映姫「今回のファイトは八意永琳女史が大量に作った色んな効果がある薬をより多く飲めたら勝ち…というものです。
わかりやすく言うと大食い勝負の薬版…といったところでしょうね。
一人目の対戦者はアルゼンチンで何があったのかよく解らないが、憤慨しているレティ!」
レティ「私一人で平気だって言ってるのに…あのガイドめ…っ!
…何よあなた達。 …ファイトとは言えまた夏に呼び出される私の気持ちを考えた事あるっ!?」
映姫「安価は絶対です。 …さあ小町、もう一人の対戦者を連れて来なさい」
小町「…いや~、その、四季さま…?」
わかりやすく言うと大食い勝負の薬版…といったところでしょうね。
一人目の対戦者はアルゼンチンで何があったのかよく解らないが、憤慨しているレティ!」
レティ「私一人で平気だって言ってるのに…あのガイドめ…っ!
…何よあなた達。 …ファイトとは言えまた夏に呼び出される私の気持ちを考えた事あるっ!?」
映姫「安価は絶対です。 …さあ小町、もう一人の対戦者を連れて来なさい」
小町「…いや~、その、四季さま…?」
映姫「………………………………はっ!? もう一人は私じゃないですか!!」
小町「何やってるんですか四季さま~。 もうすぐお盆なんですから、しっかりやって下さいよ?」
映姫「わ、わかっていますよそれくらい! …では小町! 私の代わりに貴女が仕切りなさい!」
小町「えっ? いいんですか? たしか死神は閻魔の代わりに裁きとかしちゃ駄目なんじゃあ…?」
映姫「あっ、えっ? …そ、そういえば! …し、仕方ないですね。ここは上白沢女史にお願いしましょう…」
小町「何やってるんですか四季さま~。 もうすぐお盆なんですから、しっかりやって下さいよ?」
映姫「わ、わかっていますよそれくらい! …では小町! 私の代わりに貴女が仕切りなさい!」
小町「えっ? いいんですか? たしか死神は閻魔の代わりに裁きとかしちゃ駄目なんじゃあ…?」
映姫「あっ、えっ? …そ、そういえば! …し、仕方ないですね。ここは上白沢女史にお願いしましょう…」
ナズ「…あー、あれはご主人のうっかり病の症状だな、うん」
小傘「んえ?そうなの?」
ナズ「うむ。安価は絶対と言っておきながら、自分が安価を確認していないだろう?
しかも、所々指摘されるまで自分のミスに全く気付いていない。 典型的なご主人のうっかり病さ。」
小傘「…………。 な、なるほど~」
ナズ「…君、絶対理解していないだろう」
小傘「んえ?そうなの?」
ナズ「うむ。安価は絶対と言っておきながら、自分が安価を確認していないだろう?
しかも、所々指摘されるまで自分のミスに全く気付いていない。 典型的なご主人のうっかり病さ。」
小傘「…………。 な、なるほど~」
ナズ「…君、絶対理解していないだろう」
慧音「…準備は整ったな。では、ファイト開始!!」
私の前に毒々しい色をした薬がトレーに山盛りになって出される。
常識的に考えても服用量をオーバーしているとしか思えない量に、私は永琳女史にチラリと視線を投げ掛ける。
永琳「大丈夫ですよ。ちゃんと解毒剤も混ぜてありますから」(ニッコリ♪)
……うん。良い笑顔だ。間違いなく逝ける。私の中の小さな疑念は大きな確信へと変わった。
ちなみに、レティは怒りに任せて10錠ほど引っ掴み、それを口に放り込んだ直後に昏倒した。こちらも良い笑顔で。
…やるしかない。なぁに、問題は無い。ルールでは「多く」飲んだ方が勝者だ。
幸いにもレティが飲んだのは、上の方に盛られた小さな錠剤を「10錠程度」なのだ。私はそれよりほんの少し多い量を
安全か危険か「白黒はっきり付けて」飲めばいい。私の能力を以てすれば実に簡単な事だ。
映姫「では…。 行きます」
私は一錠の錠剤を凝視する。 …瑠璃色に輝いている。まるで宝石の様だ。当然口に含むような物では無い。
私はその錠剤を別のトレーに移す為に摘み上げた。
常識的に考えても服用量をオーバーしているとしか思えない量に、私は永琳女史にチラリと視線を投げ掛ける。
永琳「大丈夫ですよ。ちゃんと解毒剤も混ぜてありますから」(ニッコリ♪)
……うん。良い笑顔だ。間違いなく逝ける。私の中の小さな疑念は大きな確信へと変わった。
ちなみに、レティは怒りに任せて10錠ほど引っ掴み、それを口に放り込んだ直後に昏倒した。こちらも良い笑顔で。
…やるしかない。なぁに、問題は無い。ルールでは「多く」飲んだ方が勝者だ。
幸いにもレティが飲んだのは、上の方に盛られた小さな錠剤を「10錠程度」なのだ。私はそれよりほんの少し多い量を
安全か危険か「白黒はっきり付けて」飲めばいい。私の能力を以てすれば実に簡単な事だ。
映姫「では…。 行きます」
私は一錠の錠剤を凝視する。 …瑠璃色に輝いている。まるで宝石の様だ。当然口に含むような物では無い。
私はその錠剤を別のトレーに移す為に摘み上げた。
映姫「…へちゅん!」(パクッ ゴクリ)
映姫「 あ 」(ドシャッ)
永琳「あら。大当たりね」
慧音「……流石にあの色の薬は飲まないだろ普通……。」
ナズ「…こうなると思ってたよ」
慧音「……流石にあの色の薬は飲まないだろ普通……。」
ナズ「…こうなると思ってたよ」
結果: レティ10錠対映姫1錠でレティ勝利
小傘「ねぇナズーリン。寅うっかり病って、どうすれば治るの?」
ナズ「……むしろ私が聞きたい」
ナズ「……むしろ私が聞きたい」
※暫く続いた映姫さまの寅うっかり病は、また小町がサボりはじめたので
映姫さま自身が気合いで治しましたとさ。
映姫さま自身が気合いで治しましたとさ。