正体はアクアの妹である
アロア。
アクアはこの事を全く知らず、行動原理の一つがグリ・ムリ・ア達を倒してアロアの仇を討つ事だったため、発覚したときは茫然としていた。
グリ・ムリ・アの発明により、アクア達より10年ほど遅れて不老不死になったため、外見年齢は姉より上。
ドーマローラ消失により、精神に異常をきたしている。
情緒がおかしく、涙を浮かべたかと思えば、突然狂ったように笑い始めてアクアをたじろがせた。
倫理観も欠落していて、平然と大量殺戮を行う。彼女が教育した月丸、太陽丸も同様。
ただし、グリ・ムリ・アとその配下たちには普通に接しており、私生活も特に不自由なく過ごせている。
「100年間辛かっただろうから」という理由でアクアを殺したがっている。アクアも変わり果てたアロアを倒すことを、旅の新たな最終目標とした。
ずば抜けた魔力と才能を持っており、ドーマローラの件も
無意識のうちに助かる方法を見つけ、自力で生き残った。
他にも星の卵を刺激して
プリセラを強引に存在変換させ、アクアを狙って引きずり出すという離れ技を見せた。当時は同じ三大神機の
ブライクブロイドでも真似できない芸当との事(後に何らかの理由で使用可能になっており、彼もパキ島で同等の事をしていた)。
また、死亡した「女神の三十指」の魔法を何らかの方法で回収しており、作中では
影鬼が使用していた妖老裸骨蛇を披露した。