女は強くないとやっていけないんでしょう? ねえ、置いて行かれた相棒さん

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  • 女は強くないとやっていけないんでしょう? ねえ、置いて行かれた相棒さん
    ...放つ。 「女は強くないとやっていけないんでしょう? ねえ、置いて行かれた相棒(パートナー)さん」 おめでとう! 余裕ない系お嬢様は腹黒裏表系魔女にチェンジしたぞ!! 同じ男に惚れた、そんな二人の間に芽生えたのは、奇妙な連帯感。 譲れない未来図を互いに胸に描きつつも、互いが互いを好ましく思うという可笑しさ。 そして、決着をつける前に必要な事は、もうとっくに決まっているから――― 「まずはその前に、男の調教をしないとね」 「手伝うわ。あの後ろ向き、ちょっとは改善させないといけないもの」 こういう女の戦いって感じで静かな火花を散らし合うやり取り好き -- 名無しさん (2018-11-05 19 54 23) しかし昔の女とホモには勝てなかった -- 名無しさん (2018-11-06 03 28 25) この時の女たち...
  • 台詞/Vermilion
    ...してあげなさい」 「女は強くないとやっていけないんでしょう? ねえ、置いて行かれた相棒さん」 アンヌ 「わたしの初恋は……報われていたのですね……」 「――どこに、かえればいいの?」 「なんで、わたしのときには来てくれなかったんですか……?」 「そんな言い訳に縋りつく方が────わたしは、こわい」 「――お水が、おいしいの」 「だから……帰ったら───2人で、一緒に食べよ。」 「でもね……それでも、夢を見れた意味は、あったと思う。」 アリヤ 「人間面をした吸血鬼など、虫酸が走ります」 「負けないのですか? ……勝てるのですか?」 「わたしは、ただ――吸血鬼が、怖かった」 「ああ───愛おしいですよ、トシロー」 「いいことを思いつきました。四肢を落としたあなたの前で――彼に捧げてみるのもよさそうですね」 「美影とは誰なのか────あとできっちり喋ってもらいますので」 「...
  • 置いていかないで、隼人……
    発言者:澪 柩をこの手で護るという約束の為に――― 《血染ノ民》として、命じられるまま襲い掛かった十六夜村の住人達を、老いも若きも、男も女も関係なくその刃で斬り捨てた隼人。 故郷での温かな思い出を己が手で切り刻む感覚に心を軋ませながら、彼は一度も後ろを振り向く事無く(・・・・・・・・・・・・・)、彼ら全員を灰に変え……囚われた柩の元へ駆け出した。 そして、一人取り残された澪は、自らの行為が齎した結果への罪深さに恐怖する。 大切な隼人を騙し、柩を傷つけ奪い、彼の手を汚させ消えない傷をその心に刻み込んでしまった事に。 「……だって、あたしは、村を救うために……ッ」 その罪悪感を振り払おうと澪は叫ぶ。 人質として残された村の半数の人間達を守ろうと、異人の女の策略に従い、隼人と柩をこの村に誘い込んだ。 だがそれは、隼人が六年前に捨て、そしていつか彼...
  • だから今、侍として約束する。俺は、この村を───澪を、絶対に忘れたりなんかしない
    発言者:柾隼人 対象者:澪 侍になるために――江戸へ旅立つ一人の少年が、悲しむ大切な幼なじみに誓った、己の原点であり譲れなかった『約束』。 十六夜村の年貢米の刈り入れが終わった秋の頃…… 十五歳となった隼人は、村外れの水車小屋に幼なじみである澪を呼び出し、ある決意を告げていた。 ――生まれ育ったこの村を出て、江戸で本格的に剣術の修行を積むという事を。 隼人の決意表明に、淋しさを隠すようわざと大笑いしてみせた少女は――一転して真顔で彼をにらみ上げた。 「いい加減にしなさいよ。あたしたち、もう大人なんだよ?いつまで子供みたいな夢を見てるのよ。侍になんてなれるわけがないって、毎日のようにいろんな人から言われてきたでしょ?どうしてまだ諦めてないのよ!」 自分を置いて出ていくなんて許さない。隼人がいなくなったら寂しいよ、だから行かないで、お願い。...
  • だから、これからは俺がお前の傍にいる。俺が示すよ、美汐がずっと肯定してほしかった正しさを、この手で形にしてみせる
    発言者:秋月 凌駕 対象者:青砥 美汐 周囲を憎むだけ憎んで、大切な人の思いに気づけず喪っていく、 そんな己に対する深い絶望感に苦しみ、弱さと愚かさしかないと悲嘆し、理不尽への恐怖に震える美汐。 それらの想いを受け止め、未だ形の見えぬ心の闇を抱えながらも凌駕が伝えた、青砥美汐に対する生涯をかけた誓い。 《無名体》(ネイムレス)の暴走に始まった混戦により、 凌駕と美汐は、二人の仲間を奪い去られ、深い悲しみを刻みこまれた……。 哀しみに暮れる美汐に寄り添い、深く情を交わす凌駕。 そんな彼らの元に、何とか生き残っていたマレーネと切が連絡を取り――― 彼女達を前にして、逃げ隠れるのではなく、生き残る方策を見つけるべきだと。 自分達でギアーズの拠点と、実働部隊の最優先対象たるネイムレスを排除し、彼らを撤退させようと提案する。 そう……戦うしかないならば、これ以上...
  • やりたいようにやるッ! それが吸血鬼ってモンでしょうが!
    発言者:ケイトリン・ワインハウス 強大な異能(チカラ)を有する自分の血親と、強すぎる妄執(あこがれ)を懐く三本指(トライフィンガー)を名乗った包帯男という、 肉体面、精神面の極にあるような怪物を知ったケイトリン。 だが、アンヌ√において……彼女は彼らの内面に共通する、 自己自身(・・・・)を放擲してでも、それ以上の存在として他者を渇望する”という在り方に対し、“つまらない”と否定感を示す。 それもまた、彼らが拒絶しているはずの“柵(しがらみ)”であり、“縛り”でしかない、と。 その上で、吸血鬼(ヴァンパイア)ならば、模倣や追従などでなく、 自分こそが自分の王であり、この溢れる力のままに己だけの道を拓くべきだ、と決意。 己が在りたい姿はこうであると、あらゆる掟や倫理を踏み拉いてやろうと、『裁定者』を従え傲慢に吼えるのだった。 本編より 「念願の吸血鬼(ヴァ...
