刻鋼

昏式・高濱作品 @ ウィキ内検索 / 「刻鋼」で検索した結果

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  • 刻鋼
    ...』の用語。 刻鋼人機(イマジネイター)が展開した武装、殲機を構成している超合金。 刻鋼式心装永久機関が、人間の精神活動を質量転換した「心装素粒子」から生成されたもの。 他に例を見ない特殊な性質を有しており、それは「使用者の精神によって硬度や柔性、ないし剛性が変化する」というもの。 それ故に同じ刻鋼でも使用者や発動時の精神状態によって性質がまったく異なる。 心が弱っている状態だと通常の鉄にまで強度が落ちる反面、トランス状態においては金剛石(ダイヤモンド)よりも堅牢で、絹以上にしなやかという常軌を逸した超金属へと変化する。 さらに個人間の特性差に一例を挙げるなら、礼やエリザベータの刻鋼は全方面マルチにバランスが良く、イヴァンの場合は剛性と熱伝導率に優性が見られる、など。 また戦闘時においては、刻鋼人機自身の肉体もまた一時的に刻鋼へと変換されている。 ...
  • 刻鋼人機
    ...ll-』の用語。 刻鋼式心装永久機関の移植手術を受け、人間から改造人間(サイボーグ)に生まれ変わった存在のことを指す呼称。 心装永久機関が組み込まれる場所は例外なく心臓であり、そこから使用者の精神的昂揚に伴い、精神力に応じた無限の力を発生させる。 この精神力が戦闘力や性能に直結するという図式により、刻鋼人機同士の戦いは、基本的に精神力の多寡が優劣を分ける最大の要因となっている。 つまり精神力さえ勝るならば、身長2mの巨人を小柄な少女が単純な力比べで圧倒する、という通常ありえないような光景も起こりうるのだ。 外見は生身の人間と変わらない上、また平常時には例外なく金属探知にも引っかからないという特筆すべき隠密性を有している。 そのため社会に紛れ込むことも容易であり、彼らの感知は同じ刻鋼人機同士でしか難しい。 しかし、ひとたび戦闘時に入り、殲機を展開すると話は別。...
  • 刻鋼式心装永久機関三基、起動
    ...る、ネイムレスによる刻鋼人機蹂躙劇の始まりの場面。 前夜の凌駕救出作戦の負傷が癒え切っていないロビンフッドの刻鋼人機4人は、 ギアーズの精鋭軍人達の仕掛けた罠に誘いこまれ、鹵獲されたネイムレスという戦力の増強もあり、 劣勢を覆す機会すら与えられず全員が地に叩き伏せられ拘束されてしまう。 戦場となった夜の学園の校庭、それでもこの絶対絶命の状況を覆そうと密かに闘志を燃やす凌駕。 その意図を容易く見抜きながら、イヴァンは個人的な好奇心から次なる段階へ至るヒントを口にして、 エリザベータはその行動を諫めようとしていたが。 突如、負傷したジュンを拘束していたネイムレスが、凌駕に近づき…… 何かを見定めるように、双つの義眼(センサー)で彼の姿を観察した後、その躯体から奇怪な失敗(エラー)じみた音を響かせた。 続いて刻鋼人機達の聴覚に届いたのは─── ...
  • 刻鋼式心装永久機関三基・限界駆動
    ...ミットオーバー)――刻鋼式心装永久機関三基(トリプルジェネレーター)・限界駆動(オーバーロード)』 「痛くも痒くもねえ、ってか……」 消し飛ばしたはずの腕が周辺の瓦礫を喰らって一秒もなく再生する。引き千切ったはずの肩部が、次の攻撃時には既に元の形を取り戻す。 驚異的な捕食復元能力(メタルイーター)。全距離対応攻撃兵装(ドレッドノート)が、刻鋼人機の性能を超えた膂力と速度を乗せて、斬り穿ち撃ち砕かんとする。 「学習(ラーニング)、強化(ラーニング)……」無機質な言葉の羅列(行動最適化機能)が流れる度破滅も近づく。呼吸を読むも糞もなく隙を強引に踏み躙り、既に戦の魔人の全霊をかけた猛攻さえ凌駕する域に至った。 どこまでも効率的に、効果的に、一定の戦果を能力値(スペック)に基づいて現実化する。超科学の生み出した殺人機械は、命令(オーダー)達成の為淡々と自壊寸前ま...
  • 刻鋼式心装永久機関
    ...これを造った何者かは刻鋼人機(イマジネイター)をどうしたいのだ?」 「これでは、まるで───完成させられるもの(・・・・・・・・・)を、選定しているかのような」 通常、科学というものは理解と転用により多岐に渡って開拓したテクノロジーの恩恵を与えていくものだが、心装永久機関は全く逆の方向性を有している。 複製普及それ自体が不可能であり、何より発現する個々の力は一定ではない。 その理由こそは設計者たるオルフィレウスの意思にある。 これは科学から人類に与えられる夢の贈り物ではない。その逆に、人間の努力や克己によって科学の領域を拡張させる為の道具なのである。 そもそも、人間の決意や覚悟という凄まじい負担、そして精神力という曖昧な燃料を必要とする時点で、世の人々が想い描く永久機関という都合の良いイメージからは逸脱している。 人間に奉仕する万能の器どころか、人間の可能...
