映姫「本日の東方ファイトですが、可及的速やかに、私と咲夜・天子の三人に
色々と異名を付けた者を探し出し、私の所に連れて来て下さい。
本来はJSの所に連れて行くのですが、あの方は神出鬼没の正義の士ですので」
勇儀「おや、やっぱり閻魔様も女の子、胸の事が気になるのかい」
小町「わっ!そ、そういうデリケートな話題は……」
映姫「違います、と言っても俄には信じてもらえないでしょうが」
勇儀「それじゃあどうして?」
映姫「……咲夜と天子の二人が、魔女裁判紛いの事を始めたからです。
既に鈴仙と一輪の二人が被害に遭い、レミリアを天子が手にかけたため咲夜と天子が戦闘に入っています。
しかし二人が我に返れば、また魔女狩りが再開するのは火を見るより明らか」
勇儀「そっちの二人をどうこう……いや、そりゃ公平じゃないか」
映姫「ええ。彼女達の罪は罪として、まずはその前段階の始末です」
勇儀「わかったよ。それはそれとして、対戦相手はどこだい?」
映姫「さて……命蓮寺には連絡を出したはずなのですが……」
色々と異名を付けた者を探し出し、私の所に連れて来て下さい。
本来はJSの所に連れて行くのですが、あの方は神出鬼没の正義の士ですので」
勇儀「おや、やっぱり閻魔様も女の子、胸の事が気になるのかい」
小町「わっ!そ、そういうデリケートな話題は……」
映姫「違います、と言っても俄には信じてもらえないでしょうが」
勇儀「それじゃあどうして?」
映姫「……咲夜と天子の二人が、魔女裁判紛いの事を始めたからです。
既に鈴仙と一輪の二人が被害に遭い、レミリアを天子が手にかけたため咲夜と天子が戦闘に入っています。
しかし二人が我に返れば、また魔女狩りが再開するのは火を見るより明らか」
勇儀「そっちの二人をどうこう……いや、そりゃ公平じゃないか」
映姫「ええ。彼女達の罪は罪として、まずはその前段階の始末です」
勇儀「わかったよ。それはそれとして、対戦相手はどこだい?」
映姫「さて……命蓮寺には連絡を出したはずなのですが……」
~3時間後~
小町「……戻って来ませんねぇ」
映姫「ええ……やはり怪力乱神をもって人探しというのは非効率だったかも知れません」
ナズ「遅れました。お探しの者達はこれに」
小町「えーと……普通の人間っぽいけど、どうなんですか四季様」
ナズ「スレ39の>>138がトリプルレア、スレ41の>>768が特戦隊、スレ42の>>950が――」
映姫「はい、浄玻璃の鏡でこの三人の過去を確認しました、間違いありません」
小町「へー、やっぱり餅は餅屋、探し物はその道のプロが勝つんだね」
ナズ「……まあ、そう容易い物でもなかったのだが。
調査の結果、どうも外界人らしいと解り、今度はスキマ妖怪を探し……」
映姫「それはお疲れ様でした。ではファイト開始前から動いていたのですか?」
ナズ「いえ、そちらはまた別で……まずご主人様が登録名を『ナーズリン』と誤登録し、
それに気付いて押っ取り刀で仕度を始めたところ、ナーズとリンだから
地霊殿のお燐を連れて行けと仰って、それを何とか説得し……」
小町「やっぱり餅は餅屋なんだねぇ……」
ナズ「……いや、これは慣れであって専門ではない」
映姫「なるほど……繰り返しになりますが、お疲れ様でした。本日のファイトはあなたの勝ちです」
小町「それじゃ、JSさんの出番ですか?」
映姫「その前に……こほん。あなた方三人は、少々人の痛みに疎過ぎる。
人に愛称を付ける、それはよくある事ですし、好意的な感情の故である事もありましょう。
しかしその名前に、相手の身体的特徴を欠陥としてあてつけた物を付けたらどうなるか……。
身体的特徴は、様々な理由に寄りますが、その大部分は己の意思では動かし難い物です。
その者に責のない事柄を持って、その者を傷つける。これを悪と言わずして何と言いますか。
あなた方の罪は、いつか外界を担当する閻魔が裁かれるでしょう。
それまで、今までの己の行いを悔い、言動を改める事。それがあなた方に出来る善行です」
三人「……」
ナズ「……(意外と何事もなく収まったな)」
小町「……(だねぇ、正直あたいは三人の魂を外界に返す事になるのかと――)」
映姫「小町!」
小町「きゃんっ!」
映姫「何を怯えているのです。三人を外界に返す準備を」
小町「あ、はい、わかりました!えーっと、まずは書類手続きが……」
ナズ「うん?閻魔様は何処に行ったのかな?」
小町「何を言ってんだい、四季様ならずっとそこに……そこに……?」
