鬼神爆走紅蓮隊・愛 ◆0zvBiGoI0k
地上の真上に昇る天球の光も届かない無明。
教会地下に続く階段を、鐘の音のように足音が鳴り響く。
亡者しか住まわない闇に繋がっているかのような沈みきった場所。
そこに向かって、本物の地獄を引き連れて。
教会地下に続く階段を、鐘の音のように足音が鳴り響く。
亡者しか住まわない闇に繋がっているかのような沈みきった場所。
そこに向かって、本物の地獄を引き連れて。
洒脱だったスーツはずたにされて襤褸と変わらぬ有様で。
血の色を感じさせない蒼白の肌は迷いでた幽鬼のようで、朧では決してあり得ない威圧を放ちながら降りていく。
神も仏も知らぬと嘯き、太陽以外に恐れるものは無いと傲岸に謳う最凶の鬼。全ての元凶。
───鬼舞辻無惨は、地下礼拝堂に辿り着く。
血の色を感じさせない蒼白の肌は迷いでた幽鬼のようで、朧では決してあり得ない威圧を放ちながら降りていく。
神も仏も知らぬと嘯き、太陽以外に恐れるものは無いと傲岸に謳う最凶の鬼。全ての元凶。
───鬼舞辻無惨は、地下礼拝堂に辿り着く。
「──────無惨様」
絶対の主を前に、累は顔を伏せたまま跪き傅く。許しがあるまで顔を拝謁するのは許されていない。
だが許可が降りても累は表を上げるつもりはない。
自分を実験台に使うと、野の鼠でも向けるような宣言した顔を見るのが恐ろしいのも半分以上だが、今は少しでも考えを悟られない為という理由もあった。
だが許可が降りても累は表を上げるつもりはない。
自分を実験台に使うと、野の鼠でも向けるような宣言した顔を見るのが恐ろしいのも半分以上だが、今は少しでも考えを悟られない為という理由もあった。
下弦とはいえ累は十二鬼月だ。選ばれた鬼の精鋭の一員だ。
鬼として強くなる必然として、普通の鬼と比して無惨から多くの血を与えられている。
そうして強くなるほど大元の無惨の力の源流に近づき、その力の凄まじさを深く知るのだ。
鬼として強くなる必然として、普通の鬼と比して無惨から多くの血を与えられている。
そうして強くなるほど大元の無惨の力の源流に近づき、その力の凄まじさを深く知るのだ。
その無惨に、これから己は反逆しようとしている。
暴挙だった。極めつけの愚挙だった。
言葉にしてみても、やはりまるで現実性のない試みだ。
企てるどころか本来なら思考の中で生まれるはずのない異常。
累自身、今になっても何故そうしようとしてるのか不思議でならない。
わざわざ捕らえた稀血の女を逃がし、『兄』にした男を巻き込んで罠を張って主を待ち構えた。
九分九厘、十中八九死ぬとわかっていながら挑む理由というものに、ここまできても累は理解できていない。
自分はどこか壊れてしまったのか。心の中にずっと埋められない空洞があったのに気づいたような。
暴挙だった。極めつけの愚挙だった。
言葉にしてみても、やはりまるで現実性のない試みだ。
企てるどころか本来なら思考の中で生まれるはずのない異常。
累自身、今になっても何故そうしようとしてるのか不思議でならない。
わざわざ捕らえた稀血の女を逃がし、『兄』にした男を巻き込んで罠を張って主を待ち構えた。
九分九厘、十中八九死ぬとわかっていながら挑む理由というものに、ここまできても累は理解できていない。
自分はどこか壊れてしまったのか。心の中にずっと埋められない空洞があったのに気づいたような。
だが───ここに至って勝ち目があるかどうかなど関係ないのだ。
自分は、今ここで立ち向かわなければならない。
相手が誰であろうと。そう、支配者である無惨でなくても同じ状況ならこうしていただろう。
向き合うべきもの、戦うべきものは、敵だけとは限らないのだから。
自分は、今ここで立ち向かわなければならない。
相手が誰であろうと。そう、支配者である無惨でなくても同じ状況ならこうしていただろう。
向き合うべきもの、戦うべきものは、敵だけとは限らないのだから。
「ここはまだ日の光が届きます。どうか奥へ」
労う言葉を続ける。
時間を僅かでも先延ばしにする。
時間を僅かでも先延ばしにする。
「僕の処断は、そこでお受けします」
奥では『兄』が準備を進めている。
鬼に覿面だという酒に、電気を流す工具。
累には理解の及ばない道具だったので手配は任せていた。配置の作業は糸でやったが。
試しに垂らした一滴を糸に当てると、みるみるうちに糸が溶けた。効果自体は本物らしい。
問題は、これが下弦でなく、上弦のさらに上に位置する者に通用するかだが。
こればかりは試すこともできないので本番任せになるしかない。
鬼に覿面だという酒に、電気を流す工具。
累には理解の及ばない道具だったので手配は任せていた。配置の作業は糸でやったが。
試しに垂らした一滴を糸に当てると、みるみるうちに糸が溶けた。効果自体は本物らしい。
問題は、これが下弦でなく、上弦のさらに上に位置する者に通用するかだが。
こればかりは試すこともできないので本番任せになるしかない。
「さあ───」
思案ばかりしても甲斐がない。今すべきことに集中する。
累の役目は無惨の誘導。奥の霊安室───兄が言うには───まで連れ込み罠を作動させること。
