大義、宿願、我に有り。黙して認めよ、人と時計は共生関係を締結した

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  • 大義、宿願、我に有り。黙して認めよ、人と時計は共生関係を締結した
    ...現実。 「大義、宿願、我に有り。黙して認めよ、人と時計は共生関係を締結した」 思い知らされたよ……秋月凌駕は子供(ガキ)だった。ただ幼く、希望を信じて青臭かった。 人間に対する希望で目が曇り、こんな簡単なことにすら気づけなかった。 マレーネルート終盤。凌駕は親友との対決を経て刻鋼人機(イマジネイター)としての力を使い果たし、丸腰に等しい状態でオルフィレウスと静かに対峙する。 もはや力のない凌駕が身一つで自らの居城に現れた理由が、非暴力を示した上での対話だと悟ったオルフィレウスは、 人類文明の先導者になるという己の選んだ道と、心の弱い今の大衆が行き着くであろう遠くない未来の姿を確信と共に口にする。 それは先天的強者であるオルフィレウスから見た、科学に対し異常な信仰を捧げる有象無象の弱者への落胆と失望だった。 「連中の言い分は揃って...
  • 台詞/Zero Infinity
    ...験を締め括ろう」 「大義、宿願、我に有り。黙して認めよ、人と時計は共生関係を締結した」 「この身には成したい夢と理想が在るから!!」 「なんだ、その視点と考え方は。君らの方が、私よりよほど神に近いではないかッ」 「我が朋友は無謬の歯車、それのみよ」 「私は結局、人類を愛してなどいなかったみたいだよ」 イヴァンさんとオルフィレウスしかまともな台詞の項目ねえ... -- 名無しさん (2016-11-11 11 33 38) 主役なのに台詞がない凌駕君ェ…… -- 名無しさん (2016-11-11 13 49 32) 増えたと思ったらすごいの来たな・・・。味方勢初台詞がこれかよ・・・。 -- 名無しさん (2016-11-12 20 08 11) ↑メ・・・メンコがあるから・・・・・・ -- 名無しさん (2016-11-12 21 12 29) ↑・・...
  • パトリシア・フォン・クイーングラス
    ... ↑2オルフェウス「大義、宿願、我に有り。黙して認めよ、人と時計は共生関係を締結した」 -- 名無しさん (2020-05-12 22 14 24) ↑お前は人を歯車に見立てて殺殺転転コロコロするのが好きなだけだろうが -- 名無しさん (2020-05-12 22 45 07) マスコットだと思ったら聖女だった -- 名無しさん (2020-05-15 20 22 50) 聖人枠でいくとヴェンデッタ:ミリィ トリニティ:ブラザー ラグナロク:パティになるな。男にして癒し枠にして聖人なブラザーは神 -- 名無しさん (2020-05-15 20 30 54) ぶっちゃけアンジェリカ、ラグナよりパティの方が優先度高いよね -- 名無しさん (2020-05-15 20 35 33) アンジーがパティを巻き込ませないようにしているのを気づかないでいるお気楽娘...
  • 至高腐界
    ホモニティ ヴァルゼライドガチ勢 光の英雄、クリストファー・ヴァルゼライドをアブないレベルで崇め奉る三バカ、 ガニュメデス、ファヴニル・ダインスレイフ、ギルベルト・ハーヴェスの通称。 その輝きに魅せられた者たちは、手を伸ばそうが決してその手に掴めない存在と判っていながら、それでも追いすがらずにはいられない。 ―――至高腐界(ホモニティ)は、此処にある……! 結果としてその非現実さゆえ、直接間接の差はあれど、大抵周囲に尋常でない迷惑を齎している。 というか『シルヴァリオ トリニティ』の問題って大抵総統閣下が原因 →天葬せよ、我が守護星──鋼の光へ進むために!! さぁ! 新たなスフィアの覚醒だ!! 今、この世界は全てが嘘だ! 嘘だらけだ!!! だからこそ、僕たちが真実って奴を見せてやるよ! 絶望という名の真実をな! 三相男神の御名におい...
  • カグツチ
    迦具土神 CV:どてら4号/四宮豪 『シルヴァリオ ヴェンデッタ』――帝国の暗部で進められる謎の計画、その黒幕。 作中では主にセントラル地下、フラスコの棺の中心に浮かぶ半壊した人影として登場するが…… 静謐な言葉の奥に秘められている意思は、恒星にも等しい情熱で、まるで不滅の烈火のよう。 炎のように常時輪郭を変えながら、その本質は一貫して揺るがない。 あらゆるものを踏破し、輝く未来を求めて燃える大志。 それはあの光刃を振るう英雄のように……共に超常の精神を宿し、絶大な意志力を持つ。 惑星の主にして大和(カミ)の生んだ眷星神。 『 “勝つ” のは、己だ 』 その正体は第五次世界大戦末期に生まれた人型人造兵器。 当時の日本軍タカ派が生み出した初のアストラル運用兵器であり、その試作型『迦具土神壱型』として生み出された。 その製造目的...
  • 認めようじゃないか、名も無き英雄。お前は奴の後継でも、まして模造品でもない。
    発言者:ファヴニル・ダインスレイフ 対象者:アシュレイ・ホライゾン 愛の力による覚醒というあの日仰ぎ見た孤高の光とは全く違うが勝るとも劣らない輝きを目にしてのファヴニル・ダインスレイフの台詞。 最高だぜホライゾン!お前が本当は出来る子で俺は心底嬉しいぜ!!! 愛の力による覚醒を遂げたアッシュとミステル。そんな二人の輝きが、“絆”という宝が眩しくてたまらない。 どれだけ本気を出しても壊れず折れずひるまず立ち向かってくる宿敵よ。その美しい絵空事(・・・・・・)が愛おしくてたまらないのだ。 こんな展開をずっと自分は待っていたのだと宝を欲する強欲竜は歓喜の咆哮をあげる―― 「最高(、、)だ、てめえら!やっと本気になってくれたなァ、嬉しいぜ!」 「ああ、俺は彼女を愛している。この力はただそのために」 「誰よりも、何よりも、大切だと想っているから───立ち...
