「よく来てくれたな2人とも、私が今回の進行役の藤原妹紅だ。」
「審査員の上白沢慧音だ。今日はわざわざありがとう」
「審査員の上白沢慧音だ。今日はわざわざありがとう」
「……ねえ、ファイトだからって荒事に備えて張り切って人形100体作ってきた私の立場はどうなるの??」
「頭脳戦はむしろ得意なのでは?」
「このやり場のない徒労感が問題なのよ」
「頭脳戦はむしろ得意なのでは?」
「このやり場のない徒労感が問題なのよ」
「まあ事実は事実として受け止めてくれ、では慧音と子供のために良い名前を考えてくれよ」
――少女考え中
「私が最も気に入っている名前を進呈するわ。上白沢上海(しゃんはい)、素敵な名前でしょ?」
「では私も一つ。上白沢絆(きずな)でどうでしょう」
「では私も一つ。上白沢絆(きずな)でどうでしょう」
「どうだ慧音?」
「そうだな、閻魔様の名前を頂くとしよう。きっといい子に育ってくれる」
「というわけでこの勝負閻魔の勝利!」
「そうだな、閻魔様の名前を頂くとしよう。きっといい子に育ってくれる」
「というわけでこの勝負閻魔の勝利!」
その後、是非曲直庁にて
「そんなニヤニヤして、何かいいことあったんですかい映姫様?」
「愛をもって捨て子を拾う。そのような善行を垣間見たのです、私は今とても晴れやかな気分です」
「へぇ、情けも枯れ果てたこのご時世に奇特な人がいたもんですねぇ」
「たとえ血は繋がっていなくとも、幸せな親子になれますように祈っていますよ」
「そんなニヤニヤして、何かいいことあったんですかい映姫様?」
「愛をもって捨て子を拾う。そのような善行を垣間見たのです、私は今とても晴れやかな気分です」
「へぇ、情けも枯れ果てたこのご時世に奇特な人がいたもんですねぇ」
「たとえ血は繋がっていなくとも、幸せな親子になれますように祈っていますよ」
その後、寺子屋で
「先生マジで怖い!」
「早く捨てようよぉ!!」
「先生マジで怖い!」
「早く捨てようよぉ!!」
アリスが出産祝いとして置いて行った100体の超精巧な人形は子供達にはものすごく不評だったという