  • 生まれた時から、秋月凌駕の妹をやっているんだもの
    発言者:秋月高嶺 対象者:マレーネ・フランケンシュタイン マレーネ「強いな……高嶺は」 高嶺「生まれた時から、秋月凌駕の妹をやっているんだもの。少しは、ね」 マレーネルートの終盤、何の関係もない一般人でありながら超人たちが殺し合う絶望的な状況に巻き込まれてしまった高嶺。 事情を説明し、兄妹を危機にさらしてしまう事態になってしまったことをマレーネは高嶺に謝罪するが、なんと彼女はマレーネを責めるどころか逆に兄の命を救ってくれたことに感謝し、マレーネの境遇を気遣う優しさを見せる。 緊迫した状況であるにもかかわらず普段と変わらないその心の強さをマレーネに賞賛された際に、彼女が何気なく口にした言葉である。 一見すると高嶺の物分かりの良さと優しさが兄譲りのものであることを示す台詞なのだが…… 「ああ、高嶺ちゃんねえ……一生懸命背伸びして合わせようとして...
  • この人たち何なのだろう?ちょっと頭のおかしい、あるいは足りないお馬鹿さん?
    発言者:マイナ・コールレイン 対象者:初代お馬鹿さん、原初のお馬鹿さん だから、興味がないというのよ。 大切な他人と築くは、削り合いながらも高め合うという試練(・・)だけ。 すなわち愛しい艱難辛苦(・・・・・・・)。それ以外には興味なし。 ――お似合いよ、あなた達。宿敵(ともだち)と好きなだけ踊っていればいいのだわ。 魔星の素体として選ばれて殺された哀れな犠牲者として自分を背負うべき涙として勝手に二人で盛り上がっている ヴァルゼライドとカグツチの様子を見ての死想恋歌(マイナ)の感想。いいえ、ちょっとではなくすごい頭のおかしいお馬鹿さん達です 敗者を生み出し続ける覇者二人の言葉を聞きながら彼女は思う。悪趣味だなぁと。 けれど、そんな彼女の心情を知らずに二人の頭がおかしい人は勝手に二人で盛り上がり続ける 「これ以上は容認できん。我らの生贄は彼女...
  • 台詞/虚空のバロック
    神代直 「本当の人間ってのはこんなもんじゃない」 「―――なんだ……これ?」 「幸先輩に……これ以上生きていて欲しくないと思ったからだ」 「誰かと道を共にすることはあっても、決して“絆”に融けたりはしない! 人間が孤独な存在であることを……決して忘れ去ったりはしない!」 「あなたのいない世界を、俺はちゃんと生きていくよ」 古雅幸 「私ね………あなたが、好き」 「ありがとう。二人で一緒に幸せになりたいね」 「だからね―――終わらせて、神代くん」 日下部優理 「これは、俺自身の問題なんだ。俺が、あんたを……直にいちゃんのことをどう思っているのか。ただそれだけの話なんだよ」 「なあ、直にいちゃん───俺は、強くなれたのかな?」 ナーラ 「ずっと、二人を見ているのが好きだったから。この世で一番幸せそうな二人だったから……」 「幸せはみんなと同じになることじゃないんだって...
  • 英雄め、バケモノ共め!勝手にやってろもうたくさんだーー!
    発言者:ゼファー・コールレイン 対象者:クリストファー・ヴァルゼライド 愛する民を守らんがために宣誓と共に胸を張って雄々しく戦う英雄と二人の魔星の死闘を見ての、 主人公であるゼファー・コールレインの台詞である。 才能はあれどその才能に見合った精神性は持たなかった故に流されて擦り切れて、それでも守りたい子が出来たからと 今にも泣き叫びたいような恐怖を抱きながらも、地位も名誉も真実たった一つの大切なもの以外総て捨てて、彼にとって絶対の強さの象徴であった相棒さえも倒したゼファー。 しかし、そんな彼の前に立ちはだかったのは「勝利からは逃れられない」とライターに告げられるかのようなまた次の試練であった。 そうして大切な者の命さえも降臨した救世主に任せるしかない状況の中、英雄と怪物の死闘に巻き込まれた哀れな犠牲者の残骸を見た瞬間にゼファーの心は決壊した…… ...
  • 立ちなさい、ゼファー。まだ一撃もらっただけでしょう?
    発言者:ヴェンデッタ 対象者:ゼファー・コールレイン ヴェンデッタルートにおいて、ヴェンデッタから限界寸前のゼファーへと掛けられたひどい無茶振り激励の言葉。 グランセニック邸での交戦中、 中ボスと戦っていたらいきなり乱入してきたラスボスこと英雄クリストファー・ヴァルゼライドにも真っ向から立ち向かっていくゼファーだが、 力及ばずヴァルゼライドの攻撃をまともに受けてしまう。 肩から脇腹へ深々と受けた袈裟斬りはそれだけでも致命傷であるが、 それ以上にヴァルゼライドの放射能分裂光(ガンマレイ)の直撃を受けたことで身体中を光が暴れまわり、激痛により血反吐を撒き散らしてのたうち回るゼファー。 誰が見ても勝負はとうについており、ヴァルゼライドも下手に動くなと忠告しそのままゼファーを確保しようとする。 駄目な男の決意など所詮ゴミだと、ゼファーが失意のままに意識を切ろう...
  • 生きていて、ほしいんだ……救われたんだよ、心から
    発言者:緋文字礼 公園でほんの少しの間自分と言葉を交わし、共に笑い、遊んだ。 そんな理由で緋文字礼を文字通り命を賭けて庇い、その命を散した秋月凌駕。 この時点で漂う圧倒的ボーイミーツガール物の主人公&ヒロイン臭 そんな彼に生きていて欲しいと願い、エゴである事も、偽善である事も、安らかに逝くことのできた彼を絶望的な闘争に巻き込むことになるという事もそれら全て覚悟した上での、緋文字礼の咆哮。 この後彼は凌駕を生き返らせる為に一切の躊躇い無く己の心臓である刻鋼式心装永久機関を抉り取ろうとする。 そんな彼の鬼気迫る様子には後に彼の恋人となる草笛切も「男の友情って女より怖いもんだね」という最終ルートでの展開を予期したかのような感想を述べるのだった。 「頼む……僕は絶対に、彼を死なせる訳にはいかないんだ!」 「その少年は既に死んでいる(・・・・・)。人間としての命...
  • シェリル・マクレガー
    “PARTNER" CV:鈴美巴 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。ヒロインの一人。妖怪ブラ見せ女 トシローと数十年来行動を共にしている、良きパートナーにして相棒である縛血者(ブラインド)。 基本的に明るく前向き。男勝りのストレートな性格で、外見のクールさに反して感情の起伏は激しい。 勝気な豪放磊落さと同時に、どこか儚い哀愁もその身に秘めている。 トシローと肉体関係はあるが恋人同士ではなく、お互いにあと一歩踏み込めない微妙な位置。 忌呪(カース)の関係から、陽光の出ている時間帯はほとんど動けないが、一応人間社会の顔としてはK&M探偵社の副所長を務めている(所長は相棒のむっつり侍)。 特技は歌唱。『カサノヴァ』に通う客達の間ではちょっとした「歌姫」扱いであるらしく、気分次第でステージに立つことも。 賜力...

