これは、俺自身の問題なんだ。俺が、あんたを……直にいちゃんのことをどう思っているのか。ただそれだけの話なんだよ

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これは、俺自身の問題なんだ。俺が、あんたを……直にいちゃんのことをどう思っているのか。ただそれだけの話なんだよ - (2020/04/22 (水) 11:55:39) の1つ前との変更点

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発言者:[[日下部優理]] 対象者:[[神代直]] &size(21){&color(black){&bold(){「おまえは結局どうしたいんだよ、優理!?」}}} &size(21){&color(black){&bold(){「さっさと幻滅して立ち去れよ!}}} &size(21){&color(black){&bold(){俺はおまえの考えてるような奴じゃねえんだって、いい加減に分かれよ馬鹿野郎がッ!!」}}} &size(22){&color(#cc0000){&bold(){「わかるかッ……わかってたまるかよ!!」}}} &size(21){&color(#cc0000){&bold(){「あんたの言っていることは受け入れられないッ……認められるわけがないだろうがッ!!」}}} &size(21){&color(#cc0000){&bold(){「&size(22){だから……取り消せよ。幸ねえちゃんを見捨てたなんて、}}}} &size(21){&color(#cc0000){&bold(){そんなこと……直にいちゃんがするはずはないんだって」}}} [[星海の存在>融合知性群体]]からの使者となった[[ナーラ>ジャハーナーラ・ベーグム]]を前に、[[「愛する人を自分の意思で見捨てた」>幸先輩に……これ以上生きていて欲しくないと思ったからだ]] ………「普通の人間」として、その答を告げ、[[選別>"敵"]]という名の滅びを食い止めようとする直。 その言葉に対し、優理は&bold(){疑いのない信頼と憧憬}を視線に宿し、 &color(#dd0000){「あの日体を張って[[俺達を守ってくれた直にいちゃん>本当の人間ってのはこんなもんじゃない]]はそんな事をしない」} &color(#dd0000){「やりたくなかった、それでも必死に痛みに耐えて幸ねえちゃんのためにやったに違いない」} &color(#dd0000){「そうじゃなきゃ、守ると誓った人を見捨てるなんてありえない」} ―――まるで自分自身を弁護するかのような真摯さで、先の発言を取り消して欲しいと訴える。 直は、どこまでも言葉の噛み合わない弟分の姿を前に、人と人との埋めがたい「心の距離」を感じながら。 自らの目的を果たすために、&color(black){「生きるか死ぬかの瀬戸際でガキみたいに憧れとか眠たい事言ってんな」「誰も&ruby(・){得}なんかしない」「&ruby(・・・・・){空気を読め}」}と、 &bold(){「正論」を絡めながら偽悪的な振る舞いを続け、彼を失望させ、離れさせようと試みる。} だが彼の思惑は外れ、優理は譲らずに自らの異能を発動させて…… &color(#cc0000){&bold(){「神代直」はそんな弱くて薄情な人じゃないと、ぶん殴ってでも思い出させてやる}}と告げ――― 直も、言葉では止まらないと悟り……&color(black){自分の答えを貫くべく、人の歴史が重ねてきたように、&bold(){闘争という手段を以ての解決に応じるのだった。}} &bold(){異形と化した二人の男の対決は、熾烈を極めていた。} その中で、直は「他者を見捨てず守る」のが、お前の信じていた「神代直」なら、 これ以上の惨事を起こさせず人を守ることを何より優先するはずだと、 だが、俺の答えを取り消させたのならば、滅びの結末しか待ってはいない。 お前のやっていることは、矛盾しているじゃないかと糾弾し、飛び掛かる。 しかし、優理は突進する直を触手で捕らえ、幾度も地下街の瓦礫に叩きつけながら、 &bold(){「直にいちゃん」が、日下部優理という人間にとって、どれだけ重要な存在だったのかを語り始める――――} &bold(){その眼には、善悪や道理を彼方に置き去りにした、狂気にも似た強烈な感情が渦巻いていた。} &size(21){&color(#cc0000){「どうでもいいだろ……&ruby(・・・・・){そんなこと}。これは、俺自身の問題なんだ。}} &size(19){&color(#cc0000){俺が、あんたを……直にいちゃんをどう思っているのか。ただそれだけの話なんだよ。}} &size(19){&color(#cc0000){だからもう、俺たち二人に関係のない話はしないでくれ……悲しくなっちまうから&size(21){」}}}   &size(21){&color(#cc0000){「&size(22){あんたは、確かに俺の心を救ってくれたんだ。}}} &size(21){&color(#cc0000){直にいちゃんが自分のことをどう思っていようと、}} &size(21){&color(#cc0000){それもまた[[一人の人間に与えた現実の影響>“生きろ” よ───トシ、ロー……]]なんだよ」}} &size(18){&color(#cc0000){「[[弱くても>ごめんなさい、ごめんなさい、許してくださいお願いします]]、[[役に立たなくても>俺の祈りは、それほどまでに弱いのか?]]