……本当に。私、なんて厄介な男にひっかかったのかしら

「……本当に。私、なんて厄介な男にひっかかったのかしら」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

……本当に。私、なんて厄介な男にひっかかったのかしら - (2020/05/07 (木) 21:25:52) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

発言者:[[エリザベータ・イシュトヴァーン]] 対象者:[[秋月 凌駕]] &bold(){[[死力を尽くし、エリザベータを下した凌駕。>それが君の素顔(つみ)なら……その全て――俺が受け止めてやるッ!]]} 己の敗北、そして少年の勝ちを認めた彼女に対し、彼は手を差し伸べながら告げる…… &sizex(4){&color(blue){&bold(){「一緒に行こう。そのために、どうか君の意思で掴んでくれ」}}} だが、その選択を&bold(){“自分の意思で選ぶ”}ことに対しエリザベータは躊躇いを隠せない様子であり、「攫っていく、とは言ってくれないの?」と告げる。 凌駕は&bold(){どれだけ誤魔化しても君という存在を本当の意味で救えるのは君自身しかいない、}そう語りかける…… &size(16){&color(#D968CA){&bold(){「でも凌駕、世の中には必ずいるの。}}} &size(16){&color(#D968CA){&bold(){自分の意思じゃ立ち上がることを恐いと思う人間が……どうしても、その一歩で踏みとどまってしまう人間がね」}}} &size(17){&color(#D968CA){&bold(){「頭では分かっているのよ、あなたの手を掴めば良いって。}}} &size(17){&color(#D968CA){&bold(){きっと、私は誇り高くなれるわ。胸を張って、自分の道を歩めるようになると思う……」}}} &size(18){&color(#D968CA){&bold(){「でも……」}}} そう、怖れの感情を吐露する目の前の女性に、少年は、[[親友>緋文字礼]]との[[語らい>一つ思ったんだが……つまり、その問題は……ただ君がその女性に夢中になっている、だけの話なんじゃないのか?]]でようやく自覚できた&bold(){素直な感情}を明かす。 &sizex(4){&color(blue){「俺は、君が居てくれると前を向けると思うんだ。つい昼間まで、本当に間抜けだったから」}} &sizex(4){&color(#D968CA){「間抜けって……あなたが?」}} 自分もまた、&bold(){好きな相手の言葉や表情に一喜一憂する、ありきたりな男なんだ}と伝えた上で――― &size(22){&color(blue){「君が笑うと、俺も嬉しい」}} &size(20){&color(blue){「……ほら、俗だろう? 俺は、君が救われてないと嫌なんだ。}} &size(20){&color(blue){好きになった相手がつまらない女性のままだなんて、絶対にさせたくない。}} &size(21){&color(blue){これはそんな男の我がままなんだよ」}} 凌駕は、そう言いながら、好ましいと思った誰かを引き上げることで、 無意識にその誰かから己の孤独感を癒してもらいたがっている面が自分にはある……そう感じながらも、 &bold(){それでも今、君を大切に想っている事、それは確かなんだと、その熱を確かに訴えようとする。} &bold(){果たしてその少年の言葉に、エリザベータは……} &size(23){&color(#D75276){「……本当に。私、なんて厄介な男にひっかかったのかしら」}} &size(16){&color(#D75276){&bold(){力を伴った奉仕愛を向けられて}―――}} &size(16){&color(#D75276){&bold(){今が嬉しくて…昔の自分が情けなくて……}}} &size(22){&color(#D75276){「これじゃあどう足掻いても逃げようがないじゃないの……」}} &size(19){&color(blue){「俺が夢中になった女性は、逃げながら鉄の&ruby(ナミダ){雨}を降らせるからさ。