  • あい かわいがること、いつくしむこと。 人間の持つ感情の中でも一際強いものであり、厨二世界においては世界を滅ぼしかけたり、世界を救ったりと正負問わずに大きな存在感を放っている。 このwikiで取り上げている作品においてもそれは同様で、控えめに言って重い愛、そしてホモい愛が溢れている。 恋愛感情重たい族や傍迷惑なトンチキども、それらとは全く関係のない人間まで様々…… 神様は余程拗らせた愛情が好きらしい厨二病だしね、仕方ないね そして俺らプレイヤーも重たい愛が大好きなのであった。(参考資料:アドラー帝国総選挙、プラーガ争奪人気投票) 未練たらたら 美影……俺は、どうしたらいい……… あいつは最強であり、紛うことなき最高の存在。俺が塵屑なのは俺が原因 慈愛 どの道を選ぼうと、私は杜志郎様を受け止めます。────私だけはずっと、あなた様の愛でいたいから。 ...
  • 贅肉だらけの醜男に殴られたら怒るくせに、見目麗しい少女に蹴られたら満更でもないんだろう?どちらも暴力には変わらんのになァ
    発言者:マルス-No.ε チトセ√で魔星としての本性を表したマルスの台詞。ゼファーとの戦闘中にもかかわらず、 殺したい、殺したい、殺したいと全くペースを落とすことなく、爆走する機関車のごとく、殺戮の数を積み上げる殺塵鬼(カーネイジ)。 数百を下らぬ軍勢を皆殺した後にその死体の山と自身の暴力を誇示するかの如く、ペラ回しを続けるトリックスター。 「これは何だ? 暴力だ。本質を剥き出せばそれだけのものでしかない。しかし人は、そこに虚飾を乗せるのが好きで好きでたまらないんだよ」 「贅肉だらけの醜男(ぶおとこ)に殴られたら怒るくせに、見目麗しい少女に蹴られたら満更でもないんだろう?どちらも暴力には変わらんのになァ」 「皆のために? あいつは守る? 報いるために? 慈悲の死を? なぁなぁなぁなぁ――どれがいい?」 「そういう意味や理由があれば、殺人もま...
  • 正しいことは痛いから――
    発言者:ヴェンデッタ 対象者:ゼファー・コールレイン マルス、チトセ、サヤが争う乱戦の場から、ヴェンデッタとの同調による覚醒で命からがら逃げ出したゼファー。 覚醒の反動でのたうち回るゼファーの前に現れたヴェンデッタによる、弱音を吐くゼファーを優しく包み込むような慈しみの台詞。 なお、アルバート・ロデオンもこれと同じ台詞を言っている。 正しいことは痛いもので、間違いや怠惰の方がずっと楽で気持ちがいい。 汚れた部屋を掃除しない、洗濯物を畳まない、相手の目を見て話ができない、ついつい不精をしてしまう、勇気が出ない、理由もないのになぜか戸惑う、気分が乗らない、向いてない、今は駄目だ、明日やろう、自分に合った大きな何かがきっとどこかに在るはずなんだ・・・・・・どれも間違っているけれど、本当に気持ちのいい不正解。 だが結局その先には大したものはほとんどないと言った彼女のセリフは、...
  • 顔見られたから、死んでくれ
    発言者:ゼファー・コールレイン 対象者:帝国軍戦車兵 天秤部隊の星辰奏者三人を、発動した自身の星光で一掃した直後。 これだけの騒ぎを起こし、さらに星辰奏者(エスペラント)が死んだとあれば程なく捜査の手が入ると予想し、すぐに退散しようとした瞬間。 響く銃声に、彼はゆっくりと振り返る。 そこにいたのは、先の増幅振(ハーモニクス)で脳にダメージを与えた戦車兵の生き残り。 鼓膜から血を垂れ流しながらも、瀕死の姿で這い出してきた、その顔は。 「ああ────なんだ、あんた、戦車兵だったのかよ」 ほんの少し前、昼頃に会話を交わした人物で・・・ ――すまんな、だがこうして脅せば不慮の事故も減るのだよ。 ――よって、そう縮こまらずともいい。何もお前個人を疑っているわけではないのだからな。 ――そう卑下するな、同じ帝国民ではないか。今や職に貴賎はな...
  • もう……しょうがない人。いいわ、撫でさせてあげる。あなたに、好きなだけ撫でさせてあげる。だから、これからも私を愛するのよ。いいわね……秋月凌駕
    発言者:マレーネ・フランケンシュタイン 対象者:秋月 凌駕 自分の闘いの真実を知らされ、さらに喪った家族の命の尊厳さえ玩ばれ、深く傷ついたマレーネ。 それでも大切な人の歩みに、「正しく強い」人の歩みに置いて行かれまいと、気丈に彼女は振る舞う…… だが、そんな少女の姿に・・・これまで出会った人々の姿に・・・ 自分の歪みを突きつけられ、“傷”を押し広げられながらも、 凌駕は己の内に芽生え始めた願いを、真にマレーネを思い遣りたい、君ともっと“近づきたい”という思いを拙くも告白した。 今までとは異なる少年の言葉に、温もりが欲しいと告げた言葉に対し、 マレーネは少しの驚きと戸惑い・・・そして歓びを滲ませて応える。 「うぅん……嬉しい。私の事を、凌駕が必要としてくれるなら」 「愛して……凌駕」 彼の胸に抱かれながら、少女は笑顔で囁いた。 ...
  • 待て―――待ってくれ、不死身の英雄。俺を置いていかないでくれ
    発言者:どこにでもいるちんけな小悪党だった男 対象者:本物の「光」を体現する不死身の英雄 ファヴニル・ダインスレイフが運命の出会いの際に欲望竜としての産声を上げた台詞。 どこにもでいる小悪党で視界にさえも映っていないかのように他の悪党諸共叩き斬り、そのまま背を向けて進撃を開始しようとした英雄に対して告げようとした、恋する乙女の告白のような言葉。 本気で生きても夢が叶う保障などどこにもないのだから必死に生きることなど馬鹿らしいと、 だから自分のように楽に甘い汁を吸いながら生きるのが賢い生き方なのだとしてきた、どこにでもいる小悪党だった男。 しかし、そんな男の価値観は、己の所属組織を壊滅させた 「真実心の底から怒り、本気で生きている男」の、光り輝く意志の力を目の当たりにしたことで一変する…… ああ、あの男は本気で怒っているのだ。挑んでいるのだ。 勝...