  • これぞ運命、などと決め付けるには早計すぎるぞ幼子よ、立ち向かってみるがいい。見出してみよ、己が意義を。
    発言者:《伯爵》 対象者:トシロー・カシマ アンヌの家族含め、通常の人間の命を奪い続けた“掟破り”の「三本指」を断罪すべく、 磨き上げられた同田貫の一振りを携え夜の街を進むトシロー。 そんな彼が目撃したのは、一撃で心臓を貫かれた犯人の骸と……殺害を実行した圧倒的な威圧感を放つ謎の縛血者(ブラインド)の姿であった。 一度も顔を合わせた記憶などないにもかかわらず、その巨大な存在感を、姿を、《伯爵》という名をなぜか知っていたトシロー。 こちらを観察するような視線を向ける《伯爵》に対し、近づかれるだけで隔絶した力の差を思い知らされながら…… それでもトシローは、己は“夜警”にして、公子に仕える一振りの剣であると宣言し、法に背くおまえを裁くと確たる意思を示す。 ―――自身でも驚くほど強い熱情が、死への恐怖、不信や葛藤をねじ伏せて、これこそ己の理想だと言葉を紡がせるのだった。 ...
  • 時計機構
    ホロロギウム 「天に浮かぶ運命(とき)の星座、時計機構(ホロロギウム)に揺ぎ無し──!」 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』の用語。 実体を掴めないほど巨大な、全世界の科学技術を管理する謎の組織。 その歴史は古く、正確な年代は不明だが、世界が自然への畏敬よりも"科学"という神を頂くようになった時代には既に存在していたことが確認されている。 新法則の発見から実用化、普及までを時計の如く正確なスケジュールで管理し、また維持し続けていることからその名で呼ばれている。 その実体はもはや一つの仕組み(システム)であり、大国や小国問わず、果ては民間の街工場にまでその意思は及んでいる。 本拠地と呼ばれるものは存在せず、科学信仰に根付いた研究機関の超巨大複合体と、それを管理運用する法(ルール)によって成り立っている、姿無...
  • 私がみんなを連れていくわ───愛で満たされた、新しい世界に
    発言者:『魔女』 『ああ、痛いわ───私(あなた)の生み出す絶望で、今にも胸が張り裂けそう』 ノーマルルート、無名の魔女(ヤルダバオト)が宿願を叶え、この上ない喜悦と共に告げた言葉。 そして同時に、十字架にて刑死した救世主の理に代わり、彼女の信じた「愛」の理が世界に流れ出し、塗り潰したという勝利宣言である。 至門の命を狙った彰護は遂に目的を果たせぬまま斃れたが、人として大切なものを取り戻せた事に安らぎを覚えながら、その生涯を終えた。 標的だった至門もキャロルにトドメをさされ死にゆく中、「報われた」少女と虚しく取り残された我が身を比べ、哀しさとも妬みとも判別し難い想いを抱いて死んでいった。 そして……彰護の命を賭けた献身により命を救われたキャロルは、ただ喪失の事実に震えていた。 自らを道具として扱ってきたはずの男が残した、死の間際の一片...
  • さあ、時計の針を進めよう
    発言者:オルフィレウス 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』のキャッチコピーとも言える、ラスボスにして科学文明の神たる超越者オルフィレウスの台詞。 彼の真たる願い、科学というものに憧憬を抱いたきっかけ、時計機構(ホロロギウム)という組織を作り上げた理由それらが全て込められた宣誓である。 「科学の到達点とは即ち、可視化された人間の想像力と可能性の究極と同義である。 永久機関という無限動力を手にする事で、人類は自身の可能性の最大値(・・・・・・・)を極めるはずだった」 始まりは彼がまだ超越者となる前、ただのヨハンという一人の少年だった頃。 古びた時計の歯車、それが科学的に動く様が好きで、その秒針が止まらなければ良いと思った。ずっと歯車は回っていて欲しいのだと。 そうして「科学」というものに憧れた生まれつきの超越者はその...
  • 時計の尖兵! 法の走狗! アレクサンドル・ラスコーリニコフ、ここに参上!!
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』発売5日前、「男の」「男による」「男だらけのカウントダウン」後半…… 部下であるイヴァンの(本編通り)キレッキレな発言が場を温めて、それに乱丸が大爆笑しつつも若干引き気味の反応を見せる中、 最初のタイトルコール以降、アレクサンドルは一言も発せず沈黙していた……。 だが、乱丸が「少佐は何か無いの?」と話を向けた際、 アレクサンドルが僅かに思案した後、流石のプロの組織人としての切り替えを見せ「カウントダウン用のリップサービス」という事で発したのがこの台詞である。 この男ノリノリである(part2)。 下の本人発言にも記しているが、彼自身としてはこういった展開はないと言っている。 確かにこうした流れそのままの展開は一切ないが…… ただ、実際にプレイし...
  • 俺にはあんたなんかの命より、惚れた女の命の方が大事なんだ。さっさと消えてくれよ
    発言者:暮坂 照 対象者:天願 壮吉 開き直り覚悟を決めた天願の叫びに対して彼と今の自分は同じだと考える照。 肉体さえ持たない、地磁気に記録された情報(ゆうれい)である照。 ある男の死とともに生まれた、多重人格(バグ)に過ぎない天願。 どちらも一個の命と呼んでいいのかさえもわからないあやふやな存在…… それでも、何かをしたい───したくないという感情はある。 その感情が命じゃないと言うならいったい自分たちはなんだというのか? その答を知りたい照は、自分の中にあるたった一つの答を。 それを問うべき相手にぶつけながら歩み出す。 「駄々をこねんなよ、オッサン。死にたくねーのは誰だって一緒だろ。あんただけが特別じゃない」 「俺にはあんたなんかの命より、惚れた女の命の方が大事なんだ。さっさと消えてくれよ」 このDEADDAYSを...
  • 夢から覚めろよ。おまえの下には、血だまりの足跡がずっと続いていたんだ……なら、続きを始めようぜ。三本指
    発言者:アイザック・フォレスト 対象者:トシロー・カシマ シェリル√……ある決意を固め霧の街を歩むトシロー。 そんな彼を突如として裁定者(テスタメント)が襲い――銀の呪いに苦しみつつも怪物を撃破したものの、トシローは意識を失い倒れてしまう。 ……トシローが再び目覚めたのは、以前ニナを救うため叛徒と戦った『ツィミーシィ』。 そして、その身を助けたのは─── 「ヒーローってのは、死体が見つからない時は生きてるものと相場が決まってるのさ」 『カサノヴァ』と運命と共にしたはずの友、アイザックだった。 初めこそ、バーテンダーとして軽口を叩いていた頃と変わらぬ彼であったが、 やがて表情を引き締め、伝説の同族殺し(カニバリスト)・三本指(トライフィンガー)の正体が、トシローであることが暴かれたと告げる。 自分を助けることの危険を説くトシローに、アイ...
