宝具一覧


宝具一覧

【ランク:EX】

  ○混沌より溢れよ怒りの日(ドゥゾルスト・ディエスイレ)ラインハルト・ハイドリヒ
   ランク:EX 種別:対神宝具

   七騎の英霊の魂を取り込んだ事で、至高の黄金として完成しつつある
   “黄金の獣”ラインハルト・ハイドリヒの存在そのもの。
   天体の最強種である“星の王”としての特性を備えつつあるその存在は無敵に近い。
   その力はいずれガイアを超え、天上から降り注ぐ他天体の王達をも迎撃する。
   それは「星」に支配された人類がそれを超越する、“怒りの日”として運命に刻まれるだろう。


   戦闘時、自陣のステータス比較の際に常に「+20点」のボーナス修正を得る。
   また自陣が「戦力の優位」を得る度に、自陣の「戦力値」に「+100点」する。
   「戦闘結果」の判定に勝利した場合、敵陣に対して与えるダメージに常に「+戦力値の差分÷10」点する。
   「◯至高天・黄金冠す第五宇宙」の能力を全て備えている他、このキャラクターが持つスキル全ては
   スキルであると同時に、この宝具による効果としても扱う。



  ○天地輪廻す終極の星(クリタ・ユガ)ライダー(できない子)
   ランク:EX 種別:対界宝具

   ライダーが持つ権能の具現。
   光や時間すら捻じ曲げる強大な重力の圧縮により、眼前の全てを微塵に粉砕する。
   物理・魔術を問わず“宝具”によるもの以外のあらゆる防御を無効化する。
   またその大出力ゆえ、たとえ“宝具”でも同等以上の力を持つモノでない限り防ぎ切る事は難しい。
   英雄王が持つ乖離剣と同等の出力を持つ“世界を終わらせる”一撃。


   この宝具は「◯全王化身・終焉の騎士」の効果が発動している時のみ使用可能となる。
   「戦力値」を算出する際にMPを「5点」消費する事で、自陣の「戦力値」に「+【宝】×3点」のボーナス修正を加える。
   この宝具を使用したラウンドで「戦闘結果」の判定に勝利した場合は、通常のダメージ処理を
   行わずに敵陣に対して「戦力値の差分÷10」点のダメージを与える。

   このダメージは同ランク未満の宝具とその他のあらゆる効果によって無効・軽減されず、
   「不死」や「無敵」の概念も同時に全て無効化する。
   この宝具は最低限「2戦力の優位」を得ている状態でなければ使用できない。
   ただし敵陣が同じタイミングで「対軍宝具」を使用した場合は「1戦力の優位」で、
   「対城宝具」以上を使用した場合は無条件で使用する事ができる。

   この宝具を使用した場合、敵味方問わずに使用されている「結界」「固有結界」をラウンド終了時に破壊する。



  ○梵天よ、地を裁け(ブラフマーストラ・サルンガ))ライダー
   ランク:EX 種別:対国宝具

   不死の魔王ラーヴァナを一撃のもとに葬り去ったラーマの奥の手。
   太陽弓の最大出力にブラフマー神のマントラを上乗せし、必殺必滅の矢として放つ。
   その威力は核兵器に例えられる程であり、標的のみならず驚くほど広範囲を
   その炎熱で焼き尽くす。


   この宝具は「戦力値」を算出する際にMPを「5点」消費する事で使用できる。
   自陣の「戦力値」に「+【宝】×3点」のボーナス修正を加える。
   この時、「○羅刹よ、天を覆え」による補正は適用しない。(【宝】は70ではなく100として扱う。)
   この宝具を使用したラウンドで「戦闘結果」の判定に勝利した場合は、通常のダメージ処理を
   行わずに敵陣に対して「戦力値の差分÷10」点のダメージを与える。
   また敵陣のキャラクターが持つA++ランク以下の「不死」や「無敵」の概念を全て無効化する。
   この宝具は最低限「2戦力の優位」を得ている状態でなければ使用できない。
   ただし敵陣が同じタイミングで「対軍宝具」を使用した場合は「1戦力の優位」で、
   「対城宝具」以上を使用した場合は無条件で使用する事ができる。



  ○伝国玉璽(てん、さだめをたすく)アーチャー(できない子) できない子
   ランク:EX 種別:対人宝具

   霊鳥の巣より見つかった宝玉から削りだしたとされる玉印。
   “皇帝”の称号を示す為の象徴であり、人々の信仰と歴史が凝縮された祈りの結晶。
   形を失っても尚“皇帝”の証明として残り続けた「玉璽」、その力の本質は「伝達」と「継承」にある。
   これを手にしている限り、アーチャーは“世界”からのバックアップと優先的な幸運の補正を受ける。
   そして他者にこの宝具を託す事で、望むものをその対象に「受け継がせる」事ができる。
   ただし、この宝具を手放した時、アーチャーは逃れようのない「破滅」を得る事になる。
   それは「因果の確定」として、彼自身が築いた物も含めた全てに対して伝播する。

   どれほどの栄華を極めた皇帝であれ、空しく滅び去るのが歴史の必然なれば。



   自陣が行うあらゆる判定に「+20%」の補正を加える。
   この補正は「◯皇帝特権:EX」とは異なり、この宝具の所有者がその判定に関わっているか、
   その判定を行う者の至近に実体としていなければならない。
   また1日に一度だけ、自身を含めた味方のMPを「10点」分まで即座に回復する事ができる。
   この効果はいつでも任意に使用できる。(戦闘では参戦してない限りは使用できない)

   この宝具は望む者に対して受け渡す事ができる。
   受け渡された場合、受け渡された者がこの宝具の新たな所有者としてその加護を得る。
   また受け渡した者や望む者は、この宝具を通す事で受け渡された者に対して
   望む「何か」を伝えることができる。
   それは「記憶」や「スキル」など、形のないモノでも渡す事が可能。
   宝具を受け渡された者は、それを自分が望む形で活用することが出来る。

