スカーレット

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スカーレット」を以下のとおり復元します。
CV:[[桜坂かい]]

[[Vermilion -Bind of blood-]]の登場人物。&s(){真ヒロイン}

[[始祖リリス>リリス]]が造り上げたとされる三体の人形の内の一体。
「最も美しい死者」として縛血者社会で美術品として永く愛でられるが、その正体はリリスによって造られた人造の&ruby(ブラインド){[[縛血者]]}。
リリスの頭蓋骨からできた&ruby(血肉){聖杯}。


&size(18){&color(red){『─── “器” の直系を確認。これより&ruby(バラ){御霊}を回収します』}}


&size(21){&color(red){&color(#D75276){『}杜志郎様……わたくしは、ここにおります……}}

  &size(21){&color(red){あなた様を、お待ち申しております&size(18){&italic(){──────}}&color(#D75276){』}}}


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&size(15){&color(#9C9C9C){&bold(){「自律的に活動し、尚且つ&ruby(・・・・・・・・・){斃されるはずのない}自動人形。ほんと、完璧主義のお父様らしいわね」}}}

&size(16){&color(#9C9C9C){&bold(){「急所を鍛えれば失敗はなくなる……さて、どうしたものかしら………」}}}


主にグランドルートで登場。
[[《伯爵》]]が保持していた最大の&ruby(カード){札}。
[[カーマイン]]や[[マジェンタ]]とは違い異常なまでの身体能力を誇り、[[ニナ>ニナ・オルロック]]・[[シェリル>シェリル・マクレガー]]・[[アンヌ>アンヌ・ポートマン]]の三人を同時に相手にしながら圧倒した。
一切の減速なしに中空から落下してもその小柄な影には傷一つつかず、縛血者の&ruby(ギフト){[[賜力]]}であっても傷一つ負わせられない程に頑強。

何故か[[トシロー>トシロー・カシマ]]に執着しているが、その理由はトシローにも判らなかった。
&color(#99ccff){トシローの側もまた彼女の姿を見るたびになぜか安らぎが胸によぎり、触れるだけで安堵している。}
&color(#99ccff){危険だと分かっていても目をそらせず、彼女の傍を離れられなかった。}


&size(14){&color(#9932cc){&bold(){ねぇ、トシロー。あんた、このお嬢ちゃんに何したのさ? 気のせいかすっごい&ruby(ラヴコール){熱視線}送ってるぽいけど……}}}
&size(14){&color(#9C9C9C){&bold(){誑しこんだのなら、今直ぐその方法を教えて。……今の私なら制御できるか、試してみるから}}}


&size(19){&color(red){&bold(){&color(#D75276){『}いとおしい}────&bold(){その御方から、はなれて&color(#D75276){』}}}}

&size(20){&color(red){&bold(){&color(#D75276){『}}─────&bold(){いけない、御方。&ruby(おなご){女子}の心を、捉えて&color(#D75276){』}}}}


なぜ彼女だけが[[柩の娘]]の中で唯一これほど頑強なのか、それは《伯爵》のとある推論が始まりだった。
《柩の娘》が有する[[裁定者]]を生み出す機能。
吸血鬼の天敵を生み出すその機能を《伯爵》は信じきることができなくなっていた。
それは移り変わる歴史の営みから見出した不信であり、人の文明を危惧するという吸血鬼にあらざる思考で、
同族に語れば一笑されるだろう考えだった。
それは戦場の主役が槍や刀剣から銃へと移った時には既に巣くっていた懸念。
最初は銃という次世代の武装に《伯爵》は純粋に感心し、賞賛を送っていた。
だが、銃器の進化は更に更にと加速し、新たな型が次の瞬間には時代に現れ目まぐるしく消えていく。
生が短い人間にとっては順当な進化と捉えるそれも、永き時を生きた《伯爵》には流星のように見えた。
そう遠くない未来、あらゆる名剣を上回っていた血族の爪もただの強力な近接武装へと堕ちるだろう。
そして、(下手なプライドを抜きにすれば)間違いなく吸血鬼も銃器を使用するだろう、使用しないはずがない。
大砲、狙撃銃、爆薬・・・・・・闘争は不確定要素の塊になり、それらは《柩の娘》にも使用されるだろう。
そうなっては自らの目論見に綻びが生じる。
血族に対する優位性のみ考慮していれば拵えればよかったものの、皮肉なことに人類の生み出した近代兵器の台頭が、必勝の構図を覆した。
純粋な火力という点において、人間は空想の怪物を上回ったのだ。
《柩の娘》は脆すぎる。ゆえに《伯爵》はスカーレットの強化を図った。
それがスカーレットの頑強さの理由である。