、[[おまえの>あなたと巡り会えたことだけで、とうに私は救われていたのです]][[ことが>変わらずにいてくれて、ありがとう……アッシュ君]][[好きだ>あなたの事が大好きな、あの日守られた女の子よ]]って俺に言ってくれたじゃないか。}} &size(18){&color(#cc0000){[[友達だ>あいつはいつも迷いながら、悔やみながら、それでも誰かのために勇気を出せる男だった。共に過ごしたかつての時間は今でも俺にとっての誇りだよ]]って言ってくれたじゃないか。}} &size(17){&color(#cc0000){俺さ……あんな風に無条件で誰かに受け入れられたことなんて、他に一度だってないんだよ。}} &size(17){&color(#cc0000){あの言葉だけを支えに、俺はこの十年をクソみたいな陰謀劇の駒として生き抜いてきたんだ」}} &size(18){&color(#cc0000){「あんたにとっては取るに足らない出来事でも、俺の心に刻み込まれた大事な宝なんだよ。}} &size(19){&color(#cc0000){だから……&bold(){&ruby(・・・・・・・・・・・・・・){たとえ直にいちゃんであっても}、その宝は[[絶対に>朱銀幻燈・人魂帰譚]][[奪わせないし>秩序を定め、混沌を擁する。之即ち “人” の生きる真である]][[侵させ>闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌]][[ない>天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線]]}」}}   &size(24){&color(#cc0000){&bold(){「ましてや人類? 世界だって? 知ったことかよ、なんだそれ?}}} &size(26){&color(#cc0000){&bold(){俺にはもっと&size(21){&italic(){───}}大事なことがあるんだよ!!&size(24){」}}}}   ---- - プレイ前はまった強烈なホモ枠来たぜって思ってたけどプレイ後だとそういうんじゃなかったな。勿論いい意味で。 -- 名無しさん (2019-06-21 15:12:17) - 憧れは理解から最も遠い感情とどこかの眼鏡が言ってた -- 名無しさん (2019-06-22 19:35:09) - ↑それには私も同意見だ -- 例の光眼鏡 (2019-06-23 10:40:50) - ↑説得力があるなぁ -- 名無しさん (2019-06-23 18:31:48) - これは、私自身の問題なのだ。  私が、貴方を……閣下をどう思っているのか。ただそれだけの話なのだよ。 -- 名無しさん (2019-06-23 18:59:26) - ただ憧れたこそ返答は理解出来なかったが実際は考えてた通りなんだよなあ -- 名無しさん (2019-06-23 20:52:39) - このシーン最高だよな。 -- 名無しさん (2019-12-02 17:24:01) #comment
発言者:[[日下部優理]] 対象者:[[神代直]] &size(21){&color(black){&bold(){「おまえは結局どうしたいんだよ、優理!?」}}} &size(21){&color(black){&bold(){「さっさと幻滅して立ち去れよ!}}} &size(21){&color(black){&bold(){俺はおまえの考えてるような奴じゃねえんだって、いい加減に分かれよ馬鹿野郎がッ!!」}}} &size(22){&color(#cc0000){&bold(){「わかるかッ……わかってたまるかよ!!」}}} &size(21){&color(#cc0000){&bold(){「あんたの言っていることは受け入れられないッ……認められるわけがないだろうがッ!!」}}} &size(21){&color(#cc0000){&bold(){「&size(22){だから……取り消せよ。幸ねえちゃんを見捨てたなんて、}}}} &size(21){&color(#cc0000){&bold(){そんなこと……直にいちゃんがするはずはないんだって」}}} [[星海の存在>融合知性群体]]からの使者となった[[ナーラ>ジャハーナーラ・ベーグム]]を前に、[[「愛する人を自分の意思で見捨てた」>幸先輩に……これ以上生きていて欲しくないと思ったからだ]] ………「普通の人間」として、その答を告げ、[[選別>"敵"]]という名の滅びを食い止めようとする直。 その言葉に対し、優理は&bold(){疑いのない信頼と憧憬}を視線に宿し、 &color(#dd0000){「あの日体を張って[[俺達を守ってくれた直にいちゃん>本当の人間ってのはこんなもんじゃない]]はそんな事をしない」} &color(#dd0000){「やりたくなかった、それでも必死に痛みに耐えて幸ねえちゃんのためにやったに違いない」} &color(#dd0000){「そうじゃなきゃ、守ると誓った人を見捨てるなんてありえない」} ―――まるで自分自身を弁護するかのような真摯さで、先の発言を取り消して欲しいと訴える。 直は、どこまでも言葉の噛み合わない弟分の姿を前に、人と人との埋めがたい「心の距離」を感じながら。 自らの目的を果たすために、&color(black){「生きるか死ぬかの瀬戸際でガキみたいに憧れとか眠たい事言ってんな」「誰も&ruby(・){得}なんかしない」「&ruby(・・・・・){空気を読め}」}と、 &bold(){「正論」を絡めながら偽悪的な振る舞いを続け、彼を失望させ、離れさせようと試みる。