}} &size(19){&color(blue){生半可な覚悟じゃ抱きしめさせてもくれないんだよ」}} &size(19){&color(#D75276){「臆病だから、その子。仮面と衣装で着飾らないと、人前にだって立てなくて……」}} &size(20){&color(#D75276){「けど、そうね。ここに一人、そんな恥ずかしがり屋を好いてくれる奇特な人がいるのだから」}} &size(14){&bold(){その瞳に、小さな意思を灯し。}} &size(14){&bold(){真実、彼女自身が自らエリザベータ・イシュトヴァーンを変えようという、かつてない決意を胸に抱きながら。}} &size(21){&color(#D75276){&bold(){「あなたに付いていくわ、凌駕……}}} &size(21){&color(#D75276){&bold(){そうすればいつか、素顔のままで生きていけそうな気がするもの」}}} &sizex(4){&color(blue){「よし、俺に付いてこい――ぐらいな事を言った方がいいのかな、ここはやっぱり」}} そう告げる凌駕に対し、エリザベータは彼の鼻の頭をつつき、囁きかける… &sizex(4){&color(#D75276){&bold(){「およしなさい。そういう安手の男らしさは、凌駕には似合わないわ」}}} &sizex(4){&color(#D75276){&bold(){「あなたは、そのままが一番いいの……私の可愛い人」}}} それに対して、 &sizex(3){&color(blue){そういうリーザだって、相当な初心じゃないか}}と凌駕がからかうと、 &sizex(4){&color(#CBAFD6){&bold(){「……意地悪ね、凌駕は。判ってるくせに」}}} &sizex(4){&color(#CBAFD6){&bold(){「少なくとも……こんなに情熱的な口説かれ方をしたのなんて、初めてよ」}}} 彼女は頬を染めて俯きながら、素直な思いを表してみせる。 &bold(){―――そうして、穏やかな空気が流れる中、新たな一歩を踏み出すべく二人の男女は動き出す。} &sizex(4){&color(blue){「行こう、リーザ」}} &sizex(4){&color(blue){「これから一緒にいられると思えば、大抵の事は切り抜けられる気がする。いや――」}} &sizex(5){&color(blue){&bold(){必ず、切り抜けて見せる。}}} &sizex(5){&color(#D75276){「ありがとう、凌駕……女冥利に尽きるわね」}} ---- - ここだけ見ると微笑ましいのに、相談しないと根性一つ出せない=相談して自覚したら根性が幾らでも出るという恐ろしい部分に目が行っちゃうのが・・・ -- 名無しさん (2017-05-27 00:48:43) - ↑ブッダ系主人公は資格持っていて、あとはスイッチの入れ方を自覚するだけよ…… -- 名無しさん (2017-05-27 10:41:30) - まぁ、凌駕さんは限界まで自覚したら真理に一瞬でいけちゃうからね -- 名無しさん (2017-12-15 07:01:43) - でも凌駕さん、高濱主人公じゃアッシュに次ぐ優良物件だと思うよ、うん -- 名無しさん (2017-12-15 23:27:37) - つーか、凌駕君はlight主人公'sだったら三番目に有料物件だろ(一位アッシュ。二位四四八) -- 名無しさん (2017-12-15 23:59:58) - 確かに。じゃあ逆に優良じゃないのって誰だろう? -- 名無しさん (2018-07-18 19:26:22) - ゼファーさんがワースト3に入ることは間違いない -- 名無しさん (2018-07-18 21:19:10) - ↑ゼファーさんが色々ぶっちぎりだよな。あとは、練炭、ヌキヌキポン、ベイ(ただし、クラウディアを失う前)とかも、基本、メンタル的にイケメンだしなぁ。 -- 名無しさん (2018-07-18 21:26:35) - トシローさんはどうだろう、なかなかにめんどくさいお方だが -- 名無しさん (2018-07-18 22:41:49) - ↑まだ、愛を最初から貫こうとした辺り、ゼファーさんよりマシ……かなぁ?拗らせまくって人生の迷子状態というのは共通だし。ワーストNo1がゼファーさんで、その次がトシローさんぐらいか? -- 名無しさん (2018-07-19 00:54:07) #comment
