紅魔館主催による、仮面舞踏会ならぬ仮面宴会。
しかし普通の仮面では面白くないというレミリアの意向により、正体不明の種が用意され、参加者に配られた。
一般参加者には知らされていないのだが、今回のファイトはこの正体不明の状況から
二組のペアが各々のパートナーを探し出すという物である。
しかし普通の仮面では面白くないというレミリアの意向により、正体不明の種が用意され、参加者に配られた。
一般参加者には知らされていないのだが、今回のファイトはこの正体不明の状況から
二組のペアが各々のパートナーを探し出すという物である。
妖夢「なんという人数……」
依姫「これでは一人一人当たっていては埒が明かない。つまり……」
妖夢・依姫「「斬れば解る!」」
誰もが予想した展開により、妖夢・依姫ペアは会場の二箇所で人斬りを始める。
相手を刀の達者と信じればこそ、『斬りつけて斬られなければ相方に違いない』という暴挙に出たのだ。
妖夢「斬り捨て御免!」
天子「はっ!この程度の剣戟で私を仕留められるとでも?」
妖夢「出来る……しかしこの太刀筋、依姫さんではない……!」
依姫「覚悟ッ!」
妖忌「ふん、酒の席で何とも剣呑な話よな」
依姫「この構え……魂魄流に見えるけど、何かが違う……!」
だが、幻想郷に刀の使い手は二人だけではなかった。
出来ると見込んだ相手に斬りつけた二人は、各々違う相手を引き当ててしまい、
そのまま二組は剣の舞で宴会に華を添える事になった。
依姫「これでは一人一人当たっていては埒が明かない。つまり……」
妖夢・依姫「「斬れば解る!」」
誰もが予想した展開により、妖夢・依姫ペアは会場の二箇所で人斬りを始める。
相手を刀の達者と信じればこそ、『斬りつけて斬られなければ相方に違いない』という暴挙に出たのだ。
妖夢「斬り捨て御免!」
天子「はっ!この程度の剣戟で私を仕留められるとでも?」
妖夢「出来る……しかしこの太刀筋、依姫さんではない……!」
依姫「覚悟ッ!」
妖忌「ふん、酒の席で何とも剣呑な話よな」
依姫「この構え……魂魄流に見えるけど、何かが違う……!」
だが、幻想郷に刀の使い手は二人だけではなかった。
出来ると見込んだ相手に斬りつけた二人は、各々違う相手を引き当ててしまい、
そのまま二組は剣の舞で宴会に華を添える事になった。
咲夜「夢子さんですね?
夢子「あら、よく解ったわね」
咲夜「そちらから近付いていたではありませんか、お互い様ですよ」
夢子「ふふ……メイドの嗜み、って所かしら」
咲夜「そうですね。しかし……この状況では審判を探すのが難しい気がしますが」
夢子「あなたのご主人様が仕組んだんじゃなかったの?」
咲夜「残念ながら、場所の提供だけですわ」
夢子「ふーん……まあそれならそれで。折角の仮面宴会なんだし、たまにはメイドの身分を忘れて楽しみましょう?」
咲夜「それもそうですね。では楽しみながら審判を探しましょうか」
夢子「あら、よく解ったわね」
咲夜「そちらから近付いていたではありませんか、お互い様ですよ」
夢子「ふふ……メイドの嗜み、って所かしら」
咲夜「そうですね。しかし……この状況では審判を探すのが難しい気がしますが」
夢子「あなたのご主人様が仕組んだんじゃなかったの?」
咲夜「残念ながら、場所の提供だけですわ」
夢子「ふーん……まあそれならそれで。折角の仮面宴会なんだし、たまにはメイドの身分を忘れて楽しみましょう?」
咲夜「それもそうですね。では楽しみながら審判を探しましょうか」
結果:メイドとしての立居振る舞いから各々相手を判別できたメイドコンビの勝ち。
星「見つけましたよ射命丸文!」
椛「へ?いえ、私は――」
星「あなたの胃袋を持ち帰れば東方ファイトで勝てるのです。いざ!」
椛「はぁ……ってそれ指定内容じゃないしそもそも私は――」
(ばきっ)
星「パイプ椅子は……痛いです……(ぱた)」
ナズ「お騒がせしました。これは連れて帰りますのでご安心を」
椛「はぁ……(正体不明でも解るレベルって、やっぱり凄いんですねぇ)」
椛「へ?いえ、私は――」
星「あなたの胃袋を持ち帰れば東方ファイトで勝てるのです。いざ!」
椛「はぁ……ってそれ指定内容じゃないしそもそも私は――」
(ばきっ)
星「パイプ椅子は……痛いです……(ぱた)」
ナズ「お騒がせしました。これは連れて帰りますのでご安心を」
椛「はぁ……(正体不明でも解るレベルって、やっぱり凄いんですねぇ)」