発言者:[[ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス]] 対象者:[[ケイトリン・ワインハウス]] &size(22){&color(#660033){&bold(){&italic(){&tt(){『――てめぇぇぇェェエエエエエッ!!!』}}}}} アリヤ√、&bold(){自分は人を超えた特別な存在に成ったのだと信じ口にするケイトリンへクラウスが言い放った侮蔑の言葉。} &bold(){『自分だけは特別』だという妄想}を真実としたいがために、 [[吸血鬼たち>縛血者]]の口にする文句は&bold(){いつも決まって『超えたい』『人を超えた』というもの。} かつては自分たちも同じ人間であったというのに、&bold(){己が人類よりも上だという認識が共通のものとして根付いている。} 誰もが自分は人間ではないと言い、人を超えたと言い、自分は特別な枠にいると口にする。 誰もが同じ言葉を言い、同じ思想を持ち続ける。 つまり&bold(){&color(#00234F){ケイトリンたち吸血鬼は、似た者同士で溢れかえっているというのに自分だけが特別などとのたまわっているのだ。}} &size(14){&color(darkslategray){&bold(){「特別という言葉の大安売りだ。何十万といる害虫の一匹が、&ruby(・・・・・){害虫らしく}行動している。珍しくもない」}}} 自分は特別と口にすればするほど、&bold(){典型的な吸血鬼の造形に埋もれていく。} &bold(){つまり、吸血鬼という存在に限っては&color(#040414){「吸血鬼は特別などではない」}と[[口にする輩>http://w.atwiki.jp/vermili/pages/66.html]]の方がよほど希少で特別となっていく。} &size(14){&color(darkslategray){&bold(){「まさしく喜劇の道化よ。憐れ、不様、滑稽、酔狂。物事の本質に気づいておらん」}}} よってケイトリンという少女もまた&bold(){ありふれている存在の一人に過ぎず、} &color(#072F3D){&bold(){そんな彼女を心底軽んじ、“吸血鬼” という存在をクラウスが侮蔑するシーン。}} ****以下本編より抜粋 &size(22){&color(darkslategray){「くくっ……そうだ、理解したか?}} &size(23){&color(darkslategray){貴様は特別を叫ぶ&ruby(・・・・・・){普通の吸血鬼}、最初の一歩から間違えている愚か者───」}} &size(27){&color(darkslategray){&bold(){&tt(){「ただの、ありふれている&ruby(できそこない){粗悪品}だ」}}}} ---- - ありふれていないのは、たいがい伯爵みたいなラスボスぐらいなんだよなあ。 -- 名無しさん (2016-01-10 12:37:09) - ↑後は、総統閣下。ウラヌスは、ありふれた存在とゼファー公認。 -- 名無しさん (2016-01-11 22:50:52) - ↑ちなみにコレは力を持ってしまった者に限った事で、逆にハンディキャップを抱えた者が、我が意志こそ至上と憚れることなく叫ぶと、それは特別な存在になる→例をあげるとセージ -- 名無しさん (2016-01-11 22:58:50) - なんでや! セージはハンディキャップだけで十分特別やろ! -- 名無しさん (2016-01-12 01:43:21) - 数千数万の病魔抱えただけで特別なのに、更にソレを気合と根性と試行錯誤で耐えている奴なんて逆十字くらいっていう話です。甘粕ですら、そんな人間いる筈が無いという疑念をセージに会うまで捨てきれなかった位ですから。 -- 名無しさん (2016-01-12 04:49:35) - ホワイトパイルの煽りスキルはシリーズ屈指である -- 名無しさん (2016-01-17 02:30:43) - 全くどっかの心へし折ろうと思って煽ったら覚醒をもたらしてしまう人にも見習って欲しいぜ! -- 名無しさん (2016-01-17 09:09:47) - ホワイトパイルからすれば糞が溢れかえっている世界で糞みたいな奴が他人から貰った糞で自分は至高の糞って言ってるようなもんだしな -- 名無しさん (2016-01-17 13:13:03) - (∴)「俺の糞は(ry」 -- 名無しさん (2016-01-21 16:04:24) - ちなみにケイティ曰くトシローさんの言葉は『いい感じに熱くなってる所に水をぶっ掛けられる』ようなもの、クラウスの場合は『熱くなってる所に更に燃え尽きろとばかりに燃料を注ぎ込まれる』ようなものとの事。