発言者:[[エリザベータ・イシュトヴァーン]] 対象者:[[秋月 凌駕]] &bold(){[[死力を尽くし、エリザベータを下した凌駕。>それが君の素顔(つみ)なら……その全て――俺が受け止めてやるッ!]]} 己の敗北、そして少年の勝ちを認めた彼女に対し、彼は手を差し伸べながら告げる…… &sizex(4){&color(blue){&bold(){「一緒に行こう。そのために、どうか君の意思で掴んでくれ」}}} だが、その選択を&bold(){“自分の意思で選ぶ”}ことに対しエリザベータは躊躇いを隠せない様子であり、「攫っていく、とは言ってくれないの?」と告げる。 凌駕は&bold(){どれだけ誤魔化しても君という存在を本当の意味で救えるのは君自身しかいない、}そう語りかける…… &size(16){&color(#D968CA){&bold(){「でも凌駕、世の中には必ずいるの。}}} &size(16){&color(#D968CA){&bold(){自分の意思じゃ立ち上がることを恐いと思う人間が……どうしても、その一歩で踏みとどまってしまう人間がね」}}} &size(17){&color(#D968CA){&bold(){「頭では分かっているのよ、あなたの手を掴めば良いって。}}} &size(17){&color(#D968CA){&bold(){きっと、私は誇り高くなれるわ。胸を張って、自分の道を歩めるようになると思う……」}}} &size(18){&color(#D968CA){&bold(){「でも……」}}} そう、怖れの感情を吐露する目の前の女性に、少年は、[[親友>緋文字礼]]との[[語らい>一つ思ったんだが……つまり、その問題は……ただ君がその女性に夢中になっている、だけの話なんじゃないのか?]]でようやく自覚できた&bold(){素直な感情}を明かす。 &sizex(4){&color(blue){「俺は、君が居てくれると前を向けると思うんだ。つい昼間まで、本当に間抜けだったから」}} &sizex(4){&color(#D968CA){「間抜けって……あなたが?」}} 自分もまた、&bold(){好きな相手の言葉や表情に一喜一憂する、ありきたりな男なんだ}と伝えた上で――― &size(22){&color(blue){「君が笑うと、俺も嬉しい」}} &size(20){&color(blue){「……ほら、俗だろう? 俺は、君が救われてないと嫌なんだ。}} &size(20){&color(blue){好きになった相手がつまらない女性のままだなんて、絶対にさせたくない。}} &size(21){&color(blue){これはそんな男の我がままなんだよ」}} 凌駕は、そう言いながら、好ましいと思った誰かを引き上げることで、 無意識にその誰かから己の孤独感を癒してもらいたがっている面が自分にはある……そう感じながらも、 &bold(){それでも今、君を大切に想っている事、それは確かなんだと、その熱を確かに訴えようとする。} &bold(){果たしてその少年の言葉に、エリザベータは……} &size(23){&color(#D75276){「……本当に。私、なんて厄介な男にひっかかったのかしら」}} &size(16){&color(#D75276){&bold(){力を伴った奉仕愛を向けられて}―――}} &size(16){&color(#D75276){&bold(){今が嬉しくて…昔の自分が情けなくて……}}} &size(22){&color(#D75276){「これじゃあどう足掻いても逃げようがないじゃないの……」}} &size(19){&color(blue){「俺が夢中になった女性は、逃げながら鉄の&ruby(ナミダ){雨}を降らせるからさ。}} &size(19){&color(blue){生半可な覚悟じゃ抱きしめさせてもくれないんだよ」}} &size(19){&color(#D75276){「臆病だから、その子。仮面と衣装で着飾らないと、人前にだって立てなくて……」}} &size(20){&color(#D75276){「けど、そうね。ここに一人、そんな恥ずかしがり屋を好いてくれる奇特な人がいるのだから」}} &size(14){&bold(){その瞳に、小さな意思を灯し。