救う者たち ◆rCn09xUgFM
「残念だなぁ。愉快な時間って言うのは、どうしてこんなにも早く過ぎ去ってしまうんだろうか。
……老いも死も存在しない俺たちと同じように、この時間も永遠で在れば良かったのにと。
俺は心からそう思わずにはいられないよ。……君も、そうは思わないかい?」
……老いも死も存在しない俺たちと同じように、この時間も永遠で在れば良かったのにと。
俺は心からそう思わずにはいられないよ。……君も、そうは思わないかい?」
眩い宝石の中に虹を落とし込んだ様な美しい瞳を大仰に揺らして、童磨はさも悲しそうに言葉を漏らす。
去りゆく時間を惜しむ言葉とは裏腹に、彼の浮かべる表情はどこか真剣味に欠けていて。
へらへらと、けらけらと笑いながら発する言の音と真逆の意図を込めて喋る姿はどこかアンバランスで、不気味な雰囲気を醸し出していた。
去りゆく時間を惜しむ言葉とは裏腹に、彼の浮かべる表情はどこか真剣味に欠けていて。
へらへらと、けらけらと笑いながら発する言の音と真逆の意図を込めて喋る姿はどこかアンバランスで、不気味な雰囲気を醸し出していた。
とても、とてもではないが、たった今、互いの生と尊厳を奪い合う死闘を終えたばかりだとは思えない。
幾度も肉を裂かれ、永遠とも思える時間骨を砕き、殴り、殴られの果て。
……最も、“鬼”でありその中でも上位の実力を誇る“上弦の弐”である童磨からしてみれば、どのような戦いであれ一方的に生を奪う催しに過ぎないのだが。
幾度も肉を裂かれ、永遠とも思える時間骨を砕き、殴り、殴られの果て。
……最も、“鬼”でありその中でも上位の実力を誇る“上弦の弐”である童磨からしてみれば、どのような戦いであれ一方的に生を奪う催しに過ぎないのだが。
「今の俺は、君を褒め称えたい気持ちでいっぱいなんだぜ! ええと……何て言ったっけ。
――あぁそうそう、めだかちゃんだ! 俺は、人の身で在りながら鬼である俺と渡り合った君を!
俺には及ばない再生力でいみじくも立ち上がる君を! 俺には及ばない速さで必死に縋り付く君を!
……どれ程無駄だとわかっていても、何度だって立ち上がってしまう君を! 俺は! 素晴らしいと思うんだ!」
――あぁそうそう、めだかちゃんだ! 俺は、人の身で在りながら鬼である俺と渡り合った君を!
俺には及ばない再生力でいみじくも立ち上がる君を! 俺には及ばない速さで必死に縋り付く君を!
……どれ程無駄だとわかっていても、何度だって立ち上がってしまう君を! 俺は! 素晴らしいと思うんだ!」
木々を薙ぎ倒し、地を割って、夥しい血痕が散乱する死闘の痕跡を前にそぐわない快活な声音。
所々衣服が裂けてはいるものの、童磨の身体それ自体に傷口は見当たらない。
フローレンス・ナイチンゲール、そして目の前の少女と言う紛れもない強者との連戦を終えたとは思えない小綺麗な体。
爛々と瞳を輝かせて語りかける様は、倒れ伏すめだかとは正反対に玩具を与えられた童の如く喜悦に塗れている。
流暢に紡ぐ言葉に嘘はない。
彼は、目の前で地面に倒れ伏し苦々しげに自らを見上げる少女――黒神めだかのことを心から称賛していた。
所々衣服が裂けてはいるものの、童磨の身体それ自体に傷口は見当たらない。
フローレンス・ナイチンゲール、そして目の前の少女と言う紛れもない強者との連戦を終えたとは思えない小綺麗な体。
爛々と瞳を輝かせて語りかける様は、倒れ伏すめだかとは正反対に玩具を与えられた童の如く喜悦に塗れている。
流暢に紡ぐ言葉に嘘はない。
彼は、目の前で地面に倒れ伏し苦々しげに自らを見上げる少女――黒神めだかのことを心から称賛していた。
「うん、君は良く頑張った。……だからもう、立ち上がらなくても良いんだよ。」
喜悦に微かな憐憫の色を差し込んで。
憐れむように、慈しむように、童磨は言葉を続ける。
地面へ腰を降ろし、優しくめだかの頭を撫でながら。
これまでもそうしてきたように、これからもそうしていくように。
憐れむように、慈しむように、童磨は言葉を続ける。
地面へ腰を降ろし、優しくめだかの頭を撫でながら。
これまでもそうしてきたように、これからもそうしていくように。
「言ったろう? 俺はね、君のような人間を喰ら(すく)う為にこの世へ生まれたのだと思うんだ。
だからさ。もう、頑張らなくてもいい。強がらなくてもいい――無理を、しなくてもいいんだ」
だからさ。もう、頑張らなくてもいい。強がらなくてもいい――無理を、しなくてもいいんだ」
先刻巡り合った女――フローレンス・ナイチンゲールと名乗った女と同じように、めだかもまた尋常ならざる回復力を保持していた。
