強いぞ――本気の大人は。舐めてくれるな少年少女

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  • 強いぞ――本気の大人は。舐めてくれるな少年少女
    発言者:藤堂 綾鷹 対象者:桐原 零示、滝沢 さつき さつきルート、藤堂綾鷹と桐原零示、そして滝沢さつきによるlgelの全てと二人の身の安全を懸けた1vs2の決闘。 しかし1EAプレイヤーに過ぎない二人と、EAの生みの親でありマスターアームという専用の武装まで有している社長とでは世界に君臨する絶対者と単なる一兵卒二人ほどの差があった。 まさに絶望的といえる状況に表情を歪めた二人に対して、何が面白くないのか社長は笑みを潜めて口を開いた。 まるでチートを使っているプレイヤーに相対しているとでも言わんばかりの顔だが、自分に非難される謂れなどは何もない。 なぜなら、これは紛れもなく自分の力なのだから、と。 守るべきものがあるのは少年少女たちだけではない。大人たる自分にも、譲れない魂はあるのだという社長の矜持。 「大人が汚く見えるかい?ずる賢くて、滑稽で。...
  • 台詞/Electro Arms
    ...」 綾鷹 「強いぞ――本気の大人は。舐めてくれるな少年少女」 「ああ言おう。現実なんか糞喰らえだと」 「――我が社のゲームは如何でしたでしょうか?」 「私は既に、君に多大な借りがある。ならばついでに、借金の上乗せを無心してみようかと思ってね」 「だから……その賭けに勝つべく、僕は今日ここへ来たのさ」 「どうだい?まるでゲームみたいな出鱈目だろう」 「猫はいつでも自由でいいのさ……罪はない」 チェシャ 「いいわよ。跪けっていうんならそうするわ。どんな奉仕だって健気に頑張る。そう──あたしの全てを賭けてね」 エヴァン 「特別じゃない? 代わりはいる? 冗談じゃない、やめてくれ……俺を失望させるなよ」 「だから血も流れないゲームなんて俺には要らない見たくない───みんなもっとマジになろうぜ?」 「バトルしといてテーマは愛?」 「トモダチの願いを果たしてやるよ。さあ、...
  • 舐めてくれたじゃねえかよ、やる気出てきた! それじゃあ一つ、賭けと行こうじゃねえかお姫様よォ!
    発言者:アルフライラ・ワ・ライラ 対象者:ニナ・オルロック 掟を破り、隙間を縫い、邪悪と退廃の楽園を棲家として生きてきた女傑アルフライラ。 そんな彼女が、血に飢えた怪物共を前にお嬢様へと言い切った、次なる闘いへの宣誓。 トシロー(臣)の言葉に決意を再び握り締め、バイロンを討ち取る為に。 ニナ達は地下道を通り、ギャラハッドが指示したカルパチアへの侵入路に向かって歩を進めていた。 だが、そんな彼らを狙っていた――否、行き先(・・・)を同じくするカーマインと彼女に率いられた『裁定者』(テスタメント)の雪崩が襲う。 カルパチアへと繋がる昇降機の到着まで、誰かが(・・・)異形共を阻むために残留せねばならない―― トシローは己の役目か、と愛刀を携え進み出ようとして…… 「ああ────邪魔だ。どけよ飼い犬」 突如起動した爆薬が、通路を瓦礫で分断する。 反対...
  • そうやって、いつも真っ直ぐ走っているジュンを見るのが――本当に好きだったよ。勇気や希望を貰ったような、そんな気がしていたんだ
    発言者:秋月 凌駕 対象者:万里也 ジュン いつも太陽のように明るく、前向きで笑顔を絶やさなかった少女。 そんな彼女が、速さ”の陰の、積み上げた努力を徒労に帰してしまうことへの恐れに苛まされ、 それを克服しようとしてまた傷を増やしていく姿を見つめた上で、 彼女を想う一人の男として少年が伝えた、少女の走ってきた姿への素直な思い。 ジュン√、アポルオンとの闘いで傷つき倒れた凌駕は、夢の中の屋上でカレンと再会を果たす。 凌駕は、彼女からアポルオンと闘っていたもう一人……ジュンの心は、これから 本来単独では到達できないはずの影装に辿り着いた反動に苦しむことになるという事を告げられる。 そしてカレンは、いつも通りで気遣わせてもくれない凌駕に軽口を叩きながらも、 もう、こうして彼と言葉を交わし合うことができなくなる事に、初めて寂しさ、切なさの宿った表情を見せ―― ...
  • お願い。私の味方でいて。 あなただけは、私だけの拠り所で
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:トシロー・カシマ ――本編より遡ること12年前、縛血者(ブラインド)に成ってからの年月の浅いニナの精神は、 先代から受け継いだ公子(プリンシパル)という地位の重責と、それに対する周囲からの有形無形の圧力(プレッシャー)に押し潰されかかっていた。 ……嫉妬が痛くて、労わりが疎ましくて、悪気のない腫れ物扱いとこれ見よがしな罵倒が心を追い詰めてゆく。 余裕を取り戻す余地も、信用できる存在もなかった。 人であった頃に絶えず心を苛んだ孤独感……それは、まだまだ幼かった彼女を衝動的な行為に奔らせた。 それは――― 「――トシロー、私を抱きなさい」 己を物言わぬ“剣”として使ってくれ。 そう告げ、自分もまたその関係を結ぶことを認めた寡黙な男、トシロー・カシマと、強引にでも「関係(きずな)を深める」行為であった。 ...
  • 待て―――待ってくれ、不死身の英雄。俺を置いていかないでくれ
    発言者:どこにでもいるちんけな小悪党だった男 対象者:本物の「光」を体現する不死身の英雄 ファヴニル・ダインスレイフが運命の出会いの際に欲望竜としての産声を上げた台詞。 どこにもでいる小悪党で視界にさえも映っていないかのように他の悪党諸共叩き斬り、そのまま背を向けて進撃を開始しようとした英雄に対して告げようとした、恋する乙女の告白のような言葉。 本気で生きても夢が叶う保障などどこにもないのだから必死に生きることなど馬鹿らしいと、 だから自分のように楽に甘い汁を吸いながら生きるのが賢い生き方なのだとしてきた、どこにでもいる小悪党だった男。 しかし、そんな男の価値観は、己の所属組織を壊滅させた 「真実心の底から怒り、本気で生きている男」の、光り輝く意志の力を目の当たりにしたことで一変する…… ああ、あの男は本気で怒っているのだ。挑んでいるのだ。 勝...