  • つまり、何処までも私闘の域に過ぎんだろうよ、笑わせる
    発言者:チトセ・朧・アマツ 対象者:クリストファー・ヴァルゼライド 「普遍の大義など、最初から何処にも無いのだから」 チトセルートにおいて、総統を討とうとするチトセ。 聖戦の為に闘うという総統が、チトセに対し、私を押しのける理由は何だ。それを上回るほどの義がどこにあると問い、 それに対しチトセは、ただ一人の男のために闘うと言い放った。 よもや男のためかと、完全に予想外だったその言葉を、しかしヴァルゼライドは真摯に受け止める。 「慮外だったが是非は問うまい。評価すべきは、それをもって己の芯と定めた覚悟の強さにあるだろう。 だがしかし、その上で言おう。俺は負けん。我が前進を阻むには些かも能わんよ」 しかし、それに対してチトセはさらに、お前も同じだと言い放った。 国のため、民のため――そうは言いつつも、そういったものをまとめて、結局は、自分がそうし...
  • おかえりなさいっ
    発言者:マレーネ・ヘルツォーク 対象者:秋月 凌駕 最後の闘いが終わり、一年の時が流れた。 あの日星空を見上げた者達は、鋼の時計が刻む無機質な鼓動より解き放たれ、 “彼ら”が伝えた、『等身大の自分』…その鼓動を感じながら、 各々、取り戻した日常を守り、あるいは新たに歩む道を模索していた。 それは、幼くして剛くあることを強いられつつも、優しさを取り戻せたマレーネという少女にとっても同じであり―― 今の彼女は、非凡な科学者としてではなく、高嶺と共に、学園生活の時をゆっくりと過ごしていた。 そんなマレーネは、今日も仲間の一人……元の肩書を消され、ただの学園の一保険医となった切の元に足を運ぶ。 「まったく、お昼の度に毎日こんなとこ来てちゃ、友達も出来やしないわよ?」 「む、友人ならいるさ。それより私が訪れてやらないと、保険医が寂しかろうと思っ...
  • 我は一振りの刀にて、主君を守る誉れ高き武士と成らん
    発言者:鹿島杜志郎 「俺は……君にこそ仕えたい」 トシローがまだ人であった時、少年の時分から持ち続けていた理想像にして、今なお彼の裡で燻る未練。 過ぎ去りし日々―― 一人の少年は、眠りに落ちる泡沫……稽古で潰れた手豆を握りしめながら、“こう在りたい”と願う未来の姿を思い浮かべていた。 “我は一振りの刀にて、主君を守る誉れ高き武士(もののふ)と成らん” それは、子供の見る夢であったが、同時に彼にとって何よりも貫き通したい理想だった。 道場にて木刀を手に、汗水を垂らす時間が心地良かった。手の皮膚が厚みを増し、剣筋が切れ味を増していく瞬間が誇らしかった。 それは、葛藤の果てに情を選んだ結果、家を閉ざされ剣による栄達の道も失い、重罪人となった後も捨てきれず胸に有り続けた。 「だからこそ、俺は取り戻したかった。身勝手な未練を捨てきれず、期...
  • 俺は……そうしたい。キャロルを……俺の手に、取り戻したい
    発言者:角鹿 彰護 対象者:ブライアン・マックール 「……おまえの勝ちで、いい」 「だが……俺にはまだ、やることがある……ッ」 死闘の涯て、傷つき倒れ込んだ角鹿の躰はあと数時間の命。だが瞳は諦めず足掻き続ける事を望んでいた。 その傍らで傷を修復しつつあるブライアンは、宿敵のそんな姿を静かに見つめていたが…… 「そうか……このまま終われないんだったな、お互いに……」 何かを決心したかのような、静かな声。 枯れた瞳に浮かんだのは、遠くを見るような光。 「……もしその傷を癒し、再び立ち上がる力を俺がくれてやると言ったらどうする?」 ブライアンの声に、血走った目に渇望を滾らせる角鹿。 「……あの化け物の細胞を寄生させ、傷を修復させるのさ」 「ただし、今以上の地獄が待っているぞ……おまけに、至門から邪法の処置を施されて...
  • 君は実に動かしやすかったよ、マレーネ嬢……こうして実験の舞台が整ったのも君のおかげだ。生命の慟哭が、最も私の目論見通り成長を促してくれたよ
    発言者:アポルオン 対象者:マレーネ・フランケンシュタイン 時計機構(ホロロギウム)の創設者と名乗る、アポルオンを操作する謎の男。 彼が、闘争を加速させ、永きにわたって心待ちにしてきた、同属・秋月 凌駕ともう一人の重要な観察対象を、 真理の頂目前まで運ぶ手助けをしてくれた事に対し、恐るべき真実とともにマレーネへと贈った祝福の言葉。 アポルオンを介して、謎の男は期待の後進たる凌駕に話したくて仕方がないというように、時計機構、刻鋼人機(イマジネイター)の存在理由を熱を込めて語り出す。 そして刻鋼式心装永久機関が“何処から来たのか”という真実へと話は移っていく――― 『無論、私が作ったものだ。いやそもそも、永久機関それ自体など1710年代後半には完成している』 『嘘は吐かんよ。重ねて明かすならこれらは改良を重ねて生み出した新型であり、同時に亜種(・・...
  • 一つ思ったんだが……つまり、その問題は……ただ君がその女性に夢中になっている、だけの話なんじゃないのか?
    発言者:緋文字礼 対象者:秋月 凌駕 ギアーズに囚われるも、その後の乱戦から生還を果たしてきた凌駕、そんな彼の様子が以前と変わった……それも面白い方向に。 そんな話を切から聞き、興味を抱いた礼は、ネイムレス探索行動のため出撃した彼を追いかけ直接話を聞くことにした。 属する集団の目的と方向が異にするであろう、 自分の個人的な悩みを礼に打ち明けてよいものかとためらう様子を見せる凌駕に対し、 「口外はしないと誓うし、何かあれば力になるよ。 何より、君という人間が何処へ向かおうとしているのか……それに興味を惹かれて仕方がないんだ」 「それに、こういうのもいいだろう? 男同士の腹を割った本音の相談……まあ僕には、まだ割って話すだけの溜め込める腹がないんだけどね」 礼はそう告げて、凌駕もまた礼さんならば大丈夫だろうという安心感から、 少しずつ、自分...