} だが彼の思惑は外れ、優理は譲らずに自らの異能を発動させて…… &color(#cc0000){&bold(){「神代直」はそんな弱くて薄情な人じゃないと、ぶん殴ってでも思い出させてやる}}と告げ――― 直ももはや言葉では止まらないと悟り……&color(black){自分の答えを貫くべく、人の歴史が重ねてきたように、&bold(){闘争という手段を以ての解決に応じるのだった。}} &bold(){異形と化した二人の男の対決は、熾烈を極めていた。} その中で、直は「他者を見捨てず守る」のが、お前の信じていた「神代直」なら、 これ以上の惨事を起こさせず人を守ることを何より優先するはずだと、 だが、俺の答えを取り消させたのならば、滅びの結末しか待ってはいない。 お前のやっていることは、矛盾しているじゃないかと糾弾し、飛び掛かる。 しかし、優理は突進する直を触手で捕らえ、幾度も地下街の瓦礫に叩きつけながら、 &bold(){「直にいちゃん」が、日下部優理という人間にとって、どれだけ重要な存在だったのかを語り始める――――} &bold(){その眼には、善悪や道理を彼方に置き去りにした、狂気にも似た強烈な感情が渦巻いていた。} &size(21){&color(#cc0000){「どうでもいいだろ……&ruby(・・・・・){そんなこと}。これは、俺自身の問題なんだ。}} &size(19){&color(#cc0000){俺が、あんたを……直にいちゃんをどう思っているのか。ただそれだけの話なんだよ。}} &size(19){&color(#cc0000){だからもう、俺たち二人に関係のない話はしないでくれ……悲しくなっちまうから&size(21){」}}}   &size(21){&color(#cc0000){「&size(22){あんたは、確かに俺の心を救ってくれたんだ。}}} &size(21){&color(#cc0000){直にいちゃんが自分のことをどう思っていようと、}} &size(21){&color(#cc0000){それもまた[[一人の人間に与えた現実の影響>“生きろ” よ───トシ、ロー……]]なんだよ」}} &size(18){&color(#cc0000){「[[弱くても>ごめんなさい、ごめんなさい、許してくださいお願いします]]、[[役に立たなくても>俺の祈りは、それほどまでに弱いのか?]]、[[おまえの>あなたと巡り会えたことだけで、とうに私は救われていたのです]][[ことが>変わらずにいてくれて、ありがとう……アッシュ君]][[好きだ>あなたの事が大好きな、あの日守られた女の子よ]]って俺に言ってくれたじゃないか。}} &size(18){&color(#cc0000){[[友達だ>あいつはいつも迷いながら、悔やみながら、それでも誰かのために勇気を出せる男だった。共に過ごしたかつての時間は今でも俺にとっての誇りだよ]]って言ってくれたじゃないか。}} &size(17){&color(#cc0000){俺さ……あんな風に無条件で誰かに受け入れられたことなんて、他に一度だってないんだよ。}} &size(17){&color(#cc0000){あの言葉だけを支えに、俺はこの十年をクソみたいな陰謀劇の駒として生き抜いてきたんだ」}} &size(18){&color(#cc0000){「あんたにとっては取るに足らない出来事でも、俺の心に刻み込まれた大事な宝なんだよ。}} &size(19){&color(#cc0000){だから……&bold(){&ruby(・・・・・・・・・・・・・・){たとえ直にいちゃんであっても}、その宝は[[絶対に>朱銀幻燈・人魂帰譚]][[奪わせないし>秩序を定め、混沌を擁する。之即ち “人” の生きる真である]][[侵させ>闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌]][[ない>天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線]]}」}}   &size(24){&color(#cc0000){&bold(){「ましてや人類? 世界だって? 知ったことかよ、なんだそれ?}}} &size(26){&color(#cc0000){&bold(){俺にはもっと&size(21){&italic(){───}}大事なことがあるんだよ!!&size(24){」}}}}   ---- - プレイ前はまった強烈なホモ枠来たぜって思ってたけどプレイ後だとそういうんじゃなかったな。勿論いい意味で。 -- 名無しさん (2019-06-21 15:12:17) - 憧れは理解から最も遠い感情とどこかの眼鏡が言ってた -- 名無しさん (2019-06-22 19:35:09) - ↑それには私も同意見だ -- 例の光眼鏡 (2019-06-23 10:40:50) - ↑説得力があるなぁ -- 名無しさん (2019-06-23 18:31:48) - これは、私自身の問題なのだ。  私が、貴方を……閣下をどう思っているのか。ただそれだけの話なのだよ。 -- 名無しさん (2019-06-23 18:59:26) - ただ憧れたこそ返答は理解出来なかったが実際は考えてた通りなんだよなあ -- 名無しさん (2019-06-23 20:52:39) - このシーン最高だよな。 -- 名無しさん (2019-12-02 17:24:01) #comment

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