累の役目は無惨の誘導。奥の霊安室───兄が言うには───まで連れ込み罠を作動させること。
「……?」
だが、いつまで待っても無惨から動きはなかった。
折檻するにせよ、言葉で責めるにせよ、なんの反応もないというのはらしからぬ態度だった。
流石に怪訝に感じ、累は伏せていた顔を上げて無惨の様子を窺った。
折檻するにせよ、言葉で責めるにせよ、なんの反応もないというのはらしからぬ態度だった。
流石に怪訝に感じ、累は伏せていた顔を上げて無惨の様子を窺った。
「───、………………?」
いや。窺おうとした。
頸を動かし、目の前に立つ主を見ようとした。
たったそれだけ。それだけの動作を、累は果たすことができなかった。
頸を動かし、目の前に立つ主を見ようとした。
たったそれだけ。それだけの動作を、累は果たすことができなかった。
「まさか、叛逆を企てるまで支配が緩んでいたとはな」
どういうわけか、頭上から声がした。
意識を向けても、やはり視界に収めることはできず。それどころかあらゆる体の自由が利かない。指一本すらままならない。
一向に動かせない視界の中で、何か、白いものが転がっているのが目に入った。
びくびくと痙攣しながら、赤いモノを吹き溢して床を汚している。
意識を向けても、やはり視界に収めることはできず。それどころかあらゆる体の自由が利かない。指一本すらままならない。
一向に動かせない視界の中で、何か、白いものが転がっているのが目に入った。
びくびくと痙攣しながら、赤いモノを吹き溢して床を汚している。
「あ─────」
それがさっきまで累の頸を乗せて繋がっていた自分の体だと認識した瞬間。
世界と感覚を断絶させる痛みが、脳髄という脳髄を支配した。
世界と感覚を断絶させる痛みが、脳髄という脳髄を支配した。
「あ"、ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!???」
「喚くな。今の私は貴様の断末魔に耳を貸す暇も惜しい」
「……! …………ッ!!」
「喚くな。今の私は貴様の断末魔に耳を貸す暇も惜しい」
「……! …………ッ!!」
部屋中に響き渡っていた絶叫がぷつりと止まる。
こめかみに食い込んだ五指から流れる、より上位の命令に上書きされ、塁という個の意思が塗り潰された。
懲罰のためか痛みだけは依然続いている。痛みに悶絶して転げ回ろうにも体がない。叫ぶ自由すら剥奪されている。
こめかみに食い込んだ五指から流れる、より上位の命令に上書きされ、塁という個の意思が塗り潰された。
懲罰のためか痛みだけは依然続いている。痛みに悶絶して転げ回ろうにも体がない。叫ぶ自由すら剥奪されている。
───思考が、読まれていたのか……? まずい……!
「……記憶は柱に頸を斬られた瞬間までか。厳密に死んだわけではない。わざわざ死んだ後から生き返らせるよりも手間が省けるというわけか。
あの女の術は、時間の壁を超えるものとでもいうのか? ならばこの状況にも一応の辻褄は合う」
あの女の術は、時間の壁を超えるものとでもいうのか? ならばこの状況にも一応の辻褄は合う」
無惨は脳の髄と幹まで刺さっている指から取り込みながら、引きずり出した情報を冷静に精査している。
裁定は変わらない。累はこの場で処分する。これはとうの前に決定事項だ。
意に沿わぬ思考を抱いただけで下弦程度の鬼は早々に処刑する無惨である。
配下の鬼は何時何処にいようとも生殺与奪の権を握っている。その上明確な叛意まで抱いたとなればその結果は見るまでもない。
そもそも無惨が累がいる教会に出向いたのは、死んだはずの下弦の状態を調べ、首輪の実験台にするため。
最初から殺すと決めているのだから、間に何を挟もうとどれも些事である。
念の為に、頸を千切るのではなく根本の脊髄を丸ごと引きずり出すことで、首輪が作動しないようにもしてある。
脳に直接命令を送れば肉体の操作も容易に可能だ。
裁定は変わらない。累はこの場で処分する。これはとうの前に決定事項だ。
意に沿わぬ思考を抱いただけで下弦程度の鬼は早々に処刑する無惨である。
配下の鬼は何時何処にいようとも生殺与奪の権を握っている。その上明確な叛意まで抱いたとなればその結果は見るまでもない。
そもそも無惨が累がいる教会に出向いたのは、死んだはずの下弦の状態を調べ、首輪の実験台にするため。
最初から殺すと決めているのだから、間に何を挟もうとどれも些事である。
念の為に、頸を千切るのではなく根本の脊髄を丸ごと引きずり出すことで、首輪が作動しないようにもしてある。
脳に直接命令を送れば肉体の操作も容易に可能だ。
だが、それでもだ。感情より実益を取るという方針は、尋常ならざる癇癪持ちの無惨らしからぬ選択ではある。
無惨は怒っている。この場に連れてこられた始まりからずっと。
集められたどの参加者よりも、最大にだ。
今他の参加者と出会えば、すれ違うだけの縁でも腕を振り上げ肉塊にしているだろう。
しかし何事にも例外という状況はある。
無惨にとっての例外は、この短時間に己の意のままに動かない邪魔者が立て続けに遭遇したことだ。
