東方ファイトスレ @まとめウィキ

30スレ第11戦

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匿名ユーザー

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我が青春のヒソウテンソク(歌:東風谷早苗)

♪朝焼け背に受けて 天駆ける姿
 変身 今 神へと 幻想郷(ルビ:せかい)が掌で踊る
 跪け 愚民ども 泣く子も黙る 嗚呼
 ありがたき 見目姿 しかと見よや
 崇め奉れよ 幻想の巨神 ヒソウテンソク

早苗「ズバっと惨状バシっと怪傑!人呼んで幻想のヒロイン、東風谷早苗とは私の事です!」
神奈子「どうしてこうなった……」
諏訪子「あっはっは、やっぱり友達は選ばないと駄目だよねぇ」
にとり「うんうん、いい出来だよ!これならどんなファイトでも怖くはないね!」
一輪「負けてられないわ!巨大化よ、雲山!」
雲山「……」
一輪「戦いたくない?……ふぅーん……そうよねぇ、雲山は私と違って、出番がたくさんあるもんねぇ」
雲山「……!」
一輪「ここで雲山が私の言う事を聞かなくなったら、ますます日陰者だわ」
雲山「……!!」
一輪「そうそう、それでいいの。さぁ、早速ファイトよ!」
霊夢「んー……冬本番で寒いのよね。どっかの冬将軍もやる気満々だし。だから、腋カバーでも編んでちょうだい」
早苗・一輪「「……」」
早苗「このヒソウテンソクの核融合エネルギーを、そんな事のために使えと言うんですか!」
一輪「どうして久々の出番なのに、そんな地味なファイトなのよ!」
霊夢「じゃあ無効試合でいい?」
早苗・一輪「「……ぐぅ」」

一輪「さあ雲山、ちゃっちゃと編んじゃって」
雲山「……」
一輪「駄目よ、巨大化の指定がかかってるんだから。それとも私を反則負けにさせたいのかしら?(じと)」
雲山「……!」
一輪「じゃ、お願いね。あぁ、サイズは当然人間大だからね?」
雲山「……(こくこく)」

早苗「ヒソウテンソクの力は、こんな事のためにあるんじゃないのに……あぁ、また糸が切れた……」
にとり「一応指も独立可動だけど、そんな細かい細工は考えてないからねぇ」
早苗「……やはり東方ファイトでは常識に囚われてはいけないのですね!」
にとり「お、なんかいい案でもあるんだ?」
早苗「ええ、それはですね……」

霊夢「で、これは何」
早苗「私とヒソウテンソクで組み上げた巨大人型巫女、メカレイムです!
あ、ちゃんと極太ワイヤーで腋カバーは編んで取り付けてありますよ」
にとり「ちなみに設計は私がしたけど、作ったのは早苗だからセーフだよね」
諏訪子「発想の転換っていうか、メカに乗っちゃったら腋とか寒いとか関係なくない?」
神奈子「……孟母三遷に倣って、妖怪の山から引っ越すべきかしら」
霊夢「ふーん……まあ、神社裏に空地はたっぷりあるし、別にいいかな」
神奈子「あんたこれでいいの?」
霊夢「要は冬の寒さを凌げればいいの」
雲山「……(ふぁさ)」
霊夢「……ぅん?なに、これ……ショール?あんたが編んだの?」
雲山「(こくこく)」
霊夢「へー、白をベースに赤糸があしらってあるのね。意外とまともで安心したわ。
肩かけだけど、そこそこ長いから腋までカバーしてるし……合格ね」
雲山「(照れ)」
早苗「その巨体でその細工、なかなかやりますね!しかし私のメカレイムもそれだけではありませんよ!」
神奈子「……とりあえず、状況が悪化する前に結論をお願い」
霊夢「考えるまでもなくこっちのショールでしょ」
諏訪子「まあそうよね」
にとり「ロマンがないなぁ」
早苗「いいんです、このメカレイムの性能を見れば、霊夢さんも考えを改めるはず!」
霊夢「いいけど、動かす振りをして博麗神社を壊したりしたら容赦しないわよ?」
早苗「……そんなわけないじゃないですかー」
神奈子「……もうだめかなこのじんじゃ」
諏訪子「……もうだめですわこのじんじゃ」
霊夢「そういえば、あんたの主人はどうしたのよ」
雲山「…………」

結果:雲山の手編みショールによりジャイアントウンザン&一輪の勝ち。

一輪「むにゃむにゃ……姐さんの力が狙いかー……(すーすー)」
雲山「……(ふぁさ)」
一輪「ぅん……うんざん……?あぁ、布団……じゃないわね。ショール……?ありがと……(すーすー)」
雲山「……♪」






















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