  • 愛している、ヘレン
    発言者:只人の少年・皇悠也 対象者:最愛の妻・ヘレン ミサキルート、目覚めた神祖の天敵が地母神を、知恵の神を駆逐し、大国主へと迫る。 何度も何度も操縦機兵(アメノクラト)を造り出したがそれもついに限界を迎える。迫り来る竜人を前に…… 「諦められるか。それでも僕はッ────!」 先に散った二柱を超える神天地(アースガルド)への渇望、いや使命感(・・・)が彼を無謀と知りながらも最後の突撃に踏み切らせる。 「大切な約束があるのは、おまえ達だけじゃないんだよ!」 世界を変えてしまった者としての責任をとるという一念、そして愛する伴侶へ誓った愛のために───絆のために。 ならば、いいだろう――この瞬間だけ、ラグナ・スカイフィールドは九条榛士として告げる。 「今でもそれを、相手が変わらず望んでいるか。ちゃんと確かめて来い、悠也!」 ...
  • 要するにあたし、今ピンチになったら無敵モンスターを1回召喚できるレアカードをゲットしたって事よね?
    発言者:滝沢さつき 対象者:桐原零示 学園からの帰り道を、共に歩く二人の少年少女の姿があった。 「ふんふふんふんふ~ん♪」 一人は上機嫌に鼻歌混じり、ほぼスキップの歩幅で歩むさつき。 そしてもう一人は…… 「おいさつき。さっきから、オレの周りをグルグル回るのはいいんだがよ…… 鼻歌やめろ。きめぇ。うぜぇ。なに一人で浮かれてんだか……」 久しぶりに幼馴染である彼女と肩を並べて帰宅する、呆れ顔の零示である。 彼の容赦ないツッコミも慣れたもの。 一緒に下校する、などという珍しいイベントが起きた理由を尋ねてくる少女に、 零示は、夜の六本木という闇の中には求めるものは何もない……つまりは萎えたという理由を内心に潜め、 一応事実でもある、自らの体調不良が原因であり、当分おとなしくしているという当り障りのない答を返す。 要するに暇に...
  • 頼む、我らが戦友よ――オレを助けてくれってな!
    発言者:ジェイス・ザ・オーバードライブ 対象者:帝国軍 セシル√、神の手先達により絶体絶命の窮地に追い込まれ、誰もが手を拱いている中、限界突破(オーバードライブ)が胸を張って叫んだ言葉。 セシルの特殊性を危ぶんだスメラギは、その謎の調査を兼ね計画を前倒しし世界樹(ユグドラシル)の創造を始める。 そしてラグナ達は聖教皇国(カンタベリー)全体戦力の総合値による足止めという覚醒潰しの戦略にハマり、 世界樹の創造を止める事ができずただただ苦渋の色を浮かべる事しか出来なくなる。 しかし、そんな中でも限界突破(オーバードライブ)は勝利への希望を微塵たりとも失わず、眼差しは未来を見据える。 彼は無敵の英雄のように、一人で全てをこなす事が出来ない事を知っているから対抗の為の仕込みを怠る事はない。 国一つを相手取るにはこちらも国家権力の総動員が必要で、それならそれを...
  • ならば貴方の身柄を私が買います。今日から、私だけの剣(もの)になりなさい
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:トシロー・カシマ 二人の主従(男女)――その初めての出会い。 「私が、北米西部鎖輪(ディアスポラ)公子――ニナ・オルロックです。 ―――貴方が、噂に聞く“サムライ”ですか」 それが、紛争に揺れる鎖輪に現れた来訪者(トシロー)への、公子(プリンシパル)ニナの最初の言葉だった。 他者にそう見えることを意識して形作った、凛と張り詰めた表情と物腰。 その為に費やした努力の量。それを支える動機(モチベーション)と精神力。 それら代表者として評価されるべき美点。 ────同時に、そのどれもがどこか浮足立っているという危うさ。 それが過去を隠し、生き場を求めて流れ着いたトシローの、ニナ・オルロックに対する最初の印象であった。 直に接触してきた公子に元々の鎖輪、自分達に協力してきた目的を問われて...
  • 教えてくれ……美影……
    発言者:トシロー・カシマ ニナ√、未だかつて目にしたことのない“絶対者”との邂逅に動揺しつつも、 そんな揺れる己の事を認めると伝えてくれたニナの為に、“剣”として夜の世界の治安を乱す裁定者(テスタメント)を狩っていくトシロー。 しかし、彼の胸には消えぬ不安の影があった。 自分が力になると誓ったニナという女性もまたアリヤのように、他者に規定された“理想の自分”を求めすぎる余り、 自己自身の心を置き去りにし、無惨に朽ち果てる末路を辿るのではないかと……そんな不吉な影が。 ……ニナとの対話を経ても、トシローは心に積み重なった不安の影を伝えられない。 そんな中、家族を「贋物の」三本指に奪われたアンヌを使者(子)として、バイロンが彼個人に接触を図ってきた。 トシローは、力を失い縛血者としての絆に縋るしかなくなったアンヌの姿を思う。 人間としての帰属すべき場所(ホ...
  • 特別じゃない? 代わりはいる? 冗談じゃない、やめてくれ……俺を失望させるなよ
    発言者:エヴァン・アーマライト 忍ルート、駐日アメリカ大使館近く……そこで『長官』からEAの核心に迫りうる存在―Type-0―その情報を受け取るエヴァン。 それに対し彼は「あくまでゲーム(・・・)の中の事」と関心薄い様子であり、任務の標的にして、 最高の獲物と執着してきた桐原零示を、実験台(サンプル)として捕える段階か……そう思考を次の段階に向けていたが、その耳に予期せぬ言葉が飛び込む。 「代わりは利く(・・・・・・)」「キリハラ・レイジは特別な一人ではない」 既に彼と同じ最初期感染者(ゼロナンバー)は、確認できる限り確保済み。こちら側優位で研究は進められる。 よって、速やかに君の手で「ゲーム(・・・)」を閉じ事態を我々の完全な管理に置く―― 命令を伝え、通話は終わった。 ……受け取った事実が、少年の中から破壊工作員《ラプター》と、血に飢えた獣《...
  • ふざ、けんな……何だそりゃ、冗談じゃないんだよ……このっ、反則野郎……!
