さあ、貴方のしたいようにして頂戴。私を可愛がって……ね?

昏式・高濱作品 @ ウィキ内検索 / 「さあ、貴方のしたいようにして頂戴。私を可愛がって……ね?」で検索した結果

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  • さあ、貴方のしたいようにして頂戴。私を可愛がって……ね?
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:トシロー・カシマ そんな、優しく……いえ、もっと、強く、荒々しく……… 乱暴に犯しても……蹂躙しても構わないの……よ? ホテル・カルパチアから、“主”の求めに応じその身柄を奪い去ったトシロー。 ……やがて、『ノーマ・ジーン』で目覚めたニナは、 かつて知ることの出来なかったトシローという武士(サムライ)の過去、 そして、迷いを振り切った彼が今一度捧げると誓う“忠義”の重みを、確りと受け止めようとしていた。 そうして、決心を固めた彼女は、12年間踏み込めなかったあの一夜の“先”へと自ら踏み込む――― 「……判ったわ。主従。君臣。私たちが、そういう関係になったという事は」 「──では、それ以外(・・・・)は……?」 少女の面影を残す躯が男に触れ合い、細い腕が背中に回される。 見つめるその瞳の...
  • くそう……最初から一人勝ち確定なほど好感度高くて何が悪いの!?
    発言者:シェリル・マクレガー万年セフ…だったり都合のいい女ではないはず。 対象者:アイザック・フォレスト(本編では超ド変態なのにドラマCDでは基本ツッコミ役の模様。) ※本編より 子犬系助手『わたしは、この月の光が照らす世界に、ずっといたい……って、心からそう思うようになったんです』 誘い受け系腹黒上司『何をしているの? さあ、貴方のしたいようにして頂戴……私を可愛がって……ね?』 グショグショ脳筋狩人『決まっています、トシローのことですよ。 私を目覚めさせてくれた、愛しい仇敵(こいびと)……』 『……まったく。最近どうもあいつはあたしの扱いが悪いっ』 『何が悲しゅうて、トシローと他の女のファックを覗かなきゃいけないんだっつの!』 『気苦労多いな、本妻は。あっちこっちに気のある相手を牽制して、疲れることだよ』 『というか、おまえ...
  • 台詞/Vermilion
    ...ち)はないのよ」 「さあ、貴方のしたいようにして頂戴。私を可愛がって……ね?」 「雛鳥でいる時間はおしまい。これから私が、迷う雛の導になる……!」 「ついて来て……くれるかしら? 三本指、トシロー・カシマ……」 「……誰かの憧れじゃない、あなたの現実を探してあげなさい」 「女は強くないとやっていけないんでしょう? ねえ、置いて行かれた相棒さん」 アンヌ 「わたしの初恋は……報われていたのですね……」 「――どこに、かえればいいの?」 「なんで、わたしのときには来てくれなかったんですか……?」 「そんな言い訳に縋りつく方が────わたしは、こわい」 「――お水が、おいしいの」 「だから……帰ったら───2人で、一緒に食べよ。」 「でもね……それでも、夢を見れた意味は、あったと思う。」 アリヤ 「人間面をした吸血鬼など、虫酸が走ります」 「負けないのですか? ……勝てるの...
  • やりたいようにやるッ! それが吸血鬼ってモンでしょうが!
    発言者:ケイトリン・ワインハウス 強大な異能(チカラ)を有する自分の血親と、強すぎる妄執(あこがれ)を懐く三本指(トライフィンガー)を名乗った包帯男という、 肉体面、精神面の極にあるような怪物を知ったケイトリン。 だが、アンヌ√において……彼女は彼らの内面に共通する、 自己自身(・・・・)を放擲してでも、それ以上の存在として他者を渇望する”という在り方に対し、“つまらない”と否定感を示す。 それもまた、彼らが拒絶しているはずの“柵(しがらみ)”であり、“縛り”でしかない、と。 その上で、吸血鬼(ヴァンパイア)ならば、模倣や追従などでなく、 自分こそが自分の王であり、この溢れる力のままに己だけの道を拓くべきだ、と決意。 己が在りたい姿はこうであると、あらゆる掟や倫理を踏み拉いてやろうと、『裁定者』を従え傲慢に吼えるのだった。 本編より 「念願の吸血鬼(ヴァ...
  • だから……帰ったら───2人で、一緒に食べよ。
    発言者:アンヌ・ポートマン 対象者:ケイトリン・ワインハウス とても弱弱しく、自分の裡に秘めた思いを伝えてきたケイトリン。 それは、初めて見る友の顔だったけれど……やはり、それはずっと憧れていた彼女には似合わないと思えたから。 アンヌは座り込んだまま、抱きしめてきたケイトリンの背を優しく撫でながら、遠ざかっていた自分達の日常(陽だまり)の風景を口にする。 「……ねえ、知ってる? ケイティ。 学園通りの、バス停の向こう側にね。アイスクリーム屋さん、あったでしょ?」 「あそこね、新作のアイスができたんだって…… ブルーベリーをいっぱい使った、甘い甘いベリージェラート……」 ケイトリンは、すっかり忘れていたと苦笑する。 不思議なもので、次々と思い出が胸の中に再生されていく。 もう自分は戻る事のない、そう思い込んでいたかつての日々が。 ...
  • ずるいじゃねえか……最後の最後で、自分ひとりだけ報われやがって……
    発言者:至門 対象者:キャロル・ザ・ウィッチ ノーマルルート、至門が苦し紛れに放った弾丸を受け、倒れ込む角鹿。 傷ついたキャロルは絶叫を迸らせながら、信じられないような力で至門の首を絞め砕き……男の元へ這いずっていった。 ──至門は自らの意識が無明の闇へと沈んでいくのを実感しながら最後に、思う。 「ずるいじゃねえか……」 それは、相容れない敵同士という立場でありながらも…… 道具として尽くす在り方に何か近しいものを感じていた、“魔女”の少女への泣きたくなるような感情。 「俺と同じ奴だと、思っていたのによぉ……」 顧みてほしい誰かに顧みられる事も、報われたい希望が報われる事もなく、死んでゆく。 そんな事はとうに覚悟していたはずなのに……彼の胸にはどうしてか、裏切られたような口惜しさが残っていた。 「最後の最後で、自分...