日の光に当たっても体が崩壊しない、鬼に似て非なる大男。
無惨が認めてもいないのに鬼となり、太陽すら克服した女。
そのどちらでもない、今しがた吹き飛ばしたばかりの正真の化物。
どれだけ沸点が低くても、その状態がいつまでも続けばやがて喉元を通り過ぎる。
煮えたぎる溶岩の如き憤怒と屈辱は収まらないが、その度に発散してきて僅かに熱は引いている。
その奇跡的なバランスが、かろうじて優先順位を覆させずに保ってきていた。
無惨は怒っている。この場に連れてこられた始まりからずっと。
集められたどの参加者よりも、最大にだ。
今他の参加者と出会えば、すれ違うだけの縁でも腕を振り上げ肉塊にしているだろう。
しかし何事にも例外という状況はある。
無惨にとっての例外は、この短時間に己の意のままに動かない邪魔者が立て続けに遭遇したことだ。
日の光に当たっても体が崩壊しない、鬼に似て非なる大男。
無惨が認めてもいないのに鬼となり、太陽すら克服した女。
そのどちらでもない、今しがた吹き飛ばしたばかりの正真の化物。
どれだけ沸点が低くても、その状態がいつまでも続けばやがて喉元を通り過ぎる。
煮えたぎる溶岩の如き憤怒と屈辱は収まらないが、その度に発散してきて僅かに熱は引いている。
その奇跡的なバランスが、かろうじて優先順位を覆させずに保ってきていた。
「特に体に細工はされていないようだな。だが脳の一部に変容が見られる。起点は首輪からか。
これの材質は分析できないが、爆破する際の細胞の反応を見れば効果も逆算できるだろう」
これの材質は分析できないが、爆破する際の細胞の反応を見れば効果も逆算できるだろう」
こうして体の隅々まで調べられ、時には細胞を潰して反応を探ってる間も、想像を絶する苦痛が累に及んでいるわけだが、当然そんな瑣末事を気にかける無惨ではない。
人間でいうなら、麻酔もかけられてないまま頭蓋骨を開かれ、脳に手を突っ込まれかき混ぜられてるようなもの。
通常の生き物ならその時点で死に至るが、鬼の生命力なら耐えられてしまう。まして無惨の支配下にある今、死ぬことすらも許可がなければ叶わない。
人間でいうなら、麻酔もかけられてないまま頭蓋骨を開かれ、脳に手を突っ込まれかき混ぜられてるようなもの。
通常の生き物ならその時点で死に至るが、鬼の生命力なら耐えられてしまう。まして無惨の支配下にある今、死ぬことすらも許可がなければ叶わない。
やはり、駄目だった。
叛逆は始まる前に終わりを告げ、当然のように自分は死ぬ。
いいや始めからわかっていたことだ。全ての鬼を統べる絶対者にかなうはずがない。
わかっていたのに、どうして自分はこんな真似をしたのか。
貧弱な体から救ってくれたのに。十二鬼月にまで取り立ててくれたのに。『家族』を作る酔狂まで許されていたのに。
どうして。
叛逆は始まる前に終わりを告げ、当然のように自分は死ぬ。
いいや始めからわかっていたことだ。全ての鬼を統べる絶対者にかなうはずがない。
わかっていたのに、どうして自分はこんな真似をしたのか。
貧弱な体から救ってくれたのに。十二鬼月にまで取り立ててくれたのに。『家族』を作る酔狂まで許されていたのに。
どうして。
───兄、さ……。
発狂する寸前の思考、白滅した視界の中で、累は最後の思考を走らせる。
自分は間もなく死ぬ。それはいい。了解している。
こうまで扱われながら、首輪の実験台として無惨に確かな貢献ができる喜びすらもあった。
だから気に留めるのは、部屋の奥にいる『兄』であるクロオだ。
自分の絶叫から作戦が頓挫したのは理解しているはず。出入り口はひとつしかなく逃げ場はない。
ならば彼はどうするか。一か八かで作戦を決行するだろうか。だが既に累を通して作戦は露呈している。
今は実験を優先してるが、動きを察知したら何かする前に早く動き、呆気なく頸を狩り落とすだろう。
自分は間もなく死ぬ。それはいい。了解している。
こうまで扱われながら、首輪の実験台として無惨に確かな貢献ができる喜びすらもあった。
だから気に留めるのは、部屋の奥にいる『兄』であるクロオだ。
自分の絶叫から作戦が頓挫したのは理解しているはず。出入り口はひとつしかなく逃げ場はない。
ならば彼はどうするか。一か八かで作戦を決行するだろうか。だが既に累を通して作戦は露呈している。
今は実験を優先してるが、動きを察知したら何かする前に早く動き、呆気なく頸を狩り落とすだろう。
───逃げ……。
動かない舌で、届かない声で無意味に呼びかける。
まるで本当の家族のように身を案じる。その心境に気づくこともなく。
まるで本当の家族のように身を案じる。その心境に気づくこともなく。
「やはり、一度見て確かめるに限るな」
もう精査は十分と見て、辛うじて繋がっている頸に引っかかっている首輪に無惨の指がかけられる、その寸前。
物理的に、明確な意思の元で叩きつけられた拳によって、轟音と共に背後の階段が崩れた。
物理的に、明確な意思の元で叩きつけられた拳によって、轟音と共に背後の階段が崩れた。
取り払われた壁から光が差し込み。舞う砂埃を可視化させる。
陽光がより広く地下に差すように。
鬼をより奥に追い込み逃がさないように。