JS「私の名前はジャッジメント・シーズン!そこな三人に正義の裁きを下します!」
小町「……あうぅ……」
ナズ「これはもうダメかもわからんね」
小町「……戻って来ませんねぇ」
映姫「ええ……やはり怪力乱神をもって人探しというのは非効率だったかも知れません」
ナズ「遅れました。お探しの者達はこれに」
小町「えーと……普通の人間っぽいけど、どうなんですか四季様」
ナズ「スレ39の>>138がトリプルレア、スレ41の>>768が特戦隊、スレ42の>>950が――」
映姫「はい、浄玻璃の鏡でこの三人の過去を確認しました、間違いありません」
小町「へー、やっぱり餅は餅屋、探し物はその道のプロが勝つんだね」
ナズ「……まあ、そう容易い物でもなかったのだが。
調査の結果、どうも外界人らしいと解り、今度はスキマ妖怪を探し……」
映姫「それはお疲れ様でした。ではファイト開始前から動いていたのですか?」
ナズ「いえ、そちらはまた別で……まずご主人様が登録名を『ナーズリン』と誤登録し、
それに気付いて押っ取り刀で仕度を始めたところ、ナーズとリンだから
地霊殿のお燐を連れて行けと仰って、それを何とか説得し……」
小町「やっぱり餅は餅屋なんだねぇ……」
ナズ「……いや、これは慣れであって専門ではない」
映姫「なるほど……繰り返しになりますが、お疲れ様でした。本日のファイトはあなたの勝ちです」
小町「それじゃ、JSさんの出番ですか?」
映姫「その前に……こほん。あなた方三人は、少々人の痛みに疎過ぎる。
人に愛称を付ける、それはよくある事ですし、好意的な感情の故である事もありましょう。
しかしその名前に、相手の身体的特徴を欠陥としてあてつけた物を付けたらどうなるか……。
身体的特徴は、様々な理由に寄りますが、その大部分は己の意思では動かし難い物です。
その者に責のない事柄を持って、その者を傷つける。これを悪と言わずして何と言いますか。
あなた方の罪は、いつか外界を担当する閻魔が裁かれるでしょう。
それまで、今までの己の行いを悔い、言動を改める事。それがあなた方に出来る善行です」
三人「……」
ナズ「……(意外と何事もなく収まったな)」
小町「……(だねぇ、正直あたいは三人の魂を外界に返す事になるのかと――)」
映姫「小町!」
小町「きゃんっ!」
映姫「何を怯えているのです。三人を外界に返す準備を」
小町「あ、はい、わかりました!えーっと、まずは書類手続きが……」
ナズ「うん?閻魔様は何処に行ったのかな?」
小町「何を言ってんだい、四季様ならずっとそこに……そこに……?」
JS「私の名前はジャッジメント・シーズン!そこな三人に正義の裁きを下します!」
小町「……あうぅ……」
ナズ「これはもうダメかもわからんね」
結果:ナーズリン改めナズーリンが苦難を乗り越え三人を探し出して勝利
勇儀?「なんだなんだ、まだやってたのかい」
天子「誰よ、そんなふざけた仮面なんて着けて」
咲夜「悪いけど今はそれどころじゃないの。お嬢様に手を出す輩を成敗するのが先よ!」
勇儀?「あっはっはっ!それで仲間割れかい。真犯人が目の前に居るってのに」
咲夜「真犯人……まさか!」
勇儀?「そう、そのまさか。あの名前を付けたのはこの私さ!」
天子「良い度胸ね……でも、自ら死地に飛び込むようじゃ、蛮勇もいい所よ!」
咲夜「一時休戦よ。まずはそこの……ふざけた仮面の奴をぶっ飛ばす!」
勇儀?「面倒だ、二人まとめてかかって来な!」
天子「誰よ、そんなふざけた仮面なんて着けて」
咲夜「悪いけど今はそれどころじゃないの。お嬢様に手を出す輩を成敗するのが先よ!」
勇儀?「あっはっはっ!それで仲間割れかい。真犯人が目の前に居るってのに」
咲夜「真犯人……まさか!」
勇儀?「そう、そのまさか。あの名前を付けたのはこの私さ!」
天子「良い度胸ね……でも、自ら死地に飛び込むようじゃ、蛮勇もいい所よ!」
咲夜「一時休戦よ。まずはそこの……ふざけた仮面の奴をぶっ飛ばす!」
勇儀?「面倒だ、二人まとめてかかって来な!」
小町「……結局、地底の鬼は戻って来ませんでしたね」
映姫「そうですね。ファイト終了ぐらい見に来ても良さそうな物ですが」
小町「あれ、何かご存知なんですか?」
映姫「ええ。あの二人のガス抜きをね……最初からそのつもりのようでした」
映姫「そうですね。ファイト終了ぐらい見に来ても良さそうな物ですが」
小町「あれ、何かご存知なんですか?」
映姫「ええ。あの二人のガス抜きをね……最初からそのつもりのようでした」