  • 神罰覿面、神敵粉砕、豪放磊落。神威を此処に
    Megingjord Mjolnir 「大和に仇なす者すべて、このガラハッドが粉砕せんッ!」 Status 基準値(AVERAGE) D 発動値(DRIVE) A 集束性:AA 拡散性:E 操縦性:E 付属性:E 維持性:C 干渉性:E 慈悲深き大和(カミ)は遍く衆生に恵みを注ぐ。 権威と絡み、腐ることこそ愚の骨頂───信仰とは弱者を救い、悪を挫くためにある。 よって。 己が暴虐に耽る欲深き邪竜(へび)を討とう。そのためならば、自らの魂を捧げても惜しくはないという覚悟とともに、いざ。 力よ来たれ───罪深き愚者を誅するべく。 能力は筋力増強能力。他に類を見ないほど極端な一点特化の性質が特徴。 単純な筋力上昇効果をひたすら突き詰めた異能であり、発動すれば怪力乱神。 彼は並ぶ者なき剛力の騎士となり、その鉄槌であらゆる敵手を鎧袖...
  • これは、俺自身の問題なんだ。俺が、あんたを……直にいちゃんのことをどう思っているのか。ただそれだけの話なんだよ
    発言者:日下部優理 対象者:神代直 「おまえは結局どうしたいんだよ、優理!?」 「さっさと幻滅して立ち去れよ! 俺はおまえの考えてるような奴じゃねえんだって、いい加減に分かれよ馬鹿野郎がッ!!」 「わかるかッ……わかってたまるかよ!!」 「あんたの言っていることは受け入れられないッ……認められるわけがないだろうがッ!!」 「だから……取り消せよ。幸ねえちゃんを見捨てたなんて、 そんなこと……直にいちゃんがするはずはないんだって」 星海の存在からの使者となったナーラを前に、「愛する人を自分の意思で見捨てた」 ………「普通の人間」として、その答を告げ、選別という名の滅びを食い止めようとする直。 その言葉に対し、優理は疑いのない信頼と憧憬を視線に宿し、 「あの日体を張って俺達を守ってくれた直にいちゃんはそんな事をしない」 「...
  • ――お水が、おいしいの
    発言者:アンヌ・ポートマン 対象者:ケイトリン・ワインハウス 「立ち上がらないといけない理由なんて、何一つないけれど」 「立ち上がりたい理由(・・・・・・・・・)なら――譲れないものが、わたしにはたくさんあるから!」 量産品の人生は嫌だと否定し、つまらない人生は嫌だと吠えるケイトリン。 今度こそ本物の吸血鬼となり、誰よりも自由に強者として生きたい。 自分はお前らなんかとは違うのだという理想を叫んだ瞬間に、頬を打つ小さな音が響いた。 それはアンヌの平手打ちの音で、今までおどおどと自分に従っているだけのはずだったアンヌが自分に手をあげたという事実に呆然とするケイトリン。 「甘えないで」と、彼女はケイトリンと自分自身に言い聞かせるように想いを言葉に乗せる。 都合のいい言葉に逃げちゃダメだ、わたし達がもう一度吸血鬼になるきっかけなんてもうないのだとい...
  • 私は結局、人類を愛してなどいなかったみたいだよ
    発言者:ヨハン・エルンスト・エリアス・ベスラー 対象者:秋月 凌駕、緋文字礼 自分よりもよほど人類の可能性を信じている凌駕と礼と言葉を交わして ずっと忘れていた、ただ時計が規則的に動く様を眺めているのが好きで───歯車はずっと回っていて欲しいのだと、 そう思った事から自分は科学というものに魅入られたと思い出し告げた、ただ一人の孤独な科学者、ヨハン・エルンスト・エリアス・ベスラーとしての言葉。 最後の激突を前にオルフィレウスは告げる――― 『ああ、そうだ最後に一つ訂正しておかなくてはならないな』 『私は結局、人類を愛してなどいなかったみたいだよ』 『全ては時計を回すため。それを成してくれる強者だけを、認め待ち望んでいただけだったらしい』 『真理にもまた課題がある。命の答えは一つきりではなかったのだ。 他者との激突で如何様にも変化し、...
  • 鋼と鋼が奏でるリズム
    はがねとはがねがかなでる 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』で流れるBGM。 作曲者は与猶啓至氏。 戦闘時のBGMで刻鋼人機達の輝装詠唱時に流れることが多い。 初出は礼と時計機構の尖兵2人の初戦闘時に、ギアーズ側が輝装展開するシーン。 BGMの項目をもっと増やしたいですね。 -- 名無しさん (2017-04-07 21 08 15) 流れる回数が多いからかプレイ後頭の中でループしてた -- 名無しさん (2017-04-21 23 23 19) 名前 コメント
  • 君は真実、正しい理由を掲げて戦える。そこには僅かの濁りもない
    発言者:???? 対象者:緋文字礼 ジュン√、ギアーズとロビンフッドの間の闘争に、それ以外の何者かの影がチラつき始める中…… 突如として凌駕達の拠点へと通信を入れてきた、声だけで圧倒的な存在感を放つ人物。 礼は、そんな“彼”に対し、これまでにない恐怖を感じ……己の失われた記憶と関わりある者だと即座に理解する。 その様子を通信越しに感じ取った男は、 『私のことは忘れたかな? 思い出せぬか? 一片たりとも、残滓すら?  ――喜ばしいぞ、おめでとう。それは真(まこと)に幸運だ』 『施術を行った者として、そして存在を見初めた者として、鼻が高いよ。 君を選択したことは互いにとって望外の成功だった』 『感謝しているよ、心から』 実に爽快な口ぶりで、自分こそが緋文字礼を(・・・・・)刻鋼人機に(・・・・・)変えた(・・・)張本人だ(・・・・)と認...
  • よう、どうしたよ木偶人形……痛感したろ、気分はどうだい?
