東方ファイトスレ @まとめウィキ

4スレ第1戦(1)

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匿名ユーザー

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歴史喰いと全記憶。
この二人が今、東方三大黒歴史といわれる、白魔理沙に挑む……

「嫌な予感しかしないぜ……」
審査に公正を期すため、審査員監視役として、霊夢、幽香、アリスの三名が魔理沙の後ろに座っている。

先攻は慧音。彼女はおもむろに口に手を当て、笑いはじめる。
「うふ、うふ、うふふふふふふふ」
逃げ出しそうになる魔理沙を取り押さえる三人。
「喰ってくれといわれた歴史が、こんなところで役に立つとはな」
約束が違うと叫ぶ魔理沙だが、慧音はお構いなしにうふうふ笑っている。

「まだまだ甘いですわね、慧音さん」
後攻の阿求が、自信たっぷりにそう言った。
「どういう事だ?」
「私の記憶は、彼女の言葉全てを記憶するものなのです。今開きましょう、禁断の扉を」
そう言うと阿求は壊れた機械人形のように震え、その口から、ゆっくりと言葉が紡がれた……

「おっけ~、ここは魔梨沙にまかせて」
「ふふっ、魅魔様のところにはいかせないよ
あなたには、ここで少しばかり遊んでいってもらうわ
もっとも、あたいがあなたを倒しちゃってもいいんだし・・・」
「きゃはははは」
「魅魔様、ごめんなさ~い」

一字一句、魔梨沙の言葉を再現していく阿求。だがそれも長くは続かなかった。
タオルが投げ入れられ、勝負はそこで中断した。魔理沙にドクターストップがかかったのだ。
阿求が審査員席を見ると、泡を吹いて失神している魔理沙の姿があった。
気絶したままだが、その口は呼び起こされたトラウマからかうふうふと漏れ続けている。

結局残った監視役三人の審査によって、勝者は阿求となった。
なお、その後魔理沙には一時的な記憶障害が発生し、元に戻るには一週間を要したという。





























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