破壊は瓦礫で下を埋め立てるのではなく、外との穴を広げる意図で行われたものだった。
陽光がより広く地下に差すように。
鬼をより奥に追い込み逃がさないように。
破壊は瓦礫で下を埋め立てるのではなく、外との穴を広げる意図で行われたものだった。
「ドアも見つからず、ノックもしない不躾な訪問だが許せ。鬼の界隈での作法なぞわからんのでな。
なにせ成ってからまだ日が浅い。一度も夜を超えてないほどにな」
なにせ成ってからまだ日が浅い。一度も夜を超えてないほどにな」
砂塵の中から、凛とした覇気を放つ躯体。
満身に光を背負いながら現れた、烈花のように激しくも美しさと血鬼を孕むのは少女。
人間でありながらその範疇を逸脱した異常の極点であり。
化物でありながら人間を捨てられないか弱き凡庸の成れ。
誰よりも強く正しく険しく厳しく、そのために誰からも見捨てられた『天才孤児』。
満身に光を背負いながら現れた、烈花のように激しくも美しさと血鬼を孕むのは少女。
人間でありながらその範疇を逸脱した異常の極点であり。
化物でありながら人間を捨てられないか弱き凡庸の成れ。
誰よりも強く正しく険しく厳しく、そのために誰からも見捨てられた『天才孤児』。
「まあ仮にあっても、今は守る気は一切ないがな!」
箱庭学園第99代生徒会長(任期切れ及び次期選挙に落選済)黒神めだか。
登場早々、鬼神モードでの殴り込みである。
登場早々、鬼神モードでの殴り込みである。
◆
───暗闇から伸びた多量の糸が閉所に殺到する。
糸の出処は、累の頸と泣き別れになった胴体だ。
無惨の背から映えた触手が突き刺さり、即席の血の強化と操作により体は瞬く間に膨張し、破裂するように糸を吐き出す。
全身から射出された糸は崩れ落ちた瓦礫を片端から牽引して、光を閉ざそうと穴を塞いでいく。
糸の出処は、累の頸と泣き別れになった胴体だ。
無惨の背から映えた触手が突き刺さり、即席の血の強化と操作により体は瞬く間に膨張し、破裂するように糸を吐き出す。
全身から射出された糸は崩れ落ちた瓦礫を片端から牽引して、光を閉ざそうと穴を塞いでいく。
「庵(あん)!!」
踏み鳴らした脚と大声が衝撃波を生んで糸を四散させる。
喜界島もがな(ハウリング)の声帯と人吉善吉(震脚)の体術の併用。
過去実用した阿久根高貴のですら動物の群れを一瞬で気絶させる威力。
黒神めだか、ましてや鬼神モード中で使用すれば、そこには物理的な破壊力が追加される。
個人が携帯できる兵器の枠を超え、戦車か戦闘機が搭載するレベルにまで達していた。
喜界島もがな(ハウリング)の声帯と人吉善吉(震脚)の体術の併用。
過去実用した阿久根高貴のですら動物の群れを一瞬で気絶させる威力。
黒神めだか、ましてや鬼神モード中で使用すれば、そこには物理的な破壊力が追加される。
個人が携帯できる兵器の枠を超え、戦車か戦闘機が搭載するレベルにまで達していた。
「弱い者いじめを──────」
兎にも角にも、天敵になる太陽を凌ぐ。
鬼と同じ体質になっためだかはその思考を読み先手を打った。
対策が無駄打ちに終わり一手遅れた無惨に対し、めだかは先んじて行動を完了し。
鬼と同じ体質になっためだかはその思考を読み先手を打った。
対策が無駄打ちに終わり一手遅れた無惨に対し、めだかは先んじて行動を完了し。
「するなァァッ!」
鉄よりも硬い剛拳制裁が無惨の腹腔を突き破る。
正確には拳でなく掌だ。衝撃を内部に伝わらせる浸透勁、八極拳の要領。
切断・貫通は効果が低いと学習し、肉と内蔵を微塵に破砕させる方法にシフトさせた故の選択。
それでもなお勢いを殺さず、無惨の体はより奥の暗室へと吹き飛ばされた。
こめかみに食い込んだ指ごと千切れて拘束が剥がされた累の頭部が宙に舞う。
代わりに添えられたのは、慈悲に溢れためだかの、五指から伸びる鋭利な爪だ。
正確には拳でなく掌だ。衝撃を内部に伝わらせる浸透勁、八極拳の要領。
切断・貫通は効果が低いと学習し、肉と内蔵を微塵に破砕させる方法にシフトさせた故の選択。
それでもなお勢いを殺さず、無惨の体はより奥の暗室へと吹き飛ばされた。
こめかみに食い込んだ指ごと千切れて拘束が剥がされた累の頭部が宙に舞う。
代わりに添えられたのは、慈悲に溢れためだかの、五指から伸びる鋭利な爪だ。
「……駄目か。五本の病爪(ファイブフォーカス) も鬼には適用外ということか。まあここまでくると傷や病気の領域ではないのだが」
赤子を抱くような仕草で累を持ち、自己の能力の精度を確かめるめだか。
助けられた形の累だが、脳内を埋めるのはむしろ困惑の方だ。
この女は何者だ。何故無惨様に逆らえる。十二鬼月と思うほど鬼の気配が濃いのに、自分達とはどこか成り立ちからして違うと感じる。
そもそもさっき現れた時、太陽の光を背中に浴びていなかったか? なぜ体が崩壊しない?
助けられた形の累だが、脳内を埋めるのはむしろ困惑の方だ。
この女は何者だ。何故無惨様に逆らえる。十二鬼月と思うほど鬼の気配が濃いのに、自分達とはどこか成り立ちからして違うと感じる。
そもそもさっき現れた時、太陽の光を背中に浴びていなかったか? なぜ体が崩壊しない?