  • 義理とはいえ姉と弟で不道徳とか、そんなの絶対やれんわコラァッ!
    発言者:リチャード・ザンブレイブ 期せず再会し、立場を超えた友誼を結んだ神殺し(ラグナ)と神の使徒(リチャード)。 その後、なんだかんだと断れず、ずるずると連れてきてしまった歓楽街(エクスパット)で、ラグナは地雷を踏み抜いたことを悟る。 「だ~か~ら~さぁ、義姉(ねえ)さんが何考えてるかこっちは全然分からないんだよ!どうすりゃいいんだっての、もう!」 「最近明らかにスキンシップ過剰でしょうが!そりゃね、俺もね、兄さんがいなくなって寂しいんだなとは理解してるよ?でも応えるわけにはいかないだろそれ!」 「俺たちの関係性は家族、か・ぞ・く!義理とはいえ姉と弟で不道徳(インモラル)とか、そんなの絶対やれんわコラァッ!ますます気まずくなるっつうの」 「おいそこっ、ラグナ!さっきからちびちび飲んで、ちゃんと聞いてんのか。あぁん?なんか助言ちょうだいよ...
  • どうやって生きてこうが、私の勝手よ。だって、生きてるのはこっちなんだから。死んでく側が、あれこれ指図しないでよ
    発言者:安宅 真魚 対象者:暮坂 照 「嘘つき(・・・)」 「ほんと、自分で思ってるほど嘘が上手くないんだから……私を騙してくれるなら、そこで黙らないでよ。きっちり白を切り通してよ」 「私やだよ、そんなの。照がいなくなっちゃうなんて」 互いの想いを吐き出し、ようやく拗れすれ違った原因である過去に決着をつけた照と真魚。 だが、すでに照の躰は“死”を迎えており、いずれ個としての情報は喪われ、存在は消え去ってしまうという事実が突きつけられる。 それを理解した照は、真魚を悲しませまいと、会えなくなるわけじゃないと優しい“嘘”をつくも…… 少女はそれをあっさりと見抜いた上で、痛みも悲しみも含め大切な人を忘れてなんかやるものかと隠さずに告げるのだった。 本編より 『やっぱだめだな、俺……ほんとはさ、きっちり別れを言おうと思ったんだ。俺がいなく...
  • 交わした情けの分だけ、激しく……今度は殺し合いましょう、凌駕
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:秋月 凌駕 甘い、甘い、男女の睦み合いの時間――― だがそれは、ネイムレスの再起動と、機兵により閉ざされた地下に脱出口(・・・)が穿たれた事で終わりを告げた。 まるで、舞台装置の書割(はりぼて)が突然倒れ、劇に見入っていた観客が一瞬にして興醒めしてしまったかのように…… これまで閉ざされていた二人だけの理想郷は、現実の一穴により呆気なくも破壊されていた。 外へと出てしまえば、後は元の関係性に戻るしかない――殺し殺され合う敵同士という関係に。 「―――お別れね、凌駕」 切り開かれた夜空に、蒼く輝く月の光の下で、エリザベータは静かに少年へ別れを告げる。 彼女の表情は、ただ仕方がないのだと、そう物語っていた。 その突きつけられた現実(・・)に対し、凌駕は心地よかったあの時間が奪い去られることに、必死...
  • それが諦められねえんだから、しょうがねえだろうがッ!
    発言者:至門(蛆虫) 対象者:無名の魔女 人が人を救うことなど許しはしない――救うのはこの私(・・・)でなければならないのだから。 超越者たる真の魔女の怒りに触れてしまい、圧倒的な絶望を浴びせられるキャロルーーにして己の真実を取り戻し遂行した歌音邑瞳子。 「な―――お、おまえッ!?」 膨大な負の圧力を前に彼女の魂が焼き切られる……寸前。ここまで姿を見せなかった道化が、ついに王の急所を捉えたのである。 深淵に姿を見せ、無名の魔女の魂に縋り付いたのは……肉体を脱ぎ捨て“魔女”達同様魂魄となった至門。 ヴァレンティノスとの対決で、呆気なく斃されたかに見えた彼は、はじめから己が目的の為に準備を整えていたに過ぎなかった。 ――そう、最後の魔女とこの高次空間にて融合を果たすために。 全てを見通すと豪語し続けた魔女は、キャロルという奇貨を前にして、そちらに...
  • あなた連続で放射光とかズバズバ放ってくるんでしょう?
    発言者:ルシード・グランセニック 対象者:クリストファー・ヴァルゼライド 『哀しき錬金術師/Alchemist』において、人造惑星となったルシードが口にした、反論の余地がない至極もっともな発言。 人造惑星(プラネテス)として目覚めたルシードだが、自らの使命を理解した瞬間から既に聖戦に参加する気が全くなかった。 策謀も通じぬまま、ヴァルゼライドの圧倒的な武力によって殺されたトラウマは彼の精神を負け犬たらしめ、どれほど優れた力を授けられようとも、そんな英雄(かいぶつ)へ挑むなどという未来は絶対にごめんであった。 カグツチの「聖戦へ向けて牙を研ぐがいい」という命を受けた彼は聖戦への参加を回避するため、恐怖心を表には出さず言葉を取り繕う。 しかし眼前のカグツチの不興を買うことすらも恐ろしいため、聖戦への不参加をいきなり約束させることはせずにまずは保留という妥協点へ持ってい...
  • 答えは最初から決まっていた――あの吸血鬼(かいぶつ)を斃す。やるべきことなど、それ以外になかった。
    発言者:アリヤ・タカジョウ 対象者:トシロー・カシマ 銀の呪いにより、死の涯てに追い込まれ、最愛の人の影に縋り無念と共に果てるはずが、 死を齎す原因を抜かれ、その救いの手を差し伸べた張本人――覚醒したはずのアリヤが、絞り取り弱った獲物(己)を前に、静かに語りかけてくる状況に、トシローは困惑する。 弱弱しく、「判らなくなった」と口にする少女は、違和感に硬直するトシローに、その答えを告げる。 「私は見ました、本当の怪物を。この街に現れた、あの怖気が走る非現実性の塊を」 「その怪物は言いました。『白木の杭よ、血族に滅びを齎せ』と」 語られた事実に、しかしトシローはあの絶対者ならば……と納得し、 そして自分達“血に縛られた人間(ブラインド)”はその怪物が強大となるための生贄に過ぎないという事を…… 同時に、信念を得たアリヤ――“狩人”も、同じカラクリに組...