……トシローさんの場合、例えて言うなら刀鍛冶で言う所の焼き入れの工程の際に用いる水の質と用いるタイミングがあまりに的確過ぎて相手を名刀に仕上げちまうようなモンか。 -- 名無しさん (2016-01-23 04:29:08) - ↑精神攻撃したら逆にパワーアップさせる主人公!そういうのもあるのか!(白目 -- 名無しさん (2016-01-23 11:07:44) - 精神攻撃して逆に精神を成長させちゃうって悪役みたいじゃないですかぁ -- 名無しさん (2016-01-24 17:52:04) - 大体最初の戦闘の時点でケイティにソレやっちゃってるからなぁ……トシローさん -- 名無しさん (2016-01-29 05:52:05) - 実際本当に特別なら他者に伝える必要ないしなぁ。確かにその通りだよな -- 名無しさん (2016-02-18 19:13:34) - トシローの精神攻撃って、廃神には通用しないんだよなあ。(パワーアップするという概念が存在しない為) -- 名無しさん (2016-03-28 23:01:58) - 通用するしないってその基準でいいんですかね。一応トシローさんはパワーアップさせるために煽ってるわけじゃないはずなんですけど -- 名無しさん (2017-03-11 07:51:41) - トシローさんはアリアを本編で超覚醒させた実績もあるしなぁ -- 名無しさん (2017-03-11 13:45:15) - ヴァーミリ自体、トシローさんがケイトリンを賜力に覚醒させる場面から始まるしな -- 名無しさん (2017-03-11 14:41:42) - 是非ともエリュシオンに欲しい覚醒のプロ -- 名無しさん (2017-03-11 14:54:23) - この言葉痛烈すぎて好き -- 名無しさん (2017-03-11 15:49:13) - これって現実世界の不良にも言えるよな。ありきたりな社会の歯車になるのが嫌で、ありきたりな不良になっているという -- 名無しさん (2017-03-18 20:13:23) - あいつは馬鹿で俺は違うなんてどこの誰でも言ってることだろ。頭じゃわかってても止められん。上司や先輩の無能を批判する自分は常に最善の仕事をしてるか? 政治家の無能を批判する自分はそんなに有能か? 人間誰だって「自分はありふれてる」と言いながら顔のない誰かよりは賢いと無意識に思ってるもんだろ。 -- 名無しさん (2017-03-18 20:20:31) - ↑どちらかといえば、それはオルフィレウスが言ってる「惨めに上手く他者を否定し笑う大衆」であって、この場合は「その種特有の妙な選民意識」だからメタ的には中二病の話だろう -- 名無しさん (2017-03-18 22:17:28) - 例外や規格外ばかりで「普通」の方が希少になる、厨二バトル物でよくある -- 名無しさん (2017-06-18 19:33:40) - あ、そうなんだ。で?それが何か問題? -- 名無しさん (2017-06-18 20:36:34) - ↑まぁ、「ダメなモノはダメ」というのは当たり前ではあるけど、何かが「希少」、何かが「普通」って比較してばっかだと、「何かの生き方じゃなきゃいけない」って感じになって息苦しくて仕方ない、っていう気がする。まぁ、「何かを正しいと思わなくちゃ上手く生きられない」っていうのも正しいと思うけど。 -- 名無しさん (2018-01-06 16:35:43) - クラウス的には自分が神に愛された特別な存在だと思い込むことで本当に無限攻防力と不老力得る、ダンゲロスの転校生はどう思うんだろ。あと吸血鬼になりたいって思いで -- 名無しさん (2018-01-07 09:13:45) - 吸血鬼じみた存在になる魔人とか -- 名無しさん (2018-01-07 09:16:29) - 「特別になりたい」ってのは吸血鬼に限らず人間にもありふれたものだ。