  • さあ、時計の針を進めよう
    発言者:オルフィレウス 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』のキャッチコピーとも言える、ラスボスにして科学文明の神たる超越者オルフィレウスの台詞。 彼の真たる願い、科学というものに憧憬を抱いたきっかけ、時計機構(ホロロギウム)という組織を作り上げた理由それらが全て込められた宣誓である。 「科学の到達点とは即ち、可視化された人間の想像力と可能性の究極と同義である。 永久機関という無限動力を手にする事で、人類は自身の可能性の最大値(・・・・・・・)を極めるはずだった」 始まりは彼がまだ超越者となる前、ただのヨハンという一人の少年だった頃。 古びた時計の歯車、それが科学的に動く様が好きで、その秒針が止まらなければ良いと思った。ずっと歯車は回っていて欲しいのだと。 そうして「科学」というものに憧れた生まれつきの超越者はその...
  • やりたいようにやってみりゃいいんだ。自由なんだよ、俺たちはもっと
    発言者:アイザック・フォレスト 対象者:トシロー・カシマ 共通√、夜の世界に迷い込んでしまったアンヌとの今後の関わり方をめぐって、 相棒とどこか微妙な空気になってしまったトシロー。????『夜の生活の不一致ですね!』『ルーシィーー?』 そんな彼が立ち寄った『カサノヴァ』において、友人であるアイザックに相談を持ち掛け、返ってきた答えがこれである。 アイザックの声色は常と異なり、どこか陶酔するような響きを帯びており……以後の物語にも意味を持ってくる意味深な台詞であるのだが―― それと同時に、アイザックの肯定主義(ポジティブ)に応じるトシローの声も、どこか堅苦しさから解き放たれた印象を受けるものであり、 短い言葉のやり取りの中にも、トシロー・カシマとアイザック・フォレスト……気質の正反対な二人の、確かな友情をうかがわせる一幕と言えるだろう。 本編より 「……なるほ...
  • 私の事はリーザと呼んで。私をそう呼ぶ人間は、家族以外にはもう誰もいなくなってしまったから……
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:秋月 凌駕 ねえ……私が今考えてる事、当ててみない………? 俺達、ずっとこのまま─── 回復を続けるネイムレスから逃れ、脱出路を見つけ出す為…… 機兵との戦闘で共に深手を負っていた凌駕とエリザベータは、一時休戦し墜落した都市の地下道を探索していた――― 凌駕は出口を探し当てる事は出来ていなかったものの、 三度出会った“兵士”とは異なる顔のエリザベータと、穏やかな対話の時を持つことができていた。 “淑女”としての彼女は語る――― 連続していない“私”という歪な存在、切り替えの度に揮発する想いの数々。 この在り方を当然のものと受け入れたはずが、どこかの誰かさんのせいで迷ってばかり。 そう、現実と等身大の自分で向き合える凌駕(あなた)は強い、本当に妬ましく、羨ま...
  • ……分かった。剣として今夜、君が眠れるまで側を離れずにいよう
    発言者:トシロー・カシマ 対象者:ニナ・オルロック Before 「貴方に感謝します……トシロー」 「私は、もう駄目だと思った……全てを奪われ、手放してしまったのだと思った……」 「でも……貴方のお陰で、私は公子としての誇りを、勇気を取り戻すことができました」 「トシロー……」 「これから……私の寝室まで送り届けてくれるわね……?」 After 「───え?」 「いえ、けれど……ごめんなさい。ちょっと信じられなかったものだから」 「まさか、あなたからそんな気の利いた台詞が出るとは思わなかったもの。 『俺は無粋者だ』とか言って、さっさと歩いていきそうだったから」 「……君が俺のことをどう見ているか、よく判った」 共通√、叛徒達の手に落ち、彼らの頭となっていたケイトリンによってその身を辱められ...
  • ならば貴方の身柄を私が買います。今日から、私だけの剣(もの)になりなさい
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:トシロー・カシマ 二人の主従(男女)――その初めての出会い。 「私が、北米西部鎖輪(ディアスポラ)公子――ニナ・オルロックです。 ―――貴方が、噂に聞く“サムライ”ですか」 それが、紛争に揺れる鎖輪に現れた来訪者(トシロー)への、公子(プリンシパル)ニナの最初の言葉だった。 他者にそう見えることを意識して形作った、凛と張り詰めた表情と物腰。 その為に費やした努力の量。それを支える動機(モチベーション)と精神力。 それら代表者として評価されるべき美点。 ────同時に、そのどれもがどこか浮足立っているという危うさ。 それが過去を隠し、生き場を求めて流れ着いたトシローの、ニナ・オルロックに対する最初の印象であった。 直に接触してきた公子に元々の鎖輪、自分達に協力してきた目的を問われて...
  • カレンは、俺と会うために夢の中にまで来てくれたのか……!? う、嬉しいよハニーっ、ハグハグぶちゅっとずっぷし――なんてこともないみたいだもの。
    発言者:カレン・キリシマ 対象者:秋月 凌駕 アポルオンとの激戦、攫われたマレーネの涙─── 傷つき疲弊しきった肉体と精神が限界を迎え、凌駕は意識を失っていった。 やがて、彼は己の精神の奥深くにまで潜行し…… 『ほうら……起・き・て』 血腥い戦いとは離れた、子を見守る母の眼差しのような、穏やかな日差しのような、 そんな心地よさを運ぶ懐かしい風に包まれて、学校の屋上、カレンとの再会を果たしていた。 会えるはずのない存在との邂逅に凌駕は心揺れながらも、 あくまでも冷静に、これは自分の精神が作りだした明晰夢、虚構の光景だと理解しようとする。 常と変わらない様子の凌駕の心を読みながら、カレンは答える…… 『……そうね。確かに、凌駕くんが言うことも当たってはいるんだよ』 『ここは記憶と思い出から形成された光景。私たちが初めてちゃんと会話を...
  • いい……? 私に話があるときは、これぐらい傍に来てから言いなさい。あんたと違って……私は、はしたなく何処かへ駆け出して行ったりはしないんだから。
    発言者:青砥 美汐 対象者:万里也 ジュン ――互いに声を張り上げ、結果は相討ちとなった二人の少女の対決……… 「―――ずっとそこにいたのね……あんた(・・・)。二対一なんて、卑怯だわ……」 「そうだね……でも、じゃなきゃ美汐には追い付けなかったもの………」 「ま、二人がかりで負けたんなら……仕方ないわね」 抱えた想いを吐き出し切り、互いの光と影を知ることができたためだろうか。 両親を失って以後、周りと何より己を傷つけるような振る舞いしかできなかった美汐の心は、安らぎを取り戻していた。 「あたし……そろそろ限界かな」 「ちょっと、人のこと散々ぶちのめしておいて、勝手に寝るんじゃないわよ。 大体、あんた────」 ……極限の集中状態を続けた為か、襲ってくる疲労感に正直に限界を告げるジュン。 そんな彼女に文句を言い...