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:ネイムレス 戦火の禍々しい黒と赫の色に染まった者達の決戦。 暴虐(人間)と暴虐(機械)、ここに決着する。 オルフィレウスの命に従い、クロノゲイザーのバックアップを受け最大稼働で標的の撃滅を開始したネイムレス。 それに対し、自らの信念と相容れぬ存在として初めて「相手を滅ぼす」、ただそれだけの為に力を奮うイヴァン。 「どうしようもなく気に入らないが、道理は曲げねえ……背負ってやるさ。 悪趣味極まる無口な鋼に、今から墓標をくれてやらァ───ッ!!」 当初学習機能と再生機能により、優勢を保っていた機械兵。 だが、憎悪を燃料にかつてない出力を引き出し続ける異形の機獣の猛攻は、両者の性能差を急速に埋め始め拮抗状態へともつれ込む。 ───荷電粒子砲の雨が手足を消した。 ───可変回転刃(チェンソー)が装甲を切断し...
  • 師匠の言い草じゃねえが、この世の中にうんざりしちまうような話だよなぁ……ヘヘッ、五千匹の、女をやり殺したいだけの屑野郎どもか
    発言者:至門 日本、いや世界中で二十六人の女性の身柄が次々と拉致された事件。その裏で手を引く、真の魔女に仕える秘密結社の最高幹部である至門が、 地獄をこの世に現出させる儀式を実行するための“エキストラ”が「異常」な規模にまで膨れ上がった、その救い難い現実(・・・・・・)を前に漏らした言葉。 国家権力にも影から圧力をかけ、儀式の場を整えた至門は師の手足となる信者集団(カルト)を使い、世界各国のサーバーを経由、魔女の夜宴の開催を告知した。 その内容とは、用意した女たちを好きなだけ犯し、壊し、殺し尽くして構わない……というものだった。 ネット上でこの宴の告知は多大な反響を生み、国内の匿名掲示板やSNSを大いに賑わすこととなる。 仕掛け人である至門は、それでも実際に行動に出るような剛の者はそう集まるまいと予想し、 いざとなれば組織を動員して、かつての故国から使い捨...
  • 私は白木の杭。吸血鬼を滅ぼすためなら、使えるものは何でも使います
    発言者:アリヤ・タカジョウ 「世間話ならさっさと済ませて。お帰りはあちら。もし手を組むと言うのなら、早く切り出したらどう?」 「脳細胞まで腐食しましたか、吸血鬼(ドラキュリーナ)? 獣を前に、狩り方を算段しない猟師はいない」 「あら、最近の狩人はわざわざ獣の前に姿を現すものなのかしら? 超一流である白木の杭が、何故?」 スカーレットとの邂逅の直後から、謎の眠りに落ちていたトシロー。 そんな彼が長い眠りから目覚めた時、ニナを中心とした仲間達は、怪物の群れを越え、カルパチアに陣取る滅びの元凶――《伯爵》を打倒する為に動き続けていた。 バイロンさえ勝てなかった相手を前に、彼らが望みをかけたのは『柩の娘』と共鳴を起こしたトシローの存在。 ニナは協力者(生き残り)をかき集め、怪物の包囲を破りトシローを《伯爵》の元へと向かわせる作戦を立てていたと語り…...
  • 女は強くないとやっていけないんでしょう? ねえ、置いて行かれた相棒さん
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:シェリル・マクレガー グランド√、まるで目に見えない亡霊(ゴースト)によって導かれて(憑かれて)いるかのように、 不細工な怪物の群れを素通りして先に向かったとしか思えないトシロー。 彼を追いかけるニナとシェリルは、譲れぬ気概を胸に獣達の相手を繰り返していたが、次第に厳しい状況に立たされていた。 「―――どうよ、お嬢。まだイケる?」 「どうしたものかしらね……根性論も、だらしないものだわ」 ――そんな彼女達を救ったのは、ルーシーが連れてきた……地下社会(アンダーグラウンド)の覇者・アルフライラの率いる武装集団だった。 この策は、事前にニナが保険として考えていたものであり、確かに怪物達の危険は一時過ぎ去ったが…… 判りやすい砲火の嵐(ぼうりょく)をちらつかせて、アルフライラは泣き付いてきた公子(権力者)を...
  • 美影
    CV:桜坂かい 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。真ヒロイン。 トシローの元恋人であり、思い出の中に存在する少女。縛血者(ブラインド)であり、故人。 元々は武士だった杜志郎の婚約者で、そこそこ名の在る家の娘だったが、重なる運命の悪戯により人間から縛血者となってしまった。 トシローに洗礼(バプテスマ)を施し、縛血者へと変えたのも彼女である。 今でも彼の心を縛る影であり、同時に新たな一歩を踏み出すための鍵ともいえる人物。 「美影は、口惜しゅう御座います……」 「これほど近くに、これほど確かに、杜志郎様を感じられるようになったと言うのに……」 「もはや、貴方と共に生きることが許されぬとは……」 杜志郎様……わたくしの肌は、もはや石のように冷とう御座います。 この身を繋ぐ...
  • ニナ・オルロック
    “PRINCIPAL” CV:岩田由貴 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。ヒロインの一人。妖怪白髪女orザ・シルバー。 霧に深く包まれた街・フォギィボトムを中心とする、北米西部の縛血者コミュニティ “鎖輪” を統率する年若い支配者。 外見、性格とも気位の高い素養を覗かせる少女だが、しかし縛血者社会の中ではまだまだ若輩者に過ぎないとも言える。 本来の彼女は縛血者になって日の浅い、先代から継いだ血統によりトップに立ってしまった未熟な少女でしかない。 それでも親たる先代からの大きな置き土産を背負い、今日もまた柔い心を威厳のベールで押し隠している。 トシローは直属の部下であるため、有事の際はニナの命令に従って行動することになる。 人間社会との共棲関係を維持するため、公子である彼女は時に表の世界の夜会に姿を見せ、そうした場では高層ホ...