皮を裂き、骨を折り、臓腑を貫いて尚死ねず。
幾度も膝をついて、敵わぬと理解しながらも、己が使命に殉じて立ち上がらざるを得ない少女。
彼我の実力差を理解せず、擦り切れた雑巾の如き姿はとても憐れだった。
皮を裂き、骨を折り、臓腑を貫いて尚死ねず。
幾度も膝をついて、敵わぬと理解しながらも、己が使命に殉じて立ち上がらざるを得ない少女。
彼我の実力差を理解せず、擦り切れた雑巾の如き姿はとても憐れだった。
――あぁ、人間と言うのはいつだって変わらない。
ありもしない地獄を恐れ、ありもしない極楽に縋り、耳触りの良い言葉に溺れる。
世界はこんなにも楽しいというのに、それに気付こうともせずただ嘆き、怯えるだけのか弱い存在。
己よりも遥かに年少の者を祭り上げ、崇め奉る。
願い続ければきっと極楽へ辿り着けるのだと、四十を超えた大人が涙ながらに言の葉を紡ぐ愚かしさ。
世界はこんなにも楽しいというのに、それに気付こうともせずただ嘆き、怯えるだけのか弱い存在。
己よりも遥かに年少の者を祭り上げ、崇め奉る。
願い続ければきっと極楽へ辿り着けるのだと、四十を超えた大人が涙ながらに言の葉を紡ぐ愚かしさ。
或いは、今の彼女……そして、童磨がこの場所へと呼ばれる以前に相対していた鬼狩りの剣士のように。
“死ねば死んでしまう”人の身で、鬼と渡り合おうとする無謀、蛮勇。
憐れで、愚かで、儚い人間というイキモノを。それでも、童磨は救いたいと思っていた――心から。
故に、童磨は喰ら(すく)う。
“死ねば死んでしまう”人の身で、鬼と渡り合おうとする無謀、蛮勇。
憐れで、愚かで、儚い人間というイキモノを。それでも、童磨は救いたいと思っていた――心から。
故に、童磨は喰ら(すく)う。
もう脅えなくて済むように、もう悲しまなくて済むように。
童磨と一つになれば、悲しみからは解放されるのだと。
童磨と一つになれば、悲しみからは解放されるのだと。
「君の事は忘れないよ。君は、俺と一つになって極楽へと辿り着くのさ」
最早言葉を発する気力も残されていないのか、彼女は童磨の事をただじっと見つめていた。
不気味な程にじっと、じぃっと。
不気味な程にじっと、じぃっと。
「倒れ行く君の分まで、俺が皆を――人間を、救ってあげるから。安心してくれよ」
満面の笑顔を浮かべて告げる童磨。
頭部を撫でる手はゆっくりと、白い首筋に添えられる。
そして――
頭部を撫でる手はゆっくりと、白い首筋に添えられる。
そして――
ベキリ、と
命が終わる音がした。
○ × △ □ ○ × △ □
黒神めだかは化物である。
これは、箱庭学園に通う大部分の生徒の総意に違いない。
支持率98%と言う圧倒的数値で自らの通う学校の生徒会長に就任したのは、彼女を語る上で序章も序章、寧ろ前書きレベルの事柄に過ぎず。
風紀委員長“モンスターチャイルド”こと雲仙冥利との校舎を揺るがすほどの死闘は今尚語り継がれる程であり。
“十三組の十三人”と呼ばれる一騎当千――否、一騎で千を逃がしてしまう猛者を相手取ったフラスコ計画凍結に於ける大立ち回りや、見るも語るも悍ましい“過負荷”との、箱庭学園の命運を賭けた生徒会戦挙などなど。
常に劇的であり不敵でる彼女に付随する伝説を挙げていけばその終わりが見えないのだが。
何よりも彼女が“異常”であると語られるのはその精神性だろうか。
支持率98%と言う圧倒的数値で自らの通う学校の生徒会長に就任したのは、彼女を語る上で序章も序章、寧ろ前書きレベルの事柄に過ぎず。
風紀委員長“モンスターチャイルド”こと雲仙冥利との校舎を揺るがすほどの死闘は今尚語り継がれる程であり。
“十三組の十三人”と呼ばれる一騎当千――否、一騎で千を逃がしてしまう猛者を相手取ったフラスコ計画凍結に於ける大立ち回りや、見るも語るも悍ましい“過負荷”との、箱庭学園の命運を賭けた生徒会戦挙などなど。
常に劇的であり不敵でる彼女に付随する伝説を挙げていけばその終わりが見えないのだが。
何よりも彼女が“異常”であると語られるのはその精神性だろうか。
見知らぬ他人のために生まれてきたと、そう公言して憚らない彼女の立ち振る舞いは、大言が霞むほどに公正明大であり清廉潔白である。
24時間365日、嘘偽りなくどんな者からの相談も受け入れ、例えそれが自らと相対する存在であっても救おうと奮闘する。
“完成”と呼ばれる“異常”を保持しており、抑えようもない殺人衝動であろうが全てを台無しにして、良いも悪いも無くしてしまう大嘘であろうが他者に全てを押しつける不慮の事故であろうが問答無用で観察し、持ち主を上回る習得度で完成してしまう。それ所か、最早観察すら必要とせず伝聞と推測だけで見た事もない異常性を120%完成させてしまう。