   他者の宝具の力だけは受け渡す事はできず、受け渡せる総量にも限度が存在する。
   但し、この宝具自体を破棄する事でそれらの制限を無視する事も可能。


   この宝具を失った場合、アーチャーは次に行う戦闘で必ず消滅する。
   「○秦始皇帝陵」を使用した場合、戦闘に関わった者も全て消滅する。
   この効果は「○秦始皇帝陵」の発動も含めて、この宝具と同ランクの「結界宝具」を持つ者でない限り
   決して防ぐ事はできない。



  ○全智の碧緑板(エメラルド・タブレット) キャスター
   ランク:EX 種別:魔術宝具

   キャスターが書き記した、錬金術の最秘奥が刻まれたエメラルドの書板。
   “大いなる秘宝(アルス・マグナ)”を実現する究極の魔術宝具であり、これを持つキャスターは
   擬似的な「空想具現化」を行使する事ができる。
   宝具の力が及ぶ範囲では、キャスターは文字通り神の如き絶大な能力を発揮する。
   星の精霊ではないキャスターによる「空想具現化」は、行使に大量の魔力を必要とするものの、
   キャスター自身が破格の魔術師である為それは大きな欠点にはなり得ていない。


   この宝具は以下の効果を持ち、設定されたタイミングで任意に使用できる。

   ・戦闘の開始時、MPを「5点」消費する事で、陣地外でも「◯陣地作成」の効果を得られる。
    この効果は戦闘の終了時まで持続する。

   ・ステータス比較時にMPを「5点」消費する事で、【宝】以外に「+【魔】点」のボーナス修正を加える。

   ・敵陣がMPを消費するスキルか宝具を使用した場合、その効果を無効にする。
    スキルであるなら「1点」、対人宝具は「3点」、対軍宝具以上は「5点」のMP消費が必要。
    効果の使用にMP消費しないものや、同ランクの宝具は対象外となる。

   ・自陣が何らかのダメージを受けた場合、任意の点数のMPを消費する事で、
    その点数に等しいだけダメージを軽減する。

   ・あらゆる判定の前にMPを「5点」消費する事で、自陣に「+50%」の有利な補正を得る。

   ・「戦闘結果」の判定前、及び判定後にMPを「5点」消費する事で、その戦闘から無条件に離脱できる。

【ランク:A~A++】

  ○至高天・黄金冠す第五宇宙(グラズヘイム・グランカムビ・フュンフト・ヴェルトール)ラインハルト・ハイドリヒ
   ランク:A++ 種別:対神宝具

   “黄金聖餐杯”としての肉体と、神の子を貫いた槍である“聖約・運命の神槍”。
   その二つが合わさって形作られる“黄金の獣”ラインハルト・ハイドリヒの存在そのもの。
   英霊の魂を自らの内に取り込む事で、その力を我が物として更に強大な存在へと“進化”する。
   文字通り、英雄(エインフェリア)達の為の至高天、黄金を冠する第五の宇宙。
   九頭竜の聖杯戦争とは、七騎の英霊の魂で以ってこの宝具をさらなる完成の高みへと
   上り詰めさせる事こそを目的としている。
   いずれ訪れる、星々の王達に挑む“怒りの日”のために。


   聖杯戦争において、正規のサーヴァントが何らかの形で脱落(死亡、消滅)する度に
   ラインハルトのレベルが「+10」され、そのサーヴァントが持つ【スキル】と【宝具】の効果を
   全て自身のものとして扱う事ができる。
   また「3騎」のサーヴァントが脱落し、それを取り込んだ時点で全てのステータスが「+10」される。
   「4騎」になると、脱落し取り込んだサーヴァントを「自身のサーヴァント」として現界させ、
   戦闘の際に自由に自陣へ参戦させる事ができるようになる。
   取り込んだサーヴァントを現界させている場合は、【スキル】【宝具】の効果は通常通り
   そのサーヴァントが持っているものとして扱う。
   「7騎」を取り込むとレベルがさらに「+20」され、【宝】を除いた全てのステータスが「+10」される。



  ○天叢雲御剣(あめのむらくものつるぎ)セイバー(できない子)
   ランク:A++ 種別:対城宝具

   三種の神器の一つであり、八岐大蛇の尾から生じた最高位の神剣。
   セイバーは叔母である倭姫命よりこの剣を授けられた。草薙剣とも呼ばれる。
   一つの国、一つの世界における“武力”を象徴する剣であり、その一撃は所有者の魔力を
   変換して“嵐”や“雷”といった自然的な暴威の“概念”として解き放たれる。
   その出力は最高の聖剣に勝るとも劣らない。


   敵陣に「◯怪力」スキルを持つキャラクターがいる場合、自陣の勝率に常に「+50%」の補正を得る。
   この宝具は「戦力値」を算出する際にMPを「5点」消費する事で使用できる。
   自陣の「戦力値」に「+【宝】×3点」のボーナス修正を加える。
   この時、さらに「5点」のMPを消費する事でボーナス修正に「+【魔】点」する事ができる。
   この宝具を使用したラウンドで「戦闘結果」の判定に勝利した場合は、通常のダメージ処理を
   行わずに敵陣に対して「戦力値の差分÷10」点のダメージを与える。
   この宝具は最低限「2戦力の優位」を得ている状態でなければ使用できない。
   ただし敵陣が同じタイミングで「対軍宝具」を使用した場合は「1戦力の優位」のみで、
   「対城宝具」以上を使用した場合は無条件で使用する事ができる。



  ○無垢なる湖光(アロンダイト)セイバー
   ランク:A++ 種別:対城宝具

   妖精郷で鍛えられたもう一つの聖剣であり、“湖の騎士”の手に渡り魔剣の格を得る前の本来の姿。
   聖なる加護により、平時はセイバーのステータスを全てワンランク上昇させる。
   また最高の聖剣エクスカリバーと同様に、所有者の魔力を強大な光の刃に変換して撃ち放つ事も可能。
   その清浄な光を受けた者は、魂を浄化されて天へと召されていく。