  • ごめんね……こんなことに、なって……こんなところ、見せてしまって……
    発言者:七海やちる 対象者:神代直 やちるルート、財団の影、謎の二人組の超能力者……自分達を取り巻く大人達の陰謀を感じながらも、やちると結ばれた直は、 華々しく活動する彼女の明るさに引っ張られるように、積極的に今の生活を受け入れようという思いを抱き始めたのだが…… ジグラット内のレジャー施設で恋人同士の時間を満喫し、直と別れたやちるは突然襲われ、気づけば密室に身柄を拘束されてしまっていた。 彼女を攫った犯人である虎一は、身動きのとれないやちるの姿を嘲笑し、「雇い主」の指示通りに姿を消す。 入れ替わりに部屋に現れたのは、欲望に目をギラつかせた数人の男達。 彼らも、虎一と同じ「雇い主」の実験を進行させるために新都の外から招かれた者達であり…… 神代直と七海やちるの「愛」の影響をより劇的に深めるための実験、そのエキストラなのだった。 ――バロックで何とかしな...
  • 私はあいつにどんな言葉を送ればいいの?
    発言者:ミサキ・クジョウ 自身と愛する男の真実を知ったミサキが吐露した懊悩。 最終局面でうだうだ悩む自分を不甲斐ないと感じながら仲間へ嘘のない本音を語る。悩みは置いといて突き進む、そんな希望(ヒカリ)の宿痾をもう選べないから。 会いたい。けれどどんな顔をして会えばいいのか分からない。ぐるぐると回し車みたいに空転する頭の中は、焦げ付き以前にパンク寸前。皆に相談した今でも胸が張り裂けそう。ああ――。 「私はあいつにどんな言葉を送ればいいの?」 知りたいよ、見つけたいよ、分からないのよ。教えてほしい。大切な人ともう一度会う前に、ねえ───誰か。 +――― 「――なーんて、乙女なシリアス顔してるところ悪いけど、本当のところはどうされたいの?セシルお姉ちゃん怒らないから、素直にいってごらんなさい」 「好き、大好き。会えたらそのままチ...
  • ……小児性愛病者
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:秋月 凌駕 「ちょ───何をやってるんだよ!」 「貴様の勘違いを正してやろうと思ってな。 私が妹などではないと、その躰にはっきりと教え込んでやる」 未成熟な肉体を擦り寄せて迫ってきた眼帯ロリっ子にまともな抵抗ができない内に、急加速で男女の関係を結ぶこととなった凌駕。 そんな少年幼少女と成り行き上同行することになったエリザベータが凌駕に向けて吐き捨てた言葉。 マレーネちゃん大勝……利?ヒュゥゥ~~~!抜群だよマレーネェ……! マレーネ√、オルフィレウスへの道を切り拓くべく、 凌駕とマレーネは、街中を彷徨い、そこで既に“脱落者”となっていたエリザベータ、乱丸、そして独り催眠から覚醒していた高嶺と合流した。 元敵味方だった者達が言葉を交わす中で、 雌の匂いマレーネと凌駕の関係はあっさりとエリ...
  • どうした、食わんのかお前達? まったく、カレンや切のようなことを言いおって……
    発言者:マレーネ・フランケンシュタイン 対象者:秋月 凌駕、万里也 ジュン、青砥 美汐 「っち、しょうがない……おい、そこの仏像と猪」 「何でもいいから適当に材料買ってこい。日が上がっている内に目立たないよう動けば、まあ何とかなるだろ」 (戦場ではやむない事なのかもしれないが)マレーネ嬢(研究一筋娘)の大分独特な食への認識がうかがえる一幕。 ジュン√、秋月邸から拠点へと帰還し……朝に一悶着はあったものの、 凌駕達四人は離脱していた礼と彼を回収に向かった切との日没後の合流まで待機を続ける事となった。 そこでマレーネは各自の部屋に備蓄の食糧があり、この時間に見てみるのもいいだろうと告げる。 食べ物と聞いて、目を輝かせたのはジュン。 「おおう、食べ物もあるんだっ。まあ何日も居ること前提の造りだからあるかなー、とは思ってたんだけど」 ...
  • トモダチの願いを果たしてやるよ。さあ、一緒にレイジに勝とうじゃないか
    発言者:エヴァン・アーマライト 対象者:真栄城 司 陥れたはずの零示との二度目の闘いに破れ、クランも崩壊し……負け犬として負の感情を抱えたまま夜の闇をさまよう真栄城。 彼はそのまま路地裏で、クランぐるみでかつて嫌がらせを加えていたEAプレイヤーから鬱憤晴らしに暴行され続ける。 ――散々に貶され、挑発され、しかし言い返せない。 ――気が付けば、謝罪の言葉は屈辱の涙へと変わっていた。 殴られ蹴られ、全身の感覚が麻痺しかけてきた頃……ソレ(悪魔)は現れた。 「やあ、久しぶりツカサ。なんだか大変そうだねぇ……いっちょ手伝って(・・・・)やるよ」 そのまま、瞬きをする間にエヴァン・アーマライトは不良連中を叩きのめしてしまう。 彼の強さは異様であり、禍々しさを感じさせるものだった。 ……愉悦の表情で倒した男達を眺めるエヴァンに、司は呆然と立ち尽くす。...
  • 杜志郎様は……やはり意地悪で御座います……
    発言者:高遠美影 対象者:鹿島杜志郎 トシロー……鹿島杜志郎がまだ、純粋に明日の訪れを喜んでいることができた日々。 真っ直ぐに剣の腕を磨いて、“士”の道と人の“愛”が、乖離することなど微塵も疑っていなかった時間。 一振りの剣で大切な人を、理想を守れると無邪気に信じられた……美しく、そして心を縛り付ける思い出である。 ……… 「杜志郎様。今日は、父上と何を話されていたのですか?」 「さて……何だったかな?」 ――ある早春の日、鹿島の屋敷、その沈丁花に彩られた庭を共に歩く一組の男女の姿があった。 男の名は鹿島杜志郎。そして、その傍らを歩くのは彼の許嫁、美影。 藩の重役であり美影の父、高遠内膳丞と共に早朝から釣りに出かけていた杜志郎。 その帰りを待ち構えていたように、美影は屋敷を訪れていた。 「その……父上から、何か……」 ...