自らの“正しさ”を確認する為か欠けている部分を埋める為か、本能的に敵を求め。その本質を求めて『二歳の頃からの幼馴染』すら切り捨てる。
人の心が理解出来ず、それでも圧倒的な正しさを他者に突き付ける彼女の姿はまさしく、化物と言って相違ない。
24時間365日、嘘偽りなくどんな者からの相談も受け入れ、例えそれが自らと相対する存在であっても救おうと奮闘する。
“完成”と呼ばれる“異常”を保持しており、抑えようもない殺人衝動であろうが全てを台無しにして、良いも悪いも無くしてしまう大嘘であろうが他者に全てを押しつける不慮の事故であろうが問答無用で観察し、持ち主を上回る習得度で完成してしまう。それ所か、最早観察すら必要とせず伝聞と推測だけで見た事もない異常性を120%完成させてしまう。
自らの“正しさ”を確認する為か欠けている部分を埋める為か、本能的に敵を求め。その本質を求めて『二歳の頃からの幼馴染』すら切り捨てる。
人の心が理解出来ず、それでも圧倒的な正しさを他者に突き付ける彼女の姿はまさしく、化物と言って相違ない。
誰よりも人間に尽くさんとするが故に、絶対的に孤高の存在で在り過ぎる彼女は今――
「ふ、ふふ……私はこれからどうすれば良いんだろうな……」
地面に腰を降ろし、膝を抱えてわかり易く落ち込んでいた。
「まさか、私が善吉……否、それ以前に後輩たちすら負けてしまうとは……
喜ばしい事、と思わねばならんだろうさ……!私は、私を超えてくれる者を育て上げたのだから、な」
喜ばしい事、と思わねばならんだろうさ……!私は、私を超えてくれる者を育て上げたのだから、な」
ずーんと。
そんな擬音を表現したかのように項垂れる彼女。
強がってはいるものの、声はか細く暗がりに目を凝らしてみれば小刻みに体が震えている。
常であれば月光が彼女を柔らかく包み込み、さながら絵画のような美しさを燦然と周囲に主張していた筈だが、今現在の彼女からそんな様相は微塵も感じられない。
最大限好意的に例えて、ゴミ捨て場に捨てられたぬいぐるみといったところだろうか。
そんな擬音を表現したかのように項垂れる彼女。
強がってはいるものの、声はか細く暗がりに目を凝らしてみれば小刻みに体が震えている。
常であれば月光が彼女を柔らかく包み込み、さながら絵画のような美しさを燦然と周囲に主張していた筈だが、今現在の彼女からそんな様相は微塵も感じられない。
最大限好意的に例えて、ゴミ捨て場に捨てられたぬいぐるみといったところだろうか。
生徒会選挙
後に、聖夜の奇跡と呼ばれて語り継がれることとなるその日、彼女は全てを失った。
支持率98%という圧倒的な大差で生徒会長に就任した彼女は、支持率2パーセントという圧倒的大差で敗北し生徒会長の座を退くことになる。
神から勝利を約束された主人公であるとしか思えない存在であり。
どこまでも正しく、完璧であり、完成された彼女にとって今回の敗北を衝撃は全てのキャラクター性を崩壊させるには十分に過ぎた。
誰かのために生きてきた化物が、その誰かに見放されてしまえばそこに残るのは誰からも見捨てられた憐れな存在でしかない。
支持率98%という圧倒的な大差で生徒会長に就任した彼女は、支持率2パーセントという圧倒的大差で敗北し生徒会長の座を退くことになる。
神から勝利を約束された主人公であるとしか思えない存在であり。
どこまでも正しく、完璧であり、完成された彼女にとって今回の敗北を衝撃は全てのキャラクター性を崩壊させるには十分に過ぎた。
誰かのために生きてきた化物が、その誰かに見放されてしまえばそこに残るのは誰からも見捨てられた憐れな存在でしかない。
「ふはははははっはっは!!!! 私を倒しても第二第三の私が貴様たちの元へやってくるぞ!!」
勇者に敗れた魔王のようなことを言ってみたり。
「負けた、か……。漸く、アイツの傍に逝けるんだな」
悲しい事情を抱えたダークヒーローのようなことを言ってみたり。
「【完璧超人】生徒会選挙に参加してみた【敗れる】」
動画配信者のようなことを言ってみたり。
端的に言ってしまえば、滅茶苦茶落ち込んでしていた。
「ははははは……なぁ、誰か教えてくれ……私は、これから何をすればいい? どうやって生きていけばいい?」
光を失った瞳を虚空に向けて話しかけるのも、無理ない話だ。
これまでの十数年間、彼女にとって自らの人生とは見知らぬ誰かの役に立つためだけのモノだった。
誰かの笑顔が、感謝が、守るべき姿が彼女を此処まで突き動かしてきた。
そのために、どれほど傷付こうとも立ち上がってきた。
