安価指定によりベリーダンスの装いで会場に現れた天子と衣玖だったが、待てど暮らせど神主は現れない。
その内にファイト開始予定時刻になり、とりあえず飲み始める事になった。
天子「来ないってどういう事よ。この日のために昨夜から食べてないのに!」
衣玖「ですから申し上げました通りそれは死亡フラグです」
天子「ついでにベリーダンスの練習もして来たのよ、こんな風に!(すすっ)」
映姫「ふむ、衣装の所為か胸が全く揺れませんね」
天子「(ごふっ)」
衣玖「……この服装も死亡フラグでしたね」
霊夢「あ、居た居た」
映姫「おや、博麗霊夢。わざわざファイト会場に来るとは珍しい」
霊夢「私だって来たくて来たんじゃないわよ。あんた達に伝言があるの」
衣玖「流石は博麗の巫女、ご神託ですか」
霊夢「昼寝してたら勝手に夢の中に出てきたのよ。
それで、『勝負のためだけに大酒を飲むのは酒に失礼だから』辞退するんだって」
天子「ふーん……まあ勝ちなら別に何でも……あら、酒が切れたわよ」
衣玖「こちらもですね。勝負はつきましたのでもう飲む必要もありませんが」
小町「大変です四季様、ファイト用の酒が無くなりました!」
映姫「むむっ……まさか彼女達ですか!?」
小町「いえ、どうもそれが違うようで……」
霊夢「そうそう、『酒について考えてもらうために少し細工をする』とも言ってたわ」
その内にファイト開始予定時刻になり、とりあえず飲み始める事になった。
天子「来ないってどういう事よ。この日のために昨夜から食べてないのに!」
衣玖「ですから申し上げました通りそれは死亡フラグです」
天子「ついでにベリーダンスの練習もして来たのよ、こんな風に!(すすっ)」
映姫「ふむ、衣装の所為か胸が全く揺れませんね」
天子「(ごふっ)」
衣玖「……この服装も死亡フラグでしたね」
霊夢「あ、居た居た」
映姫「おや、博麗霊夢。わざわざファイト会場に来るとは珍しい」
霊夢「私だって来たくて来たんじゃないわよ。あんた達に伝言があるの」
衣玖「流石は博麗の巫女、ご神託ですか」
霊夢「昼寝してたら勝手に夢の中に出てきたのよ。
それで、『勝負のためだけに大酒を飲むのは酒に失礼だから』辞退するんだって」
天子「ふーん……まあ勝ちなら別に何でも……あら、酒が切れたわよ」
衣玖「こちらもですね。勝負はつきましたのでもう飲む必要もありませんが」
小町「大変です四季様、ファイト用の酒が無くなりました!」
映姫「むむっ……まさか彼女達ですか!?」
小町「いえ、どうもそれが違うようで……」
霊夢「そうそう、『酒について考えてもらうために少し細工をする』とも言ってたわ」
その後まる一日、幻想郷から一切の酒類が姿を消した。
萃香の伊吹瓢が枯れるに至り、博麗神主の力を再認識した幻想少女達は、
翌日に奉納と称して博麗神社境内で酒宴を開いたのだった。
萃香の伊吹瓢が枯れるに至り、博麗神主の力を再認識した幻想少女達は、
翌日に奉納と称して博麗神社境内で酒宴を開いたのだった。
魔理沙「うーん、やっぱり酒は楽しんで飲むに限るぜ」
萃香「私は飲んでりゃ楽しいけどねぇ」
霊夢「そりゃあんたはそうでしょうけどさ。よく枯れなかったわね」
萃香「酒気が切れて死にそうだったから小さくなってたんだよぅ」
早苗「あははは、神奈子様達と同じですね」
諏訪子「小さくはならないけどさー、やっぱ酒が切れちゃうと困るよねぇ」
神奈子「まあね、それより神徳の差を見せつけられたのがショックだわ」
レミィ「そういえばうちの酒も無くなってたの?」
咲夜「はい、樽もセラーもきれいに無くなっていました。
ここに来る前に在庫が元に戻ったのは確認しましたのでご安心を」