「おま、え……」
「ほう、その状態でも喋れるのか。性質はともかく生命力の点で言えばやはり感嘆せずにはいられんな。
自分で『成っているから』わかるが、もしやこの体、生命力の増強と疾患の治療が本義の用法ではないのか?」
「なんで、僕を助ける。同族を助ける理由なんて鬼の間にはない。まして僕の家族でもないのに……」
「ほう、その状態でも喋れるのか。性質はともかく生命力の点で言えばやはり感嘆せずにはいられんな。
自分で『成っているから』わかるが、もしやこの体、生命力の増強と疾患の治療が本義の用法ではないのか?」
「なんで、僕を助ける。同族を助ける理由なんて鬼の間にはない。まして僕の家族でもないのに……」
そして、何よりも。女が叫んだ言葉。
累が弱者に見えたのか。守られるべき者だと思ったのか。
それを聞いて、めだかの目から熱が引いた。
累が弱者に見えたのか。守られるべき者だと思ったのか。
それを聞いて、めだかの目から熱が引いた。
「理由……助ける理由か。私もそのことについては随分考えたよ。
今までずっと、考えるまでもない、考えてこなかったのだと気づかされた。
私を負かした男なら相応しい答えをくれるのやもしれぬが、今となっては恥の上塗りでしかない」
今までずっと、考えるまでもない、考えてこなかったのだと気づかされた。
私を負かした男なら相応しい答えをくれるのやもしれぬが、今となっては恥の上塗りでしかない」
そう言って閉じた瞳が開けられた時には、元の凛然さを取り戻し。
「でも考えても考えても、やはり答えは変わらなかった。
私はみんなが大好きで、みんなを助けたかった。それが余計なお世話と知ってもなお。
私も今や正真正銘の化物だ。人類皆兄弟なら化物だって家族間のお付き合いぐらいあるだろう。ならば助ける理由はとっくに出来ているさ」
私はみんなが大好きで、みんなを助けたかった。それが余計なお世話と知ってもなお。
私も今や正真正銘の化物だ。人類皆兄弟なら化物だって家族間のお付き合いぐらいあるだろう。ならば助ける理由はとっくに出来ているさ」
累は何も返さない。
めだかの溌剌とした言葉を聞いてただただ呆然としていた。
あの鬼舞辻無惨に挑みかかったのが、まさかそれだけの理由のためなのか。
家族でもない、見知らぬ誰かのために、命を懸けられるのか。
子や下の兄弟を守る為には我が身を顧みない。
それは累が理想とする家族の形であり、なのにそれを目の当たりにしても心に打ち震えるものはない。
めだかの溌剌とした言葉を聞いてただただ呆然としていた。
あの鬼舞辻無惨に挑みかかったのが、まさかそれだけの理由のためなのか。
家族でもない、見知らぬ誰かのために、命を懸けられるのか。
子や下の兄弟を守る為には我が身を顧みない。
それは累が理想とする家族の形であり、なのにそれを目の当たりにしても心に打ち震えるものはない。
「───ギッぃ、あぁあああ……っ!」
から回る思考を、激痛が再びかき回す。
脊髄から湧き出た糸の奔流がめだかを弾き飛ばし、四方に散って崩落部を埋めていく。
血の支配は遠隔まで届く。糸を吐き続ける自動機械に累は逆戻りする。
脊髄から湧き出た糸の奔流がめだかを弾き飛ばし、四方に散って崩落部を埋めていく。
血の支配は遠隔まで届く。糸を吐き続ける自動機械に累は逆戻りする。
今度はめだかは助けに行かなかった。
自分が空けた穴、男を吹き飛ばして出来た穴を凝視する。
闇より濃い闇。底なしのような虚から出てくる、黒い渦の根元を、じっと目を凝らす。
目を離したら、その瞬間この頸は繋がってないと、獣の本能で確信して。
自分が空けた穴、男を吹き飛ばして出来た穴を凝視する。
闇より濃い闇。底なしのような虚から出てくる、黒い渦の根元を、じっと目を凝らす。
目を離したら、その瞬間この頸は繋がってないと、獣の本能で確信して。
現れた男には孔も痣もない。服こそ裂けたがめだかと同じく全快した姿だ。
体内の臓腑を残らず揺さぶり、破いた手応えが確かにあった。
自身の腕を捨てる前提で全開の力で殴り抜け、打ち放ったのに、何事もなかったまま近づいてくる。
体内の臓腑を残らず揺さぶり、破いた手応えが確かにあった。
自身の腕を捨てる前提で全開の力で殴り抜け、打ち放ったのに、何事もなかったまま近づいてくる。
「何故、生きている」
その声は問いかけているようで、だが口調には対話の意思がごっそりと欠如していた。
「何故、私の攻撃を食らって死んでいない。私の血を受けずに鬼になっている。太陽の下で焼かれていない。
最早不愉快を通り越して不思議で仕方がない。何故、お前のような者が存在する?」
最早不愉快を通り越して不思議で仕方がない。何故、お前のような者が存在する?」
それは弾劾だった。
許されぬもの。有り得てはならぬもの。
この世の理不尽、不条理に対する糾弾だった。
許されぬもの。有り得てはならぬもの。
この世の理不尽、不条理に対する糾弾だった。
天変地異に挑みかかって倒そうとする者はいない。
地震に嵐に津波を前に人は無力であり、過ぎ去るまで頭を垂れて祈るしかない。
それが自然の理だ。鬼舞辻無惨という永遠の現象に対する人間の正しい反応だ。
それなのにこの女はいつまでも己に食ってかかり、鬼になる術を自力で体得し、未だ届いてない太陽の克服を自分を差し置いて達成した。
地震に嵐に津波を前に人は無力であり、過ぎ去るまで頭を垂れて祈るしかない。
それが自然の理だ。鬼舞辻無惨という永遠の現象に対する人間の正しい反応だ。
それなのにこの女はいつまでも己に食ってかかり、鬼になる術を自力で体得し、未だ届いてない太陽の克服を自分を差し置いて達成した。