これまでの十数年間、彼女にとって自らの人生とは見知らぬ誰かの役に立つためだけのモノだった。
誰かの笑顔が、感謝が、守るべき姿が彼女を此処まで突き動かしてきた。
そのために、どれほど傷付こうとも立ち上がってきた。
そんな彼女を真正面から穿つのは他ならぬ守るべき存在であり、それ故に彼女は生きてきた理由もこれから生きていく目的も失ってしまったのである。
皆を守ろうとする彼女を、皆は、守ってくれない。
皆を守ろうとする彼女を、皆は、守ってくれない。
普段の彼女であれば、こんな悪趣味な催しを開催するBBへの怒りで立ち上がったことだろう。
普段の彼女であれば、無残にもその命を散らした少女を思い、義憤に駆られ走り出したことだろう。
普段の彼女であれば、思考の合間に名簿を確認し、共に戦う仲間の姿を求めて動き始めたことだろう。
普段の彼女であれば、首に嵌められた殺人機械を見分し、何らかの対策を練っていたことだろう。
普段の彼女であれば、無残にもその命を散らした少女を思い、義憤に駆られ走り出したことだろう。
普段の彼女であれば、思考の合間に名簿を確認し、共に戦う仲間の姿を求めて動き始めたことだろう。
普段の彼女であれば、首に嵌められた殺人機械を見分し、何らかの対策を練っていたことだろう。
普段の彼女であれば、だが。
「貴様も、私から離れていくのか……?」
いじいじと。
拗ねた子供のように地面へ指を擦り付けていた彼女が最初に出会った生物は、紐状の気色悪い姿をした蚯蚓だった。
擦る、というよりは抉るような動作のためその場から逃げ遅れてしまった憐れな蚯蚓。
化物の指に掬われてしまった憐れな生き物は、本能的に必死で体を揺らし、その場を離れんともがき続ける。
そうして、ぴょんと指先から零れ落ちたかと思うと。
1ミリ、2ミリ、3ミリ。
黒神めだかは、そんな蚯蚓の姿をただ、ただひたすら悲しそうに見つめていた。
拗ねた子供のように地面へ指を擦り付けていた彼女が最初に出会った生物は、紐状の気色悪い姿をした蚯蚓だった。
擦る、というよりは抉るような動作のためその場から逃げ遅れてしまった憐れな蚯蚓。
化物の指に掬われてしまった憐れな生き物は、本能的に必死で体を揺らし、その場を離れんともがき続ける。
そうして、ぴょんと指先から零れ落ちたかと思うと。
1ミリ、2ミリ、3ミリ。
黒神めだかは、そんな蚯蚓の姿をただ、ただひたすら悲しそうに見つめていた。
○ × △ □ ○ × △ □
「俺は童磨って言うんだ。君の名前は、何て言うんだい?」
「私は、黒神めだか――めだかちゃんと呼ぶがいい」
凛、と呼ぶには些か覇気が足りないが。
闇の先から現れた男を認識すると同時に、めだかは立ち上がっていた。
それが反射的であったのか、意図的であったのか彼女にはわからない。
スカートの裾に残る土塊を払う余裕もないことから、恐らく反射的であろうことは理解できるが。
闇の先から現れた男を認識すると同時に、めだかは立ち上がっていた。
それが反射的であったのか、意図的であったのか彼女にはわからない。
スカートの裾に残る土塊を払う余裕もないことから、恐らく反射的であろうことは理解できるが。
数分前。
全ての生物から見放されたとすら思える絶望に浸っていた彼女の耳に突如届いた轟音。
丁度視界の先が木々に覆われていたため全容は掴めないが、何らかの建築物が崩れ落ちたであろうその音に釣られて視線を向けた先にあるのは闇色に塗られた空間だけだった。
木々のざわめきと、虫の音が聞こえるその場に微かな緊張感が漂う。
人は闇を恐れると言うが、この先に在る奇妙な圧力はそんな言葉で片付けられるものではない。
全ての生物から見放されたとすら思える絶望に浸っていた彼女の耳に突如届いた轟音。
丁度視界の先が木々に覆われていたため全容は掴めないが、何らかの建築物が崩れ落ちたであろうその音に釣られて視線を向けた先にあるのは闇色に塗られた空間だけだった。
木々のざわめきと、虫の音が聞こえるその場に微かな緊張感が漂う。
人は闇を恐れると言うが、この先に在る奇妙な圧力はそんな言葉で片付けられるものではない。
BBと名乗る少女が話していた言葉を信じるのであれば此処は殺し合いの場である。
常識的に考えてしまえば、見知らぬ人間に拉致された挙句に全員で殺し合えと言われて素直に殺し合いに応じるほど、人間の理性や生き様は脆くもなければ弱くもない。
この音はなんらかの事故であり、注意こそすれ警戒すべき事項ではない……筈なのだが。
そう楽観視出来ないほど、あの桃色の髪をした少女の死には現実感が溢れていた。
