限定ジャンケン――
ルールは説明すると長くなるので割愛するとして、各々に12枚のジャンケンカードが配られる。
四人分48枚の内訳は横にある電光掲示板に表示されており、残カードの傾向を示している。
この辺りの情報を元に、読み合い騙し合いをしながらカードでジャンケンをする――予定だった。
ルールは説明すると長くなるので割愛するとして、各々に12枚のジャンケンカードが配られる。
四人分48枚の内訳は横にある電光掲示板に表示されており、残カードの傾向を示している。
この辺りの情報を元に、読み合い騙し合いをしながらカードでジャンケンをする――予定だった。
ロリス「じゃあまず、グーでいくよ」
メディ「うん、グーだね。じゃん、けん、ぽん!」
ロリス「あいこだからカードは捨てるね」
メディ「次はパーでいい?」
ロリス「うん、わかったわ」
メディ「うん、グーだね。じゃん、けん、ぽん!」
ロリス「あいこだからカードは捨てるね」
メディ「次はパーでいい?」
ロリス「うん、わかったわ」
慧音「いいな妹紅、ちゃんと合わせるんだぞ」
妹紅「解ってるよ慧音、チョキからでいいね?」
慧音「うむ、では始めよう。じゃん、けん、ぽん」
妹紅「あいこだね。じゃあこれは捨ててっと」
妹紅「解ってるよ慧音、チョキからでいいね?」
慧音「うむ、では始めよう。じゃん、けん、ぽん」
妹紅「あいこだね。じゃあこれは捨ててっと」
ルールを聞いて、慧音とロリスは「あいこ」でカードを使いきれば良いと悟った。
そして各々の相方はメディスンと妹紅で、どちらも素直にそれに従った。
事によればここで騙して地獄送りにでもしたのだろうが、
今回の四人は誰もそんな事はせず、ただ粛々とカードは消費され、引き分けに終わった。
そして各々の相方はメディスンと妹紅で、どちらも素直にそれに従った。
事によればここで騙して地獄送りにでもしたのだろうが、
今回の四人は誰もそんな事はせず、ただ粛々とカードは消費され、引き分けに終わった。
文「そんな……仲間内できれいに終わりにするなどと……」
にとり「どうしても勝たなきゃならない理由も無いしねぇ」
文「だからといって、相手を騙して勝ちを収めればそれなりの利益が……!」
にとり「あっはっは、今回のメンバーじゃどう見たってそれもないよね」
文「借金を背負わせてあんな事やこんな事をしようという私の計画が……!」
にとり「どうしても勝たなきゃならない理由も無いしねぇ」
文「だからといって、相手を騙して勝ちを収めればそれなりの利益が……!」
にとり「あっはっは、今回のメンバーじゃどう見たってそれもないよね」
文「借金を背負わせてあんな事やこんな事をしようという私の計画が……!」
ロリス「このリボン可愛くって好きだなぁ」
メディ「違う服ってあまり着た事なかったけど、この服良いね」
輝夜「銀髪でオッドアイっていうのもかなり狙ってるわよねぇ」
妹紅「あ、あんまり見るな!ただでさえスカートが恥ずかしいってのに……」
慧音「こらこら妹紅、コスプレとは見てもらうための物、傘に隠れるんじゃない」
妹紅「だってぇー……」
メディ「違う服ってあまり着た事なかったけど、この服良いね」
輝夜「銀髪でオッドアイっていうのもかなり狙ってるわよねぇ」
妹紅「あ、あんまり見るな!ただでさえスカートが恥ずかしいってのに……」
慧音「こらこら妹紅、コスプレとは見てもらうための物、傘に隠れるんじゃない」
妹紅「だってぇー……」