    発言者:青砥美汐 対象者:アポルオン 『撤退は不可能。後方支援(バックアップ)は不全。君達を救う要因は、今や君達自身の力にしか存在しない』 『よく言うであろう? 運命とは、自ら切り拓いてこそ価値があるのだと』 ジュン√、凌駕達3人は展開されたマンドレイクジャマーの中、《預言者》と名乗る仮面の機人に遭遇する。 その姿に司令官(マレーネ)が信じられないものを見たかのように狼狽し……連絡は途絶してしまっていた。 強大な素粒子の反応を放ち、半人半機の異形を備える謎の存在を前に、反逆者達は各々の輝装を武器に協力して立ち向かう。 だが、高速の蹴撃はその鋼の躰を僅かに揺らす事もできず、追撃する鋼の人形はたった一撫で(・・・・・・)されただけで装甲を砕かれた。 僅かな交錯の中で見せつけられる、圧倒的な性能差。それを理解した上で、少年は自らの拳の特性を用いて抵抗しよ...
  • 遅くなったなァ、騎兵隊の到着だッ!!
    発言者:緋文字礼 対象者:秋月 凌駕、万里也 ジュン、マレーネ・フランケンシュタイン ジュン√、明らかになったアポルオンの正体、そして残骸と成り果てた彼に唯一残された悲痛なまでの思いに、 肉親であるマレーネは打ちのめされ、彼から排除する障害としか見做されない凌駕とジュンは、その影装の力を前に鉄屑同然に変えられてしまう。 そんな窮地でも、諦めを抱きかけたマレーネに、大切な誰かによって守られた生、それを必死につなぐことの大事さをジュンは訴え、そこから勇気をもらったマレーネ、そして凌駕は再び足掻こうと試みる。 しかし、妹を守りたい、ただその一念で他を破壊しつくさんとするアポルオンは、凌駕、ジュンへ向け超重力偏重を乗せた鉄拳を振り下ろす。 逃げ場なき無慈悲な攻撃に彼らの命運は尽きたかに思えた……が 「――遅くなったなァ、騎兵隊の到着だッ!!」 次の瞬間...
  • だから今、侍として約束する。俺は、この村を───澪を、絶対に忘れたりなんかしない
    発言者:柾隼人 対象者:澪 侍になるために――江戸へ旅立つ一人の少年が、悲しむ大切な幼なじみに誓った、己の原点であり譲れなかった『約束』。 十六夜村の年貢米の刈り入れが終わった秋の頃…… 十五歳となった隼人は、村外れの水車小屋に幼なじみである澪を呼び出し、ある決意を告げていた。 ――生まれ育ったこの村を出て、江戸で本格的に剣術の修行を積むという事を。 隼人の決意表明に、淋しさを隠すようわざと大笑いしてみせた少女は――一転して真顔で彼をにらみ上げた。 「いい加減にしなさいよ。あたしたち、もう大人なんだよ?いつまで子供みたいな夢を見てるのよ。侍になんてなれるわけがないって、毎日のようにいろんな人から言われてきたでしょ?どうしてまだ諦めてないのよ!」 自分を置いて出ていくなんて許さない。隼人がいなくなったら寂しいよ、だから行かないで、お願い。...
  • 胸を張るがいい、蝋翼よ。君は誰かを救える男になれる
    発言者:ギルベルト・ハーヴェス 対象者:アシュレイ・ホライゾン 自らが光の生贄へと変えて奇跡を起こさねば全滅必至の絶望的な戦場へと送り出した自らの計画の本命であるアシュレイ・ホライゾンが、 結果見事覚醒を遂げた事を心の底から祝福するギルベルト・ハーヴェスの台詞。 なおまさにご満悦と言わんばかりの彼の様子とは裏腹に、彼がこの祝福の言葉を述べる前に アッシュの事が大好きな少女は互いに守りたいと願っていた大切な少年と殺し合う事になり、ゼファーさんの後継に相応しく狂い哭かされ 同じくアッシュの事が大好きな少女の従者も奇跡のように再会できた大切な二人が目の前で殺し合う姿を見せられながら、自分は何も出来ないという最悪の悪夢を見せられ泣かされていた。 見事覚醒を果たして死地を脱したアッシュの様子を遠く離れた場所から感知して恍惚としながらギルベルトは告げる まるで無垢な...
  • ありがとう。二人で一緒に幸せになりたいね
    発言者:古雅幸 対象者:神代直 夕暮れの屋上――幸から「好き」と告白された直は、彼女の見せたどこまでも真摯な想いに心揺さぶられ…… すっかり捻くれてしまった態度ではなく、正面からその好意を受け止めようと誓った。 晴れて恋人同士となった二人は、とても良好な関係を形成していった。 一度は挫折した陸上の道を、直は幸の助けを借りながら、一からやり直し始める。 少しずつ、彼の表情には光が戻り……そうやって前を向き始める恋人の姿に幸もまた確かな喜びを感じる日々が続く。 「大好きだよ、神代くん……」 「ああ、俺も……」 そして、季節が夏へと移り――年上の幸が誘う形で彼らは一線を越える…… 寝室の暗がりの中で、本当に自分は幸先輩と恋人になったのだと…… 恋人の肢体を腕に抱き、この上なく直は満たされた心持になっていた―― だから、だろうか。...
  • 最悪の絶望を与えてくれ────オレならばその程度超えられるはずだ
    発言者:アポルオン、傲慢な天才 緋文字礼、かつて傲慢極まる天才だった彼が己に対する傲慢極まりない信頼と共に懇願した言葉。 マレーネ√、緋文字礼は未だ見えざる自分の過去に対する恐怖を抱きつつも、 その全てを知っていると言うアポルオン、いやその背後にいる支配者に向かって問いを投げる。 「おまえ、が――僕の過去を奪った……のか……?」 その言葉に対し、素晴らしいと――アポルオンの主は掛け値なしの賞賛を送る。 だが、その賞賛の中に無視できない言葉がある事に、礼は気づいてしまった。 ――今回(・・)……? 疑念の霧が彼の心中を覆い始める中、アポルオンは教え子を導くように語り始める…… 『さて。ここに何も書かれていない、まっさらな白紙のノートがあるとする。 それを前にした時、果たして人間は何を感じるものだろうか? 不安と背中合わせの、...
  • 願うな、挑むな、無茶を通すな。必ず成すと暴れるな
    発言者:アメノクラト 対象者:アシュレイ・ホライゾン、ケラウノス 仮想世界の檻を抜け出し、ついに事態の根源…アメノクラトへとたどり着いたアッシュ達。 『素晴らしい、素晴らしいとも、君は何も悪くない。実に社会的な英雄だ』 自らの信条(ルール)に従い、大和の遺産、それを操る何者かへと対話を望む極晃奏者(アッシュ)。 身柄を捕え命の危険に晒した相手にも、歩み寄ろうとする英雄の姿を前に、彼(・)は――― 『残酷な運命に翻弄されても、世界を呪わず誰かを救える英雄か……』 『極めて高潔な人間性、圧倒的だよ。覚者と呼ぶに相応しい』 『だが悲しいな、生まれる時代が早すぎた。我らの無能だ、責めるといい』 深い情念を籠めて『素晴らしい』と告げながら、 君の「可能性」をこの世界(新西暦)はまだ受け入れることができないとして、その力を奪うべく代行者を...