常識的に考えてしまえば、見知らぬ人間に拉致された挙句に全員で殺し合えと言われて素直に殺し合いに応じるほど、人間の理性や生き様は脆くもなければ弱くもない。
この音はなんらかの事故であり、注意こそすれ警戒すべき事項ではない……筈なのだが。
そう楽観視出来ないほど、あの桃色の髪をした少女の死には現実感が溢れていた。
加えて、BBの言うことが真実であった場合、自らの手駒……或いは、率先して殺し合いを始める人間を参加者の中には配置するだろう。
そうでなくては、彼女の始めた催しは到底成立し得ない。
そうでなくては、彼女の始めた催しは到底成立し得ない。
『そんな願いでも叶える』
そんなことを言っていた気がするが、余りにもリスクとリターンが釣り合っていない。
根拠の薄い景品に対してベットするには、リスクが勝り過ぎているだろう。
そもそもの話だ。
蠱毒というモノは、毒を持つ者を喰い合わせることで初めて成立するのだから。
根拠の薄い景品に対してベットするには、リスクが勝り過ぎているだろう。
そもそもの話だ。
蠱毒というモノは、毒を持つ者を喰い合わせることで初めて成立するのだから。
だからこそ、彼女は闇を凝視する。
そして、緩慢な速度で歩きながら現れた男を前に彼女は確信した。
この男を、野放しにしてはならないと。
そうして現在に至り、向かい合う両者。
どこか神秘的な佇まいでめだかを見ている童磨に対して、めだかの表情は硬い。
その異常性故に他者から人外と評されることの多い彼女を以てして――童磨の存在は、余りにも化物が過ぎた。
“異常”“過負荷”“悪平等”と並々ならぬ猛者に相対した彼女であるが、目の前の男から受ける嫌悪感と威圧感はそれに勝るとも劣らない。
どこか神秘的な佇まいでめだかを見ている童磨に対して、めだかの表情は硬い。
その異常性故に他者から人外と評されることの多い彼女を以てして――童磨の存在は、余りにも化物が過ぎた。
“異常”“過負荷”“悪平等”と並々ならぬ猛者に相対した彼女であるが、目の前の男から受ける嫌悪感と威圧感はそれに勝るとも劣らない。
対峙するだけで鼻孔を擽る、脳漿と臓物と血液を混ぜ込んでぶちまけたような匂い。
そして、それ以上に彼の全身から漂う濃厚な死臭。
一人や二人では効かないであろうその香りに、思わず顔を歪めてしまう。
嫌悪感に混ざる感情は、恐怖か、或いは――。
そして、それ以上に彼の全身から漂う濃厚な死臭。
一人や二人では効かないであろうその香りに、思わず顔を歪めてしまう。
嫌悪感に混ざる感情は、恐怖か、或いは――。
「貴様、まさか――」
「君は、可哀想な目をしているなぁ。……まるで、誰かに裏切られたみたいな目だ」
「君は、可哀想な目をしているなぁ。……まるで、誰かに裏切られたみたいな目だ」
人を喰った表情で、童磨は告げた。
「君みたいな人間を、何人も見てきたよ。俺にその気持ちはわからないけどさ……
自分を犠牲にすることが誰かの為になると、本気で考えた挙句に裏切られてしまった。
そんな、憐れな目をしてる」
自分を犠牲にすることが誰かの為になると、本気で考えた挙句に裏切られてしまった。
そんな、憐れな目をしてる」
何か言葉を発そうとしていためだかの表情からハッと、色が失われるのに気付いてか気付かずか、童磨は流暢に言葉を紡ぐ。
普段のめだかであれば一蹴するであろう言葉が何故か、心に突き刺さっていた。
普段のめだかであれば一蹴するであろう言葉が何故か、心に突き刺さっていた。
「でも、もう安心していい。――俺が、君の弱さを許してあげる。君を、救ってあげようじゃないか」
童磨に、めだかの過去を知る術など存在しない。
それでも、彼にはめだかの苦悩がありありと伝わってしまっていた。
それでも、彼にはめだかの苦悩がありありと伝わってしまっていた。
なんて、憐れな女の子なんだろう。
童磨は心中でそう呟く。
彼は、教祖として様々な人間の苦悩を聞き続けてきた。
どこまでも可哀想な信徒の姿に、今のめだかの姿がぴったりと重なってしまっていた。
口元を押さえて紡がれる言の葉が、めだかの心に忍び込む。
彼は、教祖として様々な人間の苦悩を聞き続けてきた。
どこまでも可哀想な信徒の姿に、今のめだかの姿がぴったりと重なってしまっていた。
口元を押さえて紡がれる言の葉が、めだかの心に忍び込む。
「私を、救ってくれると……貴様は、そう言ったのか?」
「あぁそうだよ。俺が、君を救ってあげよう」
「あぁそうだよ。俺が、君を救ってあげよう」
大きく息を吸って、大きく息を吐いた。
虹を嵌めこんだような美しい瞳を真正面から見据えためだかの問い掛けに、童磨は即答する。
