発言者:[[暮坂 照]] 対象者:[[天願 壮吉]] 照と天願の殴り合いは意図せぬ[[66]]の介入により照が天願の片腕を格闘技によりへし折るという形で中断となった。 それに対して照はナイフを天願へと放り投げ一回自分の身体を刺してハンデなしのチャラにしてほしいと告げる &color(#565455){「なんでそんな似合いもしないことをする?」「改心して生まれ変わったとでも言うつもりか?」} と驚く天願相手に照は答える &size(16){&color(#dbb900){「な、わけねーじゃん……卑怯者はずっと卑怯者だし、クズはクズのまま。}} &size(16){&color(#dbb900){染み付いた性根なんて、そう変わるもんじゃねーよ」}} &size(16){&color(#dbb900){「でも、一生に一度ぐらいなら卑怯者だって格好つけられるんじゃねーの?}} &size(16){&color(#dbb900){それこそ、一時の気の迷いってやつでさ……」}} 俺にとっての"気の迷い"…… それが何なのかは、今さら言うまでもない。嘘つきの天敵、正義の味方。 [[あいつ>安宅 真魚]]が今も、俺の心の中で見ているから。 俺は今からどうあがいたって、ズルや卑怯にためらいがないこういう性格だ。 真魚みたいな真人間には、もうなれないってわかってる。 散々過去にしてきた汚いことが、たった一回で正当化されるとも思わないしな。 &color(#dbb900){でも……今だけは真魚に恥じない俺でありたい。} &color(#dbb900){そう思う俺の気持ちは、間違いなく本物なのも確かなんだ。} ---- #comment()