  • あなた偽者の兄さんねっ、そんな女性に対する積極性うちの兄にありゃしません
    発言者:秋月 高嶺 対象者:秋月 凌駕 どこか遠い部分を感じさせ、学校ではホモ疑惑すら噂されているよく出来た自慢の兄。でもおっぱいには弱いと思うぞ! しかし、そんな彼の周囲に何時の間にやら色んな胸部装甲の大きい女性の影がちらつくようになり、朝帰りなどを繰り返すようになったと思っていたら、 突然、まだ学生の身で県下一のお嬢様を孕ませたという衝撃の事実を聞かされた高嶺が叫んだらしい言葉。 ちなみに幼少期から手のかからない子とご近所でも評判で、家計を助ける為にアルバイトもしている自慢の息子がこんな状況になったことに対する両親の感想は不明である。 信じて送り出した兄がお嬢様の巨乳に誑かされて人生の墓場に一直線になるだなんて…… なおこの言葉に対して、孕まされた当のお嬢様も「流石兄妹よく見ているわ」との感想を抱いた模様。 まあ、最終的には彼女の私から押し倒したという暴露...
  • さ、始めようぜ。第二ラウンド開始だァ
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:秋月 凌駕 巻き込まれたジュン……斃されたカレン…… 彼女達という喪失の苦痛を胸に、強敵であったイヴァンから辛うじて勝利をもぎ取った凌駕。 だが多大な損傷を負いながら立ち上がる彼の胸は、深い虚無感に覆われていた―― せめて斃した敵の姿を一目確認せねばと、周辺の残骸に目を向けた凌駕の前に、立ち上がる男が一人。 「どうやらお前さんに呼ばれた(・・・・)ようだなア、秋月凌駕よォ……俺たちの決着は、まだついてないってな……ッ」 砕けた装甲から火花と煤煙を立ち昇らせ、損耗著しい状態でありながらイヴァンの戦意は全く衰えていない。 「自覚があるのか判らんが……相当強いぜ、お前は。少佐(・・)とでも良い勝負をするかもな……百戦錬磨の俺が保証してやらァ」 そうして戦士は、どこまでもシンプルに、自分の敗因を勝者に告...
  • もう、離さないんだから……何処へも行ったら嫌だよ?
    発言者:レイン・ペルセフォネ 対象者:アシュレイ・ホライゾン 離れ離れになった大好きな男の子と再会できて、残酷な運命に翻弄されながらもようやく結ばれた少女が その幸福を噛み締めるが如く愛する男へと伝えたかわゆい想い。 大変微笑ましく普通の作品ならばバカップル爆発しろだとかイカロス末永く燃え尽きろなどと 言われるようなシーンなのだが、その末路を知ると、 「アッシュのも入れたら、二人目を産んでも養えるね。だからどんどん子ども作ろう」 「幸せだなぁ……こんなに幸せで良いのかな……」 等の発言と同様にブラックコーヒーを飲まなくても勝手に口の中が苦くなってくるシーンである。 報われないと嘘だろうが!ふざけるな高濱ァ!!!! 余談 なおこのコスプレックスシーンだが 「家族同伴とか絶対にやだぁ!」というレインの願いとは裏腹に 「まさか、月の...
  • 誰かと道を共にすることはあっても、決して“絆”に融けたりはしない! 人間が孤独な存在であることを……決して忘れ去ったりはしない!
    発言者:神代直 俺は、幸先輩との事を何かのせい(・・・・・)にするつもりはないんだ。 不可抗力とか、運命とか、仕方なかったとか……そんな下らない言葉を、あの人の死に持ち込むつもりはない。 俺(・)だ。ここにいる俺が決めて、この手でやったことなんだ。 幸先輩の死は、俺ひとり(・・・・)だけが背負えばいい。他人にどうこう決めさせたりやしない。 『最終章・ひとり』より、己が信じた「直にいちゃん」を取り戻すために……別の未来からの仲間(・・)の援護を受け、異能(バロック)の限界を超えた力を引き出す優理。 そんな、「絆」を得て己を圧倒する優理の姿を直は眩しく見つめると同時に――― この最後の局面で立ちはだかったのが、悪逆の敵などではなく「仲間」だという事に、寂しさにも似た感慨を覚えていた。 密度の高い時間を、苦楽を共にしてきたはずの彼...
  • 聞いた風な口叩くなよ、オッサン。あんただって昔はヤンチャしてたんだろうが
    発言者:アイザック・フォレスト 対象者:トシロー・カシマ アンヌ√、アンヌの想いの強さを見抜けず、受け止められず。 傷つき独り自分の前から飛び出していった彼女が、せめて自分のいなくなった後も穏やかな日々を過ごせるようにと、 『裁定者』とその親であるカーマインを滅ぼすべく、残りの命を燃やし奮戦するトシロー。 だが、共闘を持ち掛けてきたバイロンの突然の裏切りに遭い、深い傷を負わされ死の闇に墜ちるかに思われた。 「おまえを拾ったのは俺なんだぜ? 命の恩人って奴だ。感謝しろよな」 そんな窮地に陥った彼を救ったのは、三本指(トライフィンガー)……その“影”にして、親友でもあったアイザック。 「どういうつもりだ」 「おまえに用がある。それを果たしてもらうまでは、勝手に死んでもらっちゃ困るんだ」 その用とは…… 「俺と殺(や...
  • 願うな、挑むな、無茶を通すな。必ず成すと暴れるな
    発言者:アメノクラト 対象者:アシュレイ・ホライゾン、ケラウノス 仮想世界の檻を抜け出し、ついに事態の根源…アメノクラトへとたどり着いたアッシュ達。 『素晴らしい、素晴らしいとも、君は何も悪くない。実に社会的な英雄だ』 自らの信条(ルール)に従い、大和の遺産、それを操る何者かへと対話を望む極晃奏者(アッシュ)。 身柄を捕え命の危険に晒した相手にも、歩み寄ろうとする英雄の姿を前に、彼(・)は――― 『残酷な運命に翻弄されても、世界を呪わず誰かを救える英雄か……』 『極めて高潔な人間性、圧倒的だよ。覚者と呼ぶに相応しい』 『だが悲しいな、生まれる時代が早すぎた。我らの無能だ、責めるといい』 深い情念を籠めて『素晴らしい』と告げながら、 君の「可能性」をこの世界(新西暦)はまだ受け入れることができないとして、その力を奪うべく代行者を...
