新型(ジム・カスタム)を造り出したジム系列や内部機構などをアップデートしたリーオー系に対抗して、宇宙世紀0082年に製作されたドートレスの次世代機。ドートレス・コマンドをベースにした『ドートレス・コマンド・カスタム』も存在する。
ドートレスと後のドートレス・ネオの中間に位置する機体で、機体各部にハードポイントなどを追加することによって、オプション化された各種ドートレス系の武装や装備を装着し、様々な戦局に対応する機体として製作された。基本武装は従来のドートレスのものを使用できる。
オプション化された装備はドートレス・ウェポンの500mmキャノン、ワイズワラビーやファイヤーワラビーの脚部ホバリング専用スラスターや各種武装、ドーシートを基に製作された魚雷とスケイルシステム内蔵の追加アーマーや腕部クローユニット、改良されたドートレス・フライヤーのフライトユニットなどがある。
これらのオプションパーツを装備して様々な戦局に対応できるようにフレームも頑丈に造られ、素体の性能も各種ドートレスシリーズより向上したが、オプションパーツ含めてコストが高くなったことで最終的に30〜50機ほどで生産が打ち切られている。しかし、現存した機体は性能のアップデートが繰り返され、グリプス戦役時にも第一線で使用され続けた。