   戦闘時、常に自身のステータスに「+10点」のボーナス修正を加える。
   また宝具の効果以外で敵陣のLPに対して与えるダメージが常に「+2点」される。
   この宝具は「戦力値」を算出する際にMPを「5点」消費する事で使用できる。
   自陣の「戦力値」に「+【宝】×3点」のボーナス修正を加える。
   この宝具を使用したラウンドで「戦闘結果」の判定に勝利した場合は、通常のダメージ処理を
   行わずに敵陣に対して「戦力値の差分÷10」点のダメージを与える。
   この宝具は最低限「2戦力の優位」を得ている状態でなければ使用できない。
   ただし敵陣が同じタイミングで「対軍宝具」を使用した場合は「1戦力の優位」のみで、
   「対城宝具」以上を使用した場合は無条件で使用する事ができる。



  ○秦始皇帝陵(そのいこう、ならぶものなし)アーチャー(できない子)
   ランク:A++ 種別:対軍宝具

   皇帝の固有結界。
   原初の“皇帝”としての並ぶ者無き偉業を「伝説」としての形で再現する。
   その異界の内では“兵馬俑”に収められた数千体の人形兵が敵に矢の雨を降り注がせ、
   “万里の長城”は敵を阻む防壁として立ち塞がり、“焚書坑儒”の逸話により
   あらゆる魔術の力を劣化させる。
   非常に強力な反面、展開と維持には莫大な魔力を必要とする。
   ただし“霊地”の上で使用した場合は、その土地の魔力を結界の維持に当てる事が可能である。


   この宝具はアーチャーが「メイン」として参戦している状態でのみ、ラウンドの開始時に使用できる。
   MPを「5点」消費し、その戦闘に参加しているキャラクター全てを「固有結界」に取り込む。
   この「固有結界」内では、「◯術」と書かれたスキルの効果が敵味方問わずに半減(端数切り捨て)する。
   自陣のLPの現在値と最大値に「+20」点のボーナス修正を加える。
   【宝】と【運】以外を使用したステータス比較で、自陣に対して「+30点」のボーナス修正を加える。
   また戦力値を算出する際にMPを「5点」消費する事で、自陣の戦力値に「+100点」の
   ボーナス修正を加える。この効果は最低限、「1戦力の優位」を得ている状態でなければ使用できない。

   「戦闘結果」の判定に「+60%」の修正を加え、上記の効果を使用した状態で勝利した場合
   通常のダメージ処理を行わず、敵陣に対して「戦力値の差分÷10」点のダメージを与える。

   この宝具は使用後、毎ラウンドの開始時にMPを「3点」消費しなければならない。
   消費しなかった場合はこの宝具は解除され、同じ戦闘中には再使用する事ができなくなる。
   この宝具は“霊地”である場所で使用された場合、使用時以外の消費MPを「1点」軽減する。

   またこの宝具を使用していない状態では、アーチャーの【宝】の数値は「0」として扱う。



  ○羅刹よ、天を覆え(プシュパカ・ラタ)ライダー
   ランク:A++ 種別:対軍宝具

   かつて魔王ラーヴァナが財宝神クベーラより奪い取った天を飛ぶ戦車。
   彼の魔王を討ち果たした後に、ラーマが故郷へと戻る際にこれを譲り受けた。
   ブラフマー神より授けられたこの宝具は絶大な力を持つ神造兵器であり、飛行能力や
   乗り手を守る高い防御性能に加え、現在はラーマのサルンガによる高い砲撃能力も備わっている。

   この宝具は戦闘開始と同時に自動的に使用される。
   自陣に「サブ」としてキャラクターを参戦させられない代わりに、ステータス比較において
   【宝】以外の自陣のステータスに対して常に「+20点」のボーナス修正を得、「戦闘結果」の判定に
   「+30%」の補正を加える。
   また自陣のLPの現在値と最大値に「+10点」のボーナス修正を加える。
   ステータス比較に勝利した際に使用された「○光炎よ、天を穿て」のダメージを「+2点」する。
   この宝具が使用されている間、ライダーの【宝】は「70」として扱われる。
   また毎ラウンドの終了時、MPを「3点」消費しなければこの宝具の使用を維持できない。



  ○聖域守る七枝の獣王(ロード・オブ・フワワ) バーサーカー(できない子)
   ランク:A++ 種別:対人宝具

   フンババが身に帯びていたとされる七枚の衣の内の1枚。
   平時は理性的なバーサーカーだが、一度戦いとなってこの衣を纏えば、神代において
   聖域を守っていた強大な神獣として本能のままに猛り狂う。
   天上の神々の加護により編まれたこの衣は絶大な防御力を誇り、またその身を幾ら傷つけたとしても
   埒外の復元力で瞬く間に再生してしまう。
   七枚全て揃えば文字通り無敵の存在となるが、残り6枚の衣は神代に失われてしまっている。


   戦闘時、自陣のLPの現在値と最大値に「+20」点のボーナス修正を加える。
   同時に自身のレベルを「150」に変更し、自陣が受ける同ランク未満のスキル、宝具による
   あらゆる数値的なペナルティ修正を無効化する。
   自陣のLPに何らかのダメージを受けた場合、即座に必要な分のMPが自動的に消費され、
   「消費したMP×3点」分のHPを回復する。この時、HPは常に最大値となるように回復される。
   ただしLPに対して一度に「30点」以上のダメージを受けた場合、その戦闘においては
   HPを回復する効果は失われる。



  ◯焦熱世界・無銘英雄(フォーマルハウト・サガ)キャスター(できない子)
   ランク:A++ 種別:対人宝具

   燃え盛る炎の異界を結晶化させた“鎧”を纏う。固有結界の亜種とも言うべき大魔術。
   全てのステータスをワンランク上昇させ、その身を“炎の化身”へと変化させる。
   それによりあらゆる攻撃に対して高い耐性を得る他、全ての攻撃に“炎”による追加ダメージが発生する。
   この状態でのみ使用が可能となる対軍用大魔術『炎帝の剣』は絶大な火力を誇る。