  • 用語/Zero Infinity
    ...ー 第零式永久機関 刻鋼式心装永久機関 四十七基制限則 刻鋼人機 刻鋼 殲機 輝装 影装 心装・真理 名前 コメント
  • 君は実に動かしやすかったよ、マレーネ嬢……こうして実験の舞台が整ったのも君のおかげだ。生命の慟哭が、最も私の目論見通り成長を促してくれたよ
    ...うように、時計機構、刻鋼人機(イマジネイター)の存在理由を熱を込めて語り出す。 そして刻鋼式心装永久機関が“何処から来たのか”という真実へと話は移っていく――― 『無論、私が作ったものだ。いやそもそも、永久機関それ自体など1710年代後半には完成している』 『嘘は吐かんよ。重ねて明かすならこれらは改良を重ねて生み出した新型であり、同時に亜種(・・)だ』 『不思議に思わなかったかな? 刻鋼式心装永久機関(・・・・・・・・・)という名を。 驚愕など今更だが、致し方のないことかもしれんな。私しか(・・・)その来歴を知らぬとなれば』 ジュンがその言葉に疑念を呈するが、 『機構が回らぬと思うなら要らぬ心配だよ、お嬢さん。上層部など私以外には存在しない(・・・・・・・・・・・・・・・)』 そんな常人にとっては信じ難い時計機構の真実を聞かさ...
  • ネイムレス
    ...完全機械化兵士。 刻鋼式心装永久機関を有することで人間から刻鋼人機(イマジネイター)に変わった存在とは違い、体躯全てが機械で構成された純機械製の魂無き破壊者である。 自我と呼べるものは一切存在しないはずだが、なぜか刻鋼人機たちとの闘いを求めて出現するジョーカー的存在。 その戦闘力は並みの刻鋼人機を歯牙にもかけず、欠片の躊躇もなく、敵味方の入り乱れる戦場を見境なく蹂躙する。 心装永久機関すら上回る高出力を放つネイムレスだが、理論上これは本来在り得ないこと。 仮にも永久機関に対し、それに抗する謎の動力炉が搭載されているのか。真偽は不明だが、そこに秘密があるらしく…… その開発経歴から、マレーネとの因縁があるらしい。 『確認中/確認中/確認中/確認終了/照合結果:刻鋼式心装永久機関』 『最優先対象認識(ターゲット・ロックオン)、戦闘形態移行(オー...
  • 四十七基制限則
    ...』の用語。 刻鋼式心装永久機関が有する、最も奇怪な特性の一つ。 どういうわけか、心装永久機関が三次元に存在する上限数は定められており、それ以上の数を造ろうとすれば理論や回路が正しくとも起動する兆しを見せないという謎の特性を有している。 これをその最大数になぞらえて「四十七基制限則(リミット・フォーティセブン)」と呼称。 故に時計機構(ホロロギウム)は離反した刻鋼人機(イマジネイター)に対しては容赦なく殲滅を敢行し、四十七体全てを自らに属する刻鋼人機にすることで技術の独占管理を謀っているのである。 機構がこの四十七基制限則の謎を解き明かし、その上限値を取り払った時にこそ、永久機関の量産が真に可能となるのだろう。 ……と言われていたが、これこそオルフィレウスが憂慮した科学の行き詰まりと堕落に直結する事態にこそ他ならず、永遠に四十八基目が造られることはない...
  • 輝装
    ...から、作中に登場する刻鋼人機達は戦闘時、基本的にはこの形態で戦闘を行っている(汎用性という点で言えば、一部例外的なものも存在しているようだが)。 この段階に到達した時点で、常人どころか到達未満の刻鋼人機を凌ぐ装甲強度、知覚機能等々の基本性能の強化が考えられる。 ここまでなら他作品のキャラクターでも厨二系作品ならできる人はごろごろいそう。ただ次の段階以降だと…… -- 名無しさん (2017-05-30 17 10 35) ↑最も忌避するものでありながら、同時に乗り越えなきゃいけないという点ではまぁ、影装以降は簡単じゃないわな。 -- 名無しさん (2017-05-30 20 49 16) 要領悪くても一生を掛ければ到達自体は出来る難度だろうな。その次の影から出来る奴と出来ない奴がハッキリ分かれてくる -- 名無しさん (2017-05-31 19 25...
  • 時計機構への抵抗勢力・ロビンフッド
    ... 構成員は数名だが刻鋼人機(イマジネイター)が存在していることが最大の特徴。 これは四十七基制限則の縛りがある以上、抵抗勢力の中でも非常に珍しい。 加えてマレーネ自身が時計機構からの離反者であり、同時に優れた科学者であるために某国の反時計機構一派からの後ろ盾もあるため、 人員は少なくとも抵抗勢力の中では極めて優秀な部類に属している。 そして、ロビンフッドに限らず、時計機構の支配を崩したいと願う抵抗勢力は世界各地に数多く存在している。 それは巨大な組織やシステムが常に負う宿命。常任理事国の首脳一派にも現体制の転覆を狙うものがいるほど、その立場を疎む存在に溢れている。 しかし、それでも時計機構の揺らがない現実こそ、科学の支配者がどれほど絶対的な存在かを示していると言えるだろう。 なお、このロビンフッドと言う呼び名はあくまで時計機構側が名付けた作戦コードであり...
  • 鋼と鋼が奏でるリズム
    ... 戦闘時のBGMで刻鋼人機達の輝装詠唱時に流れることが多い。 初出は礼と時計機構の尖兵2人の初戦闘時に、ギアーズ側が輝装展開するシーン。 BGMの項目をもっと増やしたいですね。 -- 名無しさん (2017-04-07 21 08 15) 流れる回数が多いからかプレイ後頭の中でループしてた -- 名無しさん (2017-04-21 23 23 19) 名前 コメント
  • ならば導きを与えてみよう。今の彼とかつての彼───その対決と相克。このオルフィレウス、観測したいと心の底から渇望する
    ...ィレウスは四十七体の刻鋼人機達の戦闘映像を閲覧し――ある被検体の姿に目を奪われていた。 ――その名は、秋月凌駕。ずっと彼が待ち焦がれていた、科学の可能性を拡げる特異点となりうる生まれながらの覚者だった。 「やはり、私は間違ってはいなかった。人間こそが無限の可能性を秘めている」 心の底からの歓喜の声。この二百年で初めての希望の微笑が観測者の貌を彩る。 そして凌駕が闘う地方都市に視線を向けたオルフィレウスは、もう一つの星の輝きにも目を奪われていた。 ――もう一つの星、それは“緋文字礼”と名乗る記憶喪失の男。 「……そうか。彼(・)もいたか」 思わぬ拾い物を見つけたかのように、その唇が再び喜悦を描く。 「これは素晴らしい……やり直し(・・・・)でここまで来たか。今度(・・)は特に目を見張るものがある」 「そうか……朋友(とも)を得たかね...