  • 僕には、君が必要だ……一緒に傷の痛みを耐えて、後ろめたさを抱えながら生きる、君のような相方が
    発言者:緋文字礼 対象者:草笛 切 親友や仲間との出会いにより空虚な生に誇りを抱き…… しかしその出会いも誇りも、過去の恥ずべき選択から生じたと突きつけられて絶望し…… そのまま苦悶の果てに朽ち果てるかに見えた傷だらけの男が、小さな救いを与えてくれた傷だらけの女へと告げた想い。 マレーネ√、自分の忌むべき過去を思い出し己の愚かさ、いやそれ以上に親友、仲間達への悔悟の念に苛まされる礼。 そんな彼の傍らで、切は自分もまた「裏切り者」───機構と反抗勢力の争い、それが機構側に仕組まれたものと知りながら、臆病さゆえに現状維持に甘んじた者なのだと告白する。 そんな彼女に、礼は同じ調整役(やくわり)を演じていた自分の正体も始めから知っていたのではないか?と問う。 それに切は肯定の頷きを返して…… 「知っていたよ。だから、ワタシはキミがずっと羨ましかったん...
  • これでついに、ようやく私は───私の望みに手が届く
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ ジュン√――機械神が見下ろす中で、遂に反逆者と実働部隊の決戦が始まる。戦艦要塞の火砲を潜り抜け、マレーネと切が突破口を切り拓き、軍人達の放つ影装の脅威に礼と美汐が立ち向かう中で…… 中核メンバーにして、オルフィレウスの主要観察対象となった凌駕とジュンは、ネイムレスとアレクサンドル、二体の鋼鉄(ハガネ)に立ち向かっていた。 どこまでも計算され尽くしたアレクサンドル達の殺戮の技に対し、少年少女は背中を押してくれた仲間達の想いと互いの絆を胸に、信じ高め合う。 だからこそ、斃す為に闘っている相手だとしても…… 彼らには人間としての個を殺し、冷たく自らを削るように振舞うアレクサンドルの姿が痛ましく映っていた。 ここまでに至るまでの道のり、関わってきた人たちの想い――あんたにだってそういうものがあるはずだろうと。 命令だ...
  • さようなら――マレーネ
    発言者:ハインケル・ヘルツォーク 対象者:マレーネ・フランケンシュタイン マレーネ√、己の大事な人を守り、生かすため、死して鋼に変わり果てた兄を撃ったマレーネ。 その一撃で、苦しみから解放されたハインケルが、妹の成長した姿を喜び、彼女を支えてくれる少年に家族の未来を託した後…… 自分がいなくても妹が大切な人と寄り添って強く生きていけることを確信し、安堵と共に告げた別れの言葉。 事態の根源たるオルフィレウス、天空に坐す彼を引きずり出す手がかりを求め、凌駕とマレーネは二人、電波塔まで赴いていた。 そこにも、何等機械神の居城につながるものは見当たらなかったのだが……しかし、二人は思わぬ存在と対面を果たすこととなる。 そう、アレクサンドルと死闘を繰り広げ、多大な損傷を被り マレーネの前からも姿を消していた、アポルオン――ハインケルがそこにいた。 傷つき、既に...
  • 謳われぬ蒼穹
    Unsung Blue 「今この瞬間、オレたちは自由だ!」 終着点(ゴール)に辿り着くためではなく、全力で生きていくために。 それでありながら、終わらない人生(ゲーム)に喜びを描くために。 二人の旅(・・・・)は続いていく。次はどこへ行こうか――どこでも行ける。どこだっていい。 この世は何処でも楽園(じごく)の地獄(らくえん)……おまえ(あなた)がいてくれる限り、自由はいつも、ここに在る。 解析したデータを用いて、無意識が作り上げていたプログラム。 Type-0を媒体に、人体が生理反応から精製した個人のためにあるブラックボックス。 彼だけのために誕生した情報(データ)の結晶。 次元(デジタル)の壁を飛び超えて現実化(リアライズ)した、桐原零示を示す力である。 あらゆる間合いを無効化し、距離を無視した動き(・・・・・・・・・)で相手に攻撃を加える、など...
  • 分かるか、神の眷属よ――これが本当の不死身なんだ
    発言者:ジェイス・ザ・オーバードライブ 対象者:リナ・キリガクレ、シュウ・欅・アマツ セシル√、限界突破(オーバードライブ)は不死の使徒に対し、次世代へ、 人から人へと想いを受け継いでいく事こそが不滅であり、最も大切な事であると説く。 永遠を生き、人間をより良い方向に導く為に管理する事など不滅では無いと限界突破(オーバードライブ)は謳(うた)うように語る。 誰かの笑顔を見れば胸が温かくなる、泣いていたら拭いたくなる、 そんな定命の人間(ヒト)だけが持つ感情こそが不滅の誇りであると信じるが故に。 それは勇者の背中を見て勝手に感銘を受け抱いた想いではあるが、 だからこそ限界突破(オーバードライブ)は光になれなどと馬鹿げた事を他者に押し付けない。 尊敬する恩人から受け継いだ矜持(きょうじ)は、愛おしいと思った誰(だれ)かの笑顔を守る事なのだから。 ...
  • ま……でも帰ったら、もう少しマシに口説いてくれるって約束は憶えたからね。破ったら駄目だよ、礼クン?
    発言者:草笛 切 対象者:緋文字礼 失った過去を取り戻すべく傷をおして立ち上がった礼へ向け、僅かに真情を乗せて切が告げた言葉であり、小さな約束。 マレーネ√、ネイムレスの自爆から仲間達を庇った礼は、自分の記憶を奪った謎の人物を夢に見る。 そしてその悪夢から彼が目を覚ますと、そこは凌駕達の通う学校の保健室であり、礼を救助した切の姿もあった。 二人だけの部屋、礼は当初自分に関わる夢の事を内心に押し込めていた。 だが、そんな彼の様子を切は見透かしており、彼女の洞察に対して礼は素朴に憬れを口にし、それに切は自分はそんな大した人間じゃないし、今のキミは誰に対してもそんな思いを抱くのだろう?と笑うのであった。 ……そして切は、礼が自分を評した「何も見ていないようで全てを見ている。誰もが見落としているようなものでさえ」という言葉に対し、「そんなにいいものでもない」と苦笑...