  • 台詞/Zero Infinity
    凌駕 「俺は機械なんかじゃない。幸せに笑い、哀しみに泣き、理不尽に怒る……ただの人間だ」 「俺は、俺の人生を取り戻すッッ!!」 「だから、これからは俺がお前の傍にいる。俺が示すよ、美汐がずっと肯定してほしかった正しさを、この手で形にしてみせる」 「 だからこそ俺は夢を見る。想像力を駆使し、可能性を拡げる。そしてその為に、死力を尽くす。君を……その終わりのない殺戮の歯車から解き放ってやりたいから!」 「生温いんだよ、こんな歪みで。俺の熱を、いつまでも小賢しく縛り付けられると思うなッ!」 「それが君の素顔(つみ)なら……その全て――俺が受け止めてやるッ!」 「そうだ、そうだよ……やってしまったんだよ、俺……」 「そうやって、いつも真っ直ぐ走っているジュンを見るのが――本当に好きだったよ。勇気や希望を貰ったような、そんな気がしていたんだ」 「平穏を求める願いでは、こいつの妄執に勝てないのかよ...
  • それじゃあ、また未来(あした)………美汐
    発言者:万里也 ジュン 対象者:青砥 美汐 「やだ……もう、やだよぉっ………」 「ジュンと一緒にいるの……傍にいるのっ……まだ、謝れてないからぁ………」 「ダメっ、離して秋月っ……ジュンを置いていくなんて、嫌ぁっ………!」 強がってばかりで、でもそれがとても辛そうだった、放っておけない仲間であり友達の少女。 そんな少女がようやく伝えてくれた本心に応え、 その命を捨てても守りきった、どこまでも明るく前向きだった少女が最後の瞬間友達に伝えた、“彼女らしい”別れの言葉。 強制的に覚醒させられた己の影装に振り回され、一人の弱い少女へと戻った美汐は、自分に迫る暴威に対し、両親を亡くして以来初めて「助けて」、そう声に出した。 果たしてその願いは、彼女を思い駆けだしたジュンによって聞き届けられたが……その代償に捧げられたのは、ジュン自身の命であった...
  • 君が欲しかったものをあげよう。命令だ───眼前で敵対行動を取る者を全力を以て排除せよ。さあ、これでいいかな?
    発言者:アポルオン 対象者:エリザベータ・イシュトヴァーン 『あなたの兵士としての自覚を疑っているだけよ。命令は絶対。不測の事態は火急に解決。 ええそうね、苦しませたくはなかったわ。手間取るのは好きじゃないの。 こういうことは、早く終わらせるに限るでしょう』 『はッ、“兵士”……ねェ。俺は誰かさん(・・・・)とは違うんだぜ、リーザ。 そんな決め打ちの鋳型に自分(てめえ)を押し込めなきゃ、満足に息も出来ねえような軟じゃねえんだよ。 誰を生かすも殺すも、剥き出しの自分(てめえ)自身で向き合ってんだ。だったら俺の流儀で好きにやらせてもらわア』 『あれだ、それが生きてくってもんだろう?』 『イヴァン……!』 『噛みつく相手が違うんじゃねえのか? 正しい兵士(・・・・・)さんよ?』 マレーネルート、ネイムレスという真の正体を現した代行者...
  • ――エリザベータ・イシュトヴァーンだなんていう、臆病者を好きだなんて、言わないでッ!
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:人間(ひと)に恋をし、恋を知りたいと願う超越者「中庸の怪物」 初出はPV4。 何度傷付けられようと自分への想いだけで立ち上がってくる男から、 素顔で生きることへの怯えと恐れを指摘された女が、悲鳴も同然に叫んだ拒絶の意思。血まみれの痴話喧嘩第2R 自分の本質が他者を傷付けるだけの冷たい武器に過ぎないと告げ、輝装段階に留まる凌駕を、鉄の礫弾の雨で徹底的に打ちすえるエリザベータ。 だが、その標的となっているはずの凌駕は、損傷のない場所が見当たらない身体にもかかわらず、彼女への前進を一向に止めようとはしなかった。 笑いながら、鈍色の豪雨に立ち向かう彼は、怪訝と悲痛の表情を隠しきれぬエリザベータに向かって語りかける。 「なんで笑ってるのかって顔だね……?  はは、当然だろ……だって、ようやく見せてくれたん...
  • この瞬間が、ずっと欲しかった。ずっと、ずっと、求めていた……この時だけを、本物の三本指と出会う瞬間を求め、走ってきた
    発言者:三本指贋作・銘「Isaac Forest」 対象者:三本指真作・銘「鹿島 杜志郎」 ニナルート終盤における、三本指同士の闘争が開始される場面での発言であり…… 最狂純情グルーピーにして思い込み戦士、アイザック・フォレストの宿願叶った絶頂の瞬間である。 「……かくして、舞台は整った」 「過去から解き放たれた三本指(ダークヒーロー)、その前に立ちはだかるは───」 「己が影に他ならない……ってな。くく、痺れる演出だと思わないか? なあ、トシロー」 「使い古されている気はするがな……アイザック」 ニナ√、ホテル・カルパチア屋上の薔薇園、その決戦の舞台へと導かれ……トシローは『柩の娘』を滅ぼし、己の前に立ちはだかったかつての“親友”へ問を投げた。 自分との決着という状況(シチュエーション)、そのためだけに己の所業を模倣して同族...

  • あい かわいがること、いつくしむこと。 人間の持つ感情の中でも一際強いものであり、厨二世界においては世界を滅ぼしかけたり、世界を救ったりと正負問わずに大きな存在感を放っている。 このwikiで取り上げている作品においてもそれは同様で、控えめに言って重い愛、そしてホモい愛が溢れている。 恋愛感情重たい族や傍迷惑なトンチキども、それらとは全く関係のない人間まで様々…… 神様は余程拗らせた愛情が好きらしい厨二病だしね、仕方ないね そして俺らプレイヤーも重たい愛が大好きなのであった。(参考資料:アドラー帝国総選挙、プラーガ争奪人気投票) 未練たらたら 美影……俺は、どうしたらいい……… あいつは最強であり、紛うことなき最高の存在。俺が塵屑なのは俺が原因 慈愛 どの道を選ぼうと、私は杜志郎様を受け止めます。────私だけはずっと、あなた様の愛でいたいから。 ...