}} &size(14){&bold(){真実、彼女自身が自らエリザベータ・イシュトヴァーンを変えようという、かつてない決意を胸に抱きながら。}} &size(21){&color(#D75276){&bold(){「あなたに付いていくわ、凌駕……}}} &size(21){&color(#D75276){&bold(){そうすればいつか、素顔のままで生きていけそうな気がするもの」}}} &sizex(4){&color(blue){「よし、俺に付いてこい――ぐらいな事を言った方がいいのかな、ここはやっぱり」}} そう告げる凌駕に対し、エリザベータは彼の鼻の頭をつつき、囁きかける… &sizex(4){&color(#D75276){&bold(){「およしなさい。そういう安手の男らしさは、凌駕には似合わないわ」}}} &sizex(4){&color(#D75276){&bold(){「あなたは、そのままが一番いいの……私の可愛い人」}}} それに対して、 &sizex(3){&color(blue){そういうリーザだって、相当な初心じゃないか}}と凌駕がからかうと、 &sizex(4){&color(#CBAFD6){&bold(){「……意地悪ね、凌駕は。判ってるくせに」}}} &sizex(4){&color(#CBAFD6){&bold(){「少なくとも……こんなに情熱的な口説かれ方をしたのなんて、初めてよ」}}} 彼女は頬を染めて俯きながら、素直な思いを表してみせる。 &bold(){―――そうして、穏やかな空気が流れる中、新たな一歩を踏み出すべく二人の男女は動き出す。} &sizex(4){&color(blue){「行こう、リーザ」}} &sizex(4){&color(blue){「これから一緒にいられると思えば、大抵の事は切り抜けられる気がする。いや――」}} &sizex(5){&color(blue){&bold(){必ず、切り抜けて見せる。}}} &sizex(5){&color(#D75276){「ありがとう、凌駕……女冥利に尽きるわね」}} ---- - ここだけ見ると微笑ましいのに、相談しないと根性一つ出せない=相談して自覚したら根性が幾らでも出るという恐ろしい部分に目が行っちゃうのが・・・ -- 名無しさん (2017-05-27 00:48:43) - ↑ブッダ系主人公は資格持っていて、あとはスイッチの入れ方を自覚するだけよ…… -- 名無しさん (2017-05-27 10:41:30) - まぁ、凌駕さんは限界まで自覚したら真理に一瞬でいけちゃうからね -- 名無しさん (2017-12-15 07:01:43) - でも凌駕さん、高濱主人公じゃアッシュに次ぐ優良物件だと思うよ、うん -- 名無しさん (2017-12-15 23:27:37) - つーか、凌駕君はlight主人公'sだったら三番目に有料物件だろ(一位アッシュ。二位四四八) -- 名無しさん (2017-12-15 23:59:58) - 確かに。じゃあ逆に優良じゃないのって誰だろう? -- 名無しさん (2018-07-18 19:26:22) - ゼファーさんがワースト3に入ることは間違いない -- 名無しさん (2018-07-18 21:19:10) - ↑ゼファーさんが色々ぶっちぎりだよな。あとは、練炭、ヌキヌキポン、ベイ(ただし、クラウディアを失う前)とかも、基本、メンタル的にイケメンだしなぁ。 -- 名無しさん (2018-07-18 21:26:35) - トシローさんはどうだろう、なかなかにめんどくさいお方だが -- 名無しさん (2018-07-18 22:41:49) - ↑まだ、愛を最初から貫こうとした辺り、ゼファーさんよりマシ……かなぁ?拗らせまくって人生の迷子状態というのは共通だし。ワーストNo1がゼファーさんで、その次がトシローさんぐらいか? -- 名無しさん (2018-07-19 00:54:07) - 不安という意味ではライル(ロト) 。第三天でシンから脱却してるとしても。  -- 名無しさん (2020-05-07 21:56:18) #comment

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: