博麗神社の宴会を前に、準備の手伝いにと集められた従者たち。
彼女達を前に宴会の企画者である魔理沙が現れ、頼みごとを持ちかけた。
彼女達を前に宴会の企画者である魔理沙が現れ、頼みごとを持ちかけた。
魔理沙「今日の宴会のメインはキノコ汁・・・と行きたいが一つ問題がある。」
咲夜「なにかしら? お酒は各自で持ち寄るんでしょ?」
魔理沙「この場にキノコが全くない!」
ナズーリン「なんて手際の悪さだい。」
魔理沙「ってことで宴会までに人間系従者と獣系従者に別れてキノコ狩り勝負だ!
負けたほうは罰ゲームとして勇儀&翠香と勝負して来い!
武士の情けで力比べか飲み比べかは選ばせてやる!
ちなみに、"私が"食べられないキノコはノーカウントだからな!」
咲夜「なにかしら? お酒は各自で持ち寄るんでしょ?」
魔理沙「この場にキノコが全くない!」
ナズーリン「なんて手際の悪さだい。」
魔理沙「ってことで宴会までに人間系従者と獣系従者に別れてキノコ狩り勝負だ!
負けたほうは罰ゲームとして勇儀&翠香と勝負して来い!
武士の情けで力比べか飲み比べかは選ばせてやる!
ちなみに、"私が"食べられないキノコはノーカウントだからな!」
と半ば強引にチーム分けさせられ、ファイトとなったトリオ2組。
それでもそれぞれの主から「宴会の準備を手伝ってこい」と命令されている身なのでしぶしぶながら従うこととなり、
東方ファイトの幕は切って落とされた。
それでもそれぞれの主から「宴会の準備を手伝ってこい」と命令されている身なのでしぶしぶながら従うこととなり、
東方ファイトの幕は切って落とされた。
~人間系従者組~
妖夢「早苗さん、このキノコ見てください。こいつをどう思います?」
早苗「すごく・・・ベニテングダケです・・・。」
妖夢「幽々子様は以前とても美味しそうに召し上がっていたのですが・・・。」
咲夜「悪食亡霊を基準に考えるクセは辞めなさい。」
早苗「しかし・・・なかなか集まりませんね。ネズミの能力に加えて鼻の効く向こうの方が有利ですよねえ。」
咲夜「まあ、大丈夫。 逆転の策はあるわ。」
早苗「すごく・・・ベニテングダケです・・・。」
妖夢「幽々子様は以前とても美味しそうに召し上がっていたのですが・・・。」
咲夜「悪食亡霊を基準に考えるクセは辞めなさい。」
早苗「しかし・・・なかなか集まりませんね。ネズミの能力に加えて鼻の効く向こうの方が有利ですよねえ。」
咲夜「まあ、大丈夫。 逆転の策はあるわ。」
~獣系従者組~
橙「この付近にいっぱいあると思う。」
燐「確かに臭いは充満してるね。 でもよくわかるね。」
橙「湿度と樹木の分布を元に藍様が"ありそうな場所"を計算していただきましたから!」
燐「あの狐のお姉さん、"偶然会った"って言ってたけど絶対違うと思う。」
ナズーリン「大体の場所がわかれば後は私の部下が・・・。 ってコラ! 勝手に食べるな!」
燐「まあいいじゃないか。 いっぱい取れそうだし。 少しくらいはご褒美だよ。」
ナズーリン「確かにそのとおりだな。 普通ならコレで勝利確定なんだろうが・・・。 君を見込んでひとつ頼みがある。」
燐「??」
橙「この付近にいっぱいあると思う。」
燐「確かに臭いは充満してるね。 でもよくわかるね。」
橙「湿度と樹木の分布を元に藍様が"ありそうな場所"を計算していただきましたから!」
燐「あの狐のお姉さん、"偶然会った"って言ってたけど絶対違うと思う。」
ナズーリン「大体の場所がわかれば後は私の部下が・・・。 ってコラ! 勝手に食べるな!」
燐「まあいいじゃないか。 いっぱい取れそうだし。 少しくらいはご褒美だよ。」
ナズーリン「確かにそのとおりだな。 普通ならコレで勝利確定なんだろうが・・・。 君を見込んでひとつ頼みがある。」
燐「??」
十分な戦果に意気揚々と神社への帰路を急ぐ獣系従者組の前に3つの影が立ちはだかった。
妖夢「そのキノコは置いていってもらいます!」
早苗「"私達のための"キノコ狩り、ご苦労様でした。」
咲夜「キノコを"狩る" と書いて"キノコ狩り" フフ・・・よくぞ言ったものね。
さ! 怪我したくなかったらおとなしく籠を・・・籠を・・・籠が・・・・・・ない・・・!?」
早苗「"私達のための"キノコ狩り、ご苦労様でした。」
咲夜「キノコを"狩る" と書いて"キノコ狩り" フフ・・・よくぞ言ったものね。
さ! 怪我したくなかったらおとなしく籠を・・・籠を・・・籠が・・・・・・ない・・・!?」
橙「ここまで予想通りだとすがすがしいよ。 流石と言うかなんと言うか。」
ナズーリン「力がないものは頭を使わなければ生き残れないのが世の中だからな。」
ナズーリン「力がないものは頭を使わなければ生き残れないのが世の中だからな。」
早苗「どういう・・・ことですか?」
お燐「お姉さん達が籠を強奪しに来る可能性を考えてね、既にキノコはあたいのゾンビフェアリーで
魔理沙のところに送っておいたのさ!」
ナズーリン「妖精とはいえ謝礼はしてあるから、この場合私の部下より信用できる。」
魔理沙のところに送っておいたのさ!」
ナズーリン「妖精とはいえ謝礼はしてあるから、この場合私の部下より信用できる。」
咲夜・妖夢・早苗「く・・・!」
ナズーリン「腹いせにひと勝負する気かい? その場合、ファイトとは無関係の戦闘になって
場合によってはお互いに過保護な主を巻き込むことになるな。 それは君たちの本意ではないだろう?
さ、わかったら宴会に向かうとしようか。 ちなみにこれは私からのプレゼントだ。」
お燐「たまたま見つけたのだけど、お姉さん達には必要だと思ってね!」
ナズーリンから袋を手渡され、咲夜は問い返す。
咲夜「これは・・・薬草ですか?」
橙「肝臓によく効く薬になるんだって!」
場合によってはお互いに過保護な主を巻き込むことになるな。 それは君たちの本意ではないだろう?
さ、わかったら宴会に向かうとしようか。 ちなみにこれは私からのプレゼントだ。」
お燐「たまたま見つけたのだけど、お姉さん達には必要だと思ってね!」
ナズーリンから袋を手渡され、咲夜は問い返す。
咲夜「これは・・・薬草ですか?」
橙「肝臓によく効く薬になるんだって!」