  • 何を、言ってるか、ですって……? そりゃあ私が正直になってるだけよ、うふ、ふふふふ………
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:秋月 凌駕 「その心へ、道を示すために――その無骨な鋼鉄をぶち破るッ!!」 「―――ええ、存分にぶち破って……!!」 「いや……エリザベータ、さん? 武器を捨てるのはよろしいん、ですが、 どうして俺にそんなに艶めかしく密着してくるのです、か……? ……ウワーッ!! そんなところ、女の子が見せちゃいけません! ていうか、その目……完全に獲物を狙う肉食獣だぞオイ!!」 「オーホッホッホ……! 人間、素直が一番ということよね!」 仮面と衣装で着飾らなければ人前に立てない恥ずかしがり屋とは、一体何だったのか…… 「(恍惚としながら)天国への道は、此処にあったのね………」 特典ドラマCD『凛々しい彼女の裏表 クール? いいえデレデレです』で、 度重なる闘いの中で自分好みの...
  • さあ、お行きください我が主――どうか健やかな、良き生を
    発言者:エルンスト・ゴドフリ 対象者:ニナ・オルロック グランド√、北米西部鎖輪初代公子ベラ・オルロック――― 否、血族の王《伯爵》の語った、縛血者(ブラインド)の真実を前に、追いつこうとした目標も、生きてきた世界も、全てが偽りで…… 自分もまた、父から道具としか見られていなかったと理解したニナは立ち竦むしかなかった。 そんな中、ただ一人王に直接刃を向けたのは、ベラの時代彼に仕えていたゴドフリだった。 己が賜力を以て放った不意打ち狙いの一撃を軽くいなされ、 逆に深手を負いながらもゴドフリは、実力を称賛し力を貸せと望む伯爵に対し、あくまで譲るつもりはないと、鋭く闘志を向ける。 そして、愛情と責務の狭間で迷い、道を見失っている今の主―― ニナに向けて、力強く……「私が時を稼ぎます」と告げた。 「主を守るのは家令が務め。なに、我が命にかけても、ニナ...
  • おかえり───さあ、飛び方を教えてあげよう、雛鳥よ
    発言者:ジョージ・ゴードン・バイロン 対象者:アンヌ・ポートマン 帰るべき家を、愛する家族を燃え盛る炎の中に喪ったアンヌ。 他の何か(・・)でその喪失を補うことも、大切なものを奪った誰か(・・)に復讐する事さえ選ぶ気力もない。 生気を失った優しい少女は、次に自分がどうしてこんな境遇になったのか―― それを生み出した原因が自らの選択にあるのではないか、厳に戒めなければと……自罰的な思考に陥っていく。 己が偶々、意味も理由もなく、“犠牲者”という外れ籤を引いてしまったなどと、認めてしまいたくはなかったから。 そのままアンヌは、助けてほしい、誰かに縋り付きたいと願い…… 同時に周りの人達や友人とは違う、嗚咽を零し続けるしかない自分を情けないと、厭いながらもまた涙に暮れていた。 身の丈に合わない望みが破滅を呼んだというのなら、私はもう飛べなくていい。 ...
  • ああぁ、また会えた……やはりおまえは不滅の勇者だったんだなッ!
    発言者:ファヴニル・ダインスレイフ 対象者:ヘリオス グランドルートでヘリオスが降臨した際に満身の思いを込めて吐いたファヴニルの台詞。 三年前に死んだ麗しの宿敵の復活(実際は勘違い・人違いだが)を前に、彼の感情は一瞬で振り切れたのである。 なお、この後もダインスレイフは感動のあまり以下のような発言を残している。 「遅いじゃないか、待ってたんだぜ? 勝手に消えてしまってよう……俺のことを置き去りにして逝くんじゃねえよ、なァ英雄! 今度こそ最後まで、共に殺し殺され合おう。そうさ、邪悪な竜を討伐するのがおまえの宿命(さだめ)なんだからッ」 「さあ、見てくれ俺を──光を砕く滅亡剣(ダインスレイフ)を。貴様のために本気で生きた証をすべて、今こそ余さず受け止めてくれェッ!」 内容の剣呑さを除けば、まるで長年連れ添った相手の蘇生に歓喜しているかのよう。...
  • ついて来て……くれるかしら? 三本指、トシロー・カシマ……
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:トシロー・カシマ 苦難の果て、ようやく鎖輪に安寧を取り戻した一組の主従。 そんな彼らが、かつての仮初の契約ではなく、真に導く者と仕える者として繋がった瞬間。 ――真の矜持を獲たニナに動揺を隠せぬまま、狂乱する「逆賊」バイロンは、主君の命を受けた鴉により葬られた。 ……人間へと戻ったアンヌの身をシェリルに委ね、月光の差し込むカルパチアの一室は穏やかな静寂に包まれていた。 ……その場で動いたのは、トシロー(従者)の側。 一事を成し遂げた主君であり、守るべき女性を前に、彼は黙したままでその体を跪かせた。 当然、ニナ(主)の側は大切な従者の突然の行動に、驚きの声を上げる。 「……ちょ、ちょっとトシロー。いきなりどうして─── ああ、もう、そういうこと。そりゃあ、ここはそういう場面かもしれないけれど、他にも色々あるで...
  • だって、貴方と出会えた世界だから
    発言者:レイン・ペルセフォネ 対象者:アシュレイ・ホライゾン アメノクラト(正確にはそれを操る何者か)の極晃奏者(君たち)の本気で壊れてしまう、 そんな今の不完全な世界(第ニ太陽)では駄目だからこそ新たな世界を作る必要があるという言葉に対する 愛する旦那アッシュの「新西暦(セカイ)はまだまだ捨てたものじゃないという事を、今から見せてやる」 という宣言に呼応して登場と共にレインが開口一番で告げた盛大な惚気もとい台詞。 ちなみにこの愛する嫁レインの惚気に対して旦那の方は「もう二度と君を置いて、どこかに消えたりするものか」 という宣言と共に額に感謝の口づけをするというイチャつきぶりを見せた。 君たちの本気に耐えられぬ今の不完全な世界では駄目だから新たな世界を作る必要があると告げる アメノクラトにアッシュとケラウノスはそれぞれ答える。 「大切な人と共に居られる今が幸...
  • 世界の涯てはここにある
    発言者:ジョージ・ゴードン・バイロン 唯一の例外を除いて、他者を己の糧や愛玩物、従属物としか見なさず、その生を気の向くまま貪り蹂躙することを当然と疑わぬ魔性の公子バイロン。 そんな彼女(かれ)が好んで使う言葉であり、相手の全力を引き出す挑発や、下位の者に対する死の宣告の意思を示す際に用いられ…… 元は、伝説的な存在である《伯爵》が、名を隠しての旅の過程で残していった言葉でもある。 かつて人間であり、しかしその社会からは混じり合えぬ異形の肉体を持つ存在として 苛酷な環境に追いやられていたバイロンは、闇の巨人たる《伯爵》と出会い……彼の言葉に衝撃を受ける。 『己を愧じることはない……おまえは美しい』 『美しいか醜いか。私にとって、万象を断じる価値はそれだけの事でしかない』 『異端であると言う事は、それ自体が美を宿している…… “黒” である...