さっきの子とは違って、素直な子だなあ……なんて、笑いながら。
こんなにも簡単に揺らぐなんて、俺が救ってあげなくてはと。
虹を嵌めこんだような美しい瞳を真正面から見据えためだかの問い掛けに、童磨は即答する。
さっきの子とは違って、素直な子だなあ……なんて、笑いながら。
こんなにも簡単に揺らぐなんて、俺が救ってあげなくてはと。
「私は、誰かのために動くことが自分の全てだと思っていた」
「うんうん」
「いつだって見知らぬ誰かの為に戦ってきたし、誰かを救うことこそが何よりも尊いものだと
……ずっと。そう、思っていたんだ」
「あぁ……君は間違ってない、だからそんな悲しそうな顔をしないでおくれよ」
「うんうん」
「いつだって見知らぬ誰かの為に戦ってきたし、誰かを救うことこそが何よりも尊いものだと
……ずっと。そう、思っていたんだ」
「あぁ……君は間違ってない、だからそんな悲しそうな顔をしないでおくれよ」
悲痛な表情で、身を切るように思いを告げるめだかに対して、童磨は笑顔で言葉を続ける。
「でもそれは大きな間違いで――大きなお世話だった」
そこで、微かに童磨は違和感を覚える。
「私はきっと間違っていたんだろう。見知らぬ全員を救おうだなんて、考えなくともわかる荒唐無稽な話だ」
色を失っためだかの瞳に、真紅に燃える炎が宿っていた。
「だがそれでも、化物と呼ばれようとも、皆から嫌われようとも――」
めだかは確信している。目の前の男とはきっと相容れないだろうと。
童磨は確信していた。目の前の女はきっと救いを求めているのだろうと。
童磨は確信していた。目の前の女はきっと救いを求めているのだろうと。
「――私は、人間が好きだ。」
たった一つ、残されたモノを振り絞る。
「だから、もう間違えたくない。今度こそ、私は皆のことを助けたい。
……故に聞かせてくれ童磨よ――貴様の言う救いとは、なんだ?」
……故に聞かせてくれ童磨よ――貴様の言う救いとは、なんだ?」
「簡単な話さ。君は、君たちは俺と一つになって極楽の一緒になるんだ
憐れな人間達を喰ら(すく)う。俺は、優しいからね」
憐れな人間達を喰ら(すく)う。俺は、優しいからね」
何の躊躇いもなく告げられた手段。
それは、到底許容出来るようなものではない。
例え自分のやり方が間違っていたとしても。
彼女は――黒神めだかだけは、童磨の救いを肯定するわけにはいかなかった。
それは、到底許容出来るようなものではない。
例え自分のやり方が間違っていたとしても。
彼女は――黒神めだかだけは、童磨の救いを肯定するわけにはいかなかった。
「あぁそうか……だったら貴様は――助からない」
それは、刹那の出来事である。
音速を超える速度で放たれる右拳。
音速を超える速度で放たれる右拳。
轟!!!と。
音を置き去りにして繰り出される鉄拳は、童磨の弛緩した顔をいとも容易く打ち抜いた。
今のめだかは、自らが人と相容れないことを自覚している。
だから、放たれた拳の先に感じる血の温もりも気にならない。
骨の砕ける感触も、脳漿の弾ける感触も、一切合切意識の外へと押しやる。
今のめだかは、自らが人と相容れないことを自覚している。
だから、放たれた拳の先に感じる血の温もりも気にならない。
骨の砕ける感触も、脳漿の弾ける感触も、一切合切意識の外へと押しやる。
「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
普通の人間であればとうの昔に絶命していても可笑しくはない威力で繰り出される拳のラッシュ。
頭、腕、胸、腹と上半身を隙間なく襲うそれは正しく暴力の嵐。
派手に舞い散る返り血に塗れて尚、めだかは目を逸らさない。
頭、腕、胸、腹と上半身を隙間なく襲うそれは正しく暴力の嵐。
派手に舞い散る返り血に塗れて尚、めだかは目を逸らさない。
まるで、まるでこの暴力が全く意味を成していないことから目を逸らすかのように。
「うーん。悪くはない攻撃だけど、そんなんじゃ俺たちには意味がないんだよな」
「~~~~ッッッッッ!!」
「~~~~ッッッッッ!!」
確かに撃ち抜いた筈の顔面が、一瞬の瞬きの後に再生しているのを見てめだかは歯噛みする。
「随分と努力したんだろうね……。今まで受けたどんな拳よりも鋭い痛みが伝わってくるよ。
研ぎ澄まれて、摩耗した刀を見ているようでさ……痛々しくて見ていられないんだ。
あんまりにも可哀想だから、わざと受けてあげたのさ。そうすれば、力の差もはっきりして無駄な努力を諦めてくれるだろう?」
研ぎ澄まれて、摩耗した刀を見ているようでさ……痛々しくて見ていられないんだ。