  • 台詞/シルヴァリオ ヴェンデッタ
    ゼファー 「“勝利”とは、何だ?」 「英雄め、バケモノ共め!勝手にやってろもうたくさんだーー!」 「そこの姉ちゃんちょっと介抱してくんね?出来れば気兼ねなくエロいことさせてくれるとなお最高、ただなら君こそ僕の女神」 「普段は本気出していないだけなんですぅ。ちょっと人より準備期間が長いだけなんですぅ。俺に見合う仕事と中々めぐり合えないだけなんですぅ」 「生まれが屑な奴はどう足掻いても屑である」 「見ろよ。圧勝できてねえだろうが……ッ」 「顔見られたから、死んでくれ」 「ち●ち●うずうずしなかったもん……」 「あんたは、ヴァルゼライド総統に決して勝てない」 「君の笑顔以上の幸せなんて、この世のどこにもないからだッ!」 「俺は、ゼファー・コールレイン――銀の人狼でも吟遊詩人でもない、ただ抗い続ける……人間だ」 「もう二度と、家族を失ったりしない!」 「――結局、俺を殺そうとするんだから」 「...
  • 石動隼人
    努力して強くなれば、誰かを傷つけていいのかよ? CV:結城旭 『マガツバライ』の主人公。 幼くして両親を亡くし、現在は日本家屋の屋敷で姉と二人暮らしをしている。 優しさと正義感に溢れ、今時見ない程真っすぐな好青年。 霊奏士として将来有望な姉と違い、平凡の域を出ない腕前だが、 とある出来事がきっかけで『災禍鵼・祀怨』と契約し、数奇な運命へと巻き込まれていく。 「努力して強くなれば、誰かを傷つけていいのかよ?」、刺さりそうな奴が同じメーカーに沢山いる正論だ……(刺さったところで気にしなさそうな奴ばっかな気もする -- 名無しさん (2021-10-04 18 01 30) これがジェネリック虎杖悠仁ですか -- 名無しさん (2021-10-04 18 07 58) しおんにゲラゲラされるのか(それをやったらヒロインにはなれねえ -- 名無し...
  • ま……でも帰ったら、もう少しマシに口説いてくれるって約束は憶えたからね。破ったら駄目だよ、礼クン?
    発言者:草笛 切 対象者:緋文字礼 失った過去を取り戻すべく傷をおして立ち上がった礼へ向け、僅かに真情を乗せて切が告げた言葉であり、小さな約束。 マレーネ√、ネイムレスの自爆から仲間達を庇った礼は、自分の記憶を奪った謎の人物を夢に見る。 そしてその悪夢から彼が目を覚ますと、そこは凌駕達の通う学校の保健室であり、礼を救助した切の姿もあった。 二人だけの部屋、礼は当初自分に関わる夢の事を内心に押し込めていた。 だが、そんな彼の様子を切は見透かしており、彼女の洞察に対して礼は素朴に憬れを口にし、それに切は自分はそんな大した人間じゃないし、今のキミは誰に対してもそんな思いを抱くのだろう?と笑うのであった。 ……そして切は、礼が自分を評した「何も見ていないようで全てを見ている。誰もが見落としているようなものでさえ」という言葉に対し、「そんなにいいものでもない」と苦笑...
  • 台詞/シルヴァリオ トリニティ
    アッシュ 「今度こそ、君を守り抜くために」 「ラッキースケベなど死ねばいいッ」 「俺は八年前アスクレピオスの大虐殺で総統閣下に救われたからさ。あんなものを見せられたら、手を伸ばさずにはいられない」 「俺のすべては、あの日の罪業を救うために在るのだからッ」 「だって、僕は男の子だから。ピンチのときは、君を必ず守ってみせるよ」 「俺にあなたの剣を受け継がせてもらえないでしょうか」 「聞こえない、知るか───いいから共に黙ってやがれ」 「ああ、大和様────いるのならどうかこの混沌をぶち壊してくださいませ」 「ごめんなさい、ごめんなさい、許してくださいお願いします」 「俺はこの世でただ一人の――君のための英雄になろう!」 「どれだけ世界(まわり)が変わりゆこうと、俺だけはずっと彼女の不変になる―――それが、俺の選択だから!」 「英雄はいつも誰かのために本気だった」 「俺はお前と違って、ちゃん...
  • 台詞/シルヴァリオ ラグナロク
    ラグナ 「地獄の先にも、花は咲くということを」 「彼岸花や鳥兜に迫られても普通は困るぞ?自重しろ」 「人間は可能性の塊だ。勇気と気力と夢さえあれば、大概どうにかなるんだよ」 「知ったことか!」 「だからまあ、なんだ……お前の方も無事でよかったよ、リチャード」 「よし、離せリチャード。俺はこいつらに焼きを入れる。男の沽券を示してやらんといかんからそこに並べ! 今すぐ並べッ!!」 「あれが悪女だ」 「答えろ、糞ども。こいつに何をしやがった」 「よう、戦友――今から最後の質問だ。貴官の所属を言ってくれ」 「世間知らずの餓鬼が、スリル満点の戦場に憧れているんじゃねえんだよッ!」 「まだだ、まだだ、まだまだまだまだ、まだまだまだまだまだだッ!貴様が死ぬまで終わりはない――!」 「殺したくないなんて、馬鹿げた想いを抱いたりしなかった。その時点でもう、終焉吼竜はとうの昔に牙を抜かれていたんだよ」 「...
  • なあ、直にいちゃん───俺は、強くなれたのかな?
    発言者:日下部優理 対象者:神代直 己の決意を叫び、神代直は傷を、孤立を恐れずに突き進み……憧れを守り抜こうとした日下部優理を、その手で殺した――― ……やがて、精神世界で直が気づくと、彼の目の前には、幼い姿の優理が居た。 死によって消える寸前の、優理の精神の残滓がバロックを通じて、直の裡に流れ込んできていたのだ。 恋人を死に至らしめた時と同じく、また自分は大切な人をこの手で殺めてしまった。 やりきれない思いを吐露する直に、優理は気にするなと語り…… 直にいちゃんは世界を守る為に、空気を読んで嘘をついていた事も。 本当は、幸ねえちゃんの望みを叶えるためにやったという事も。 それら胸に秘めていた答えは、俺には判っていたんだと告げる。 それは激突の最中、仲間とさえ全て心は分かち合えないと思っていた直に驚きを与え…… 同時に。何故―――おまえは空...