  • そういうわけでだ――なァ、てめえ一体何がしたい?
    発言者:アスラ・ザ・デッドエンド 対象者:ゼファー・コールレイン 過去から逃避し、これからも怠惰に流されていくはずが、ヴェンデッタとの邂逅を皮切りに、 かつて裏切った上官との再会、大虐殺で見た恐るべき紅の魔星による襲撃、そして窮地に陥った際の謎の星殺しの力の覚醒と、 激変する運命に巻き込まれたゼファー。 そんな状況になおも意志を固められずにいる彼に対し、 突如絡んできた謎の拳法使いの男が今後の有望な喧嘩相手と見做した上で発した煽りであり、忠告。 ミリィと共に、彼女の両親の墓参りに出かけたゼファーは、裏仕事の途中スラムで二言三言言葉を交わしただけの男に絡まれてしまう。 当初は、相手にする気もなくミリィを連れて逃げようとしたゼファーだったが、妹に知られたくなかった軍との戦闘の事実を男が告げたため、その男を黙らせるべく拳を繰り出すのだった。 しかし、強化措...
  • そうか。僕は――ずっと、僕に成りたがっていたのか
    発言者:緋文字礼 己の記憶に関する一切を喪失した空虚な男・緋文字礼。 彼が纏う儚げな空気が気にかかり、声をかけた一学生・秋月凌駕。 彼らの刻んでいく「友情の物語」・・・その始点にして、 Zero Infinity -Devil of Maxwell-における運命の二人、その関係性を決定づけた瞬間。 ……―――― 急遽空いてしまった放課後の時間……街の散策の後、ふらっと立ち寄ってみた公園。 子供たちがそれぞれ集団をつくって、メンコ遊びやドロケイに興じる姿に、 凌駕は彼らと同じ頃、自分もメンコに熱中していた事を思い返し、郷愁を感じていた。 そして、彼が視点を変えたその先で…………一人、ぽつんと。 ベンチで、どこか違和感を感じさせる雰囲気を纏い、彼よりも幾つか年上であろう男性が、目に留まった。 男は凌駕の存在に気付かぬまま、哀しげに一人呟く……。 ...
  • 俺はお前と違って、ちゃんと女の子が好きなんだ
    発言者:アシュレイ・ホライゾン 対象者:ヘリオス レイン√において、ヴィクトリア相手に本気を出し切れずにいるアッシュに対するヘリオスの激怒の言葉を受けてのアッシュの言葉。 誰かの命を守れる者に、立派な男になりたいという願いは同じでも、その対象が大切な一人である自分に対して万民であるヘリオスに対する自分達の違いを告げる宣言である。 一見すると特定個人を愛せない英雄達への揶揄のように聞こえるが、光や未来と言った煌びやかなものしか愛せない彼らの全てを否定しようとしているわけではなく、“英雄”の苦闘により多くの人々に確かな恩恵が齎されてきたと認識した上で、それでも、焼き尽くす“輝き”だけでは駄目だという主張である。 決して英雄達がホモホモしいと主張しているわけではない アッシュのそうした意思を受けたヘリオスは、内的宇宙において数日にさえ及ぶ検討時間というグラン...
  • どうして、自分はいつもこうなのでしょう。 大切な殿方の傍にいるという願いさえ、叶えることが出来なくて……ッ
    発言者:アヤ・キリガクレ 「どうして、自分はいつもこうなのでしょう。 どうして、こんなにも愚かで無意味なのでしょう。 非力で脆くて、何も出来ない木偶の坊。 大切な殿方の傍にいるという願いさえ、叶えることができなくて……ッ」 ミステル√、三国の兵が入り乱れる戦場で、憂いに表情を翳らせ、必死に姿を消した想い人の姿を追い求めながら…… 続く激戦により負傷し、過去(むかし)と変わらず、かつての主と彼が殺し合う光景に抗する事が出来ず、 今また己の手を伸ばすことが叶わなかった――そんな無力感と絶望に苛まれた縛鎖姫(アンドロメダ)の嘆き。 突如、アッシュが脱走兵として扱われ、生死問わず連行せよという軍命に動揺し―― 涙の痕を隠しながら、気丈に振舞う彼女を見守るしかなかった青年は…… 胸の中がぐちゃぐちゃになるような、形容しがたい情動を秘め隠し、いつも3人(・・)...
  • ……頼む、みんな。もう、兄さんを解放してあげて───お願い、っ
    発言者:マレーネ・フランケンシュタイン 対象者:彼女が得た“仲間”たち ジュン√終盤、時計機構、ギアーズ、ロビンフッド、そして心装永久機関の存在理由を明らかにし、 凌駕やマレーネに対して正体を明かした支配者オルフィレウス。 彼は輝装を起動し、自身と接続した衛星砲の絶大な破壊力、信じがたい程の射程範囲を見せつけた上で、 今回投入分のギアーズを含めた、最大戦力を以てしての反抗勢力掃討を予告する。 地球上から逃げ場を失い、企てや細工の類も全て見透かされ、 生き延びたければ、オルフィレウスの筋書の通り戦うという行動しか無くなった凌駕達。 そんな状況を理解しながら彼は笑う。 超えてみろよ、達してくれ。 君達ならば出来るはずだ信じているとも。 さあ、さあ、さあ覚醒してくれ。 二人、いや三人の最重要観察対象へ 前進前進前進のみ、それ以外は認めぬという圧...
  • エヴァン・アーマライト
    CV:日椰たぬき 『Electro Arms -Realize Digital Dimension-』の登場人物。 金髪碧眼をたたえた美少年。 天使のような笑みと、人懐っこい態度と笑顔はまるで童話から飛び出した王子様のような印象を与える。 EAを楽しんでおり、時折零示と出会っては一緒に遊ぼうと誘ってくるものの、別件の用事で流れることが多い。 言葉の端々から良い家柄の出身であると伺え、その都合で多忙にしているらしい。 使用アームズ:シャープガンナー/???? 「この素晴らしき、世界と言う名の屠殺場(ゆうぎじょう)で──さあ、最高の人生(ゲーム)をやろうじゃないかッ」 「粋がってんじゃねえぞ家畜風情がッ! てめえらの骨肉全て闘争(おれ)に捧げられる貢物だッッ!」 「俺は往く俺は終わらない俺は崩れない砕けない不滅なんだ! 勝...