   戦闘時、常に自身のステータスに「+10点」のボーナス修正を加える。
   また宝具の効果以外で敵陣のLPに対して与えるダメージが常に「+2点」される。
   1ラウンド中に自陣が受けるダメージを合計で「5点」まで軽減する。
   自陣が「戦力の劣位」を1つ獲得する度に、敵陣のLPに対して「2点」のダメージを即座に与える。
   このダメージはBランク以上の宝具による効果でしか軽減されない。
   ラウンドの終了時、MPを「5点」消費しなければこの宝具の効果を受ける事ができない。



  ○騎士が得るべき聖なる杯(ナイト・オブ・ホーリーグレイル)セイバー
   ランク:A++ 種別:対人宝具

   探求の末にガラハッドが見出し、“漁夫王”ベラムの癒えぬ傷を癒した真の聖杯、その奇跡の一端。
   本来の用途はガラハッドが自らを天に捧げる事で、その代償に見合うだけの“奇跡”を起こす願望機である。
   だが現在は願望機としてではなく、ガラハッドとそのマスターが「融合」する為の起点であると同時に、
   両者の血肉からマナを産み出す強大な「魔力炉心」として機能している。
   その性能は絶大であり、肉体的な負担を無視した超過駆動を行えば、ただでさえサーヴァントの域を超えた
   能力を更に増大させる事もできる。


   1日の終了時、自身のMPを自動的に「最大値」まで回復する。
   また戦闘ではラウンド開始時にこの宝具の使用を宣言する事で、自身のレベルと全てのステータスを
   「+20」し、LPとMPを即座に最大値まで回復させる。
   この効果は戦闘の終了時まで持続するが、毎ラウンドの終了時にLPとMPが「1点」減少し、
   その結果としてLPとMPのどちらか片方が「0」になった場合でも解除される。
   上記以外の条件でこの宝具の使用を自発的に解除する事はできない。
   この効果は1日に一度までしか使用できない。



  ○勇者囚えし愛欲の女神(フォルトゥーナ)
   ランク:A++ 種別:対英雄宝具

   コナハトの地に君臨し、数々の英雄達を愛人として侍らせた伝説の女王。
   その“愛”が宝具の域まで昇華したものであり、それは神話に名を馳せた英雄達すら繋ぎ止める。
   彼女の“愛”に繋ぎ止められた英雄は、求めがあればそれに応じ、また資質を持つ者が新たに“愛”を
   注がれたなら、その身に英雄足るに相応しいだけの力を得られる。
   それは最早神代の“呪い”とも呼ぶべき域にあるが、その“愛”でも繋ぎ止められない格を
   持つ大英雄相手には、彼女自身どうする事もできない運命にある。


   擬似サーヴァントとして「生前に彼女と関係を結んだ英雄」を召喚する事ができる。
   アサシンが関係を結んだ英雄は、それこそ名だたる勇者が無数に存在するが、知名度の関係上
   特に強力な三者の英雄にのみ限定されている。(フェルグス・マック・ロイ、コナル・ケルナッハ、クラン・カラティン)
   呼び出された英雄は擬似サーヴァントとしてアサシンがその「マスター」となるが、
   彼らは必ずしもアサシンに対して忠誠を誓っているわけでもなく、各々の自由意志で行動する。
   またレベルはアサシンと同様の「60」に制限され、宝具やスキル等の能力も正規サーヴァントとして
   召喚された場合に比べて劣化を受ける。
   同時に、アサシンとしてのクラススキルと、低いランクの「◯単独行動」のスキルを得る。

   レベルが「40」以上「60」未満で、かつ「人間」であるキャラクターに対して「加護」を与える。
   この「加護」を受けている間、対象が「メイン」として戦闘を行う場合、【宝】を除く全てのステータス比較で
   「+10点」のボーナス修正を得、勝率に「+10%」の補正を得る。
   また対象が【宝】の数値を保たない場合、自身の数値を代わりに使用させる事ができる(【宝】70)
   同時に、LPとMPの現在値と最大値に「+10点」する。

   この宝具の効果が持続している限り、アサシンは戦闘で「メイン」「サブ」としては参戦する事ができない。



  ○獅子聖王鉄輪宝(チャッカヴァッティ・シーハナーダ・スッタンタ) ランサー(できない子)
   ランク:A+ 種別:対軍宝具

   転輪聖王である事を示す証である天の輪宝。
   ランサーの所有するものは経典に記されたオリジナルではなく、鉄輪王としての劣化した輪宝に過ぎない。
   最も低位の輪宝ではあるが、それでも「大陸一つを平定する」と言われる程の絶大な力を持つ。
   その力は一定の空間を「王の大地」として平定し、かつその空間内においては神仏より貸し与えられた
   軍勢による一撃で敵陣を薙ぎ払う事ができる。


   この宝具は「戦闘結果」の判定に勝利した場合に、MPを「5点」消費する事で使用できる。
   次のラウンド以後、自陣の勝率に対して「+20%」の補正を得る。
   この効果はその戦闘の間持続し、敵陣が用いた「結界」と明記された効果も同時に打ち消す。
   ただし「固有結界」であると明記されている場合は例外となる。
   この宝具を使用した後、自陣が「戦闘結果」の判定に勝利した際に敵陣のLPに対して
   与えるダメージに「+5点」のボーナス修正を得る。



  ○荒ぶる巨神達の戦争(ギガントマキアー) バーサーカー
   ランク:A+ 種別:対軍宝具

   マスターであるルサルカが、バーサーカーの宝具“無敵なりし我が故郷”をその魔術によって拡大・強化。
   かつてオリュンポスの神々と巨人ギガース達との間に起こった大戦を再現する。
   九頭竜山地を中心に、周辺一帯の土地全てを“ギガンテス達の居住区”として魔術的に定義し、
   其処から“ギガンテス達の影”である巨人の軍勢を呼び出す。
   それらはルサルカの魔術による擬似的な再現に過ぎないが、血族最強の勇士であるアルキュオネウスを
   筆頭に、神々ですら自力では打破不能だった巨人達の暴威を顕現させる。
   ルサルカが自身の魔術とバーサーカーの宝具を利用して築き上げた擬似的な“固有結界”であり、
   これを突破するには“無敵”の肉体を持つバーサーカー自身を打ち滅ぼすしかない。