「化物め。貴様に比べればこの私なぞ存分に生きている」
理解の範疇を超えた力。
何かの間違いとしか思えない存在を、無惨は知っている。
そうした存在にかつて無惨は追い詰められ、消えない傷/疵/瑕を延々と刻みつけられた。
そしてまた、此処にあれとは別の指向で無惨を否定する存在が立ち向かいに来ている。
異常の塊だ。摂理に反している。世の理を乱す存在だ。生まれてきていいはずがない。
何かの間違いとしか思えない存在を、無惨は知っている。
そうした存在にかつて無惨は追い詰められ、消えない傷/疵/瑕を延々と刻みつけられた。
そしてまた、此処にあれとは別の指向で無惨を否定する存在が立ち向かいに来ている。
異常の塊だ。摂理に反している。世の理を乱す存在だ。生まれてきていいはずがない。
だから無惨は静かに激憤する。
無惨の感情を乱す異常者を憎悪する。
無惨にとっては正当な、傲岸極まった責め口上を受けて、めだかは初め、見かけ静かに応えた。
無惨の感情を乱す異常者を憎悪する。
無惨にとっては正当な、傲岸極まった責め口上を受けて、めだかは初め、見かけ静かに応えた。
「否定はしない。私は醜い化物であるのもみんなに必要とされていないのも、そうなのだろうよ。
ああ、もうぜんぶぜんぶわかってる。私は見当違いで、見境なしで、見込み違いの女だった。
それらを弁えた上であえて私はこう言おう」
ああ、もうぜんぶぜんぶわかってる。私は見当違いで、見境なしで、見込み違いの女だった。
それらを弁えた上であえて私はこう言おう」
「貴様が言うなッ!!!」
黒神めだかは敵を好む。
陣営、思想、強さを問わず、自身と戦う相手は諸手を広げて迎え入れ、相手が強いほど喜びも強くなる。
そんな生粋のバトル脳の構造をしている。
陣営、思想、強さを問わず、自身と戦う相手は諸手を広げて迎え入れ、相手が強いほど喜びも強くなる。
そんな生粋のバトル脳の構造をしている。
『完成』という、他者の強みを自分基準で引き上げてものにする異常性(アブノーマル)。
戦う、競い合う行為はめだかにとって、心身共に高みに位置しすぎるが故の孤立を埋めてくれるコミュニケーションであり、『完成』に至らせる研磨材であった。
理不尽や暴力に怒りはする。思想が曲がっていれば自分基準で矯正させる。
『過負荷』マイナス十三組との戦いがそうであったように、相手を理解しないままそのままに倒せば自分の方が深く傷ついてしまう。
相手の全てを観察し、呑み込み、許容するのがめだかの真骨頂だ。それが初見ではどれだけ理解不能な怪物であっても。
戦う、競い合う行為はめだかにとって、心身共に高みに位置しすぎるが故の孤立を埋めてくれるコミュニケーションであり、『完成』に至らせる研磨材であった。
理不尽や暴力に怒りはする。思想が曲がっていれば自分基準で矯正させる。
『過負荷』マイナス十三組との戦いがそうであったように、相手を理解しないままそのままに倒せば自分の方が深く傷ついてしまう。
相手の全てを観察し、呑み込み、許容するのがめだかの真骨頂だ。それが初見ではどれだけ理解不能な怪物であっても。
それが今、無惨に対して喝破するめだかの表情には、灼熱地獄にも迫らんとする激怒の二文字のみ。
ただ怪物であるというだけではこうはなるまい。異種なりの線引きや妥協点を見つけ出そうとする。
大量殺人者であっても、彼女はここまで絶対の否定を突きつけたりはしない。罪を贖わせてから、更生を願って送り出す。
ただ怪物であるというだけではこうはなるまい。異種なりの線引きや妥協点を見つけ出そうとする。
大量殺人者であっても、彼女はここまで絶対の否定を突きつけたりはしない。罪を贖わせてから、更生を願って送り出す。
『完璧』な生命を目指すため他者を喰らい生き続ける男。
『完成』に至るため他者の強さを取り込み肥大し続ける少女。
『完成』に至るため他者の強さを取り込み肥大し続ける少女。
傍から見れば、どちらも同類の化物だ。
一歩でも道を踏み違えていたら、自分もこのようなものに成り果てていたのではないか。
いや今がまさにそうなのではないか。
ずっと間違えてきた自分の生き方の最後に待ち受けるものが、この姿だというのなら。
血の匂いが濃縮された無惨を、めだかは今の自分自身とを重ね合わせて見ていた。
一歩でも道を踏み違えていたら、自分もこのようなものに成り果てていたのではないか。
いや今がまさにそうなのではないか。
ずっと間違えてきた自分の生き方の最後に待ち受けるものが、この姿だというのなら。
血の匂いが濃縮された無惨を、めだかは今の自分自身とを重ね合わせて見ていた。
人生の大半の基軸となっていた柱を欠いて均衡が崩れた精神は、本能的に敵を求める。
黒神めだかと鬼舞辻無惨。このどこまでも対極でありながら、あまりにも近似である二人が抱く不快の感情の正体は。
黒神めだかと鬼舞辻無惨。このどこまでも対極でありながら、あまりにも近似である二人が抱く不快の感情の正体は。
「化物だというなら是非もない。命の尊さ、一方的に暴力を振るう痛みと虚しさを道徳的に理解(わか)らせてやる。
化物(わたし)に相応しいやり方でな!」
化物(わたし)に相応しいやり方でな!」
同族嫌悪、なのかもしれない。
◆
「やれやれ……結局こうなったか」
瓦礫まみれの暗室で、クロオは独りごちた。
制服に埃を被って煙たそうに口を手で覆ってるが、それ以外の傷は負っていない。
突如として壁が壊れて人間大の物体が飛び込んだにしては僥倖だろう。クロオが巻き込まれなかったのは運が良かったからでしかない。