  • もう……しょうがない人。いいわ、撫でさせてあげる。あなたに、好きなだけ撫でさせてあげる。だから、これからも私を愛するのよ。いいわね……秋月凌駕
    発言者:マレーネ・フランケンシュタイン 対象者:秋月 凌駕 自分の闘いの真実を知らされ、さらに喪った家族の命の尊厳さえ玩ばれ、深く傷ついたマレーネ。 それでも大切な人の歩みに、「正しく強い」人の歩みに置いて行かれまいと、気丈に彼女は振る舞う…… だが、そんな少女の姿に・・・これまで出会った人々の姿に・・・ 自分の歪みを突きつけられ、“傷”を押し広げられながらも、 凌駕は己の内に芽生え始めた願いを、真にマレーネを思い遣りたい、君ともっと“近づきたい”という思いを拙くも告白した。 今までとは異なる少年の言葉に、温もりが欲しいと告げた言葉に対し、 マレーネは少しの驚きと戸惑い・・・そして歓びを滲ませて応える。 「うぅん……嬉しい。私の事を、凌駕が必要としてくれるなら」 「愛して……凌駕」 彼の胸に抱かれながら、少女は笑顔で囁いた。 ...
  • さあ、お色直しだネイムレス。真理へ導くそのために、まずは傷を与えに往こう
    命令者:アポルオン 受信者:ネイムレス 美汐ルート……美汐を庇って重傷を負ったものの、敵拠点から何とか生還した凌駕をロビンフッドは回収し撤退。 その後、ギアーズは戦場に乱入したネイムレス(最優先目標)に攻撃を集中。苛烈な反撃は受けたものの、機体の捕獲に成功する。 戦力として拮抗していたアレクサンドルに他の部隊員が加勢することで、戦闘は流れ作業のように終了したのだった。 その脅威を知る者達にとって、不思議に思う(・・・・・・)ほど。 そう、まるで……完全に壊されてしまっては困る(・・)という何者かの意思が働いたかのように。 そして艦内指令室に場所を移し、アレクサンドルが見守る中、乱丸が内部情報の解析作業を実行していたのだが。 「はい、ダウト―。こりゃ悪意(・・)を感じるね」 「鵺乱丸。詳細な解析内容の説明を述べよ」 その結果は、情報制御...
  • あれらは、己自身に飼い慣らされている
    発言者:《伯爵》 アリヤ√終盤、白木の杭の手により、政治中枢にいた藍血貴(ブルーブラッド)は壊滅、 残る霧の都の縛血者(ブラインド)達も、これまで身を守ってくれていた薄闇の保護を失った事で孤立…… 年月の重みも、後天的な研鑽もなく、単純な生態だけに依存して闘争を行ってきた者が大多数であるが故に、 彼らを狩る事に特化し、生物として単純に強い(・・)裁定者(テスタメント)に変えられるか、無惨に喰われて滅ぼされるか……そうして彼らは夜の街から急速に姿を消していく。 鎖輪(ディアスポラ)が滅びゆく光景を、実験動物を検分するが如き視線で見つめる者が一人。 それは、裁定者の親たる不滅の『柩の娘』、その主である《伯爵》だった。 そんな彼が予測通りの結果を前に、妄執もない、成長もない、異常ではない(ありきたりな)縛血者を俯瞰し淡々と評した台詞。 (ニナ√のアイ...
  • 宗教では、駄目だ。宗教では、誰も救えない
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ 信仰に身を捧げていた敬虔なる神父であったアレクサンドル・ラスコーリニコフの宗教を見限る発言。 彼があくまで宗教というものを人を救う為にあるものと捉えていた点。 祈りを捧げることで心安らかになれるといった精神的な救いではなく、現実的な救いにこそ重きを置いていることが現れた台詞である。 国家の宗教弾圧という現実に直面し、敬虔なる神父であったアレクサンドルは宗教を弾圧した国家体制ではなく、あろうことか自らが信仰している宗教こそを見限る。 「宗教(これ)では、駄目だ。宗教(これ)では、誰も救えない」と。なぜなら彼が神に求めていたのは偶像としての在り方ではなかったから 彼が求めていたものはただ一つ、嘆きを止めることの出来る“力”であり、救うことの出来る“手段”であったから。 すべては人を救うため、神は奇跡を起こして現実的に人を救っ...
  • 舞い踊る紅蓮
    Dancing Red 「今この瞬間ワタシたちは自由だ!」 終着点(ゴール)に辿り着くためではなく、全力で生きていくために。 それでありながら、終わらない人生(ゲーム)に喜びを描くために。 二人の旅(・・・・)は続いていく。次はどこへ行こうか――どこでも行ける。どこだっていい。 この世は何処でも楽園(じごく)の地獄(らくえん)……あなた(おまえ)がいてくれる限り、自由はいつも、ここに在る。 解析したデータを用いて、無意識が作り上げていたプログラム。 Type-0を媒体に、人体が生理反応から精製した個人のためにあるブラックボックス。 彼女だけのために誕生した情報(データ)の結晶。 次元(デジタル)の壁を飛び超えて現実化(リアライズ)した、レオナ・K・バーンズを示す力である。 あらゆる間合いを無効化し、その場から一歩も動かず刃・銃弾・光線砲の区別なくその...
  • 幸せはみんなと同じになることじゃないんだって、ナオとユーリが教えてくれたから
    発言者:ジャハーナーラ・ベーグム 対象者:神代直 幼い少年の姿で、優理は“直にいちゃん”から貰った答えを愛おしそうに抱いて、光の先に消えていった…… 彼と入れ替わるように直の前に現れたのは、星界の巫女としての姿……ではなく、ずっと目にしてきた一人の少女としての姿のナーラ。 彼女は告げる―― 「ユーリが消滅してナオが生存したことで、最終演算結果は照合失敗ということになったわ」 「必然的に融合知性群体(わたしたち)は、この文明圏(ほし)の融合と同化を停止する」 「だから“私”として最後のお別れを言いにきたの」 世界は選別による滅亡の危機からギリギリで救われた――― 淡々と結果を読み上げる少女の言葉から、その事実を知る直。 そして、もう一つこれがナーラという少女の個が存在できる最後の時間であるという事も。 この先彼女は知性群体の一部に組み込...
  • 本気でぶつかり合うからこそ、命ってのは輝くんだよォッ!
