メル:どうです、アルミオンさん。
ネイティアルの扱いには慣れましたか?
メル:ネイティアル自体には、善悪の区別はありません。
マスターの命令に従うだけの存在です。
使う者によって便利な道具にも兵器にもなるのです。
アル:ははは、この年で
新しい事を始めるなど、少々無謀でしたかな。
アル:メルレット殿に
ついて行くのが精一杯なのですが。
メル:ここまでついて来れたのなら、十分です。
後はネイティアルたちの特性を
一つ一つ知っていくだけ・・・・・・
メル:その心に忠実なら、
道を誤ることはありません。
メル:さあ参りましょうか。新たなる地へと・・・・・・
●PHASE 2
メル:この眼科に広がる大地・・・・・・
野をえぐった傷跡は、大戦が残した人々の憎悪です。
メル:憎悪は何も生み出しはしない。
だだ他のものを傷つけるばかりです。
アル:・・・・・・酷いものですな。
アル:あの大戦から早数年。
いまだ立ち直れぬ国が多い。
それも非力な小国ばかり・・・・・・
アル:とうに国に仕えることを
やめてしまった私ですが、やはり心が痛みます。
メル:人はなぜ、戦いを続けるのでしょうか。
アルミオンさんも・・・・・・そして、この私も。
●PHASE 3
メル:お若い騎士殿ですね。
お知り合いですか?
アル:ええ、以前ある国の
近衛隊にいたことがありましてな。
アル:そのときの部下が将軍になったというので、
わざわざ報告に足を運んでくれたのです。
メル:今でも、慕われていらっしゃるのですね。
アル:ははは、私は騎士の身分を剥奪された身。
今はしがない老兵ですよ。
アル:しかし、少々気になる話を聞きました。
いくつかの大国に動きがあるというのです。
メル:・・・・・・やはり、そうですか。
メル:闇が強く感じられます。
何事も無ければいいのですが・・・・・・
●PHASE 4
アル:(やはり、戦になってしまったか・・・・・・)
メル:・・・・・・アルミオン殿は
気になりますか?
アル:いえ、古き友軍の姿を
垣間見た気がしましてな。
アル:しかし、あれは獅子の軍旗・・・・・・
あの大戦を収めた男、
ギド・カーンの軍ではありませんか。
メル:ええ・・・・・・今回の件には、
彼が関わっていると聞きました。
メル:ギド・カーン・・・・・・
数年前の大戦を収めた英雄にして、
最強のネイティアルマスターと呼ばれる人物・・・・・・
メル:彼が再び大戦を始めたというのは、
どうやら噂だけではなかったようですね。
アル:(しかしあの方角は我が祖国の地方・・・・・・
まさか、あの国まで攻め入る気か。)
●PHASE 5
●PHASE 6
●ENDING