あんまりにも可哀想だから、わざと受けてあげたのさ。そうすれば、力の差もはっきりして無駄な努力を諦めてくれるだろう?」
慈愛に満ちた表情で言葉を並べる童磨の体は、既に完全回復していた。
さしもの黒神めだかも困惑して溜息を吐露する。
球磨川禊、安心院なじみとでたらめな能力を持つ人間とは相対したことがあるものの、ここまでの出鱈目っぷりは珍しかった。
さしもの黒神めだかも困惑して溜息を吐露する。
球磨川禊、安心院なじみとでたらめな能力を持つ人間とは相対したことがあるものの、ここまでの出鱈目っぷりは珍しかった。
「貴様――本当に人間か?」
「ん? 言ってなかったかな? ……俺は、鬼なのさ」
「ん? 言ってなかったかな? ……俺は、鬼なのさ」
口元を押さえにっこりと、笑って告げる童磨。
死闘の幕は上がったばかりだった。
死闘の幕は上がったばかりだった。
○ × △ □ ○ × △ □
「いやぁ、俺たちと同じく、自らを再生できる者たちと何度も戦うのは久しい感覚だな
……色々と、不可思議な術を見られるというのは中々どうして、愉快なものだ!」
……色々と、不可思議な術を見られるというのは中々どうして、愉快なものだ!」
骸と化した黒神めだかを前に、童磨は手を打ちながら満足気な言葉を漏らす。
ナイチンゲールと名乗った彼女と同じように、苛烈な拳を繰り出す姿は童磨の好奇心を満たすには十分であった。
ナイチンゲールと名乗った彼女と同じように、苛烈な拳を繰り出す姿は童磨の好奇心を満たすには十分であった。
めだかの攻撃を、即座に童磨が再生するのと同じくして。
童磨の攻撃もまた、即座にめだかに再生されてしまっていた。
開幕早々泥仕合の様相を呈していたが、結果として勝敗を分けたのはその再生力だった。
童磨の攻撃もまた、即座にめだかに再生されてしまっていた。
開幕早々泥仕合の様相を呈していたが、結果として勝敗を分けたのはその再生力だった。
めだかが再生する速度を上回る速度で繰り出される童磨の打撃。
回復力に圧倒的な差があるからこそ叶う、ノーガードでの暴力を前にめだかは防戦一方であった。
童磨の血鬼術『蓮葉氷』を吸い込んで尚、その拳を振りかぶる姿には思わず拍手を溢してしまったが、それだけだ。
無論、単純な暴力以外を互いに使用しなかったわけではない。
だが、炎刀であれスキルであれ、互いが傷を即座に回復するのであれば余計な手順を踏んでいるに過ぎない。
互いがどれほど相手を殺す術を保持していようとも、殺し切れないのであれば意味がないのである。
つまるとこ、最速最短で相手を殺し切る以外に決着は見えなかったこの戦い。
回復力に圧倒的な差があるからこそ叶う、ノーガードでの暴力を前にめだかは防戦一方であった。
童磨の血鬼術『蓮葉氷』を吸い込んで尚、その拳を振りかぶる姿には思わず拍手を溢してしまったが、それだけだ。
無論、単純な暴力以外を互いに使用しなかったわけではない。
だが、炎刀であれスキルであれ、互いが傷を即座に回復するのであれば余計な手順を踏んでいるに過ぎない。
互いがどれほど相手を殺す術を保持していようとも、殺し切れないのであれば意味がないのである。
つまるとこ、最速最短で相手を殺し切る以外に決着は見えなかったこの戦い。
これまで幾度となく鬼狩りの剣士たちと戦ってきたが、結局いつだって生き残ってきたのは童磨であり。
結局のところ、このような座興の場に呼ばれたとて鬼の力を上回る者など存在しないのである。
最後まで立っていたのは、童磨だった。
結局のところ、このような座興の場に呼ばれたとて鬼の力を上回る者など存在しないのである。
最後まで立っていたのは、童磨だった。
「あぁ楽しかった、楽しかった! 俺より遥かに弱いというのに立ち上がるその姿、きっと俺は永遠に忘れまいよ」
とは言え、童磨の体にも疲労感が無いワケではない。
BBなる女が何かを仕掛けたのか、疲労の回復も遅くこのまま続けてもう一戦は勘弁願いたいと思ってしまう程であった。
BBなる女が何かを仕掛けたのか、疲労の回復も遅くこのまま続けてもう一戦は勘弁願いたいと思ってしまう程であった。
これまでの戦いに敬意と憐憫、そして愛情を込めて救ってやらねばと。
手を広げて彼女を飲み込まんとすると同時、ゾブリ、と。何かが心臓を貫く感触を覚えた。
手を広げて彼女を飲み込まんとすると同時、ゾブリ、と。何かが心臓を貫く感触を覚えた。
「―――――――――――――――ん?」
おかしい。
目の前の少女は確実に殺した筈だと、童磨にしては珍しく――困惑した表情を浮かべる。
胸部を貫かれるのは大した損傷ではないが、驚く気持ちに蓋をすることは出来ない。