  • 我が拳は我が心の赴くままに
    ...、 ロビンフッドの刻鋼人機(イマジネイター)達の影装詠唱時、影装到達者同士の闘いの場面などにおいて使用されている。 例としては、 エリザベータ√における凌駕の影装の不完全到達時、および最終戦における完全到達時。 ジュン√における美汐とエリザベータとの女の闘い、その後半部。 などが挙げられる。 名前 コメント
  • 烈風斬刃
    ...、電探、赤外線など、刻鋼人機(イマジネイター)の探知性能をもってしても見破れぬステルス性能を誇るが、これはあくまで副次能力。 自己を対象とした姿勢制御用の重力操作は壁に立ち、天井を駆けるなどと言った三次元的な高速戦闘に突入することで真価を発揮する。 物理上ありえぬ角度と方向から襲い来る変幻自在かつ多様な高機動力は、魔法の如き直前での方向転換さえ演じてみせ、多人数を相手取っていると錯覚するほど。 その加速は宇宙速度にさえ達しかねないほどであり、その超加速から放たれる一撃は軽量さを補って余りあるほどの斬撃の威力を持つ。 対する敵手には、何十トンもの鉄枷を嵌めたかのような束縛を与えることも可能。 空力、光学、自重操作など、不可視や超高速のための数多の特殊機能(システム)は本人以外には読み取れないほど。 一対一ないし暗殺において驚異的な優勢を誇り、乱戦などといった状況も問わずそ...
  • 決意をこの拳に乗せて
    ...寄せるロビンフッドの刻鋼人機(イマジネイター)達の戦闘時において、 殲機の新たな段階に到達し、苦境を打ち破らんと猛る場面や、 苦境を前にした仲間に対し、他の仲間達が救援を行う場面など、 比較的多い頻度で使用され、作中の戦闘の流れの移り変わりを演出している。 ロビンフッド陣営に関連した楽曲としては、他にも『鋼の反逆者たち』などがある。 名前 コメント
  • あなたとの友情の為に、彼とは絶対寝ないと約束するわ
    ...。 後に彼が刻鋼人機(イマジネイター)になったばかりの時期、カレンがその護衛役を任されたことで、結果的に二人の距離は接近し、凌駕の側も押し倒してそのまま関係をもってしまいそうになるなど、恋人とまではいかずとも彼らの心は着々と近づいていたようである。 凌駕の行動(選択肢)次第では、カレンが堪え切れずに実際に関係をもつことになる場合も(初めて出会った屋上でおっぱじめ、最後の方はジュンに気づかれるというオチ付きであるが)。 ただ、カレンの基本的な態度は「ジュンの恋を応援する」というもので、 ジュン√、ジュン側でもカレンのために身を引いていたかもしれないという思いを凌駕に吐露しており、こういった面でも短い間ながら両者の築いた関係の良好さを示している……と言えるかもしれない。 ※メタ的な話ではあるが、この選択がジュン√を確定させる上では必須となってくる。 その...
  • ふざ、けんな……何だそりゃ、冗談じゃないんだよ……このっ、反則野郎……!
    ...速度が速すぎるのだ。刻鋼人機の常識や標準を、ゆうに三つは上回っている。 効いていないわけじゃない。ただそれを上回るほど、こいつの中で駆動する永久機関が桁外れていることの証。 それでもと、次に繰り出した左の氷結の拳も…… 『さらに一言───甘い』 出掛かり、初動の段階でもう一方の腕に受け止められてしまう。特筆すべきは、反応速度ではなく……その読みの鋭さ。 正確にして迅速な判断力。凍て付き若干(・・)鈍くなった左腕など意に介してもいない。 鋼の拳を握りしめながら、奴は涼し気に笑っている。 『認識が不足していると見た。鋼の比重が大きいから、見かけ鈍重に感じるから、この程度は通じるはずだと……優しい見通しは止めておいた方がいい』 『それでは、代償の時間だ。痛みを以て学んでくれ』 そのまま凌駕は両腕を掴まれたまま、重圧と共に大地に無理や...
  • 私の望む結果は得られた。故にここで、今回の実験を締め括ろう
    発言者:オルフィレウス 対象者:全刻鋼人機 秋月凌駕と緋文字礼。天然の超越者と再起の生還者。 限界を超えて全力を絞り出し、最後には両者共に爆炎の中に消えた史上初の真理到達者同士の闘い―― その顛末を観測していたオルフィレウスから発せられた言葉は、何の衒いもない称賛だった。 「事前予測(シミュレート)の域を優に超えたな。よもや両者、共に真理へ到達するとは……!」 皮肉も澱みも、その声にはなく。彼ら二人にしか達し得ない境地(レベル)の戦いに対して、本心として褒め称えていた。 二つの真理(イノチ)が交錯した鮮烈な死闘に、個人として喝采しながらも――科学者としてのオルフィレウスは実に惜しんでいた。 「本命のみならず、彼までそこへ到達したこと。疑うことなき僥倖だが…… ああ全く、願うなら諸共我が手元へと確保(・・)したかったものだよ」 故に惜しい、...
  • ……頼む、みんな。もう、兄さんを解放してあげて───お願い、っ
    ...ウスによって語られた刻鋼人機にまつわる戦いの裏側、 そして、これから自分達は彼によって誂えられた極限の戦場で戦うしかないという重い事実を伝える。 誰もが、戦うしかない、逃げられない、“そうするしかないから戦う”という一本道のレール、 自分の戦う理由を口に出せない、そんな重苦しい閉塞感の漂う戦いに言葉を無くしていた……。 沈黙の中、“司令官”としてマレーネは戦うという意志を示す。 支配者・オルフィレウスの台頭を許せないという義務感、 未だ果たせていないネイムレスの破壊という使命感、 何より、ここにいる皆を刻鋼人機の蟲毒という苛酷極まる実験に知らぬこととはいえ、自分が巻き込んでいたことへの責任感…… それら“しなければならぬ”という義務と憤怒とを必死に掻き集めて。 その上で、罪も罰も、苦しみも、自分一人が背負おう。 だから今一度だけ、自分と共に戦って欲しいと凌駕...
