- 卒試問題集・救急災害医学のページです。
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救急災害医学 2008年度
問題5
【解説】
b.過換気でPaO2低下となっており、その部分が間違いなので△→×としてください。
問題8
【解答】c→d
【解説】
c.小児のショックで末梢がとれない場合、骨髄穿刺輸液を行います。この選択肢では骨髄穿刺と書いてあり、骨髄検査とのひっかけなのか、はっきりしませんが。。。
d.上気道閉塞についてですが、気管挿管できれば最もよいですが、もちなどの異物が取り出せないときは気管切開をせざるえないです。
クエバンでもちがつまった問題では気切してました。
それぞれもう少し状況の説明が欲しいところですが、以上より
c ×→○
d ○→×
に変更お願いします。
救急災害医学 2007年度
救急災害医学 2006年度
出題なし
救急災害医学 その他
2009年コアカリ関連ファイルをこのページの一番下にアップロードしました。
「救急コアカリ再試」ファイルは、このページの下にあります。
【卒試・過去問情報】
救急医学卒試に関して准教授先生に聞いてきました。
聞くところによると、いろいろと情報が錯綜しているので、僕は僕が今まで聞いてきたことを、解釈いれずに全てお知らせします。なお、僕は准教授先生からしか話を聞いていません。助教以下の先生とは面識ないので。
1.今年度卒試の出題範囲には中毒も含まれる。
2.今年度卒試作成者はW杉先生をはじめ下の先生方
3.今年度コアカリ本試作成者はW杉先生をはじめ下の先生方
(救急のホームページにアップされています)
4.今年度コアカリ追試作成者はA島先生、出題範囲は標準救急
です。
今年度卒試の出題範囲は掲示板にあるとおりと、思います。
後は各自で自己判断でするしかないと思います。
僕の情報の流し方に誤解を生むようなところがあったかもしれません。大変申し訳ありませんでした。
個人的な意見としては
結局は出題範囲として明示されているイヤーノートの範囲をちゃんと読み込むのが王道と思います。時間ないけど。
作成者つながりでいえば、本年度のコアカリ本試と過去問はやっておいたほうがいいかもしれません。
U御堂
【問題・解答について】(2009/10/24のMLより)
- 「救急2009コアカリ再試」は標準救急医学を範囲にしたとのこと。
- 標準救急医学から抜き出した問題が多々ある。
- 要領よくCheckするには標準救急あったほうがよさげ。
【解説・訂正】
「胸部外傷について誤っているもの」
解答 2 → 5も誤り
5.×:緊張性気胸では縦隔は健側へ偏位する。(yn L-32)
2.の正否については未検討。
2. この症状はやはり心タンポナーデではなく、緊張性気胸なので間違いでいいと思いますよ。
やっぱり、解答は2,5?
4.死亡群は黒色で0である。(yn2009 L-45)
不適切問題か?
解答:5→2?
2. 両眼瞼の皮下血腫はバトル徴候ではなく、パンダの目徴候(black eye)では?標準救急のカラーグラフにもそっくりな画像があります。
5. 頭蓋底骨折の症状に、髄液鼻漏、髄液耳漏があると記載があります。
(yn2009 J-201)
解答:2→1も誤り?
1:標準救急医学4版p473に「生体では骨が最も電気抵抗が高く、以下、脂肪・腱・皮膚・筋肉・血管・神経の順に抵抗が下がる」「電気抵抗の低い部分には多くの電流が流れる」(オームの法則)とあります。従って、腱と神経では抵抗が小さい神経のほうが電流は多く流れると思います。感覚的にも神経のほうが電流が流れやすそうじゃないですか?