  • 理由も見返りもいらないんでしょう?……なら何も訊かずに逝ってちょうだい
    発言者:銹川 真理 対象者:尾崎 孝治 やちるルート、周囲を欺き真意を隠し続ける真理が死にゆく共犯者・尾崎に言い放った言葉。 財団から身を隠し、戸野坂への『復讐』を狙う真理は、尾崎と閉鎖されたバーのカウンターにて向かい合っていた。 バロックの発生源と目される男、神代直を殺し、過去の世界を変える事で未来を変える…… そんな仮説に基づいた自らの行動が失敗に終わり、これからの行動を問う尾崎に、「手は打ってある」とだけ答える真理。 彼女の胸には今どのような思いが渦巻いているのか…… 尾崎は、標的である戸野坂と真理の出会いから、バロックとの出会いであっさりと女は男に捨てられた事、 そして己に、真理はバロックを消し去ることを依頼しているという現在までの経緯を確認する。 ありふれた復讐をしようとしている女のために、見返りもないのに一生懸命となる貴方は一体何が望みなの...
  • 幸せはみんなと同じになることじゃないんだって、ナオとユーリが教えてくれたから
    発言者:ジャハーナーラ・ベーグム 対象者:神代直 幼い少年の姿で、優理は“直にいちゃん”から貰った答えを愛おしそうに抱いて、光の先に消えていった…… 彼と入れ替わるように直の前に現れたのは、星界の巫女としての姿……ではなく、ずっと目にしてきた一人の少女としての姿のナーラ。 彼女は告げる―― 「ユーリが消滅してナオが生存したことで、最終演算結果は照合失敗ということになったわ」 「必然的に融合知性群体(わたしたち)は、この文明圏(ほし)の融合と同化を停止する」 「だから“私”として最後のお別れを言いにきたの」 世界は選別による滅亡の危機からギリギリで救われた――― 淡々と結果を読み上げる少女の言葉から、その事実を知る直。 そして、もう一つこれがナーラという少女の個が存在できる最後の時間であるという事も。 この先彼女は知性群体の一部に組み込...
  • 死にたがりの馬鹿者の元へ、その馬鹿者以外見えなくなっている大馬鹿者を導く、魔法の品だ
    発言者:マレーネ・フランケンシュタイン 対象者:秋月 凌駕 一発の銃声と共に─── 目覚めた凌駕は、拳銃を手に一人佇む幼い指揮官の姿に、恋人が単独で飛び出し戦場へと赴いた事を理解した。 所属部隊、そしてその指揮官に反旗を翻す。 “兵士”としてはあり得ない行動を決意したエリザベータに、確かな変化を感じながら…… それらへの喜び、頼もしさ以上に、男として、凌駕の胸には自らを頼ってくれなかった悔しさが襲っていた。 あれだけ男を惑わす手管に長けている女の癖に、なんでこんなに甘え下手なのか。 やっぱり初心なのにも程があるだろう。 感情の赴くままに、恋人を追いかけるため動こうとする凌駕を、マレーネは制する。 「こうなった以上、一秒とて千金に等しい。無差別に市内を探し歩く気か?」 「あいつの決意は本物だ。敬意すら伴って断言できる。だからこそ、無駄な行...
  • 殺したくないなんて、馬鹿げた想いを抱いたりしなかった。その時点でもう、終焉吼竜はとうの昔に牙を抜かれていたんだよ
    発言者:ラグナ・ニーズホッグ 対象者:リチャード・ザンブレイブ 自身の秘めたる真実を明かしたリチャードへ、自身が兄の仇、“神殺し”であることを告白するラグナ。 そして、爆発する赫怒と慟哭。限界を無視した能力を全力で行使しながら薄汚い卑怯者(ラグナ)へと復讐者(リチャード)は雷撃を、剣戟を、怒りを、悲しみをぶつけるが―――。 「終わりだよ、リチャード。何度やってもこれが結果だ。おまえは俺を殺せない」 一切合切、及ぶことなく草薙剣(カースペイン)は邪竜の顎(フィンブルヴェトル)に噛み砕かれ、戦闘不能に追い込まれる。倒れ伏したリチャードに抗う術はなく、仮に即座に復帰できたとしても彼我の力量差は歴然で、仇を討つことなど不可能。 故に、リチャードの命運はここで尽きる、はずだったが―――。 「そして、その上で……俺もおまえを殺せない。勝手な言...
  • 人間のカタチを捨てるってだけで、こんなことも出来るんだぜェ……くそったれがァッ!
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:緋文字礼、万里也ジュン、青砥美汐 「二本足の軟い人間風情がァッ、この鋼鉄兵器(おれさま)と力比べたァ百年早えぇーーッッ!! ああ、まったく……やるせねえよなァァ!」 エリザベータ√、影装の力により、三人の刻鋼人機(イマジネイター)を同時に相手取りながら圧倒している状況下で、 そうして圧倒できている今の自分自身のこの姿こそが疎ましくて仕方が無いと、 敵味方問わずに喜悦を振りまいていた生粋の戦争狂イヴァンが、苦悶するように発した忌々しさと憎悪の篭った叫び。 彼のその醜悪な姿も相まって影装という力が一体どういうものなのかが良く分かる台詞である。 以下本編より抜粋 「どうだァ!!人間のカタチを捨てるってだけで、こんなことも出来るんだぜェ……くそったれがァッ!!」 「ああッそうさッ、人間ってのは本当に脆くて...
  • 叢雲に響け福音、雷鳴剣
    MurakumoBlade Gospelgain 異名たる雷鳴福音(ゴスペルゲイン)の名に違わぬ剣の鋭さ、まさに疾風迅雷だ! ルーファス・ザンブレイブは獅子の如き勇猛さで希望の光と君臨する! Status 基準値(AVERAGE):B 発動値(DRIVE):AA 集束性:A 拡散性:A 操縦性:B 付属性:C 維持性:C 干渉性:B 大気に満ちる星辰体(アストラル)のみならず、その躰に呼応するのは、時空の彼方に渦巻く力。 高位次元との直通経路が、人造惑星(プラネテス)と同じ原理で真なる天津の兵器(眷属)へと彼を造り替える。 ゆえに、紡がれる起動詠唱(ランゲージ)も二種二重(・・・・)。 本来まったく交差しない異なる秩序(しんわ)を融合させて、いざ。 空間を焦がす電撃の嵐――大和の威光に拝跪しながら、その背に刻む宿命が天地の狭間に響...
  • 焔の神器、焼炎魔杖。顕現すべきは黄泉國
    Valhalla-Birth Laevatein 「さようなら、お母様。どうかくたばりなさいませ」 Status 基準値(AVERAGE):B 発動値(DRIVE):AA 集束性:A 拡散性:A 操縦性:B 付属性:D 維持性:D 干渉性:C 熱線放出能力。超高熱を圧縮した焔を放つアンジェリカ・フォン・アクトレイテの星辰光(アステリズム)。 敵を炎上し、爆散し、溶断する死の導火線。神を滅ぼす焼炎の魔杖。 大火力による怒涛の長距離砲撃を得意とする星光で、性能はひたすらシンプルに強力といったもの。 使い勝手がいい上に燃費も良好で、短期決戦から長丁場まであらゆる戦場の状況に対応できると、理想的で隙が無い。 それもすべては、身体に流れる優等な血筋ゆえ。 祖であり同時に実母であるイザナから、色濃く素養を受け継いだアンジェリカの星は...