  • 女の子に向かって心を見せろだなんて……それって、裸を見せろって言ってるようなものよね?
    ...月 凌駕 刻鋼式心装永久機関を移植され刻鋼人機(イマジネイター)として蘇った凌駕。 放課後、陰で護衛していたカレンと合流し、今後のため自分達の武装たる殲機に関して、彼女から話を聞いていた。 一度話を終えた二人だったが、凌駕は殲機を纏うために必要な“確固たる意思”といったものの感覚が イマイチ掴めないとして、カレンにそのコツを聞いてみようと改めて問いかけてみた…… 「カレンの場合は、どうなのかな?」 「その、心装を纏う時のキーワードみたいなものは。何を強く願って殲機を出すのか、教えて欲しいな」 だが、その凌駕の言葉を聞いたカレンは、 意地悪そうな目付きに変わり、微笑みながら凌駕にとっては予想外の返しを向けてきた。 「あら。それって私の心が見たいってこと? 凌駕くんって結構露骨なのね」 「は?」 「女の子に向かって心を見せろだ...
  • 呪戒黒鎖
    ...質を示すもので普通の刻鋼人機ならば強敵とは成り得ないものだった。 だが、アポルオンは躯体の大半を機械化、さらにネイムレスが備える修復機能を付加された結果、存在するはずだった弱点を補われている。 加えて出力に関しても、ハインケルという人間が死の間際に抱いた怒り、嘆きという余りに強すぎる心の絶叫…… それが最高潮(ピーク)の状態のまま心装永久機関のエネルギーとして供給され、体内の原子炉によってその絶大な出力は維持・増幅されている。 結果、アポルオンという兵器は輝装状態においても、圧倒的な堅牢さと出力を誇る刻鋼人機として完成した。 ――内に渦巻くハインケルの情念を凌ぐ、超人的な精神の持ち主でなければ動かせないという“欠点”を有したまま。 作中においても、操者と敵対者の練度の差、能力の相性といった要素を加味したとしても、 同位階の輝装どころか、影装に到達したばかりの...
  • ヴィマーナ
    ...。 作中では、味方刻鋼人機の輸送や、ネイムレスを乗せての高度からの攻撃といった場面において登場。 影装に到達していないロビンフッドの面々を、その高い空戦能力により苦戦させていた。 コードネームはインド神話における神々を運ぶ飛行物体を意味する。 口ずさむメロディーがしてきそうな -- 名無しさん (2017-05-16 13 04 40) ↑少年のハートか……(襟掴まれてもめっさ表情崩した乱丸 -- 名無しさん (2020-07-25 15 44 17) 名前 コメント
  • 殲機
    ...ll-』の用語。 刻鋼人機(イマジネイター)が心装永久機関の力を用い、刻鋼によって精神を具現化した武装の総称。 幾つかの段階に分かれており、輝装を習得して一人前。影装を習得して超一流と呼べるだろう。 更にその先とも言うべき領域に関しては、理論どころか存在さえも現状認知されていなかった。 作中においても、そこに到達した者は数名のみしか存在しない。 また矛盾の極みとして、超兵器たるこれら殲機の真価とは「武器としての威力」ではない。 それは飽くまでも副産物でしかなく、本質はそれ自体が宿した未知なる超科学の「技術」そのものの方である。 オルフィレウスは、顕現したそれら個々の殲機のデータを蒐集し、自らの更なる研究へと還元していた。 殲機の位階 輝装段階(ファーストフォーム):《起動(ジェネレイト)》 自意識が放つ輝き、即ちエゴを宣誓する決意によって発現する、殲機の第一...
  • 兵士とは、“私”が全うすべき役柄なのだ
    ...人物、 時計機構の刻鋼人機となっていた彼により、エリザベータはギアーズの一員に選抜、 心装永久機関を埋め込まれた刻鋼人機と成ったのである。 だが、その新たな所属先で得た“同僚”は、彼女にとって未知の怪物として受け止められた。 鋼鉄を素肌に直接焼き付けるように、軍人という鎧を生身の血肉と交換したアレクサンドルの徹底した殉教者としての在り方。 “切り替え”も必要とせず、闘争に酔い痴れ恥じる事なく、英雄という幻想に人格の全てを同化したイヴァンの純粋な兵士のみの在り方。 日常も戦場も等しく無価値と断じ、他人はおろか自己の存在すら嘲笑するかのような乱丸の空虚な在り方。 これまで、共に戦ってきた兵達は、エリザベータとは程度の差があったとはいえ、 苛酷な現実への適応、あるいはそこからの逃避のため、似たような“仮面”を被る者が大半であった。 しかし、ギアーズの他の面々...
  • 頂穹械剣
    ...れた輝装。 刻鋼式心装永久機関の可能性を、最も永久機関らしい「限りなく無限大に近い出力」という一点に集約させた殲機であり、 中庸(ゼロ)を求める凌駕と対等にして対極である無限大を望むオルフィレウスの精神力でなければ制御できない。 詠唱 【起動(ジェネレイト)】 認証──我が希求(エゴ)を此処に告げよう 我は真理を刻みし時計なり。我は無限を生ずる歯車なり 我挑むは限界(はて)。我目指すは彼方 この手(て)にもたらせ───世界を切り拓く力を 完遂──素粒子生成 輝装展開開始 【心装】 輝装・頂穹械剣(アルティメット・イグジステンス) オルフィレウスの何が酷いって、心装永久機関にプラスして外付けの零式永久機関運用してることだと思う。ただのイマジネイターじゃ勝てんわw -- 名無しさん (2015...
