無銘の一撃

昏式・高濱作品 @ ウィキ内検索 / 「無銘の一撃」で検索した結果

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  • 無銘の一撃
    むめいのいちげき 「そうさ、これが――」 「俺たちにとっての新しい神議り(イズモ)なんだから!」 構えた手の平に集う輝きから創造された光の刃は、八百万の、仲間たちの、そして大地の魂が凝縮して結晶化したもの。 文字通り魂の輝剣であり、稜威母の放った八十禍津・逢魔伊邪那美命すら足止めにもならなかった。というか意地と気合で乗り越えた。 明日への希望を宿す煌く一刀に敵はない。 名前 コメント
  • 能力・術技/IZUMO4
    ...流比売 久世 大地 無銘の一撃 久世 大地 禍津芦原黄泉國 稜威母 死門鏖骸・黄泉戦 稜威母 天墜・根堅洲国 稜威母 呪詛返し・千引道返之大神 稜威母 蠱毒厭魅滅砕陣 稜威母 八十禍津・逢魔伊邪那美命 稜威母 名前 コメント
  • 無念だ。初めて口惜しい
    発言者:無銘の刀剣 神祖三柱を地上から葬り、最後にして最大の宿敵を討ち取らんとする人奏者(スフィアゲイザー)の行く手を、驟雨の如き究極剣技が切り裂く。 「律儀なことだ。この期に及んでまだやるか」 「愚問だろう、俺の異名を知らぬなどとは言わせんぞ」 立ちはだかる神の斬空真剣(ティルフィング)──大神素戔王(ヴェラチュール)の刀剣は主君に仇なす怨敵を決して見逃さない。 虚空を切り裂き迫る無数の究極剣技。以前の戦闘では抗することも出来ず切り刻まれたが、迫り来る煌めきはラグナを捉えることはない。万物断ち切る斬閃をラグナは己が大剣で残らず弾いてみせたのだ。 戦闘者としての技量は依然ベルグシュラインに軍配が上がるにもかかわらず、互角の剣戟を演じている要因は人奏者(スフィアゲイザー)としての特性だ。 人奏者(スフィアゲイザー)の真...
  • 無名の魔女
    Jane Doe the Witch CV:御苑生メイ 『Maggot baits』の作中最重要人物の一人。 唯一名づけられていない、名もなき謎の魔女。度々角鹿の前に姿を現すが、その真意、正体は不明。 『ああ、無垢ゆえにいや増す嘆きと苦しみ。それは一体、どれほどの激痛をこの身に刻むのかしら…… 正直、少し怖くもあるわ。ふふ───私も人間である証よね』 『そう……そんな脆弱な人の身でありながら、己の血を流す薔薇の冠を被ろうというのよ。 我が身を嘆くだけだったイエスとは違い、私自身の意思でね』 『そして私が、すべての人間を救ってみせるわ。愛をあげる。平和をあげる。人類を争いも貧困もない完璧な世界へ誘う、真の救世主になるのよ!』 世界救済系のラスボスってタチ悪いよねってのがよくわかる人 -- 名無しさん (2017-07-28 11...
  • ならば感謝いたしましょう、再会できた運命に。私から貴方に贈る報いと怒りの一撃と共に!
    発言者:アヤ・キリガクレ 対象者:ギルベルト・ハーヴェス 愛する少年に散々に実験を施し、記憶を塗りつぶし、己が主と愛と憎しみをぶつけ合いながら殺しあう原因となり、己の愛情と忠義をこれ以上ない形で冒涜した元凶に対して告げたアヤ・キリガクレの怒りの言葉。 ちなみに穏やかな彼女がこのように怒りを露にして向けた相手は作中の描写上ギルベルトのみである。 激突している最中の何故アッシュを実験体に選んだのか?他の誰かじゃ駄目だったのかとエゴ混じりのそれでも言わずにはいられないレインの問いかけに対してギルベルトは答える 彼でなくてはならない理由などなかった。たまたま付属性に優れ、たまたま記憶の転写に耐える事が出来た真実それだけの理由だったと。 むしろアッシュとレインが実は互いに懇意な仲であったことこそ自分にとって予想外だったと、気づけばレインを始めとするアッシュに縁のある人物が古...
  • よう、どうしたよ木偶人形……痛感したろ、気分はどうだい?
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:ネイムレス 戦火の禍々しい黒と赫の色に染まった者達の決戦。 暴虐(人間)と暴虐(機械)、ここに決着する。 オルフィレウスの命に従い、クロノゲイザーのバックアップを受け最大稼働で標的の撃滅を開始したネイムレス。 それに対し、自らの信念と相容れぬ存在として初めて「相手を滅ぼす」、ただそれだけの為に力を奮うイヴァン。 「どうしようもなく気に入らないが、道理は曲げねえ……背負ってやるさ。 悪趣味極まる無口な鋼に、今から墓標をくれてやらァ───ッ!!」 当初学習機能と再生機能により、優勢を保っていた機械兵。 だが、憎悪を燃料にかつてない出力を引き出し続ける異形の機獣の猛攻は、両者の性能差を急速に埋め始め拮抗状態へともつれ込む。 ───荷電粒子砲の雨が手足を消した。 ───可変回転刃(チェンソー)が装甲を切断し...