  • 三人仲良くアッシュ様の寵愛を受けてしまえば、すべてが丸く収まるのではと思うのですが
    発言者:アヤ・キリガクレ 対象者:ミステル・バレンタイン 昔の記憶を取り戻し、レインを必ず救って見せると意気込むアッシュの男の子の意地に対して微笑むミステルとアヤ。 そんな中、ミステルの呟いた別の勝負が始まってしまうのではないかという 発言を受けてのアヤ・キリガクレの「最悪お情けを頂けるだけでも」同様の頭ピンク発言。 以下本編より抜粋 ミステル「あー……でもそうなると別の勝負も始まらない、これ?八年前の決着というか、初恋の行方というか、ぶっちゃけアッシュ君の争奪戦が図らずも起きちゃうような」 アヤ「……確かに私達もアレから成長しましたので、昔みたいにおままごとで決着とはいきませんね。全てを思い出した以上、遠慮する理由までなくなったわけですから……どういたしましょう?ミステル様」 ミステル「難しい問題よねぇ。個人的には二人相手に修羅場とかそんなのやり...
  • もう……もう十分で御座います……! もう、わたくしたちの旅を終わりに致しましょう……ッ
    発言者:美影 対象者:トシロー・カシマ 最愛の存在である美影との別れ……それを拒絶し、代償として武士としての誇りを全て失った杜志郎。 そんな彼にとって己の心を救う道は、彼女を慈しみ守り抜くという、かつての誓いを守ることのみであった。 他者との交わりを避け、人間社会の陰に隠れ潜む、厳しい生活の中でも、 そして美影が、老いることのない姿を持ち、人の生き血によってしか生を繋げない存在になっても、 杜志郎にとっては、絶対に違えることの許されぬ――傷ついてはいけない――誓いとして、心の芯に在り続けた。 …過ごした月日が刻んでゆく痛みを、杜志郎以上に悲しむ女性(ひと)の手を引きながら。 ―――杜志郎様……美影は苦しゅう御座います。 ―――ならば……その苦しみ、俺に預けるがいい。 その為に、俺達は二人なのだ。 ―――いいえ……私が苦しいのは、そ...
  • 古来より肉欲に勝るものなし、とりあえず味見してから考えろ
    発言者:アヤ・キリガクレ、とあるアマツの御方 対象者:ミステル・バレンタイン、ナギサ・奏・アマツ アッシュの天然スケコマシな発言を受けてのアヤ・キリガクレの頭ピンク発言。 同じくその発言にときめかされた二人の幼馴染に、 いっその事「三人で押し倒すのはどうか?」という提案と共に告げた、「とあるアマツの御方」より教わった格言。 ちなみに発音は、末尾にハートマークをつけるのがポイント。「考えろ♡ 」 しかし、誘われた二人の反応は、「「いや、それはおかしい」」という冷静なツッコミ。 「ちょっと、何その狂った格言。同じアマツでもドン引きなんだけど」 「何気に一番ビッチよねぇアヤちゃんって。たまに頭の中がえげつないピンク色になるというか」 等と言われ、 慌ててあくまで自分の考えではなく上官の発言でと罪をなすりつけようと弁明するも二人がそれを信じたかどうかは...
  • ありがとう。二人で一緒に幸せになりたいね
    発言者:古雅幸 対象者:神代直 夕暮れの屋上――幸から「好き」と告白された直は、彼女の見せたどこまでも真摯な想いに心揺さぶられ…… すっかり捻くれてしまった態度ではなく、正面からその好意を受け止めようと誓った。 晴れて恋人同士となった二人は、とても良好な関係を形成していった。 一度は挫折した陸上の道を、直は幸の助けを借りながら、一からやり直し始める。 少しずつ、彼の表情には光が戻り……そうやって前を向き始める恋人の姿に幸もまた確かな喜びを感じる日々が続く。 「大好きだよ、神代くん……」 「ああ、俺も……」 そして、季節が夏へと移り――年上の幸が誘う形で彼らは一線を越える…… 寝室の暗がりの中で、本当に自分は幸先輩と恋人になったのだと…… 恋人の肢体を腕に抱き、この上なく直は満たされた心持になっていた―― だから、だろうか。...
  • んで、リーザ――お前さん、いま、楽しいか? 俺は楽しかったぜッ。例え、こういう散り様でもなァァーーッ!
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:エリザベータ・イシュトヴァーン エリザベータ√におけるイヴァンの最後の言葉にして、 未だ仮面の下で揺れ惑う同僚に対し、鋼の戦鬼が最期までままならぬ現実に対しても“然り”と己を示した発言。 凌駕救出のために出撃した礼達三人。 それを迎え撃ったイヴァンは、予想外の技の冴えを見せ、確実な痛打を与えた礼の存在を賞賛する。 彼は、より高みへと登りつめるべく己の影装を発動、愛しい敵手達を輝きのままに喰らうべく咆哮すると共に、 礼達が呼び寄せんとする、己の信念と相容れぬ《無名体》(ネイムレス)もまた排除せんと猛る。 だが、対立する三人と一体の機獣の予想を裏切り、 ネイムレスは、激突している内で最も強力なイヴァンではなく、 ギアーズの母艦の中にある“何か”を狙い、襲撃してきたのだった。 放棄される空母、その激動の中で、囚われて...
  • さあ、参りましょう……愚かで至らぬ女でしたが……あなたの墓を生涯お守りする役は、どうかせめてお与えください
    発言者:アオイ・漣・アマツ 対象者:帰らざる、帝国の宝にして彼女の愛する誰よりも雄々しき男 チトセ√、英雄クリストファー・ヴァルゼライドと、彼に反旗を翻したチトセおよび、彼女と共に闘い抜くと誓ったゼファーとの最終決戦は、 傍らにいる愛する者を守らんとした銀狼(リュカオン)の捨て身の牙が決め手となり、“英雄” の敗北に終わった。 発動体を砕かれるほどの激戦を終え、チトセとゼファーは戦場跡に注ぎ込む陽光の下、 寄り添いながら互いの生をつなげたことにひとまずの安堵の吐息を漏らす。 そんな束の間の“勝利”を得た一組の男と女の目前では、 英雄、いやクリストファー・ヴァルゼライドの真の目的を知った上で、彼の“勝利”を信じたアオイが、呆然としながら敗北した彼の亡骸に歩み寄っていた。 「クリストファー……総統、閣下」 そう彼女は呟き、ヴァルゼライドの屍に嗚咽...