  • カレン・キリシマ
    ...ロビンフッドに属する刻鋼人機(イマジネイター)であり、時計機構(ホロロギウム)からの脱走者。 作中において、凌駕とジュンにとって重大な意味を持つ女性。 「きっと神様は、全ての人間(ひと)を君のような存在(カタチ)に創ろうとして……そして失敗したんだろうね」 20歳(移植時点)。身長:166cm。11月22日生まれ。AB型。 日米のハーフであり生まれは米国。日本に来たのは本編が初めてだが、日本語は上手い。 そして格好がエロい。 凌駕やジュンとは学校の屋上で出会い親交を深める(凌駕はこれより以前に、美汐と一緒にいるのを見かけた程度ではあるが出会っている)。 その後は、刻鋼人機になったばかりの凌駕の護衛兼お目付け役を担当することとなる。 妙に傍観者的な物言いをし、寂寥めく空気を持っている。 空気のように捉えどころのないミステリアスな性格でふらりと現...
  • 草笛 切
    ...計機構側が有してきた刻鋼式心装永久機関および、最新鋭の兵器である刻鋼人機(イマジネイター)の運用データを契約対価として、 平時においては資金面(そのほか情報、装備面等でも)、戦時においてはオペレーターとしてマレーネや凌駕達を支える。 「いやいや礼クン、大きいことはいいことだよ? この世の大半は、大型化して地力を上げればゴリ押し通るんだから。女性のおっぱいみたいなものさ」 「あら、お尻がスースーして解放感あるね。ノーパンもたまにはいいかも」 「そーそー。本番前の前戯は大事だよん?」 外見はズボラっぽいが大人の女。 眠そうな半目、気だるそうに、さらりと身も蓋もない事実を語る冴えた人物。 ただ、他のものに関しては不明だが、珈琲に関しては物語当初からヤバイ腕前である様子 マレーネを初めとして、凌駕や他のヒロイン達に対しても、 揶揄っているのか、本...
  • 舞い降りる絶望の報せ
    ...立場が取り払われ、各刻鋼人機(イマジネイター)が胸に抱いた信念に従って激突するマレーネ√において、その両者による死闘の中でもこの楽曲が使用されている。 個人的にはアレクサンドルのテーマ -- 名無しさん (2017-06-10 12 15 06) アポルオンで煽ってる時のテーマなイメージだわ -- 名無しさん (2020-05-09 20 24 40) イヴァンのネイムレス戦のイメージが強いわ。 -- 名無しさん (2020-09-12 16 33 44) 最初はすげえ強くて怖い敵と戦ってるイメージなんだけど、グランドルート見るとイドと向き合ってるイメージの曲に感じてくる -- 名無しさん (2021-06-12 11 55 13) 名...
  • ヴァジュラ
    ...火力と装甲だけならば刻鋼人機(イマジネイター)のそれにも匹敵する。また、短時間ながら単独の飛行も可能。 基本的に複数機での同時運用が行われており、足並みの揃わない凌駕達を翻弄するが、美汐の輝装によりコントロールを奪われる場面も。 コードネームはインド神話における神々の用いる破壊兵器を意味する。 超時空生命体しかでてこねぇ…… -- 名無しさん (2017-05-16 12 07 51) 俺はアラガミの方ですね… -- 名無しさん (2017-05-16 22 46 41) ヴァジュラ・オン!ヴァジュラ・オン!ヴァジュラ・オン! -- 名無しさん (2017-05-18 22 07 10) ↑時は今千年の呪縛は破られたんですね…… -- 名無しさん (2020-07-20 19 32 46) ...
  • 戯兵采配
    ...記述等によれば)他の刻鋼人機の躯体の修復・点検などのメンテナンス機能も保有している模様。 「個人の能力とか粋がっちゃっても、どんだけ優秀な奴でも、文明の利器には到底敵わない。 腹ダルンダルンの中年親父でも、新型爆弾さえあればチャンピオンでも楽勝だろ?」 「自分も他人も何もかも、この世にあるモノみな総じて大した価値はない」という手前勝手な哲学。 「自分に大した価値はないんだから、出来る機械がそれをやればいい」という乱丸の諦観・達観から形作られた能力である。 「自分が強くなるだのどうだの、そんなことは所詮無価値な自己満足じゃん? 鍛えて足掻いてどうにかなるのは、最初から資格のある奴だけさ。 努力最高。頑張れ必ず報われる。そんなことは思い上がりで、才能のある強者だけが可能なんだよ」 『なあ、あんたら悪の組織(・・・・)と戦うヒーロー(・・・・...
  • 見切ったぞ、こう造るのだな。貴様らは
    ...具体的には翠星晶鋼に刻鋼式心奏永久機関の機能を上乗せして、星辰奏者と刻鋼機人のハイブリットぐらいは作りそうだ。 -- 名無しさん (2020-07-17 22 07 46) 見つけたぞ、ここで女神とシているのだな。我が愚息よ。 -- 名無しさん (2020-07-17 22 11 36) ↑↑書いた奴だけど、神祖は全員真理到達しそうな気もしないではない。というより到達「してしまう」存在といった方が近いのだろうか。 -- 名無しさん (2020-07-17 22 12 41) ↑グレンファルト以外はメンタル真理に行けるぐらい強くないからなぁかと言って振り返るのもできないし -- 名無しさん (2020-07-17 22 35 44) (∴)見つけたぞ。こんなところにいたのか、お前 -- 名無しさん (2020-07-17 22 38 21) まあ、弱点を潰...