   「◯無敵なりし我が故郷」の基本的な効果を全て持ち合わせている。
   ただし、効果は通常の「結界」から「固有結界」によるものに変更される。

   最大で「聖杯戦争の現在日数×5体」の“ギガンテスの影”を召喚し、それらを従える事ができる。
   この“ギガンテスの影”達は、大地のマナを基にほぼ無尽蔵に生み出す事ができるが、その最大数は
   上記の数値で固定される。(倒されても補充できるが、最大数を超えて召喚する事はできない)

   バーサーカーが「メイン」の状態で、一度に参戦させられる“ギガンテスの影”の数は「10体」までとなる。
   その状態では、バーサーカーは自身の全てのステータスと、LPの現在値と最大値に対して
   +「参戦している“ギガンテスの影”の数×2点」のボーナス修正を加える。
   「戦闘結果」の判定時、自陣の勝率に対して+「参戦している“ギガンテスの影”の数×5%」
   の補正を得、勝利した場合は与えるダメージに+「参戦している“ギガンテスの影”の数×1点」する。

   毎ラウンドの終了時、MPを参戦している“ギガンテスの影”の数に等しいだけ消費しなければ
   ならないが、“霊地”で戦闘を行なっている場合、その消費が「半分(端数切り上げ)」となる。



  ○雷鳴咆える螺旋の剣(カラドボルグ)アサシン
   ランク:A+ 種別:対軍宝具

   “雷”の鞘を解いたカラドボルグの真の姿。
   纏っていた雷の魔力を刀身に凝縮し、空間そのものを破砕する雷撃として撃ち放つ。
   エクスカリバーの原典ともされるその一撃は、山の頂を3つまとめて消し去る程の破壊力を持つ。
   本来の種別は「対城宝具」だが、アサシンの宝具による現界で性能が劣化してしまっている。


   この宝具は「戦力値」を算出する際にMPを「5点」消費する事で使用できる。
   自陣の「戦力値」に「+「戦力の優位」の数×50点」のボーナス修正を加える。
   この宝具を使用したラウンドで「戦闘結果」の判定に勝利した場合は、通常のダメージ処理を
   行わずに敵陣に対して「戦力値の差分÷10」点のダメージを与える。
   この宝具は最低限「2戦力の優位」を得ている状態でなければ使用できない。
   ただし敵陣が同じタイミングで「対軍宝具」を使用した場合は「1戦力の優位」で、
   「対城宝具」以上を使用した場合は無条件で使用する事ができる。



  ○全王化身・終焉の騎士(アヴァタール・カルキ)ライダー(できない子)
   ランク:A+ 種別:対人宝具

   ライダーが持つ最高神ヴィシュヌの化身としての武装。
   絶大な神威を宿した白い甲冑を帯びた“乗騎”であり、それと一体化する事でライダーは真の力を発揮する。
   全てのステータスがワンランク上昇し、内包する魔力そのものも強化される。
   武装自体も高い性能を持つが、この“宝具”を身に纏う事でライダーはもう一つの“宝具”を使用する事が可能となる。


   この宝具は、ライダーが「メイン」として参戦する場合に自動的に使用される。
   戦闘時、【宝】を除く自身のステータスに対して、常に「+10点」のボーナス修正を加える。
   更に自身のレベルが「+20」され、自陣のLPの現在値と最大値に「+10点」のボーナス修正を加える。
   1ラウンド中に自陣が受けるダメージを、合計で「5点」まで軽減する。
   「戦闘結果」の判定に勝利した場合、その後の処理で敵陣に与えるダメージに常に「+5点」する。
   この効果は通常のダメージ処理の他、宝具の効果によるダメージでも適用される。
   また毎ラウンドの終了時、MPを「3点」消費しなければこの宝具の使用を維持できない。



  ○聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)ラインハルト・ハイドリヒ
   ランク:A+ 種別:対人宝具

   十字架に磔にされた“救世主”を貫いた伝説の槍。
   現存する“宝具”であり、聖杯にも並ぶ最高位の聖遺物。
   ラインハルトはそれを担う“伝承保菌者”であり、彼以外には扱うどころか触れる事すら出来ない。
   単純に“神秘”としての質量だけでも強大な威力を誇るが、その槍で貫いた者の魂を
   その内に取り込み、ラインハルトの力の一部に変えてしまう事ができる。


   敵陣に「◯神性」スキルを持つキャラクターがいる場合、自陣の勝率に「+50%」の補正を得る。
   【筋】【耐】【敏】の内、そのラウンドで最初に選択されたステータスに「+20」のボーナス修正を加える。
   さらにの効果を受けたステータスで比較に勝利した場合、自陣の「戦力値」を「1.2倍」にする。
   また敵陣のLPに対して与えるあらゆるダメージに、常に「+2点」のボーナス修正を加える。
   この宝具を持つキャラクターが他のキャラクターを殺害した場合、そのキャラクターが持つ
   任意の【スキル】を全て自身の習得しているものとして扱う事ができる。



  ○素戔嗚尊(たけすさはやすさのおのみこと)セイバー(できない子)
   ランク:A 種別:対人宝具

   神剣を手に、無数の神々と怪物達を討ち取った日本最高の英雄としての武勇の具現。
   その身体や扱う技の全てが宝具の域に昇華されており、セイバー自身がある種の
   「神造兵器」として超人的な戦闘力を発揮する。
   その力は、名高きスサノオと同様に“軍神”として奉られる程の域にある。