  • 僕には、君が必要だ……一緒に傷の痛みを耐えて、後ろめたさを抱えながら生きる、君のような相方が
    発言者:緋文字礼 対象者:草笛 切 親友や仲間との出会いにより空虚な生に誇りを抱き…… しかしその出会いも誇りも、過去の恥ずべき選択から生じたと突きつけられて絶望し…… そのまま苦悶の果てに朽ち果てるかに見えた傷だらけの男が、小さな救いを与えてくれた傷だらけの女へと告げた想い。 マレーネ√、自分の忌むべき過去を思い出し己の愚かさ、いやそれ以上に親友、仲間達への悔悟の念に苛まされる礼。 そんな彼の傍らで、切は自分もまた「裏切り者」───機構と反抗勢力の争い、それが機構側に仕組まれたものと知りながら、臆病さゆえに現状維持に甘んじた者なのだと告白する。 そんな彼女に、礼は同じ調整役(やくわり)を演じていた自分の正体も始めから知っていたのではないか?と問う。 それに切は肯定の頷きを返して…… 「知っていたよ。だから、ワタシはキミがずっと羨ましかったん...
  • 毋望之禍、穿て致命の絶殺兇蠍
    Suddenstab Antares 「一方的に切り刻むから、逃げられるなど思うなよ」 Status 基準値(AVERAGE) C 発動値(DRIVE) A 集束性:B 拡散性:B 操縦性:B 付属性:D 維持性:AA 干渉性:E 詠唱(ランゲージ)に呼応して輝き始める星辰体(アストラル)の燐光が、肉体を淡く包み異能の力を宿していく。 その反応は一見実に穏やかに見え、本人の気性に反しあまりに静かでそつがなく、危険性などないかのように使用者の四肢へと染み入り、生体機能を強化する。 異変はたったそれだけで、火も闇も出ず、風が吹き荒れるわけでも、気温も光も不動のまま、世界に変化は訪れない。 だからこそ、恐ろしいのはそこ(、、)であり、つまりこれが示すのは、外界(せかい)へ微塵も干渉しない完全な内界(じこ)強化だから。 己ひとつを押し上げ...
  • 気合と努力と改造手術だ。つまりは心技体ってやつだよ。分かれや、阿呆
    発言者:機甲巨人化創星録 対象者:金剛騎士団 当たり前の話だが、皇都クルセイダルの守護を担う金剛騎士団(ダイヤモンド)の装備は文句なく最新鋭だ。全騎士団中、圧倒的最多の予算が振り分けられ、国枠技術の結晶というべき兵装が最下級の従士(ガーダー)にも惜しみなく与えられている。 選ばれた第一軍団の名に相応(ふさわ)しく、たかが傭兵部隊など数分で壊滅させる暴力の津波が妄執の徒に誅を下せと押し寄るが… 「馬鹿な、いったいどうやって……ぐああああぁッ!」 「こいつらどんな身体してやがる。聖騎士(パラディン)でもないのに……!」 巨人は進む、止まらない。鉄風雷火がどうしたと、見慣れているぞと言わんばかりに銃弾の雨を弾いて進む。 肉体に宿した鋼の義肢で防ぎながら、時には獲物で切り払いつつ悪夢のように突き進む。 前身である強欲竜団(ファブニル)から、更に星辰体(...
  • そういう時は、山に篭ってひたすら修行あるのみだろう
    発言者:クロウ・ムラサメ 対象者:イカロスさん墜落中 『シルヴァリオ トリニティ』発売1日前カウントダウン特別企画『ムラサメ先生のお悩み相談室』でのイカロスさん墜落中の 「ラッキースケベが頻発して切腹侘びを敢行したいが相手は満更でもない様子」でどうすればいいかという グレイを筆頭に世の男性がぶちぎれて全力で石を投げたくなるような悩みと 「昔守れなかった思い出の女の子が全然分からず、面影を同時に三人の女性に見てしまっている」 「そのことを考え出すと古傷がずきずきと痛み出す」 「その度に英雄っぽい誰かさんの幻影に説教されだす」 というガチなお悩みに対するクロウ・ムラサメの回答。 以下お悩みに対するムラサメ先生のありがたいご回答 「そういう時は山に篭ってひたすら修行あるのみだろう」 「まずは滝に打たれるといい。実に落ち着くぞ、あれは」 「曇りなき明鏡の如き止水...
  • 確かロリに取られたんだろ?ならもう勝ち目ないじゃんよ
    発言者:ヴァネッサ・ヴィクトリア 対象者:帝国の誇る無敵眼帯ゴリラ 共通√、カレル橋の戦闘で出現したケルベロスについて通信装置を使って帝都にいる知人に報告中、 反粒子を操る怪物などという理不尽にも程がある存在について知人に意見を求めていたはずが 「狼」という単語を聞いただけで興奮し、今すぐそいつを見せろ(捕まえろ)などと無茶振りし、 あげく自分がプラーガに行くなどと言い出し始めた、帝国自慢の最高戦力を諌めるためにヴァネッサが言い放った台詞。 「逃した男に感けて、ただでさえ不安定な東部を刺激しようとすんな。そのために色々、お互い手は打っただろうに。 つうかいい加減、おまえそろそろ諦めろよな……確かロリに取られたんだろ? ならもう勝ち目ないじゃんよ」 改めて言うまでもないことかもしれないが、『シルヴァリオ トリニティ』は『シルヴァリオ ヴェンデッタ』のグラン...
  • 強さ、凛々しさ、格好よさ。隠した弱さに、その初心さ……全部まとめて大好きだ
    発言者:ゼファー・コールレイン 対象者:チトセ・朧・アマツ 人狼が女神に贈る尊き愛の言葉、プロポーズ返しとでもいうべき名言。 死闘の果てに魔星マルス-No.εを撃破するも、ヴェンデッタとの同調の反動から丸半日もの間眠り続けてしまっていたゼファー。 自室で目覚めた彼は、チトセから自身が昏睡中に起こった出来事を聞かされる。 近衛白羊は戦闘を経て降伏。 アオイの身柄も確保した。 政府中央塔での決戦は明日の日没後。 そして深まる魔星、英雄の謎……。 迫る決戦を前に、勇ましく成長した人狼は誓う――「もう逃げない。俺がお前の牙になる」 思いがけない言葉にチトセは頬を染め目を逸らす。 その新鮮過ぎる反応を前にしたゼファーは、思いの全てをぶちまける。 「そういや、はっきり言ってなかったかもな……俺もお前のことが好きだよ、チトセ」 「もう二度と、失わねえし離さない。全部...