&bold(){強化法}
《伯爵》の命で“人間”のみに喰らいつきその血を吸ってマーキングをする。
人間であるときに印を付け、その人間が血族となり死を迎えればその魂はスカーレットの中へと引き寄せられる(本来は伯爵の中に吸い込まれる)。
個々様々、美醜も多岐に分かれた数え切れぬ程の&ruby(たましい){星}は銀河を形成し、宇宙をまばゆく照らしている。
それら全てがスカーレットという器を守る動力源となっている。&s(){エイヴィヒカイトではない}

なぜ彼女がトシローに執着していたかといえば・・・・・・それはトシローの死んだ恋人、[[美影]]もまたスカーレットに魂を吸われており、
彼らの間の繋がりが共鳴現象を引き起こし、内なるその魂が励起して&ruby(美影の自我){仮初の自我}として表層化していたからである。
……想いの鮮度を失わせる&ruby(とき){時間}の隔たりを越えた、&color(#D75276){&bold(){愛の奇跡}}であった。

最終決戦で、スカーレットという器は、《伯爵》の攻撃からトシローを庇い消滅してしまうが……
美影と他の魂達は、本来定められた道筋である《伯爵》にではなく、トシローの中へと流れ込んだ。
そして、スカーレットに収められていた御霊は、一度は消滅した杜志郎の肉体を[[新たに構成する力>朱銀幻燈・人魂帰譚]]となり、
さらに、彼の“生きる”という意志に応え、美影を始めとした魂達は血刀に力を宿し、
結果、トシローは《伯爵》に対する最後の一撃を繋げることができたのだった。


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- 初めてキャラの記事を一から書いたけど、こんな感じでいいのだろうか  -- 名無しさん  (2015-03-22 17:44:27)
- 問題ないかと というか最初は公式サイトからのコピペでいいと考えていた自分が恥ずかしくなってきた…  -- 名無しさん  (2015-03-23 00:28:43)
- ↑ありがとうございます 自分も公式からのコピペは結構使っちゃっている...  -- 名無しさん  (2015-03-23 01:23:06)
- 中の人の影響か、ある意味アリヤ以上にヤンデレっぽい娘だったなぁ……w  -- 名無しさん  (2015-03-24 03:12:21)
- スカーレットおくだけ♪  -- 名無しさん  (2017-03-22 17:47:03)
- ヴェンデッタに近いモノを感じる。  -- 名無しさん  (2017-03-29 12:56:38)
- 真ヒロインはアイザックだろうが!  -- 名無しさん  (2017-03-29 13:42:38)
- トリニティで例えると美影(スカーレット)→ナギサ、アイザック→ヘリオス。つまり両方とも真ヒロイン  -- 名無しさん  (2017-03-29 16:12:39)
- もしこの娘の√があったら美影の意識が完全に顕在化、紆余曲折の果てにトシローがスカーレットを連れて鎖輪を逃亡。追撃してくるアイザックや伯爵との戦いへと巻き込まれていく事に……みたいな流れになってたのかねぇ  -- 名無しさん  (2017-06-25 20:14:23)
- というか本編のグランド√が正にスカーレット(美影)√だからな  -- 名無しさん  (2017-06-26 00:44:25)
- 今更ながら、ヴェンデッタの原型のキャラだったと分かった  -- 名無しさん  (2018-01-27 18:28:39)
- エイヴィヒカイトから消耗を引いたような強化法だよね  -- 名無しさん  (2018-02-09 16:33:29)
- というか魂による強化とかさらっと言ってるけど伯爵どうやってそんな能力つけたんだ?  -- 名無しさん  (2018-03-10 21:10:09)
- ↑と思ったけど自己分割とか分身にテスタメント生産機能の付与とかできるリリスの分身だしそういうの出来てもおかしくないのか?というかリリスのスペックが何気にナゾ  -- 名無しさん  (2018-03-10 21:20:55)
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