   戦闘の開始時、自陣のLPとMPの現在値、及び最大値に「+5」点のボーナス修正を加える。
   ステータス比較を行う際、自陣に対して常に「+10点」のボーナス修正を得る。
   同時に自陣が受けるスキル、宝具による数値的なペナルティ修正を常に「10点」分無効化する。
   また宝具の効果以外で、敵陣のLPに対して与えるダメージを常に「+1点」する。
   このキャラクター自身と所持しているスキル全てを、Aランクの対人宝具としても扱う。



  ○神便鬼毒酒(しんべんきどくしゅ)アーチャー
   ランク:A 種別:対人宝具

   かつて大江山の鬼達を退治する際に三社の神より授けられた「鬼が呑めばその神通力を失い、
   人が呑めば力満ちる」とされる神酒。
   その逸話に伝えられる通り、人に非ざる者が呑めばその力を大きく削がれ、逆に人間や
   神性を持つ者が呑めば一時的に全ての能力が強化される。
   ただしその強化自体が常人にとっては毒になり得る為、英雄かそれに準ずる資質を
   持つ者でない限り使用には危険を伴う。


   ラウンドの開始時に使用する事ができる。
   使用した時点で、自身のLPが減少している場合は最大値まで回復する。
   ステータスの比較を行う際、自陣のステータスに「+10点」のボーナス修正を加える。
   また自陣が「戦力の優位」を得る度に、自陣の「戦力値」を「1.1倍」する。(最大1.3倍)
   この補正は「戦力値に+◯点」する効果を適用する前に加える事。
   自陣の【筋】【耐】【敏】に対するスキルによる数値的ペナルティを無効化する。
   この効果は使用してから3ラウンド目の終了時まで持続する。
   この宝具は1日に1回まで使用できる。



  ○無敵なりし我が故郷(フォー・プレグライ)バーサーカー
   ランク:A 種別:結界宝具

   “故郷の地を踏み締めている限り無敵であった”とされるギガース最強の戦士、
   アルキュオネウスの逸話の具現。
   バーサーカーは自らが召喚された地を中心に、その周囲一帯を「故郷の地」と定義する結界を展開する。
   そしてその結界の内側、つまり「故郷の地」に存在する限り、バーサーカーの肉体は
   如何なる負傷も瞬く間に復元する“無敵”の魔力を帯びる。
   また「神々だけでは勝利する事は出来なかった」という逸話から、神性に対する高い防御能力も備えている。
   バーサーカー自身、結界の外へ移動する事が出来ないという欠点を持つが、この宝具により
   “無敵”となったバーサーカーを打ち破るには「故郷の地」である結界を破壊するか、
   その巨体が地面から離れる程の大威力で一撃の下に葬り去るしかない。


   バーサーカーは召喚されたと同時に、召喚の行われた地に「結界」を展開する。
   その「結界」内で戦闘を行う限り、毎ラウンドの終了時にMPを「2点」消費する事で、
   自陣のLPを「最大値」まで回復する。
   また「◯神性」スキルを持つキャラクターから何らかのダメージを受けた場合、MPを「1点」消費する
   ことでそのダメージを「◯神性」のランクの高さに応じて軽減する。
   (E~Dランク=1点、Cランク=2点、Bランク=3点、Aランク以上=5点)
   バーサーカーは「結界」内から移動する事が出来ず、「結界」を自発的に解除する事もできない。

【ランク:B~B+】

  ○軍神五兵(ぐんしんごへい) ランサー
   ランク:B+ 種別:対軍宝具

   呂布奉先の主武器として知れ渡っている両手武器・方天画戟の真名。
   軍神・蚩尤が開発した兵器群になぞらえ、戈、戟、鉞、楯、弓矢の五つの形態を自在に変形し、
   状況や敵に応じて最適な攻撃を行う。
   真名を解放する事で対軍宝具としての能力を発揮し、五つの兵器の概念を拡大した
   圧倒的な火力により周囲の敵全てを等しく蹂躙する。
   軍師・陳宮が最強の武将の為に開発した、対人宝具と対軍宝具の両方の側面を持った万能宝具である。


   ステータスの比較を行う際、自陣に対して「+20点」のボーナス修正を得る。
   ただしこの効果は自陣が【耐】【運】【魔】以外のステータスを選択した場合にのみ限られる。
   この効果が使用される度にMPを「1点」消費しなければならない。消費できない場合、この宝具は使用されない。

   ステータス比較が行われた直後にMPを「2点」消費する事で、敵陣に対して直前に行われた
   ステータス比較の「差分値÷10(端数切捨、0未満にはならない)点」分のダメージをLPに与える。
   この効果は1ラウンドに1回まで使用可能。

   また何らかのダメージを受けた直後にMPを「1点」消費する事で、受けるダメージを「4点」軽減する事ができる。  
   この効果は1ラウンドに1回まで使用可能。

   上記の効果に加えて、「戦力値」を算出する際にMPを「5点」消費する事で、自陣の「戦力値」に
   「+100点」のボーナス修正を加える。
   この宝具を使用したラウンドで「戦闘結果」の判定に勝利した場合は、通常のダメージ処理を
   行わずに敵陣に対して「戦力値の差分÷10」点のダメージを与える。
   この宝具は最低限、「1戦力の優位」を得ている状態でなければ使用できない。



  ○赤十字の聖鎧(レッドクロスナイト)セイバー
   ランク:B+ 種別:対人宝具

   聖人アリマタヤのヨセフの血で赤い十字架を描かれた盾。
   しかし現在は“ガラハッド卿以外の者が手にすると災いを齎す白い騎士が現れる”という伝承と
   融合したマスターが宿す“炎の悪神”としての力が混ざり合い、敵対する者を炎という“災い”で
   焼き焦がす白騎士の姿としてセイバーを顕現させている。


   戦闘の開始時、自陣のLPの現在値と最大値に「+10」点のボーナス修正を加える。
   1ラウンド中に自陣が受けるダメージを合計で「5点」まで軽減する。
   戦闘時に行われるステータスの比較で、敵陣のステータスに対し常に「-10」点のペナルティ修正を与え、
   自陣が「戦力の劣位」を1つ獲得する度に、敵陣のLPに対して「2点」のダメージを即座に与える。
   このダメージはBランク以上の宝具による効果でしか軽減されない。