制服に埃を被って煙たそうに口を手で覆ってるが、それ以外の傷は負っていない。
突如として壁が壊れて人間大の物体が飛び込んだにしては僥倖だろう。クロオが巻き込まれなかったのは運が良かったからでしかない。
「ま、状況は最悪なわけだけど」
そう、僅かばかりの幸運が積み重なったところで、趨勢の絶望さは変わらない。
扉の先を覗いていないが事の次第はわかっている。
累との作戦は見破られ、親玉の手により処刑されようとした最中に何者かが乱入して戦っている。
身を潜めていても聞こえてくる声から、鬼とは因縁がありそうなのは察せられた。
陣営でいえば累もクロオも明確な鬼側なので味方とも言えないだろう。
扉の先を覗いていないが事の次第はわかっている。
累との作戦は見破られ、親玉の手により処刑されようとした最中に何者かが乱入して戦っている。
身を潜めていても聞こえてくる声から、鬼とは因縁がありそうなのは察せられた。
陣営でいえば累もクロオも明確な鬼側なので味方とも言えないだろう。
元より捨てた命だ。絶対絶命の窮地に置かれたといって今更慌てぶる理由もない。
むしろ不確定要素があるならこれはチャンスだ。両者が戦ってる隙に、当初の作戦を実行に移せるかもしれない。
主戦場より離れてるクロオにはそんな算段を立てられる余裕まであった。自分達を救ってくれた助力者を巻き込む人倫に迷うこともない。
むしろ不確定要素があるならこれはチャンスだ。両者が戦ってる隙に、当初の作戦を実行に移せるかもしれない。
主戦場より離れてるクロオにはそんな算段を立てられる余裕まであった。自分達を救ってくれた助力者を巻き込む人倫に迷うこともない。
「兄は弟を助けるものだからね」
自分の命にも他人の命にも執着がないから。
その場凌ぎにしか見えない、他愛もない約束を理由にするのに、躊躇することもなかった。
その場凌ぎにしか見えない、他愛もない約束を理由にするのに、躊躇することもなかった。
「……ん?」
不意に聞こえた音に耳を傾ける。
地下室全体は絶えず戦闘の振動で揺れてるが、それとは違う種類の音が、地下を突き破った一筋の光の中から漏れ聞こえていた。
地下室全体は絶えず戦闘の振動で揺れてるが、それとは違う種類の音が、地下を突き破った一筋の光の中から漏れ聞こえていた。
「始まったか……ここからでも凄まじい音が聞こえるぞい」
天井が崩落してこないか注意しながら近づくと、若いがどこかしわがれた感のある男の独り言がした。
穴の真下に来て、そっと窺ってみる。人間大の大きさの外の景色に、筋骨隆々の男の顔が丁度収まって映っていた。
穴の真下に来て、そっと窺ってみる。人間大の大きさの外の景色に、筋骨隆々の男の顔が丁度収まって映っていた。
「こうも上手く潰し合ってくれるとはの……小娘と千年男、厄介な二人を一気に潰せるチャンス……!
やはり神はワシに味方している……! これも普段の行いじゃなウシシ!」
やはり神はワシに味方している……! これも普段の行いじゃなウシシ!」
地下でする声までは聞こえないのか、男はクロオに気づいた様子もなく気を良くしている。
まさか真下から自分が覗かれてるとは思いもせず、皮算用にほくそ笑んでいる。
まさか真下から自分が覗かれてるとは思いもせず、皮算用にほくそ笑んでいる。
「……」
ああ────ああいう人間は知っている。
あの男の顔には見覚えがある。
面識のあるなしでなく、他ならぬクロオが身を以ての経験として、ああいう手合いを知っている。
表情に、皮の奥に隠した醜さに、記憶が一致している。
暴力を振るって下の者を従えようとし、従っても気に食わなければ暴力を振るう。
そんな、クロオの知ってる『父』の顔と同じだと。
あの男の顔には見覚えがある。
面識のあるなしでなく、他ならぬクロオが身を以ての経験として、ああいう手合いを知っている。
表情に、皮の奥に隠した醜さに、記憶が一致している。
暴力を振るって下の者を従えようとし、従っても気に食わなければ暴力を振るう。
そんな、クロオの知ってる『父』の顔と同じだと。
【E-3 教会跡・地下室/1日目・昼】
【黒神めだか@めだかボックス】
[状態]:鬼神モード、疲労(絶大)、空腹、無惨への(同族?)嫌悪
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 雅の鉄扇セット@彼岸島
[思考・状況]
基本方針:見知らぬ誰かの役に立つ、それは揺るがない。
1:善吉や球磨川と共に殺し合いを叩き潰しBBを改心させる!
2:お腹がすいた。
[備考]
※参戦時期は後継者編で善吉に敗れた直後。
※本当に鬼になったのかは不明ですが、それに類する不死性を獲得しています。日光は克服できましたが、人食いの能力は保持しているようです。
※いくつかのスキルに制限が加えられているようです。
※『光化静翔(テーマソング)』はアコースティックバージョン(5人まで)含め鬼神モードの時にのみ使用できますが、現状は時間切れで使用できません。
※鬼神モードを使用するとお腹が空くようです。
※石上殺害の犯人が無惨だと伝えられました。
[状態]:鬼神モード、疲労(絶大)、空腹、無惨への(同族?)嫌悪
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 雅の鉄扇セット@彼岸島
[思考・状況]
基本方針:見知らぬ誰かの役に立つ、それは揺るがない。
1:善吉や球磨川と共に殺し合いを叩き潰しBBを改心させる!
