鏖呪ノ嶼


 地獄に最も近い場所(しま)

あらすじ


2019年――二つの元号が交わる年。瀬戸内海の離島「申仏島」。
その島は戦後まもなくより売春島として密かに隆盛を極めてきた。

片や昭和の昔から島の売春業を管理する、地元の有力者一族「二ツ栗家」。

片やある目的をもって島に渡ろうとする、裏街道から集められた一癖ある4人の男女。

双方の勢力には、それぞれ現代における完全犯罪である「呪殺」を生業とした呪術師たちがいた。

悪徳の島で、人間たちの思惑が交錯する。

だがその背後には、戦後およそ70年にわたり受け継がれてきた忌まわしい呪いが存在していた。


『帰るか―――』

文鳴啾蔵と二ツ栗珠夜。
唯一の絆を喪い闇に墜ちた男と残った絆を闇に墜ちてでも守ろうとする女。

『―――往くか』

吐月完と火蛾偲。
幸福も正義も見失い流され続ける男と復讐のために全てを捧げんとする女。

『あの(しま)に』


呪われた嶼に導かれた二人の男と二人の女の運命は、ここに決する。


概要

2024年5月31日発売。
昏式龍也氏企画のCLOCKUP作品としては、『Maggot baits』『眠れぬ羊と孤独な狼』『DEAD DAYS』に続いて4作目となる。
ジャンルは呪術伝奇VN。昏式氏企画の作品としては初のW主人公ものとなる。
『呪術師』である文鳴啾蔵と吐月完、それぞれの視点から現代(2019年)の申仏島における争いを追う「文鳴編」「吐月編」を軸とし、
それらを読み進める中で主要人物達が背負った因果について語られる「過去編」が開放されていく構成となっている。

《文鳴の物語を追う》

《吐月の物語を追う》

そして物語は、申仏島の歴史に深く刻み込まれた二ツ栗家の業と、呪いを背負った者達の命を呑み込んで、二つの結末へと分岐していく。


2024年12月25日にはパラダイムオトナ文庫で書籍として刊行(電子版も同日配信開始)。


主要登場人物


スタッフ


ED主題歌『過去は灰に、未来は塵に』
 歌唱 AIRI KIRISHIMA
 作曲 おじさん
 作詞 長月桂樹
 MIX,マスタリング ほたろと




ティザーPV

オープニングムービー



  • なんかダブル主人公の片割れが昔の女(師匠)引き摺ってる…… -- 名無しさん (2024-01-19 07:04:15)
  • 墓が最低2つ建てられることになりそう -- 名無しさん (2024-01-19 07:44:11)
  • なんとなく説明からマゴベの至門思い出した>文鳴啾蔵 -- 名無しさん (2024-01-19 16:01:35)
  • 現実にもあったな買春島って -- 名無しさん (2024-01-23 01:44:34)
  • ↑3ED主題歌名がなんとしても墓を建ててやるって殺意にあふれてて流石に笑うわこれ -- 名無しさん (2024-02-23 03:15:12)
  • 年号が交わるってなんか意味あるのかな?どうしても仮面ライダージオウしか思いつかんが -- 名無しさん (2024-03-18 23:14:52)
  • ED主題歌のタイトルが不穏過ぎる…… -- 名無しさん (2024-03-30 22:36:12)
  • 昏式さんがGW前に体験版来るってお漏らししたな -- 名無しさん (2024-04-02 22:17:41)
  • なんかヒロインもうヤられてますね..... -- 名無しさん (2024-04-27 19:21:37)
  • どう見ても最初から処女厨お断りの作品だろ -- 名無しさん (2024-04-27 19:44:10)
  • 呪いの描写がかなり本格的だからスタンドが絶妙なシュールさある -- 名無しさん (2024-05-01 17:52:59)
  • ゴリラ廻戦するしかないな -- 名無しさん (2024-05-01 20:13:11)
  • 上二つ普通にバカなのか悪意あるネガコメなのか判断付かなくて困る -- 名無しさん (2024-05-02 00:16:49)
  • 恐らく馬鹿だけど悪意はないと思う -- 名無しさん (2024-05-02 00:31:33)
  • どっちの√も最高だったよ。澱にも期待です -- 名無しさん (2024-06-08 10:21:45)
  • 不二彦くん、忠義疑ってすまんかった。 -- 名無しさん (2024-06-13 23:35:44)
  • 人を殺してやっと歪みが生まれるって真っ直ぐすぎる不二彦くん -- 名無しさん (2024-06-20 15:36:31)
  • ノベライズ売れたら続編とかもありそうで楽しみ -- 名無しさん (2024-12-18 12:09:00)
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最終更新:2025年02月21日 23:48