パチェ「じゃあ昨日のアレは赤ワインじゃなくて『赤いもの』だったわけね……手をつけなくて正解だったわ」
美鈴「そんな事があったんですか……寝てて気付きませんでした」
妖夢「いつも思うんですが、あの館は門番を変えるべきではないでしょうか」
幽々子「門番が示すのは主の意思だから、あれでいいのよ」
妖夢「はぁ……」
アリス「千客万来、来る者拒まずって事よ。要は暇なんでしょ」
鈴仙「でもうちの姫様は暇だけど千客万来じゃないですよ」
文「そうなんですよねぇ。あの竹林に何度取材を拒まれた事か!」
紫「(にゅっ)何にでも首を突っ込めば良いってわけじゃなくってよ」
藍「そうそう、節度は大事だ。そら、会場に着いたぞ」
お空「うにゅ?スキマって凄いね!今日は私も参加するよ」
橙「わーい、宴会、宴会!」
チルノ「なんか暑くなったけど……あたいの力で宴会を恐怖のどん底に沈めてやる!」
小町「うーん、これはひんやりして良いね」
衣玖「この空気……今こそベリーダンスを披露する時!サタデーナイトフィーバー!(たゆん)」
天子「くっ……悔しくなんか……悔しくなんかないんだからっ」
映姫「(とんっ)」
天子「きゃっ!?」
衣玖「さあ総領娘様、共に踊りましょう!(たゆん)」
天子「うぎぎぎぎ!」
映姫「さて、霊夢。どうやってこれを〆ますか?」
霊夢「うん?別に〆なくていいんじゃない、いつも通りで」
魔理沙「そうそう。酒が美味けりゃ何でも良いのさ」
映姫「その答えで納得してくれれば良いのですが……まあ、大丈夫でしょうか」
萃香「私は飲んでりゃ楽しいけどねぇ」
霊夢「そりゃあんたはそうでしょうけどさ。よく枯れなかったわね」
萃香「酒気が切れて死にそうだったから小さくなってたんだよぅ」
早苗「あははは、神奈子様達と同じですね」
諏訪子「小さくはならないけどさー、やっぱ酒が切れちゃうと困るよねぇ」
神奈子「まあね、それより神徳の差を見せつけられたのがショックだわ」
レミィ「そういえばうちの酒も無くなってたの?」
咲夜「はい、樽もセラーもきれいに無くなっていました。
ここに来る前に在庫が元に戻ったのは確認しましたのでご安心を」
パチェ「じゃあ昨日のアレは赤ワインじゃなくて『赤いもの』だったわけね……手をつけなくて正解だったわ」
美鈴「そんな事があったんですか……寝てて気付きませんでした」
妖夢「いつも思うんですが、あの館は門番を変えるべきではないでしょうか」
幽々子「門番が示すのは主の意思だから、あれでいいのよ」
妖夢「はぁ……」
アリス「千客万来、来る者拒まずって事よ。要は暇なんでしょ」
鈴仙「でもうちの姫様は暇だけど千客万来じゃないですよ」
文「そうなんですよねぇ。あの竹林に何度取材を拒まれた事か!」
紫「(にゅっ)何にでも首を突っ込めば良いってわけじゃなくってよ」
藍「そうそう、節度は大事だ。そら、会場に着いたぞ」
お空「うにゅ?スキマって凄いね!今日は私も参加するよ」
橙「わーい、宴会、宴会!」
チルノ「なんか暑くなったけど……あたいの力で宴会を恐怖のどん底に沈めてやる!」
小町「うーん、これはひんやりして良いね」
衣玖「この空気……今こそベリーダンスを披露する時!サタデーナイトフィーバー!(たゆん)」
天子「くっ……悔しくなんか……悔しくなんかないんだからっ」
映姫「(とんっ)」
天子「きゃっ!?」
衣玖「さあ総領娘様、共に踊りましょう!(たゆん)」
天子「うぎぎぎぎ!」
映姫「さて、霊夢。どうやってこれを〆ますか?」
霊夢「うん?別に〆なくていいんじゃない、いつも通りで」
魔理沙「そうそう。酒が美味けりゃ何でも良いのさ」
映姫「その答えで納得してくれれば良いのですが……まあ、大丈夫でしょうか」