  • 所詮、叶わぬ片思いだってのも分かっていたさ。だから、振られた俺が闘争を挑むべき相手はあんたじゃねえ―――
    ... マレーネ√……刻鋼式心装永久機関、そして刻鋼人機の真実を明かし、今回の実験の最終段階として、無差別に人機同士で“殺し合え”と告げたオルフィレウス。 そして、彼の操るネイムレス、アポルオンにより、 機械神の嫌悪する乱丸、そして確固たる芯を持たないエリザベータの二人は、その戦場から離脱させられていった……。 『さて、君たちに関しては期待している。よって、このアポルオンを用いるまでもないと判断した』 『何故ならば、君たちこそは生粋の戦士であるのだから。闘争の何たるかに掛けては、門外漢の私などよりよほど深くその本質を理解している事だろう』 『───では、真理の頂にて待っているよ。済まぬが私には、先約があるのでね』 そんな事を告げ、仮面の代行者はイヴァン、アレクサンドル両名を残し、悠然と歩み去っていく。 どこまでもこちら(現場)の事情を斟酌しない“...
  • よう、どうしたよ木偶人形……痛感したろ、気分はどうだい?
    ... 活動源たる三基の刻鋼式心装永久機関が的確に貫かれたという結果が、鋼鉄の合理性についに罅を刻む。 「グッ、カハッ……覚えとけ。お利口ちゃんな機械風情が、 人間様の大馬鹿を読めるものかよ。なァ、そうだろうが」 そう、先程までネイムレスは相討ち程度(・・・・・)の結果ならば読むことができていた。 オルフィレウスから打ち込まれた情報、これまで学習してきた情報から総合し、人間とはすぐ諦めたがる(・・・・・)生き物だと判断した。そして死に様を飾りたがろうとする行為も、知った上で対策していた。 この状況で、自らの背後に対象の主兵装が墜落したという情報を確認した時から、それ(・・)を狙ってくるであろうと理解していた。 故に、殲滅には捕食という確実な手段を選んだ。抵抗の力を完全に奪い去り、万全に標的の排除を終えようとしていたはずなのに…… イヴァン・ストリゴイは...
  • Zero Infinity -Devil of Maxwell-
    ...、轟け鋼の咆哮よ 刻鋼式心装永久機関・起動(ジェネレイト) あらすじ 20世紀───世界は "神秘" を見放した。 全てを、科学の名の下に。  科学(ちえ)の大樹は時計(かれら)の手に。 新たな科学(かみ)に膝折る有象無象の衆愚共。熟れた果実を待ち焦がれよ。 涎を垂らし、家畜となって口を開け、与えられた施しを貪りながら踊るのだ。 1960年代。人類がその夢を、可能性を、科学という信仰へ無邪気に託していた光あふれる時代。 未来へ馳せた数多の科学幻想が世界全体に蔓延る中で、人知れず人智を超えた科学技術と、それを管理する存在があった。 無限に尽きぬ力の鼓動……永久機関。 鋼の心臓を体内に有する、一騎当千の機兵……刻鋼人機(イマジネイター)。 そして、それらを擁する時計機構(ホロロギウム)という謎の組織。 構...
  • アポルオン
    ...併用の可能性の探求、刻鋼人機(イマジネイター)製造上の死後経過時間の問題および精神上の問題の解決、 そして擬似的な死者蘇生の実現可能性を検証するものとして、機械的な動力炉と心装永久機関とを組み合わせた、一体の半人半機械(サイボーグ)戦士が完成した。 しかし、それは求められた要望を満たす存在にはなり得なかった。 初回の起動実験においても、衝動のまま暴走して実験を担当していた研究者らを血の海へと沈めており、 その後、 「残留思念ゆえに単一の行動規範のみに執着し、汎用性は皆無」 「ネイムレスより強力だが、純正機械ほど扱いやすくない」 「死者蘇生という観点でも、生前より不完全な精神しか持ちえない」 といった問題点が次々と明らかとなり、機構の研究者からは失敗作として認識され 分解処分か、他の実験によって使い潰されて終わるという末路を辿るかにみえたのだが…… ...
  • 勝てぬよ。ああ、それでも出来れば足掻いてほしい
    ...関の創造主、始まりの刻鋼人機(イマジネイター)はついに、その真理段階の姿を露にする。 それは、原初たる最強。 いまやオルフィレウスは、人を超え、刻鋼人機を超え、機械神どころか神話に現れる、裁きの剣を構えた魔神の如き威圧と姿を備えていた。 あらゆるエネルギーを把握し、掌握するという機能を有した真理段階の凌駕であっても、目にしただけで圧倒され吐き気を催す程の異常な状態。 全身が素粒子化、無限の力(∞)そのものと化した存在がそこには在った。 そして、オルフィレウスはその威圧に圧された凌駕に対し告げる―― 『勝てぬよ。ああ、それでも出来れば足掻いてほしい』 『最後まで折れず朽ちず諦めず…… どうか私に敬意のまま刻まれてくれ、秋月凌駕』 オルフィレウスとカグヅチの能力って、こうして見ると同一ですね -- 名無しさん (20...
  • 黒影罪牙
    ... その能力は、刻鋼人機(イマジネイター)が武装展開のために使用する素粒子創造(パーティクル・クラフト)機能をより発展させたもの。 漆黒の甲冑内部で、素粒子を生成した後、周辺大気中に散布。 それを使用者の思いつく限り(・・・・・・)のイメージに従って、自在に結合、凝縮させ、質量をもった幻像を創造することを可能としている。 まさに千変万化。攻撃の多様性という点から言えば、間違いなく作中の能力においてもトップクラスに位置する。 これ以上に打てる手数の多い殲機は時計機構(ホロロギウム)の歴史においてもそうは見当たらないほど、とされている。 「よくやるぜ……素直にそう思う。変幻自在と言えば聞こえはいいが、無形ってのは厄介だよなァ。応用力が高すぎる」 「闘争においては特化型の方が断然有利だ。用途の決まった獲物の方が、戦場だとより役に立つ」 「しかもだ。思い描いただ...