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:ネイムレス 加速度的に強化されていくネイムレスの猛攻で満身創痍になりながらも、出てくるのは「つまらない」という呟き。 人類は人類と争うべきであり、感情を持つ相手だからこそ、そこに何かが生まれてくる。 しかしネイムレスはどこまでいっても冷たい機械であり、それには当てはまらない。 イヴァンが抱く闘いへの想いを、それを否定する存在であるが故に在る事が耐えられないモノ(・・)のネイムレスに言い放った台詞。 以下本編より 「テメェの設計図に、徹底して足りないものを教えてやるよ。それはな、闘うことに通じる美意識(・・・)だ」 「人間は胸に来る殺し合いが好きなんだよ。どれだけ否定したとしても、俺には分かる・・・・・・ずっと見てきた。 英雄同士の決闘は胸に来るほど綺麗だろう? 醜く肥えた豚どもを、強者が断罪するのはスカッと来...
  • 嘘偽りなど微塵もねぇぞォォッ!!
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:緋文字礼 ジュン√におけるギアーズとの最終決戦、軍人として“任務”に殉じるイヴァンと、過去の経験を取り戻しつつあった礼との戦闘は千日手の様相を呈していた。 その互角となった戦いを、闘争とは本来こうあるべきだと、この今を最高の体験だと絶賛するイヴァン。 基本的に優劣がはっきりしている現実ほど同等の敵手はそう現れないからな、と。 そんなイヴァンに対して礼は、こんなもののどこがそれほど楽しいのかと吐き捨てる。 所詮は殺し合い。不条理な現実が愛しいからといってどこに与してどうするのかと、イヴァンとは反対の感情をぶつける。 だがその礼の言葉にもイヴァンは全く自分の信念を曲げず、まだまだ人類には同種での殺し合いが必要なんじゃないのかと返す。 正義や理念。そういうものはあってもいいし、それは個人の自由である。 聖邪、陰陽、光闇、その種...
  • なんで、わたしのときには来てくれなかったんですか……?
    発言者:アンヌ・ポートマン 対象者:ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス ケイトリンを屠ったクラウスへ「吸血鬼という存在が許せない、人間は素晴らしい」と言うのなら、なぜ自分が噛まれ吸血鬼にされてしまうその時に自分を助けてくれなかったのかと恨みと共に吐き出したアンヌの台詞。 涙を流しながら助けてくれと狩人に懇願するものの、しかし返ってきたのは「これからお前を貫く」という鋼の決意だった。 夜に怯えずに済むように、人の輝き(・・)を、尊さ(・・)を守る為に。人類(われわれ)は必ず吸血鬼を一掃する。 お前のような犠牲者はもう出さない。自らが間に合わなかった咎を、このような手段でしか救えすに済まない。 そう心から詫びながら、ホワイトパイルは杭を握る手を引き絞った。 だが、友人も、家族も失っていたアンヌが欲しかったのはそんな言葉ではなく……。 以下本編より抜粋 違...
  • 美影────俺を……俺の愚かさを、裁いてくれ!
    発言者:トシロー・カシマ 対象者:美影 トシロー・カシマがようやく気づいた、気づいてしまった己の真実の願い。 「現実」を前に絶えず煩悶と葛藤を繰り返す彼の内にあったのは――決して届かぬただ一つの願い。 “トシロー・カシマという人間は、美影と共に死にたかった。死んでいたかった”という未練だった。 グランド√、《伯爵》によって明かされた縛血者(ブラインド)の起源とその辿り着くべき運命(おわり)。 鎖輪全体が終焉に向かって混沌としてゆく中、まるでトシローに引き寄せられたかのように、彼の元へ再びスカーレットが現れる。 縛血者にとって危険な柩の娘からトシローを引き離そうとする女性陣を軽くあしらい、一方のトシローもまた“彼女”に引き寄せられ…… ……トシローの魂は外界を離れ、スカーレットの内の記録――星々の煌めく銀河へと投げ出される。 そこで彼は知る、縛血...
  • ニナ・オルロック
    “PRINCIPAL” CV:岩田由貴 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。ヒロインの一人。妖怪白髪女orザ・シルバー。 霧に深く包まれた街・フォギィボトムを中心とする、北米西部の縛血者コミュニティ “鎖輪” を統率する年若い支配者。 外見、性格とも気位の高い素養を覗かせる少女だが、しかし縛血者社会の中ではまだまだ若輩者に過ぎないとも言える。 本来の彼女は縛血者になって日の浅い、先代から継いだ血統によりトップに立ってしまった未熟な少女でしかない。 それでも親たる先代からの大きな置き土産を背負い、今日もまた柔い心を威厳のベールで押し隠している。 トシローは直属の部下であるため、有事の際はニナの命令に従って行動することになる。 人間社会との共棲関係を維持するため、公子である彼女は時に表の世界の夜会に姿を見せ、そうした場では高層ホ...
  • 誇ってくれよ、トシロー。いい気分だったと言ってくれ。俺は、そんなおまえからこそ……この字を勝ち取りたい。……誇りたいんだよ、頼むよ
    発言者:アイザック・フォレスト 対象者:トシロー・カシマ これまで各ルートで露となっていたアイザックの“三本指”への執着心。 しかし……グランド√において、怪物との殺戮劇の果て、瀕死の体の彼が譲れぬ信念を叫んだ後、友に語りかける言葉は……それまで見せたことのない、切々とした想いの吐露であった。 そしてその傷に塗れ弱り切った姿は、友の擦り切れてしまった過去の痛みを疼かせる。 本編より 「そうさ、だから……誇ってくれよ、トシロー。いい気分だったと言ってくれ。三本指(トライフィンガー)だった時間を、肯定してくれ。 あの瞬間のおまえこそが、純然たる本質ってやつだろう? 俺は、そんなおまえからこそ、この字(あざな)を勝ち取りたい。誇りたいんだよ、頼むよ……!」 「……矛盾しているな、アイザック。自分は嫌だと言いながら……俺にだけ、過去を認めろと言うのか?」...
  • 認めようじゃないか、名も無き英雄。お前は奴の後継でも、まして模造品でもない。
    発言者:ファヴニル・ダインスレイフ 対象者:アシュレイ・ホライゾン 愛の力による覚醒というあの日仰ぎ見た孤高の光とは全く違うが勝るとも劣らない輝きを目にしてのファヴニル・ダインスレイフの台詞。 最高だぜホライゾン!お前が本当は出来る子で俺は心底嬉しいぜ!!! 愛の力による覚醒を遂げたアッシュとミステル。そんな二人の輝きが、“絆”という宝が眩しくてたまらない。 どれだけ本気を出しても壊れず折れずひるまず立ち向かってくる宿敵よ。その美しい絵空事(・・・・・・)が愛おしくてたまらないのだ。 こんな展開をずっと自分は待っていたのだと宝を欲する強欲竜は歓喜の咆哮をあげる―― 「最高(、、)だ、てめえら!やっと本気になってくれたなァ、嬉しいぜ!」 「ああ、俺は彼女を愛している。この力はただそのために」 「誰よりも、何よりも、大切だと想っているから───立ち...
