正体は別の星の人間。
母星が滅んだために宇宙船でティトォ達の星へやってきた。
100年前のドーマローラ崩壊の元凶で、生き残りである
TAPには憎悪を向けられている。
その目的は
星の存在変換であり、かつて自分が住んでいた星を復活させる事。
一度諦めかけていたが、まだ幼い
アダラパタとの出会いが再び茨の道へ歩む事を決意させた。
彼の入れ知恵で「人の心を掌握する術」を身につけて、才能のある人間につけ込み、魔法器具を与えることで「女神の三十指」となる人材を集めた。
ちなみに
リュシカ等のとても戦闘に向かない少女や、
ジール・ボーイ等の謀反しかねない人物まで手当たり次第に勧誘していた理由は
「魔法器具による魔法を使用する人間が多いほど、デュデュマが弱体化する為」である。
ティトォ達の居場所を認知するまでは、この様な暗躍をして着々と計画の準備を進めていた。
実は不老不死であることを除けば、ティトォ達と大差なく、女神らしい奇跡などを起こす力はない。
ただし魔法や工学などの研究部門に非常に明るく、人智を超える発明をしている。
具体的には古の魔法を復活させ、魔法道具として配下達に与えている。また
舞響大天、
ブライクブロイドの不老不死も彼女の発明によるもの。
組織に於いては単なるシンボルであり、実際に動かしているのはアダラパタであると認めている。
お菓子作りが趣味なのか、ケーキやババロアなどを作って配下たちに振る舞っている。かなり好評な模様。
クゥからお母さんと呼ばれている。
しかし、クゥの正体は、グリ・ムリ・アの故郷の分身。そしてグリ・ムリ・アの記憶を元に、実の息子
グリムの姿へ存在変換したに過ぎないため、彼女はこの呼ばれ方を忌み嫌っており、顔にも仮面を着けさせている。
本当に人格がグリムそのものなのかは不明で、少なくともグリ・ムリ・アは認めていない。
パキ島にてTAPとの決戦に赴くが、突如現れたコルクマリーに斬殺されてしまった。