  • 夢も現も、幻装に舞う連鎖なり
    ... 外見上は、全身に刻鋼が追加され、中でも表情を覆い隠す白い仮面が特徴的である。 その能力は、確率量子投射(クォンタム・ロード)――素粒子創造(パーティクル・クラフト)の究極系とも言うべき代物であり、 「あらゆる可能性世界」に観測域を拡大、手に入れた情報を設計図として正確に平行世界の存在と出来事を再現する機能である。 礼は観測した「この時間、この場所で在ったかもしれない現象」の内から適切なものを自由に選択、放出した素粒子によって 影装段階と同等の強度をもつ幻像を創造(しかも同時に複数体を創れる)、それらを一種の自立兵器として扱うことを可能としている。 影装状態において存在した、幻像生成のためのエネルギー消費効率の劣悪さという欠点も、 真の意味での永久機関と化した刻鋼式心装永久機関から常時供給される素粒子によって完全に克服されている。 また、影装段階での基本戦法...
  • 不利益を被らせたこと、これでも真に申し訳ないと感じているよ。頭を下げよう。どうか、これで納得してくれないかな?
    ...…… 味方のはずの刻鋼人機達に対しても、彼(・)が理解不能な言葉(呪詛)を吐き影装で無差別に攻撃を加えるという非常事態が生じていた。 乱丸の歩行兵器は全滅、エリザベータの雷撃もイヴァンの荷電粒子砲も、等しく重力崩壊の孔の前に掻き消され、消耗を強いられ続ける。 捕獲した反抗勢力の少女の発言から、アポルオンの素体が彼女の兄であるらしいという事実。 何らかの意図を以て強権を使い出撃してからの、この突然の暴走。 実働部隊指揮官のアレクサンドルは冷徹に目の前の現実を観察し、呟く。 「作為、か」 運命などという言葉を彼は信じない。この世において神や英雄と等しく、唾棄すべき言葉と考えている。 故に、この状況は何かに仕組まれていると、そこまで理解してはいたのだが…… 己が全力で鎮圧を図った場合、自爆等により艦ごと周辺一帯が吹き飛ぶ可能性が消えない以上、技術流出防止...
  • グラーフ・ツェッペリン
    ...よって、主戦力となる刻鋼人機(イマジネイター)を整備可能な拠点として完成した。 その内部には、上述したメンテナンス用設備の他、現代の巡洋艦並の電子装備や(正確な規模は不明だが)複数の人員を収容可能な居住施設が設けられている。 また、このほか指揮官のマレーネやオペレーター役の切の戦場での活動拠点であり、戦場への兵員輸送を行う為の戦闘装甲指揮車『レオパルト』一輌を格納している。 基本的には、内蔵された装備による光学迷彩(ステルス)が車両全体を覆っており、 巨体でありながらも、一般人の視界に入ることはまずない。 内部の設備の使用、管理、維持に関しては、ロビンフッドの人員事情も考慮し 設計段階から、未来的技術を用いた機械制御が行われ、少数人員によって運用可能にされているとの事。 日本国内への搬入に関しては、米国側代理人の切の有する在日米軍とのパイプが利用されたとさ...
  • ───どこへ行くつもりかと訊いている
    ...能わない。 刻鋼人機の速度限界すら遥かに超えているのではないかという矢継ぎ早の攻撃。 それらを視認することさえできず、喰らってからようやく認識できるという有様。 抵抗の動きを見せようとした初動の瞬間、狙い打たれて地に叩きのめされる事態が連続する。 「なるほど」 幾度も地を舐めさせられる凌駕を、言葉とは裏腹に興味など欠片も示さず睥睨する指揮官(アレクサンドル)。 「ストリゴイの評価は正当であったらしい。確かに、おまえは降伏などしないのだろう」 「英雄のように高潔だな。故に苦しみ、故に潰える。心の素質を恨むがいい」 淡々と、事務処理のようにそれだけを告げて、再び豪拳が襲いかかるのだった。 実際は限界速度を超えているんではなく、徹頭徹尾先の先をとって知覚させてないだけなんだけどな むしろその方がすごいんだが --...
  • それだけの価値が、それを出来るだけの力が……人であったアレクサンドル・ラスコーリニコフになど、有るわけがないのだから
    ...る」 「何が刻鋼人機(イマジネイター)だ。何が完全無欠の兵士だ。何が実働部隊(ギアーズ)の隊長だ……笑わせるなッ」 「哭(な)いているんじゃないか――おまえは」 己の力を世界の歯車(ことわり)の音と呼び、完全な機械(へいし)たるべく自己を律しようとするアレクサンドルこそが…… 殺戮の歯車に磨り潰された、ほんの小さな嘆き、悲しみさえ聞き逃したくはなかった――と、絶えず魂を震わせているという真実。 「こんなもので、自分の言葉を代行させるなッ。やるならおまえ自身の口で、叫んで吼えて吐き出せよ!」 「だから希望に耳を傾けろと? くだらない」 「単純な力による前進」を掲げ求道者としての決意を選んだはずが、「得た力で結局は破壊を成している」兵士(はぐるま)としての在り方に絶えず矛盾を突き付けられ…… 秩序と祈りの狭間で苦悶する、自己を裂...
  • 天頂の星を目指して
    ...。 しかし、刻鋼人機の力を失っていたことで、徹底的に蹂躙された果てに実質生身の状態で宇宙空間に放り出されてしまう。 そんな絶体絶命の中で、彼が命を託してくれた礼と心身を融合させ、 機星の加護を振りほどき、最後の詠唱を開始していく場面においてこの楽曲が使用されている。 世界の刻、我が掌と対になるように時計の音から始まり、ラスボス戦って感じがしてよかったなぁ -- 名無しさん (2017-06-10 21 34 56) 鋼のzeroinfinityのアレンジだからな両方。盛り上がらない訳がない -- 名無しさん (2017-06-10 22 00 34) OPのアレンジだったのか……気付かなかった…… -- 名無しさん (2017-06-11 01 24 08) この曲のイントロはOPのサビ前とほぼ同じ -- 名無しさん (2017-06-1...