  ○雷上動(らいしょうどう)アーチャー
   ランク:B+ 種別:対人宝具

   文殊菩薩の化身より授かり、後に雷獣・鵺を射落とす事になる霊弓。
   “水破”“兵破”と呼ばれる二本の鏑矢と対になっており、“水破”には強力な“破魔”の力が、
   そして“兵破”には狙い定めた標的を必ず射抜く“必中”の力が込められている。
   頼光の四代後の子孫である源頼政は、この二本の鏑矢を用いる事で見事に正体不明の
   怪物である鵺の姿を暴き、これを射落している。


   任意のタイミングでMPを「1点」消費する事で使用できる。
   敵陣が使用した「◯術」と書かれたスキルか、自陣に対して数値的ペナルティを与えるスキル一つ、
   もしくは「ランク:EX」以外の種別が「結界」の宝具1つの効果を無効にする。
   この効果は使用したラウンドの間持続し、1ラウンドに1回まで使用できる。
   また上記の効果とは別に、「戦闘結果」の判定の直後にMPを「2点」消費する事で
   敵陣のLPに対して「自陣が得た「戦力の優位」の数+1点」のダメージを与える事ができる。



  ○羅城門の悪鬼 アサシン(できない子)
   ランク:B 種別:対人宝具

   風よりも早く動き、様々な姿に変化するばかりでなく片腕を落とされても平然とそれを
   奪い返しに来た茨木童子の肉体そのもの。
   その身体は強靭な生命力と種々様々な変化を行う魔力を秘めている。
   変化を行える対象はほぼ万能であるが、あまりにアサシン自身の体積を無視した
   変化は物理的に行う事ができない。


   アサシンは自身を任意の姿に変化させる事ができる。
   ラウンド開始時にMPを「1点」消費する事で、「◯気配遮断:A」の効果をそのラウンド中も
   適用してステータスの比較を行う事ができる。
   またラウンドの終了時、任意の点数のMPを消費する事で、自陣のLPを「消費したMP点(最大5点)」
   まで回復する事ができる。

   自陣が「逃走判定」を行う際にMPを「2点」消費する事で、その成功率に対する補正に
   「+このキャラクターの【宝】%」する事ができる。



  ○不朽の王柱(アショーカ・ピラー) ランサー(できない子)
   ランク:B 種別:対人宝具

   蛇の王ヴァースキの首を貫いているとされる錆びない鉄柱。
   埋め込まれた仏舎利を魔力炉とし、柱全体に膨大な『徳』が循環している為、霊的・魔的な存在に
   対して絶対的な力を持つ。
   ランサー自身が扱う法術との相乗効果でその威力はさらに高めることが出来る。
   また蛇の王の首を貫いた事で、魔物の属性を持つものとの戦闘ではランサーのステータスに有利な補正を与える。


   【筋】【耐】【敏】の内、そのラウンドで最初に選択されたステータスに「+10」のボーナス修正を加える。
   敵陣にサーヴァントを含めた霊的な存在が参戦している場合、勝敗に関わらず即座に敵陣のLPに
   対して「1点」のダメージを与える。
   また「◯法術」が使用された場合、その効果で与えるダメージに常に「+1点」する。
   敵陣に「◯怪力」スキルを持つキャラクターがいる場合、自陣の勝率に「+50%」の補正を得る。



  ○至高の魔銃(ワン・サウザンド)キャスター(できない子)
   ランク:B 種別:対人宝具

   最高の魔術師がその叡智を賭して創造した魔導拳銃。
   『弾丸』は大気中のマナを加工して精製するため弾切れする事なく、かつ使用者は一切の魔力を
   消費せずに無制限に撃ち続ける事が出来る。
   その『弾丸』は使用者の思念誘導を受けて自在に弾道を変え、攻防の両面に使用できる。


   ステータスの比較が行われた直後、その比較で使用された自陣のステータスを別の物に変更する事ができる。
   この時、既に使用済みのステータスでも選択する事が可能。
   この効果は1ラウンドに1回まで使用可能。



  ○赤兔無尽(ばちゅうにせきとあり) ランサー
   ランク:B 種別:対人宝具

   一日に千里を駆けたと伝えられる稀代の英霊馬。
   かつて呂布はその背に跨り、「人中の呂布、馬中の赤兎」と称賛される程の剛勇を振るった。
   ランサーはその名を呼ぶ事で自由にこの名馬を召喚する事ができ、赤兎馬を
   駆っている場合にのみ“槍兵”のクラスでありながら最高ランクの「騎乗」スキルを発揮できる。


   ラウンドの開始時に使用する事ができる。
   使用した戦闘中、ランサーはスキルとして「◯騎乗:A+」を習得する。
   同時に自陣のLPの現在値と最大値に「+10」点のボーナス修正を加え、「戦闘結果」の判定に
   勝利した場合に敵陣のLPに対して与えるダメージに「+自陣の「戦力の優位」の数+2点」する。
   自陣が「逃走判定」を行う際、成功率に対して「+50%」の補正を加える。
   この宝具は一度使用するとその戦闘中は自発的に解除する事ができず、毎ラウンドの終了時、
   MPを「3点」消費しなければこの宝具の使用を維持できない。



  ○光炎よ、天を穿て(サルンガ)ライダー
   ランク:B 種別:対人宝具

   ヴィシュヌ神の武具である太陽弓。
   この弓から放たれた矢はガルーダの翼を持ち、光の如き速度で狙い定めた敵を確実に射抜く。
   その一矢は大規模な破壊力こそ無いモノの、太陽の熱量を宿すため生半可な
   防御では防ぐ事も出来ず、その矢傷は“不死”を阻害する概念も込められている。