  • 逆らうな、抗うな。強大なものには敵わない。世界とはそういうものだと、ただ平伏して受け止めよ
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ 対象者:秋月凌駕 エリザベータルートにて、アレクサンドルが「お前のような存在が他人を巻き込んで犠牲を増やすのだ」と怒りと共に凌駕へと告げた台詞。 彼の全体幸福のため、少数の嘆きを轢殺する歯車である事を己へと課している信念が現れた台詞である。 愛のために時計機構(ホロロギウム)に反旗を翻したエリザベータと彼女をそうさせた男。 そうして凌駕と交戦しながらアレクサンドルは凌駕を弾劾する 「おまえたち(・・・・・)は、いつでも同じだ。誰もが最初は勇ましい」 「耐えられぬから、納得できぬから、認められぬからと、感情の剣を振り翳す」 「束縛や掟を悪とだけ決め付けて、単純明快な世界を生きたがる」 「困難であると知りながら、己だけは特別なのだと妄信し、矮小な意地と幼稚な願望を拠所に叫ぶのだ。つまりは愚者(え...
  • 私、あんた(あなた)のこと嫌いだわ
    発言者:青砥 美汐、エリザベータ・イシュトヴァーン ジュン√、運命に選ばれなかった女達の同属嫌悪、ここに極まれり。 追い詰められた美汐は……同属から突きつけられた「自分達の真実」を前に、虚ろで、乾いた嗤いを浮かべていた。 化粧(へいし)を捨てた女が、本音と共にブチ撒けた破壊の嵐により、砕かれていく傀儡の破片はしかし……少女の躰を変質させる部品と成る。 仮面が剥がれる。化粧が落ちる。 溢れ出すのは悲嘆と涙に濡れた過去。捨て去ったはずの思い出が、次から次へと美汐の想いを引きずり出す。 世の偏りに付き纏う無情が認められず、受け入れられず、ただ泣き叫ぶだけ。 だから巨大な悪意を駆逐せんと、選択したはずの反逆は── 「影装・殲姫装鎧(アーマード・コッペリア)」 選んだ時点で己は既に、憎んでいた者と同じになっていたと。 目を逸らしていた真...
  • 天頂の星を目指して
    てんちょうのほしをめざして 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』のBGM。 この物語における最後の敵オルフィレウスが表舞台に登場する、 万里也 ジュン・マレーネ・フランケンシュタインの√のクライマックスで使用されている。 曲の入りは、真理到達者の戦闘において用いられている世界の刻、我が掌にと近く、 本作を象徴し、他のBGMにも取り入れられている時計の針の音が特に印象的だが、 上記の曲と比べ、初めの部分以降は主人公凌駕や、彼の各√の大切なパートナーであるジュンや礼の心情を表すような、 清爽さと歩みを進めるような力強さがより全面に現れているといえるかもしれない。 ジュン√においては、オルフィレウスが真理段階の力を発動し、 意地と積み重ねた時間によって極限にまで高められた個としての精神の力を前に追い詰められた凌駕が、 ジュン、...
  • 青砥 美汐
    CV:青山ゆかり 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』の登場人物。ヒロインの一人。 凌駕と同じ学年に属する優等生。 高名な政治家の娘という出自、端麗な容貌、優秀な成績といった数々の天賦の要素と本人の才覚により、学園のマドンナとして憧れの視線を集めている。 しかし、家族を襲った悲劇により天涯孤独の身の上となってからは、他人には見せない一面を宿すようになっている。 そのためか人前では温厚な令嬢然として振る舞うが、敵と見なしたものを攻撃する時は徹底して容赦がない。 いわば裏表を使い分ける仮面優等生。その秘密を一端とはいえ凌駕に知られてからは、彼を強く意識しはじめることに。 「やけに素直じゃない。ずっとそうやって頭低くしてなさいよね」 「……一番落ち着ける場所をちょうだい。優しく強い下僕(ナイト)さん?」 ...
  • どうして───どうして私なんかのために!?
    発言者:キャロル・ザ・ウィッチ 「どうして……どうして、そんなことを───」 ノーマルルート……怨敵を前にして、“守るために”引鉄を引く事を躊躇った彰護は、 自分が失ったと思っていた、かけがえのないモノが心に生きていた事に安堵しながらその命を散らした。 「ありがとう……」最後の彼の言葉を耳にして、キャロルが感じたのは──ただ不条理な想いだった。 ……どうして? なぜ道具であるはずの私を“守った”の? 己は庇われたという揺るがぬ事実を認識した時、彼女の魂に埋めようのない傷が広がっていく。 「諦めて……いられたのに……」 道具、武器としての己。そしてそんな自分を一切の情なく使う男。 その関係性を逸脱する事無く、それ以外の生き方を遮断し続ける事で、強く在り続けられるとそう信じてきた。 だが、今キャロルは理解する。自分という存在はそう思い込...
  • 幸先輩に……これ以上生きていて欲しくないと思ったからだ
    発言者:神代直 対象者:ジャハーナーラ・ベーグム 『終章・ひとり』において、幸との真実の記憶を取り戻した直。 そんな彼と優理に拡散因子(バロック)の持つ意味を明かしたナーラは、地球人類が“かくあるべき”存在と認識し、 “多くの人を殺めた者であっても、その痛みを分かち合い守ろうとする姿” “大切な者を守るためならば、自らの手を他者の血で穢してでも立ち向かう姿” 平行世界において、常に“誰か”のために行動し続けた直に対し…… 同化の最終判定確定の為、彼が傷ついた幸に対し「最期に」行った行為、その動機の説明を求める。 それに対し、神代直(にんげん)が下した、最後の答え(せんたく)。 ――直は真相を言葉には決して出すことなく、その胸の中で思う。 そう、幸先輩が伝えた意思を受け取り、自らの手で生命維持装置を切ったその時。 心の奥で聞こえた、「...
  • 俺は……この娘を救うという建前の元、その運命とやらにただ意趣返しを……一矢報いる復讐戦を挑みたいだけなのかもしれん
    発言者:トシロー・カシマ 対象者:シェリル・マクレガー ケイトリンを縛血者に変え放任した血親(おや)を探す調査の中、 トシローは手掛かりとなるケイトリンを一度は捕捉するも、不意を突かれ彼女を探していたアンヌが何者かの手で血族にされてしまう。 K M探偵社の奥、トシローとシェリルは、棺桶の中で少女が順調に「死体」として肉体が変質する様子を見つめていた。 「この子を拾って、これからどうする(・・・・)のか」───問いかける相棒に、 トシローは一個人として、「出来得る限り彼女の意思を尊重し、その望みを叶えてやりたい」と告げる。 「この子は悪い友達を持った。ろくでもない事に巻き込まれた。あんたは助けようとしたけど駄目だった」 「運が悪かった。仕方なかった――それで終わりになる話だと思うのよ」 しかし、シェリルは行きがかり上出会ったに過ぎないこの...
