東方ファイトスレ @まとめウィキ

18スレ第20戦

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匿名ユーザー

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文「さあ、本日も東方ファイトの時間がやって参りました!
  なお、参加予定選手のうち神主様は酒量が過ぎて寝てしまいました。
  ちなみに眠る前の最後の言葉は『特盛りでも何でも持って来い』でした」
特盛り咲夜「つまり創造主が酔った勢いでこうなったと」
文「そうなりますね」
常識人早苗「この競技ルールも酔った勢いなんですか!?」
文「あややや、落ち着いて下さい。そちらの説明は映姫様お願いします」
映姫「競技はフリークライム下り、先に地面に到着した方の勝ち、
  能動的飛行以外の全能力の使用を認めます」
常識人早苗「なんでそんな壁の向こう側に逃げてるんですか!?」
映姫「この壁は花映塚のルールであって、決して直接攻撃を避けるためではありません」
文「えー、早苗さんの怒りはごもっともですが、時間がありませんので競技を開始します」

常識人早苗「競技って言われても、絶壁どころかオーバーハングですよ!?
  人間には無理です、不可能です、ありえません!」
特盛り咲夜「では、お先に」
文「おーっと、特…咲夜選手、早速両手にナイフを持って壁面に突き立てます!しかし…」
特盛り咲夜「なるほど。この胸は侮辱か何かかと思ったら、ハンデでしたか」
文「特盛りが邪魔をして動きが阻害されています!
  しかも普段の絶壁とは身体のバランスが違うのか動き難そうです!」
特盛り咲夜「問題ありません」
文「なんと咲夜選手、絶壁に背を向けました!ナイフを逆手に持ち替え、
  見えないはずの絶壁に的確に突き立てます!凄い、流石絶壁を知り尽くしています!」

常識人早苗「ううう…おかしいです、あの人も人間ですよね?」
映姫「世間的にはそうなっている」
常識人早苗「私、ここで終わるのを待っててもいいですか?」
映姫「ルール上は問題ない。まあ、こんな勝負に命をかける事もない」

レミリア「さーくやー」
特盛り咲夜「お嬢様!?」
レミリア「きょうのおやつはー?」
特盛り咲夜「はい、今日のおやつはプリンアラモードです」
文「おーっと、これは凄い!咲夜選手、突如現れたお嬢様のために、
  その特盛りの谷間からプリンアラモードを取り出したっ!いつ仕込んだんでしょうか!?
  さらに絶壁に刺したナイフを足場にして、お嬢様の相手までしています!
  余裕、超余裕、仕事の方も特盛りなのでしょうか!」

常識人早苗「…あの人、人間ですよね?」
映姫「ああ、閻魔帳にもそう書いてある」
常識人早苗「なんであんなのと勝負しなきゃいけないんですかー!!」

文「うわっ…いきなり凄い風が吹いてきました。しかし咲夜選手は全く動じません。
  というかそろそろ進んでくれないと競技が…あややや?
  何かが崖の上から飛んできました!これは…早苗選手です!
  審判の映姫様、これは飛行という事で反則負けなのでしょうか!?」
映姫「いや、怒りが爆発した瞬間、東から突風が吹きつけて飛んでいったのだ。
  能動的発動でも飛翔でもなく、ただ単に飛ばされて舞っているだけだな」
文「はぁー…ってもっとダメじゃないですか!」
映姫「しかしあの風量はなかなか神懸り的で、近付く事も難しいぞ」
文「そ、そうですね…とりあえず、衝…じゃなくて着地予想地点に急行します!」

常識人早苗「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!?????」
文「来ました、早苗選手です!風に乗っているようで落下のスピードは遅いですが、
  右に左に猛スピードで飛び回っています!」
常識人早苗「きゃぁぁぁぁ…あ…」
文「あーっと!早苗選手の身体から力が抜けました!
  地面を目前にして、どうやら失神してしまった模様です!」
映姫「ふむ、これは早苗の勝ちだな」
文「映姫様は何を暢気に判定してるんですか!」
映姫「落ち着いて見るんだ。風向きが変わった」
文「え…あ、確かに、急に早苗選手の動きが止まりました…
  第二陣の風が下から吹き上げ、そのままゆっくり早苗選手を地面に下ろします!」
映姫「3、2、1…勝者、東風谷早苗!」
文「なんと、一時はどうなる事かと思われましたが、
  早苗選手まさに奇跡の大逆転勝利です!」

特盛り咲夜「美味しいですか、お嬢様」
レミリア「おいしーい!さくやも、ふかふかー!」
特盛り咲夜「(自前の特盛りというのも、悪くないですね)」

競技の勝者:早苗






















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