイプだとでも言うのか!?」
早苗「ここのつ! とお! じゅういち……そしてこれで最後ッ!」
文「ぜ、全滅!? 12組残ってたトランプが全滅!? たった一人の人間にか!? ば、化け物か……」
神奈子「どうやら、勝負あったようだね」
阿求「そのようですね」
結果・人類の新しい可能性を見出した早苗の活躍により守矢チームの勝利