  • メンコ
    ...の時の礼さんはすでに刻鋼機人である。当然、身体能力は一般人以上のはず。そんな礼さんのメンコをすべて毟り取った子供たちとはいったい何者…? -- 名無しさん (2017-06-30 21 31 24) ↑メンコ自体の性能に差があったんだろう。多分 -- 名無しさん (2017-06-30 21 34 17) 何気に礼さんのメンコ取り戻したシーンで凌駕さん、自身の意思力で凝り固まって踏破してしまうようなのも困り者って言ってるんだよな。そういう意味でも光の奴隷とは相容れないタイプと言える訳か。 -- 名無しさん (2017-07-13 12 24 35) ペーストした衝撃でひっくり返そうとする糞眼鏡と地面を隆起させてひっくり返そうとする本気おじさんのメンコ勝負…… -- 名無しさん (2019-12-28 09 19 32) ↑改造大好きおじさんは加えて劇中の子供た...
  • 第零式永久機関
    ...オルフィレウスという刻鋼人機(イマジネイター)と直結した時にこそ最大限に発揮される。 永久機関の何たるかを知り尽くした創造者に奉仕するその無限大の力は、まさに真の永久機関と呼ぶに相応しいものがある。 また、現代の遥か先を行く科学の叡智を詰め込んだ時計機構(ホロロギウム)のデータベースとしての機能も兼ね備えており、 さらに、マレーネ√終盤で実行されたように、全ての心装永久機関の動作を制御、オルフィレウスの意思で自由にその機能を停止させることさえも可能である。 ジュン√の決戦時、真理段階に達した凌駕によれば万が一これに秘められた超々高密度のエネルギーが地表で解放された場合、日本が地図から消えるほどの大破壊が齎されるとの予測を立てている。 + さらに── ...
  • 遅れがちな反抗期とは、草葉の陰で泣いていよう。せめて君だけは懐かしまねば、ああ、彼の記憶はいったいどこへいくのかな?
    ...ュン√、八紘市全体で刻鋼人機(イマジネイター)以外の常人を昏睡状態に落とした力の発信源を突き止めるため、 敵の待ち構えているであろう電波塔へと向かった凌駕とジュン。 そこには、攫われていたマレーネと乱丸の操る兵器が待ち構えていた。 かつて輝装段階(ファーストフォーム)で対峙した際、戦闘経験の無さ等の問題から手こずった相手ではあったが、 影装段階(セカンドフォーム)に達し、さらに心身に深い結びつきを持った二人は、彼ら自身も戸惑うほどあっさりと(・・・・・)それを破壊する。 急速に「強く」なった自分達自身に対し複雑な思いを抱きながらも、マレーネの身柄を奪還した凌駕達。 しかしそこにマレーネの兄であるハインケル、いや謎の意思に操られるアポルオンが、 ギアーズの指揮官にして機構最強の刻鋼人機・アレクサンドル、主の意思に忠実な猟犬・ネイムレスを従え現れる。 ...
  • 退がれイシュトヴァーン───私が制圧する
    ...ドルが相当な力を持つ刻鋼人機(イマジネイター)だという事は示唆されていたが、 果たしてその実力は如何なるものなのか、物語の中における初の相手、ネイムレスとの激突でその一端が明らかとなる。 彼の輝装の全貌が明らかとなるのはまだ先の話であるのだが、 単純に力に関する能力値上では大きくアレクサンドルを引き離す無名の機兵(しかも強化の余地アリ)を、ネイムレス側の学習が完全ではないとは言え、たった二発で行動不能に陥らせるというのは、やはり膨大な戦闘経験(データベース)を積み上げた『英雄』たる彼の殺戮技巧が成せる神業とみるべきだろうか。 直前までネイムレスは、その強すぎる膂力と凄まじい反応速度でエリザベータと凌駕、礼、そして乱丸と美汐に操られる歩行兵器を完全に圧倒。 歩行兵器は一瞬の交差で空を舞う鉄屑と化し、機人達から攻撃を集中されようとも、 僅かな損傷も負う事無...
  • 心臓庇って腕一本捨てやがった!
    ...だの人間である凌駕に刻鋼人機(イマジネイター)であるイヴァンの動きは全く捉えられず、何をされたのかもわからないまま天井に激突しそのまま落下。 落下地点にはイヴァンの鉄爪があり、そのままでは確実に死んでしまう。 その極大の死(マイナス)を中点(ゼロ)へと戻すにはどうすればいいのか。 という絶体絶命の状況を、凌駕はなんの躊躇もなく左腕を犠牲にすることで回避。 しかも凌駕はこの行為を『走るのに邪魔だから上着を脱いだ』程度の躊躇いのなさでやってみせた。 いくら命が危ないとはいえただの民間人にこんな真似が簡単にできるわけはなく、秋月凌駕の異常性の一端が垣間見えるシーン。 そして、続くエリザベータの突進からも礼を庇いなおも立ち向かおうとする少年に、イヴァンは荷電粒子砲を起動させつつ告げる――― 「――確信した。今日は、最高にいい日だ」 「認めるぜ...
  • マレーネ・フランケンシュタイン
    ...─── ようこそ、刻鋼人機(イマジネイター)・秋月凌駕よ。科学幻想が支配する、この時計に定められた鋼鉄の箱庭(セカイ)へ」 「貴様が、そんな(・・・)だから……あの人(・・・)みたいに優しくするから───」 「刻めッ! 我が名はマレーネ・フランケンシュタイン! 貴様を破壊する事を、この命の宿業(さだめ)とする者だ!」 本名:マレーネ・ヘルツォーク。 身長138cm。3月1日生まれ。AB型。 元は時計機構の一部門に属していたヘルツォーク家の人間であり、幼いながらその科学者としての才能は卓抜している。 現在名乗っている「フランケンシュタイン」の名はネイムレスという科学技術の暗黒面を創造し、 制御することができなかったという、過去の罪を象徴した誓いの自称であり、同時に亡き兄から託された使命の証。 「あの炎の中で拾ったこの命に、人と...
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