  • おかえりなさいっ
    発言者:マレーネ・ヘルツォーク 対象者:秋月 凌駕 最後の闘いが終わり、一年の時が流れた。 あの日星空を見上げた者達は、鋼の時計が刻む無機質な鼓動より解き放たれ、 “彼ら”が伝えた、『等身大の自分』…その鼓動を感じながら、 各々、取り戻した日常を守り、あるいは新たに歩む道を模索していた。 それは、幼くして剛くあることを強いられつつも、優しさを取り戻せたマレーネという少女にとっても同じであり―― 今の彼女は、非凡な科学者としてではなく、高嶺と共に、学園生活の時をゆっくりと過ごしていた。 そんなマレーネは、今日も仲間の一人……元の肩書を消され、ただの学園の一保険医となった切の元に足を運ぶ。 「まったく、お昼の度に毎日こんなとこ来てちゃ、友達も出来やしないわよ?」 「む、友人ならいるさ。それより私が訪れてやらないと、保険医が寂しかろうと思っ...
  • 台詞/Vermilion
    トシロー 「目を覚ますがいい、魔人に焦がれし童たち。滅び去るがいい、怪物を気取りし愚者どもよ」 「仕事だよ、成り立てへのガイダンスだ」 「それほど吸血鬼になりたくば、どんな痛みにも慣れてしまえばいい。だが、そっちには何も無いぞ───進むのは、やめておけ」 「牙をへし折り、這い蹲らせて血を流させる。──喜べ、敗北をくれてやる」 「俺には理解できん……なぜ、そうまで容易く己の舵を手放す事ができる?」 「俺は……この娘を救うという建前の元、その運命とやらにただ意趣返しを……一矢報いる復讐戦を挑みたいだけなのかもしれん」 「我は一振りの刀にて、主君を守る誉れ高き武士と成らん」 「ならば、そのような道など……縛りなど、俺は要らぬ! 美影は美影、天にも地にも代わりなどおり申さぬ!」 「いいのだ……これで俺は、お前を生涯離さずにいられるのだから」 「吸血鬼だと……化物だと…………許さん、許さんぞぉォ...
  • イザナ・フォン・ザンブレイブ
    ... 43) イザナ「強いぞ――本気の大人は。舐めてくれるな少年少女」 -- 名無しさん (2020-05-25 00 59 50) ちんぽをですか? -- 名無しさん (2020-05-25 08 04 52) エロゲ―だとテクニック活かせないもんね -- 名無しさん (2020-05-25 09 14 36) ↑3●リュージョン…… -- 名無しさん (2020-05-25 09 36 13) イザナ「大好きよ、アッシュ。あなたに会えて本当に良かった(;´Д`)ハァハァ」 -- 名無しさん (2020-05-25 11 21 53) ↑無言の活性虚空洞 概念滅却 -- 名無しさん (2020-05-25 11 23 51) カンタベリーのハニートラップ作戦発案者はイザナだった…? -- 名無しさん (2020-05-25 11 30 16)...
  • 台詞/シルヴァリオ ヴェンデッタ
    ゼファー 「“勝利”とは、何だ?」 「英雄め、バケモノ共め!勝手にやってろもうたくさんだーー!」 「そこの姉ちゃんちょっと介抱してくんね?出来れば気兼ねなくエロいことさせてくれるとなお最高、ただなら君こそ僕の女神」 「普段は本気出していないだけなんですぅ。ちょっと人より準備期間が長いだけなんですぅ。俺に見合う仕事と中々めぐり合えないだけなんですぅ」 「生まれが屑な奴はどう足掻いても屑である」 「見ろよ。圧勝できてねえだろうが……ッ」 「顔見られたから、死んでくれ」 「ち●ち●うずうずしなかったもん……」 「あんたは、ヴァルゼライド総統に決して勝てない」 「君の笑顔以上の幸せなんて、この世のどこにもないからだッ!」 「俺は、ゼファー・コールレイン――銀の人狼でも吟遊詩人でもない、ただ抗い続ける……人間だ」 「もう二度と、家族を失ったりしない!」 「――結局、俺を殺そうとするんだから」 「...
  • 何処かで……誰かを……知らぬ間に、私は救えていたのかもしれないのか……ただ、この手を伸ばそうと……無様に、駆けずり回るだけで……
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ 対象者:秋月高嶺 あなたの事は何も知らない……けれど、勝手を言うのを許してください。 あなたの今までの人生で、失敗と感じる事も幾つかあったのかもしれません……けれど、だからと言って、ご自分が為し遂げた価値あるものまで一緒に否定はしないでください……! だいたい、そういうの卑怯だと思いますっ。自分を責めて、何かを呪って、それで無責任に希望だけを押し付けて消えるだなんて…… あなたを許していた人だって、きっといっぱい居るんです。救われなくても、そう思ってくれただけで心は凄く暖かくなるものだって。わたし、知ってるんですから…… 数多の嘆きにも、悲しみにも気づかず取りこぼし、それどころか歯車となることでそんな幾多の嘆きを自ら生み出した愚者だと己を断じて 結果的に、現実的に救うことが出来ていなければ何の意味...
  • 逆襲の横槍など許しはしない。決着をつけるべきは光と光であるべきだから
    発言者:ギルベルト・ハーヴェス 対象者:ヘリオス グランド√、空間の裂け目から後光を纏いながら出現するという、 悪夢のような光景と共にギルベルトが恍惚としながらヘリオスに宣誓した言葉。 本人は至って真面目なのだろうが第三者から見ればどこまでも見当違いで空回りしていると言わざるを得ない発言である。 ヘリオスの帰還と共に地上へと帰ってきた光の亡者であるギルベルトとダインスレイフ。 そんなギルベルトは、恍惚として陶酔しながらヘリオスに対し一方的に宣誓する。 「ああ、どうかお待ちを我が救世主よ。英雄譚の照らす光をどうか私に再び見せてくれ」 「今度こそ今度こそ貴方と最後まで一緒だ。 逆襲の横槍など許しはしない。決着をつけるべきは光と光であるべきだから」 しかし、そんな「ラヴコール」を吐かれたヘリオスの側は、 むしろ逆襲劇を担う存在であるレ...