2:ミオグロビン尿はみられます(標準p474)。
3,4,5は正しいです。標準に記述があります。
解答:b,c→不適切問題か?
a○:その通り。
b×:血漿中の薬物の蛋白結合のほとんどはアルブミンである。
c×,d○:Vd=体重当たりの薬物投与量(mg/kg)/拡散後の薬物血漿濃度(mg/l)
より、分布容量が小さい薬物→血漿中での溶存率が高い。
また「分布容量が小さいほど、蛋白結合率が低いほど、血液浄化の効率がよい。」という記載がある。
e○:血漿内遊離型薬物量(%)=1/Vd×4×(100-蛋白結合率)/100
であるので、蛋白結合率が高いと、血漿内遊離型薬物量は少なくなる。
以上、標準救急医学を参照しました。誤り等があればお願いします。
解答:4のまま
標準救急医学(第4版)では、熱中症を日射病、熱痙攣、熱疲労、熱射病と分類していました。
標準救急医学参考図表
表19-1によると、日射病は体温軽度上昇(38℃以下)、発汗ありとあるので、解答は4のままです。
解答:4→1,4?
1.Ⅱ型減圧症から再圧療法が適応となる。減圧療法ではない。
4.減圧症の疑いがあれば、速やかな高濃度酸素投与は必要。
5.ほとんどの減圧症は、水深10m以深に潜水したときに起こります(水深10m以浅でも発症したケースはあります)。潜水深度が浅いからといって完全に除外してはいけません。
ダイビング医学
しかし、標準救急医学第4版によると、「10m以内からの急浮上では減圧症は生じない」とあるので、出題者的には、間違いではないのでしょう・・・
解答:2→すべて正しい?
標準救急参考図表の表20-4やyear noteのJ-82あたりを読むと、どの組み合わせも正しいように思います。意見ありましたら宜しくお願いします。
「脳内出血について誤っているもの」
解答 1(a,b,c) → d,eは誤り
d.×:頭痛は脳内出血の典型的臨床症状と考えられる(橋出血では、意識障害のため頭痛(-))(yn J-82)
e.×:意識障害も、同じく典型的症状(yn J-82)
a,b,cの正否については未検討。
追加
前駆症状がなく、日中の活動時に突然発症することが多い。しばしば頭痛、吐気、嘔吐を伴う。血腫による組織の破壊や圧迫により意識障害や片麻痺などの局所症状が急速に、数分から数時間のうちに完成するという特徴をもつ。(標準救急医学)
よって、間違っているものは、d,eなので不適切問題か。
↑について
不適切問題というか、問題文のミスかと思われます。
誤りを選ぶのではなく、正しいものを選択するのなら1が正解になります。
4Mの解説も1を答えにしてるので、恐らく試験中に訂正があったのでしょう。
解答:4→4,5?
5. てんかんの部分発作である複雑部分発作では意識障害を伴う。(yn2009 J-173)
「急性冠症候群について誤っているもの」
解答 5 → 2
2.×:急性冠症候群は不安定狭心症、急性心筋梗塞、心臓突然死の総称。虚血性心疾患の中で、迅速な診断と治療が必要とされる重篤で重要な病態。急性心筋梗塞にはST上昇型および非ST上昇型が含まれる。(yn C-66)
5.?:yn C-66の「短期リスク分類」によると、安静時胸痛、20分以上の胸痛がある場合で
既往があるが現在は消失 → 中等度リスク
現在も胸痛が持続 → 高リスク
とありました。5が誤りとは言いにくいと思います。
「右心不全の原因として正しいもの」
解答 4(c,d) → b,c,d,(e)?
右心不全の原因疾患には、肺塞栓および肺性心、心タンポナーデ、心筋梗塞(下壁梗塞による右心不全)が含まれる(yn C-20)。
心筋梗塞は微妙ですが、心タンポナーデには積極的に×を付けづらいです。
以下の救急コアカリ試験の解答は、2007年度卒業生がW杉先生に確認したものです。(2007年度wikiより転載)
<2007解答>
1.cd 2.be 3.e 4.b 5.bc 6.bd 7.d 8.d 9.cd 10.e
<2006解答>
1.b 2.e 3.a 4.b 5.a 6.b 7.b 8.c 9.b 10.c
最終更新:2009年10月28日 18:54