   ステータスの比較が行われた直後にMPを「1点」消費する事で使用できる。
   敵陣のLPに対して即座に「2点」のダメージを与える。ただし直前のステータスの比較で自陣が
   敗北していた場合、与えるダメージは「1点」となる。
   この宝具の効果で与えたダメージは、Aランク以上の宝具による効果でない限りは
   戦闘中には回復する事ができなくなる。



  ○雷鳴纏いし螺旋の剣(カラドボルグ)アサシン
   ランク:B 種別:対人宝具

   魔剣カラドボルグを覆う“雷”の鞘。
   普段はフェルグスの魔術回路に収納されており、フェルグスが望むことで“雷”の形をした剣として
   自在に操る事ができる。
   “雷”であるが故にその太刀筋を見切る事は困難であり、相手の回避や防御を容易く突破する。


   自陣がステータス比較に勝利した場合、「自陣の能力値-敵陣の能力値(最低0)」分の
   ペナルティ修正を敵陣の「戦力値」に対して与える。



  ○射殺す灰石の魔弾(タスラム)アサシン
   ランク:B 種別:対人宝具

   コナルの手で造られた“魔弾”。レンスター王メス・ゲグラの脳漿と石灰を混ぜ合わせたもの。
   光神ルーグが用い、魔神バロールの魔眼を撃ち抜いたとされるものと同じ名前を持つ。
   その力は光神が持つ他の武具の特性と同様に「因果の逆転」による必中であり、
   一度放たれれば防ぐことも避けることも敵わない。
   威力自体は殊更強力な訳ではないが、一度撃たれた魔弾を止める手段は無く、
   穿たれた傷は治癒不可能の呪詛としてゆっくりと標的を死に至らしめる。


   ラウンドの開始時にMPを「3点」消費する事で使用できる。
   敵陣のLPに対して「4点」のダメージを与える。
   このダメージは「5点」以下の減少を無効にし、効果による追加LPも無視して
   直接敵陣のLPに対して与えられる。
   このダメージは通常の手段では回復しない(自然回復も含む)
   戦闘中はラウンドの終了毎に、戦闘外は1日の終了時に、この宝具の効果で
   ダメージを受けた対象は、さらに「2点」のダメージを受ける。(この時も追加LPは無視される)
   この宝具は一度使用したら、使用した対象が「死亡」するまで再使用できない。
   効果はコナルが消滅するまで持続する。



  ○毒血孕む二十八人の怪物(クラン・カラティン)アサシン
   ランク:B 種別:対人宝具

   父カラティンを中心とした二十八人の怪物たちの血族。
   その血は蝕んだ者を9日で殺すと伝えられる程の猛毒であり、同じ血肉を共有する一族同士は
   互いの肉体を融合させる事で一体の巨大な怪物に変じる事もできる。
   一人一人ではさほど脅威ではないが、一族が纏まって襲ってきた場合、彼の“クランの猛犬”すら
   追い詰められた“二十八人の怪物”の恐ろしさを知る事になる。


   敵陣のLPに対して何らかのダメージを与える場合、そのダメージに「+1点」のボーナス修正を加える。
   このボーナス修正は最大で「+5点」まで同名の効果で累積し、またこの効果でダメージを受けたキャラクターは
   LPの「最大値」まで同時に減少する。
   この「最大値」の減少は、クラン・カラティンが消滅しない限り永続する。

   またこの宝具を持つキャラクターが「10人」以上参戦している場合、「クラン・カラティン(本体)」を
   「メイン」として残し、それ以外の「クラン・カラティン」全てを「その他」へと除外する。
   この時、自陣のLPとMPに「「メイン」「サブ」以外の同名キャラクターの【耐】及び【魔】の合計÷10」点の
   ボーナス修正を加える事ができる。
   同時に、「「メイン」「サブ」以外の同名キャラクターの数(最大20)」に等しいだけのボーナス修正を
   ステータス比較の際に加算する事ができ、またそれと同じだけの有利な補正を勝率に対しても加える。
   ただし、「対軍宝具」の効果を適用したダメージを受けた場合、最終的に受けるダメージが「3倍」となり、
   これが「対城宝具」以上の場合は「5倍」となる。
   「10人」以上で戦闘を行なっている場合、ラウンドの終了時に「5点」のMPを消費しなければならない。



  ○童子切安綱(どうじぎりやすつな)アーチャー
   ランク:B 種別:対魔宝具

   天下五剣の一振りであり、大江山に君臨した鬼の王“酒呑童子”の首を斬り落とした霊刀。
   それ自体は単に頑丈で切れ味の鋭い刀に過ぎないが、鬼の王を討ち取った事で
   非常に強力な“斬魔”の属性を帯びている。
   相手が“魔”の属性を持つ者であれば触れただけで肉を焼き、一太刀斬りつければ
   それがたちまち致命傷になり得る。
   また“魔”の属性を持つ者がその近くにあれば、主人にのみ聞こえる音でそれを報せる。


   【筋】【耐】【敏】の内、そのラウンドで最初に選択されたステータスに「+20」のボーナス修正を加える。
   また宝具の効果以外で、敵陣のLPに対して与えるダメージに常に「+2点」する。
   敵陣に「◯怪力」スキルを持つキャラクターがいる場合、自陣の勝率に「+100%」の補正を得る。

【ランク:C】

  ○死地に輝く血霧の盾(ブリクリウ)アサシン
   ランク:C 種別:対人宝具

   コナルが常に戦場で用いていた青銅に縁取られた盾。
   非常に頑強であり、幾つもの戦いを超えた結果としてその表面は常に血に塗れている。
   単純に「守る」という概念を宿したその盾は、目を見張る程に強い力を秘めている訳ではない。
   しかし無数の戦場をこの盾と共に戦い抜いてきたコナルにとって、最も信頼できる
   武具である事に間違いはない。


   戦闘の開始時、自陣のLPの現在値と最大値に「+5」点のボーナス修正を加える。
   また自陣が何らかのダメージを受ける際に、それを常に「2点」軽減する。
最終更新:2013年04月29日 16:31
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