  • 不利益を被らせたこと、これでも真に申し訳ないと感じているよ。頭を下げよう。どうか、これで納得してくれないかな?
    発言者:アポルオンの操主 対象者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ ジュンルート、ギアーズの母艦の甲板では、機構上層部の意思、その代行者たるアポルオンが敵の首魁を捕えて帰還していたが…… 味方のはずの刻鋼人機達に対しても、彼(・)が理解不能な言葉(呪詛)を吐き影装で無差別に攻撃を加えるという非常事態が生じていた。 乱丸の歩行兵器は全滅、エリザベータの雷撃もイヴァンの荷電粒子砲も、等しく重力崩壊の孔の前に掻き消され、消耗を強いられ続ける。 捕獲した反抗勢力の少女の発言から、アポルオンの素体が彼女の兄であるらしいという事実。 何らかの意図を以て強権を使い出撃してからの、この突然の暴走。 実働部隊指揮官のアレクサンドルは冷徹に目の前の現実を観察し、呟く。 「作為、か」 運命などという言葉を彼は信じない。この世において神や英雄と等しく、唾棄すべき言葉と考...
  • 美影とは誰なのか────あとできっちり喋ってもらいますので
    発言者:???? 対象者:トシロー・カシマ アリヤ√、支配層が崩壊し混沌とする鎖輪の中、己の死が近いことを悟ったトシローは、かつて愛する者を奪い、今また守ろうとした少女の命を奪った仇として、 先代の白木の杭(ホワイトパイル)、クラウスを斃すことに自身の残りの命全てを費やそうと、密かに決意していた。 だが……現れたクラウスとの闘いがまさに始まらんとするその瞬間、『柩の娘』と共に消滅したはずの『裁定者』が再度出現。 シェリルは深手を負い、仇としたクラウスは冷静に一人脱出。 トシロー自身も銀の呪毒が急速に躯を蝕んだことで、裁定者によって狩り立てられ、 相棒とアイザックを取り残したまま、独り暗い水底に沈んだかに見えた。 それでも―――トシローは生き残っていた。 致命傷ではあったが、それにより銀に汚染された血が抜かれ、失血死寸前でかろうじてこの世に留まってい...
  • 誰でも良い。どうか頼む、この一時────私に力を貸してくれッ
    発言者:チトセ・朧・アマツ 対象者:『誰か』 二体の魔星を相手取り、後一手足りない中チトセ・朧・アマツが生まれて初めて誰かと言う名も無き存在へと力を求めた懇願の言葉。 助けを求める声なのに次回作のメインヒロインと違って何故か雄々しく聞こえるのは多分気のせいである 目的が違えど人は手を取り合うことが出来る生き物なのだと孤高を選んだ英雄とは違う人としての在り方と強さを見せて 二体の魔星へと立ち向かう帝国軍人たちとその想いを担い、魔星への突撃を敢行する。 しかし、二体の魔星はその場で唯一自分たちへと届きうる牙を有しているチトセへの警戒を怠っておらず後一手が足りない状況であった。 そうしてチトセは己が誇る最高のパートナー、強者を噛み殺す銀狼の牙を自然と求めて、しかし――― 「いいや、違う。誰でも良い。どうか頼む、この一時───私に力を貸してくれッ」 ...
  • 生かすなよ、私をまた生かすんじゃねえよ、この馬鹿野郎───ッ!
    発言者:青砥 美汐 対象者:秋月 凌駕 ネイムレスの乱入で混沌とする戦場の中、機兵の対象破壊を最優先とする動きを利用し、反撃の勢いで吹き飛ばされる事で、ギアーズの獅子の檻から脱出した凌駕。 アレクサンドルの剛拳とネイムレスの重量級の突撃で甚大な損傷を負っていた彼を助け起こしたのは、どこか常とは違う雰囲気の美汐であった。 「ただいま」と、あまりに現状に不似合いな言葉を向けてきた、重傷の凌駕。そんな彼に対し彼女は呆れながらも 「いいから喋るな。おまえに死なれて、まーたお通夜みたいな雰囲気(ムード)にでもなられちゃ、こっちが迷惑なんだっての」 「あんたは一応、まだ役立つから。それに……」 言葉こそ荒いが、華奢な身体で少年の身体を支える美汐には、何か思う所がある様子であった。 脱出を遂げた仲間の姿を認め、礼やジュンもその場に駆け寄ってくる。 この場での...
  • 君の幸せを願うから、生きていてほしいから――だから奴から、あの炎から守らせてくれ! 鉄の悪魔を壊すためなら、俺の全てをくれてやろう……!
    発言者:ハインケル・ヘルツォーク 「貴様達さえ、いなければ───ッ」 ……死神は現れる。一切翳りのない、絶対の憤激がまま見下ろしていた。 「駄目ッ……やめて、違うの兄さん! この二人は、兄さんを殺して私の目を奪ったアイツじゃない!」 「ネイムレスなんかじゃ、ないの! お願い、信じて……」 「ああ…………」 妹が呟いた涙ながらの懇願に、アポルオンは頷いた。 今までの頑なさとは一転し、想いが通じたのだと瞠目するマレーネを見据えながら。 「そうか───守らないと、救わないと。鋼鉄が君を泣かせたか」 ………無情に続けた言葉が、彼の論理がとうに破綻しているのだと証明した。 ネイムレスの暴走・・・その惨劇の炎の中で、妹を庇い命を落としたハインケル。 だが、彼は蘇生させられた。 時計機構による、心装永久機関...
  • ミステル・バレンタイン
    CV:手塚りょうこ/立石めぐみ 『シルヴァリオ トリニティ』の登場人物。ヒロインの1人。 カンタベリー聖教皇国第四軍団・紅玉騎士団(カーネリアン)に所属している聖騎士(パラディン)。 位階はⅣ。騎士としての名は烈震灼槍(ブリューナク)。 見目麗しい華やかな外見と、竹を割ったような明朗快活さを持つ大人の美女。非常に社交的な性格であり、 そのため職務が関わらなければアッシュやレインなど所属の違う面々にもフレンドリーに対応してくるなど、些事に拘らない懐の広さを持っている。 どうやら過去、身内から稀代の殺人鬼を輩出してしまったことにより没落した家系の出であるらしく、 栄枯盛衰の儚さを悟ったゆえ以降細かいことは気にしなくなったとのこと。 なお、実はかなりの酒好きであり、酔えばオヤジくさく同性相手にセクハラを繰り返すなど残念美人な一面も。 「お姉さんに任せな...
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