概要
ライプチヒ研が開発した試作MS。元々はシスクードやデスパーダの武装をテストする機体として開発されていたが、スパイがとあるデータを手に入れたことにより実戦投入可能な機体としてロールアウトした。
ベースとなっているのはヘリオポリスで開発されていたX100系のGATシリーズ3機であり、スパイによって機体データの一部が収集され、ライプチヒ研に持ち込まれた。そのため機体各部の形状が、頭部と胴体はストライク、両腕はバスター、脚部はデュエルに酷似している。
しかし、全てのデータが入手できたわけではなく、データ不足によりPS装甲やストライカーパックシステムはオミットされている。そのため、装甲に関しては他のジオン残党経由でアクシズから送られてきたガンダリウムβを代替え品として使っている。
武装は、頭部に75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」、両肩部に200mm径6連装ミサイルポッド、左腕部にデスパーダのウェポンパック・バインダー(左腕のみでサイ・ロッドは普通の海ヘビになっている)が装備され、右腕にシスクードのIフィールド・ランチャーを携行している。
また、バックパックはシスクードと同系統のものとなっており、全体的な性能はオフェンスモード無しのシスクードとほぼ同等。火力のみであればシスクードを超えている。しかし、オフェンスモードやサイコミュ系の技術はオミットされているため、全性能を引き出したシスクードやデスパーダには劣る。
ライプチヒ研制圧戦の際にフィオレ・フリージアの導きでアルド・フライハイトによって奪取され、以後は彼の愛機としてストライク・ウルブズ(旧第09独立機械化混成部隊)の下で戦っていくこととなる。アルドの機体となってからはアイスグリーン、コバルトブルー、白のトリコロールカラーに機体を染められた。
武装
Iフィールドランチャー(Iフィールド・ジェネレーター、メガカノン)
ウェポンパック・バインダー(ミサイルランチャー、2連装ビームキャノン、海へび)
ビームサーベル×2(ウェポンパック・バインダーにマウント)
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
200mm径6連装ミサイルポッド(両肩に装備)
ウェポンパック・バインダー(ミサイルランチャー、2連装ビームキャノン、海へび)
ビームサーベル×2(ウェポンパック・バインダーにマウント)
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
200mm径6連装ミサイルポッド(両肩に装備)