  • だから、このままがいいんだ……きっと。あたしとあんたは、ずっとこのままが……
    発言者:シェリル・マクレガー 対象者:トシロー・カシマ 暴君バイロンの口から、探し求めていた真相が明らかとなっていく。 ケイトリンとアンヌの血親が彼だという事、そして無意識下だったとは言え、アンヌは自ら縛血者の力(非日常)を求めていたという事。 両者激突かという寸前で、バイロンは謎めいた言葉を残し、動揺を隠せないトシローの前から去っていった。 ――探偵社への帰路、トシローの足取りは重かった。 アンヌの事もそうだったが、事務所を出る際のシェリルの只ならぬ様子が気がかりであったためである。 バイロンに対する、相棒の恐怖に満ちた表情。 そこには、シェリル・マクレガーの、恐らくは暗い過去(きず)が秘められているのだろうと。 苦い過去を抱える者として、そこに踏み入ることへの躊躇いが、彼の歩みを鈍くしていた。 僅かに差し込む街灯が照らす部屋で、シェリルは儚げな...
  • なんて精巧な姿見。等身大で、嫌になるほど似通っている。これが、同属嫌悪というものなのね……
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:青砥 美汐 互いが互いの在り方、言動を何故か認められず、それでいて相手を否定する言葉を吐く度に己の心も軋む。 そんな事を繰り返しながら戦う女二人の片方が、諦観とともに呟いた二人の事実。 ジュン√、天空のオルフィレウスが見降ろす中凌駕とジュンの二人が、ギアーズの指揮官・アレクサンドルと支配者の猟犬・ネイムレスに立ち向かう一方、美汐が対峙したのはエリザベータであった。 練度の差から美汐は一方的に傷を受けるも、対するエリザベータも“兵士”としての自意識の制御が乱れ、 決定的な手を打てずにいた。彼女の一向に高まらぬ兵士としての戦意、その原因がどこにあるのかといえば…… 「図星でしょう? 分からないなんて言わせない。期待されていないのよ、私達は…… 単刀直入に言うのなら、ええ、骨の髄から舐められている。 わ...
  • 極楽浄土
    エリュシオン 「正しき道を往く者に、それに見合いし光あれ」 『正義』の味方であることを志した“審判者(ラダマンテュス)”ギルベルト・ハーヴェスが抱く野望にして、彼にとっての理想の楽園。 どのような世界であるのか簡単に言えば、それは「正しい者は評価され間違っている者は罰せられる世界」である。 これだけ聞けば何もおかしなことはなくむしろ進んで目指すべき理想の世界に見えるだろう……実際、この世界が成立すれば政治家の腐敗や指導者の堕落は決して起こらないとギルベルトを否定する者にも認められている。 だがその実態は、どこまでも正しすぎて正しさゆえに狂っているとされる理想郷(じごく)にほかならない。 弱者の怠惰、嫉妬、傲慢。悪党の下劣さ。勝者と敗者を同等に並びたて讃えるような価値観。 そんな間違いを正すためにギルベルトが求めたのは、一切の恣意が介入しない完璧で...
  • カレンは、俺と会うために夢の中にまで来てくれたのか……!? う、嬉しいよハニーっ、ハグハグぶちゅっとずっぷし――なんてこともないみたいだもの。
    発言者:カレン・キリシマ 対象者:秋月 凌駕 アポルオンとの激戦、攫われたマレーネの涙─── 傷つき疲弊しきった肉体と精神が限界を迎え、凌駕は意識を失っていった。 やがて、彼は己の精神の奥深くにまで潜行し…… 『ほうら……起・き・て』 血腥い戦いとは離れた、子を見守る母の眼差しのような、穏やかな日差しのような、 そんな心地よさを運ぶ懐かしい風に包まれて、学校の屋上、カレンとの再会を果たしていた。 会えるはずのない存在との邂逅に凌駕は心揺れながらも、 あくまでも冷静に、これは自分の精神が作りだした明晰夢、虚構の光景だと理解しようとする。 常と変わらない様子の凌駕の心を読みながら、カレンは答える…… 『……そうね。確かに、凌駕くんが言うことも当たってはいるんだよ』 『ここは記憶と思い出から形成された光景。私たちが初めてちゃんと会話を...
  • つまり皆、実験に耐えられたという事ではないか?なにせ私に出来たのだから
    発言者:ギルベルト・ハーヴェス 対象者:レイン・ペルセフォネ 帝国有数の技術者がそもそもどういう経緯でオリハルコンの利用ではなく アダマンタイトの改良に目を向けて、結晶核(セイファート)という新技術を作り出したのかを完全に無視した血染処女(バルゴ)部隊長ギルベルト・ハーヴェス中将の言葉。 これは聞いたレインは当然激昂する、自分が出来たから他人も出来て当然でやれない奴は落伍者だと? そういう尺度はうんざりなんだ、お前が出来ようが九分九厘の人間は出来ないままだろうが現実を見ろと。 そして例の発言で反論してくるのかを読んだかの様に最後に言葉を叩きつける── 「大好きな英雄基準で人間すべてをはかりやがって、この度し難い理想主義者がァァァ!」 そうしてレインとギルベルトは死闘へと突入するのであった。 どこまでも雄々しいが故に、良くも悪くも決して他者に...
  • 人間はキャラじゃない
    発言者:飯河 信勇 対象者:アリソン・ザ・ウィッチ トゥルーエンドルートの後半、妖蛆化してアイリーンに襲いかかった彰護のあまりの恐ろしさに、目的を忘れて逃げ出してしまったアリソン。 自分は一瞬だけ強く在ることはできても、強く在り続けることができない。 そんな自己嫌悪を覚えつつ、それでも勇気を振り絞って彰護の後を追おうとしていた時、同じく彰護を追ってスラムビルにやって来た飯河と遭遇する。 アリソンが彰護の名を出したことに驚きつつ、飯河は彼女に自分との同行を提案する。 その誘いにアリソンは一瞬表情を輝かせ───なぜか自信なさげに頷きを返した。 「わたし……お星さまになりたかった」 「かっこよくて、きれいで……絶対くじけない。そんな風になりたくて……」 「でも、だめなの。一瞬だけがんばっても、すぐ元の意気地なしに戻っちゃう……」 そう言いながら涙を流すアリ...
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