31スレ第16戦 - 東方ファイトスレ @まとめウィキ

咲夜「お連れしました
パルスィ「ここはどこ？私は誰？脳味噌がカマンベールチーズになってしまいそうだわ……」
レミィ「ありがとう。それじゃ、東方ファイトなんで、館内にドミノを並べて頂戴」
パルスィ「そんな時間のかかる事できるわけないでしょ、チョコを湯煎にかけてる最中なのに！」
レミィ「私の許可なく館を出る事は出来ないの。戻りの無い橋と同じよ」
パルスィ「拉致った挙句に人のネタまで奪うなんて、その傍若無人ぶりが妬ましい……ぱるぱる……」

パルスィ「色々不安だったけど、例の妹の邪魔とか、白黒が窓からドーンとか、
そういったアクシデントだけは無さそうね。今のうちになんとか終わらせないと……」
MP萃香「お待たせーっ！」
アリス「ドミノを並べに来たわよ。準備は良い、ゴリアテ？」
ゴリアテ「ま”」
（どっすーん）（ぱたたたたた……）
パルスィ「あ……あぁぁぁーっ！（涙）」
既に諦めムードで、それでも早く帰ろうと頑張って廊下にドミノを並べるパルスィだったが、
館外に現れた一人と一体がその希望を並べたドミノごと打ち砕いた。
しかもMP萃香とゴリアテの手には、ドミノの形をした巨大な板がある。
ファイト指定の通り紅魔館内にそれを並べようとすれば、まず間違いなく紅魔館も打ち砕く事になるだろう。
MP萃香「それじゃあ早速――」
？？「ファイトにかこつけて、皆の夢の破壊を企てる……人、それを外道と言う！」
アリス「何物！？」
？？「あなた方に名乗る名はありません！星よ風よ、蛇よ蛙よ、我に力を与えたまえ！」
MP萃香「あのロボットは……！」
アリス「現れたわね、ヒソウテンソク。そしてそのパイロット……東風谷早苗！」
早苗「この私が居る限り、紅魔ロボの破壊など許しません！」
パルスィ「あれ、ここって紅魔館じゃ……とにかくこの隙にドミノを並べなきゃ！」

核融合エネルギーで動くヒソウテンソクと早苗の各種弾幕により、
MP萃香とゴリアテ人形によるドミノ攻撃は悉く防がれ、揺れも最小限に抑えられていた。
それを好機と必死にドミノを並べるパルスィだったが、
館外ではドミノ以外の攻撃を開始した二人により、徐々に早苗が押され始める。

早苗「いけません、このままでは紅魔ロボが……人類の希望が！」
美鈴「お待たせしました早苗さん！どうぞ下がってください！」
早苗「その声は……間に合いましたか！」
美鈴「はい！これより迎撃態勢に入ります！」

パルスィ「……（何、この会話？まあいいわ、とにかくドミノを……）」
美鈴「紅魔ロボ、トランスフォーメーション！」
（ごごごごご）（ぱたたたたた……）
パルスィ「えっ……えぇぇぇーっ！？（血涙）」

アリス「やっとお出ましね」
MP萃香「でもこの方がやり易いよ」
アリス「それもそうね。このドミノをその胴体にたっぷり突き立ててあげるわ！」
美鈴「紅魔ロボとヒソウテンソク、幻想郷の誇る二台巨神が組んだ以上、負けはありません！」

レミィ「あーあ、まったく勝手な事をしてくれるわ」
パチェ「でも意外と楽しみだったんでしょ、これ」
咲夜「……そういえば、ドミノの方はどうしましょうか？」
レミィ「あんなでっかいのは立てられたくないわねぇ」
咲夜「いえ、通常サイズの方です」
レミィ「……あ」
パチェ「……（全力で忘れてたわね）」

結果：真面目にドミノを並べたパルスィの判定勝ち

パルスィ「うぅ……湯煎のしっ放しでカチカチになってる……」
勇儀「おや、美味しそうだね。一つもらうよ（ひょい）……うん、美味しい美味しい」
パルスィ「えっ！？ゆ……勇儀ぃー（えぐえぐ）」
勇儀「おぉっ！？も、もしかして食べちゃいけないチョコだったかい？
それじゃ仕方ないから、一緒に材料の買出しにでも行こうか」
パルスィ「（こくこく）」
勇儀「……（鬼仲間がしでかした不始末だからねぇ……まったく萃香の奴……）」