  • おまえのすべては五年前から私のモノだよ、ゼファー
    発言者:チトセ・朧・アマツ 裁剣天秤(ライブラ)隊長、チトセ・朧・アマツが、 かつて自分の前から姿を消した最愛の狼の生存を確信した上で発した己の“勝利”を取り戻さんという決意を込めた誓いの言葉。 『シルヴァリオ ヴェンデッタ』第一章『再始動/Restart』において、 主人公であるゼファーは、親友であるルシードから依頼された裏仕事の最中、 ミスを犯して強化兵三名ほか目標の護衛を行っていた帝国の部隊と戦闘に突入してしまう。 それでも、彼は過去の経験に裏打ちされた苛烈な殺人技法を用い、彼ら含め目撃者を一人残らず殲滅、その場から逃亡したのだが…… 実はゼファーが標的とした車両には、ヴァルゼライドの影を探る鍵を求め、チトセが秘密裏に天秤の部下を配置していたのだった。 部下達が任務を果たせなかったことに対して、 軍人としての責任感から冷ややかな視線を隠さ...
  • だから私は、強者に、無様に這いつくばらせてから思い知らせてやると決めてんだよォォーー!
    発言者:青砥 美汐 練達の兵士に翻弄され、手を組んでやっている他の面々からの援護も期待できぬ状況下、 余裕を失いつつある美汐が叫んだ、自身の過去に刻み込まれた強者の在り方への怒りであり、彼女の本心を隠す“強がり”である。 凌駕奪還のため、ギアーズの拠点近辺まで接近した礼、ジュン、美汐。 だが、その行動もギアーズ側には容易く読まれており、彼らの前にはエリザベータ、そして乱丸の操る兵器が立ちふさがった。 相性差、心理上の優位、そして何より経験、技量の差は、美汐達の精神、体力を確実に疲弊させていった。 「……ちまちま、嬲るみたいに来やがって……その能面みたいなツラの下はとんだ加虐趣味(サディスト)だなッ」 ギアーズ側の中心戦力であるエリザベータは美汐を相手取り、冷徹に、淡々と彼女を追い詰めていく。戦略は定石通り、派手さはないが、相手に逆転の手を打たせずに。...
  • 目指せ太古の肉弾哲学者越え。せっかくなら新西暦最強の学者として名を残してやりたいよ
    発言者:シュウ・欅・アマツ 神祖滅殺(ラグナロク)から八か月。残された者たちは皇都の立て直しに日々尽力していた。 神祖滅殺(ラグナロク)以降多くの変化が生じたがその中でも最たる変化、世界中で自然発生するようになった紅星晶鋼(アキシオン)。 旧暦の機械技術すら復活されられるだろう可能性が現れたことで、各国でその解析と利用法の開発が日夜研究されるようになった。 秘跡省長官となったシュウ・欅・アマツもその一人。研究者としての興味と義務ももちろんだが、“何故か記憶から失われた神祖滅殺(ラグナロク)の結末”を知りたいがため、日々研究に勤しむものの――。 神祖にも不可能だった完全物質化を果たした紅星晶鋼(アキシオン)はあまりに高性能すぎて解析すら不可能な代物だったのだ。 まるで神が、気が狂うほど改良に改良を重ねたかのような超技術の塊。おまけに神と伍する...
  • 遅れがちな反抗期とは、草葉の陰で泣いていよう。せめて君だけは懐かしまねば、ああ、彼の記憶はいったいどこへいくのかな?
    発言者:アポルオン 対象者:マレーネ・フランケンシュタイン ジュン√、八紘市全体で刻鋼人機(イマジネイター)以外の常人を昏睡状態に落とした力の発信源を突き止めるため、 敵の待ち構えているであろう電波塔へと向かった凌駕とジュン。 そこには、攫われていたマレーネと乱丸の操る兵器が待ち構えていた。 かつて輝装段階(ファーストフォーム)で対峙した際、戦闘経験の無さ等の問題から手こずった相手ではあったが、 影装段階(セカンドフォーム)に達し、さらに心身に深い結びつきを持った二人は、彼ら自身も戸惑うほどあっさりと(・・・・・)それを破壊する。 急速に「強く」なった自分達自身に対し複雑な思いを抱きながらも、マレーネの身柄を奪還した凌駕達。 しかしそこにマレーネの兄であるハインケル、いや謎の意思に操られるアポルオンが、 ギアーズの指揮官にして機構最強の刻鋼人機・ア...
  • 抱け。堕とせ。モノにして寝返らせろ
    発言者:ジン・ヘイゼル 対象者:ゼファー・コールレイン 老技師の吐き捨てたまさかの一言 共通ルート、「それは誰を想定した疑問なのだ?」に続く場面での一言。 「お前がそこまでビビる相手って誰なん」という問い掛けに対し、元カノ嘗ての上司の名を挙げたゼファー。 「あいつこそ俺が最も恐れる女だ」 口にしておいて何やら気恥ずかしくなってきたが、それは彼にしてみれば冗談でも何でもない本心からの言葉であった。 これはさしものヘイゼル老としても予想外だったらしく、常時冷静沈着、ブレない彼にしては珍しく暫く唖然としていた。 然し程なくして正気に戻った老技師は、呆れたと言わんばかりに言い放つ。 「くだらん、昔の女ときたか……」 「抱け。堕とせ。モノにして寝返らせろ。 さすれば勝つも負けるもないわ、色呆けが」 そのまま返答を待たず去っていく老人の背を見ながら...
  • 女の子に向かって心を見せろだなんて……それって、裸を見せろって言ってるようなものよね?
    発言者:カレン・キリシマ、万里也 ジュン 対象者:秋月 凌駕 刻鋼式心装永久機関を移植され刻鋼人機(イマジネイター)として蘇った凌駕。 放課後、陰で護衛していたカレンと合流し、今後のため自分達の武装たる殲機に関して、彼女から話を聞いていた。 一度話を終えた二人だったが、凌駕は殲機を纏うために必要な“確固たる意思”といったものの感覚が イマイチ掴めないとして、カレンにそのコツを聞いてみようと改めて問いかけてみた…… 「カレンの場合は、どうなのかな?」 「その、心装を纏う時のキーワードみたいなものは。何を強く願って殲機を出すのか、教えて欲しいな」 だが、その凌駕の言葉を聞いたカレンは、 意地悪そうな目付きに変わり、微笑みながら凌駕にとっては予想外の返しを向けてきた。 「あら。それって私の心が見たいってこと? 凌駕くんって結構露骨なのね」 ...
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