  • あなたとの友情の為に、彼とは絶対寝ないと約束するわ
    発言者:カレン・キリシマ 対象者:万里也 ジュン 正直我慢できなかった。 可愛がってもらえるなら、二号さんで構わない。 +... 共通√、学校で美汐と接触していたカレンが初めて凌駕とジュンと出会い、 互いの自己紹介をしていた際に二人の(というか主にジュンの)雰囲気を察して発した際どい冗談のはず……であった。 しかしその短い交流の内に彼女は、雰囲気から理解した凌駕の人間的な在り方、精神性に強く惹かれるものがあったらしく、彼を口説くような発言を見せている。 後に彼が刻鋼人機(イマジネイター)になったばかりの時期、カレンがその護衛役を任されたことで、結果的に二人の距離は接近し、凌駕の側も押し倒してそのまま関係をもってしまいそうになるなど、恋人とまではいかずとも彼らの心は着々と近づいていたようである。 凌駕の行動(選択肢)次第では、カレンが堪え切...
  • 極晃星
    スフィア 「往こう、ヴェンデッタ。俺たちの過去(すべて)を今度こそ守り抜くために」 『ええ、未来(じごく)の果てまで───あなたと共に』 「来るべき、聖戦の到来を目指し」 『我ら、今ここに一つとならん』 「「ゆえに邪悪なるもの、一切よ。ただ安らかに息絶えろ」」 「「灰と光の境界線を、今こそ二人で探しに行こう」」 『邪悪を滅ぼす死の光────悪の敵だと知るがいい』 「共に往こう、御先。お前と一緒に俺は神天地(あした)を創りたい。“勝利”とは愛しい誰かに出会えること。その素晴らしさと喜びを世界に示してみたいから」 「いいよ、兄さん――それがあなたの運命ならば」 「あんたは、ラグナ・スカイフィールド。私に笑顔を与えてくれた一人の"人間"なんだから」 「斯くやあらん」 ...
  • ――エリザベータ・イシュトヴァーンだなんていう、臆病者を好きだなんて、言わないでッ!
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:人間(ひと)に恋をし、恋を知りたいと願う超越者「中庸の怪物」 初出はPV4。 何度傷付けられようと自分への想いだけで立ち上がってくる男から、 素顔で生きることへの怯えと恐れを指摘された女が、悲鳴も同然に叫んだ拒絶の意思。血まみれの痴話喧嘩第2R 自分の本質が他者を傷付けるだけの冷たい武器に過ぎないと告げ、輝装段階に留まる凌駕を、鉄の礫弾の雨で徹底的に打ちすえるエリザベータ。 だが、その標的となっているはずの凌駕は、損傷のない場所が見当たらない身体にもかかわらず、彼女への前進を一向に止めようとはしなかった。 笑いながら、鈍色の豪雨に立ち向かう彼は、怪訝と悲痛の表情を隠しきれぬエリザベータに向かって語りかける。 「なんで笑ってるのかって顔だね……?  はは、当然だろ……だって、ようやく見せてくれたん...
  • おまえは―――この俺の、自慢の娘なのだから
    発言者:ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス 対象者:アリヤ・タカジョウ “自分じゃない、強い……特別な……何かに成りたかった”――― ようやく、自分たちの始まり(よわさ)を認められた二人の少女は、 怪物の群れの中、夜に羽ばたく吸血鬼(げんそう)ではない、帰るべき日常(ゆめ)を想い抱き合っていた……。 「……あたしの夢って、なんだろうね?」 そんな彼女達を守るのは二人の“杭”を操る狩人。 しかしアリヤの胸中には、アンヌと共に行動し、彼女を護衛し続ける中で「今の自分」に対する違和感が生まれており――― 先程まで親友を守り、日常に帰る為に奮起したアンヌの勇気こそ、人間の真の素晴らしさであると。 その輝きを寿ぐクラウスに同意しながらも、最期の一瞬まで白い杭として戦い抜くという師のように成れるのか、という自問が頭から離れることはなかった。 ...
  • 俺はやっと、人間の弱さを愛することができたぞッ!
    発言者:超克者(にんげん)「秋月凌駕」 対象者:超越者(かいぶつ)「オルフィレウス」 マレーネルートでの最終決戦直前、オルフィレウスとの対話において凌駕が真っ向から宣言した決別の言葉。 オルフィレウスが語る大衆の心の弱さは、今の凌駕にとってもそのまま共感できるものであり、むしろこれまでの道筋で自分がオルフィレウスと同属であることを実感させられたからこそ、彼の言葉をただの超越者の理論だと青臭く否定することができなくなっていた。 ―――自分が愛した中庸の日常とは、あくまで狭い世界の中だけの光景で、実は周囲にいた、高嶺たちのような“綺麗な”人間は少数に過ぎない。 もっと大きな世界における現実は、優れた価値を貶め声なき者を嘲笑い、 安全地帯から傲慢な言い分を振り翳す……そんな狡猾で身勝手極まりない者達こそが多数を占めていると。 「……ああ、よく分かった。やる気が出てき...
  • だから、このままがいいんだ……きっと。あたしとあんたは、ずっとこのままが……
    発言者:シェリル・マクレガー 対象者:トシロー・カシマ 暴君バイロンの口から、探し求めていた真相が明らかとなっていく。 ケイトリンとアンヌの血親が彼だという事、そして無意識下だったとは言え、アンヌは自ら縛血者の力(非日常)を求めていたという事。 両者激突かという寸前で、バイロンは謎めいた言葉を残し、動揺を隠せないトシローの前から去っていった。 ――探偵社への帰路、トシローの足取りは重かった。 アンヌの事もそうだったが、事務所を出る際のシェリルの只ならぬ様子が気がかりであったためである。 バイロンに対する、相棒の恐怖に満ちた表情。 そこには、シェリル・マクレガーの、恐らくは暗い過去(きず)が秘められているのだろうと。 苦い過去を抱える者として、そこに踏み入ることへの躊躇いが、彼の歩みを鈍くしていた。 僅かに差し込む街灯が照らす部屋で、シェリルは儚げな...
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