ここも吸血鬼は人間の延長でしかない証左よな -- 名無しさん (2018-01-07 11:17:43) - ↑5 焼け野原おじさんじゃないか! -- 名無しさん (2018-01-07 16:30:33) - 縛血者って強い力を得た全能感と自己保全能力の欠如という面から『自身が特別』という思考に陥り易いからなぁ。だからこそ「吸血鬼など特別ではない」とのたまうトシローや、縛血者を「不完全な超人」と言い「先を目指す切符」と捉えるアイザックが異端な訳で。 -- 名無しさん (2018-03-04 04:18:12) - 凌駕さん「どうも、ありふれた人間です」 -- 名無しさん (2018-03-04 08:12:30) - ↑あんた、神様が作ろうとした人間の理想型タイプじゃねーか!いや、全人類あなたのようだったら、言うことないんだろうけど。(汗) -- 名無しさん (2018-03-04 08:17:16) - オルフィレウス「みんなが私と同じになって欲しい!!」 -- 名無しさん (2018-03-04 16:51:45) - 実際、超人タイプと遭遇したら、クラウスおじいちゃん、どうするんだろ?これも人の可能性と、絶賛するのかな? -- 名無しさん (2018-03-04 18:30:09) - オルフィレウスはイマジネーターとして不老不死かしたりで、人間扱いされなさそうな気がする。 -- 名無しさん (2018-03-04 20:27:59) - ↑それこそオルフィレウスが生涯を掛けて作ったものだから侮辱はしないでしょ -- 名無しさん (2018-03-04 20:36:22) - ↑人外の怪物の力などではなく紛れも無く人間の技術で生み出されたものだしな。悪し様に言う事はしないだろう -- 名無しさん (2018-03-04 20:38:31) - 「できたよ!人工縛血者が!」 -- 名無しさん (2018-03-04 20:54:30) - ↑そういうことしそうな狩人の一派があったよな。ウロボロスだっけ? -- 名無しさん (2018-03-05 07:21:59) - 禁書の超能力みたいな自らを実験体にすることで得る力、ダンゲロスの魔人みたいなある日突然非自分意思で目覚めた力、めだかボックスみたいな自分が自分であるがゆえに発動する力に対してはどうするのか。まぁポッとてに入れた力で調子に乗ってなきゃそれなりに寛大かもしれん。吸血鬼というかブラインドを否定してるのは調子乗ってるからってだけげゃなさそうなあたり何とも言えんが -- 名無し (2018-03-05 13:33:53) - よかった、アマゾン畜産計画は許されたんだな。 -- 名無しさん (2018-03-05 15:43:53) - 実際、人間の範疇は云々、って話は「人類の定義をどうするのか」って話になるからな。極論、例えば、極楽浄土で生まれた人間にとって、人類とは眼鏡隊長が理想とした人類の定義になるんだろうし、同様にクラウスじいさんの思う人類像もクラウスじいさんの考えた人類の定義に過ぎないんだろうし、社会や人それぞれで変わるモノだと思う。そして、それぞれで違うモノである以上、違う定義同士が相容れるのは難しいだろうなぁ、とも。 -- 名無しさん (2018-03-05 18:09:13) - 似た声の大尉「見事だな!しかし小娘、自分の力で勝ったのではないぞ。その吸血鬼の力のおかげだということを忘れるな!」 -- 名無しさん (2018-08-02 16:56:03) - ネウロ「まあ、仕方あるまい。己を肯定できない者は周りに目を向けるというもの。逆に己の在り様を全肯定できる者を完全破壊(否定)した時、それは至上の歓喜となる」 -- 名無しさん (2019-03-07 23:13:40) - 自分の在り様を全肯定した存在……マルスと伯爵は他者に文句を言ってたから全肯定とは違うね。 -- 名無しさん (2019-03-07 23:15:36) - まあ、絶対悪が己の在り様を全肯定した時、それを圧倒的な力で粉砕されたらねえ。 -- 名無しさん (2019-03-07 23:16:41) - ↑トシローさんや総統はマルスや伯爵を侮蔑してたけど、ネウロは寧ろ賞賛してたからね。まあ、その分、相手からみれば周りを慮れない程激怒したわけだが・・・・・・ -- 名無しさん (2019-03-07 23:18:42) - 上から目線で「キミは凄いねー。だから僕のお願いを聞け♡(命令口調)」まあ、こんな言い方されたら激怒しないほうが寧ろ少ないというか…… -- 名無しさん (2019-03-07 23:20:38) #comment()