目の前の少女は確実に殺した筈だと、童磨にしては珍しく――困惑した表情を浮かべる。
胸部を貫かれるのは大した損傷ではないが、驚く気持ちに蓋をすることは出来ない。
「なるほど……これが、鬼に成るという感覚なのだな」
童磨とて、首の骨を折られた程度で消滅するワケではない。
それでも、拳の交わり合いを経て確認しためだかの再生力。
それが許容範囲を超えるタイミングを見計らって、完全に殺し切った筈なのになぁと小さく嘆息する。
それでも、拳の交わり合いを経て確認しためだかの再生力。
それが許容範囲を超えるタイミングを見計らって、完全に殺し切った筈なのになぁと小さく嘆息する。
「どうやら、いくつかのスキルは制限されているようだが……
古賀二年生のスキルが奪われていなかったのは幸いと言うより他なるまい。
さしもの私も、不死の鬼を相手になんの備えもなく戦うのは不安が過ぎる」
古賀二年生のスキルが奪われていなかったのは幸いと言うより他なるまい。
さしもの私も、不死の鬼を相手になんの備えもなく戦うのは不安が過ぎる」
淡々と、つい先程殺されたとは思えない気軽さで呟きながら腕を引き抜く。
「“観察”するのに少々時間がかかった、が中々どうして悪くない感覚だなコレは。
取り敢えず、取り急ぎ――鬼神モードとでも呼んでおくとしようか」
取り敢えず、取り急ぎ――鬼神モードとでも呼んでおくとしようか」
べろり。
真紅の舌先を血塗れの腕に這わせ“鬼”は笑う。
真紅の舌先を血塗れの腕に這わせ“鬼”は笑う。
「なんだなんだ、君こそ本当に人間かい?」
「知れたことを。……私は――ただ人を救いたいだけの、化物さ」
「知れたことを。……私は――ただ人を救いたいだけの、化物さ」
○ × △ □ ○ × △ □
黒神めだかは化物である。
だが――それ以上に、どうしようもなく人間だった。
だが――それ以上に、どうしようもなく人間だった。
例え、誰かがその正しさを否定しようとも。
例え、誰かがその生き様を否定しようとも。
例え、誰かがその生き様を否定しようとも。
全てを失って尚、見知らぬ誰かを救わんとする彼女の姿は
例え自らの人間性を捨て去って尚、戦わんとする彼女の姿は
例え自らの人間性を捨て去って尚、戦わんとする彼女の姿は
どうしようもなく、人間だった。
【D-2/1日目・深夜】
【童磨@鬼滅の刃】
[状態]:疲労(中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2、炎刀『銃』@刀語
[思考・状況]
基本方針:いつも通り。救うために喰う。
1:おいおい、本当に鬼になったのかい?
2:"普通ではない血"の持ち主に興味。
3:無惨様、猗窩座殿、下弦の彼……はてさて誰に会えるかな?
[備考]
※参戦時期は少なくともしのぶ戦前。
※不死性が弱体化しています。日輪刀を使わずとも、頸を斬れれば殺せるでしょう。
[状態]:疲労(中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2、炎刀『銃』@刀語
[思考・状況]
基本方針:いつも通り。救うために喰う。
1:おいおい、本当に鬼になったのかい?
2:"普通ではない血"の持ち主に興味。
3:無惨様、猗窩座殿、下弦の彼……はてさて誰に会えるかな?
[備考]
※参戦時期は少なくともしのぶ戦前。
※不死性が弱体化しています。日輪刀を使わずとも、頸を斬れれば殺せるでしょう。
【D-2/1日目・深夜】
【黒神めだか@めだかボックス】
[状態]:疲労(中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:見知らぬ誰かの役に立つ、それは揺るがない。
1:目の前の男が語る間違った救いを正す。
[備考]
※参戦時期は後継者編で善吉に敗れた直後。
※本当に鬼になったのかは不明ですが、それに類する不死性を獲得しています。
※いくつかのスキルに制限が加えられているようです。
[状態]:疲労(中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:見知らぬ誰かの役に立つ、それは揺るがない。
1:目の前の男が語る間違った救いを正す。
[備考]
※参戦時期は後継者編で善吉に敗れた直後。
※本当に鬼になったのかは不明ですが、それに類する不死性を獲得しています。
※いくつかのスキルに制限が加えられているようです。
| 前話 | お名前 | 次話 |
| Debut | 黒神めだか | WORLD IS MINE(前編) |
| 「救う」ということ | 童磨 |