2:お腹がすいた。
[備考]
※参戦時期は後継者編で善吉に敗れた直後。
※本当に鬼になったのかは不明ですが、それに類する不死性を獲得しています。日光は克服できましたが、人食いの能力は保持しているようです。
※いくつかのスキルに制限が加えられているようです。
※『光化静翔(テーマソング)』はアコースティックバージョン(5人まで)含め鬼神モードの時にのみ使用できますが、現状は時間切れで使用できません。
※鬼神モードを使用するとお腹が空くようです。
※石上殺害の犯人が無惨だと伝えられました。
【鬼舞辻無惨@鬼滅の刃】
[状態]:健康、極度の興奮 完成者への苛立ちと怒り、極限の不機嫌、無能たちへの強い怒り、鬼への吐き気を催す不快感
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:あの忌々しい太陽を克服する。
0.太陽を克服する。
1.配下の鬼に有象無象の始末は任せる。
2.配下の鬼や他の参加者を使って実験を行いたい。ひとまずは累と接触したい。
3.黒神めだか、雅、酒吞童子への絶対的な嫌悪感と不快感
[備考]
※刀鍛冶の里編直前から参戦しているようです。
※鬼化は、少なくとも対象が死体でない限り可能なようです。
※シザースのカードデッキは怒りに任せて破壊しちゃいました。ボルキャンサーは辺りを徘徊してます。
[状態]:健康、極度の興奮 完成者への苛立ちと怒り、極限の不機嫌、無能たちへの強い怒り、鬼への吐き気を催す不快感
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:あの忌々しい太陽を克服する。
0.太陽を克服する。
1.配下の鬼に有象無象の始末は任せる。
2.配下の鬼や他の参加者を使って実験を行いたい。ひとまずは累と接触したい。
3.黒神めだか、雅、酒吞童子への絶対的な嫌悪感と不快感
[備考]
※刀鍛冶の里編直前から参戦しているようです。
※鬼化は、少なくとも対象が死体でない限り可能なようです。
※シザースのカードデッキは怒りに任せて破壊しちゃいました。ボルキャンサーは辺りを徘徊してます。
【累@鬼滅の刃】
[状態]:殴られた頬が熱くなってきた、脊髄ごと引き抜かれてる、無惨による支配中・行動不能
[装備]:呪碗のハサンの黒布@Fate/Grand Order
[道具]:食料(人肉)
[思考・状況]
基本方針:家族を、作ろう
0:……。
1:赤の他人でも命懸けで手を結ぶ絆という考えへの恐怖感。
2:その恐怖感が無惨様への恐怖、支配に優り、今は一矢報いて生き残りたい。
3:生き残ったなら、家族に関して改めて考えたい。
[備考]
※参戦時期は首を切られたその瞬間ぐらい
[状態]:殴られた頬が熱くなってきた、脊髄ごと引き抜かれてる、無惨による支配中・行動不能
[装備]:呪碗のハサンの黒布@Fate/Grand Order
[道具]:食料(人肉)
[思考・状況]
基本方針:家族を、作ろう
0:……。
1:赤の他人でも命懸けで手を結ぶ絆という考えへの恐怖感。
2:その恐怖感が無惨様への恐怖、支配に優り、今は一矢報いて生き残りたい。
3:生き残ったなら、家族に関して改めて考えたい。
[備考]
※参戦時期は首を切られたその瞬間ぐらい
【神居クロオ@ラブデスター】
[状態]:全身に裂傷、打傷。学生服ズタボロ
[装備]:悪刀『鐚』@刀語、二乃の睡眠薬@五等分の花嫁、神便鬼毒酒@Fate/Grand Order、暁光炉心@Fate/Grand Order
[道具]:基本支給品一式
[思考・状況]
基本方針:家族を、作ろう
0:『父』のような男は……。
1:ミクニ君と累の為にあのお方とやらを嵌めて殺す。
2:生き残ったなら、マシュを僕らの『家族』にしよう。
[備考]
※参戦時期は死亡後
[状態]:全身に裂傷、打傷。学生服ズタボロ
[装備]:悪刀『鐚』@刀語、二乃の睡眠薬@五等分の花嫁、神便鬼毒酒@Fate/Grand Order、暁光炉心@Fate/Grand Order
[道具]:基本支給品一式
[思考・状況]
基本方針:家族を、作ろう
0:『父』のような男は……。
1:ミクニ君と累の為にあのお方とやらを嵌めて殺す。
2:生き残ったなら、マシュを僕らの『家族』にしよう。
[備考]
※参戦時期は死亡後
【E-3/教会跡/1日目・昼】
【今之川権三@ナノハザード】
[状態]:疲労回復、気分は上々
[装備]:
[道具]:飲食物を除いだ基本支給品一式、炸裂弾『灰かぶり(シンデレラ)』×20(残り10) 、めだかの腕の搾りかす
[思考・状況]
基本方針:全員ブチ殺してZOI帝国を作るぞい!
0.小娘(めだか)と千年男(無惨)が潰し合うのを見物。共倒れさせて漁夫の利を狙うぞい。
1.慎重に立ち回って全員ブチ殺すぞい。
2.しかしあの千年男はヤバイぞい。でも日光が弱点くさいということは...チャンスだぞい!
3.他にもヤバイ奴が大勢いそうだぞい。
[備考]
※本編で死亡した直後からの参戦です。
※めだかの血を飲み体力を回復しました。
※真下で覗いてるクロオに気づいてません。
[状態]:疲労回復、気分は上々
[装備]:
[道具]:飲食物を除いだ基本支給品一式、炸裂弾『灰かぶり(シンデレラ)』×20(残り10) 、めだかの腕の搾りかす
[思考・状況]
基本方針:全員ブチ殺してZOI帝国を作るぞい!
0.小娘(めだか)と千年男(無惨)が潰し合うのを見物。共倒れさせて漁夫の利を狙うぞい。
1.慎重に立ち回って全員ブチ殺すぞい。
2.しかしあの千年男はヤバイぞい。でも日光が弱点くさいということは...チャンスだぞい!
3.他にもヤバイ奴が大勢いそうだぞい。
[備考]
※本編で死亡した直後からの参戦です。
※めだかの血を飲み体力を回復しました。
※真下で覗いてるクロオに気づいてません。
| 前話 | お名前 | 次話 |
| 君のこと思い出して | 累 | 鬼神爆走紅蓮隊・轟 |
| 神居クロオ | ||
| 完【りそうのかたち】 | 今之川権三 | 鬼神爆走紅蓮隊・轟 |
| 黒神めだか | ||
| 鬼気怪壊 | 酒呑童子 | 鬼神爆走紅蓮隊・轟 |
| 村山良樹 | ||
| 鬼舞辻無惨 |