  • 皆と何も変わらない、誰かを愛する“人間”だ!
    発言者:人奏者 対象者:神奏者 決まっている。何度だって答えよう。 神祖滅殺の最終決戦、ラグナとグレンファルトの決闘の最終局面にて、グレンの必殺の一撃による致命傷を、ラグナがまだだの覚醒でねじ伏せた。 そして終焉兵装(フィンヴルヴェトル)を叩き込み、神々の最終戦争は黄昏の果てへと至り、人類の勝利という終幕が降りようとした、その、刹那。 「大丈夫だよ、兄さん。言ったはずだぞ――接続(、、)は復旧したと。 さあ、目を開けるといい。そして笑顔で応えてあげて。 あなたの歩んだ足跡は決して無駄じゃないのだから」 瞬間、九条御先は第二太陽(アマテラス)から離れ、神天地(アースガルド)との接続を確立させた。 更に加えてあろうことか兄妹に味方する、大和国民のうち一千万人ほどを同じく第二太陽(アマテラス)より離反させ、大量の極晃星(スフィア)を新たに誕生させる。 瞬時に生じた煌めく...
  • スパイラルエッジ
    アームズ:アサルトキャリバー スキル性能 種別 威力 射程距離 攻撃範囲 SP消費 攻撃型 3 短 中 小 スキル考察 自らの身体を右側面に半回転させ、その軌道に対象を巻き込むように斬り掛かる。 発生速度は並程度だが、特筆すべきは曲線を描く移動攻撃であるという点。 相手の攻撃に合わせてスキルを発動すると、ちょうど身体の軸がずれるように移動して回避が決まる。 躱した後はそのままカウンターの一撃を叩き込んでやろう。 名前 コメント
  • プロテクトバックラー
    アームズ:[[]] 種別 効果 範囲 SP消費 補助型 3 味方一人 中 スキル考察 ビットに一度だけ攻撃を防ぐシールド効果を付与し、味方一人へと飛ばす補助スキル。 ダンジョン探索中に不意の一撃を喰らう心配のなくなる優良スキル。 パレットに入れておけば、クランメンバーから感謝される事請け合いである。 欠点としては飛ばしたビットの分、自身の攻撃の手が少なくなってしまう事。 明確な役割分担を行えるパーティでの使用が望ましい。 名前 コメント
  • そうか……私は、おまえとも戦っていたのだな───イシュトヴァーン
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ エリザベータ√終盤……己の全てを歯車の運行に捧げるアレクサンドルと、そんな彼の在り方に否を唱え立ち向かう凌駕。 「俺は勝つ!」 「おまえを斃す」 振動結界と熱相転移――触れれば一切を滅する破壊の力を両の拳に集中(・・・・・・)させて、 二人の男は最強の矛と矛をぶつけ合いながら――互いを滅するまで止まらない死闘円舞(超接近戦)へと突入する。 「まだ――ッ!」 「まだだ」 一撃一撃が交差する度、両者の足は一歩ずつ間合を詰めていく。 距離が縮まる――空間が消える。 空振りの許される空間が徐々に失われ、やがて最後は必ずどちらかの拳が命中する状況へ近づいていく。 そして、最後の一撃が互いを捉えた―――刹那。 「最後に地金を曝したな――ここで、死を恐れるか」 発動のタイミングも同時、乗せられ...
  • 俺は、ゼファー・コールレイン――銀の人狼でも吟遊詩人でもない、ただ抗い続ける……人間だ
    発言者:ゼファー・コールレイン ゼファーはちっぽけな男として、大切な少女への一途な想いを胸に、立ち塞がった鋼の障害を砕くのだと勇気をかざしてひたすらに疾走する。 ――そして蒼の魔星が怒りと苛立ちに震える中、、彼は遂に狙撃手へ残り1km……数秒で駆け抜けられる距離にまで接近を果たす。 彼が必殺の一撃の為、銀刃に星辰を籠めようとする中、 ウラヌスの総身から、過去最大規模と言える星辰体との感応量が迸る。 周囲一帯を巻き込み、余波だけで凍結させていくその光は暴虐そのもの。 小細工や修練など必要ない。 生まれ持った圧倒的な出力差で押し切ることこそ上位種の特権だと言わんばかりの力、力、力……。 「よかろう、認めたぞ。私の攻撃は当たらない。 ならば、空間ごと飲み込んでくれるまで――ッ」 その言葉と共に、鉄姫は狙撃の射線を僅かに下方に修正…… 両者の...
  • 恐夜影獣
    フライトナイト 『ならば教えてくれよう、人間(・・)よ! 不滅不敗の吸血鬼(ヴァンパイア)の恐怖を! 世界の涯てに咆哮する魔人(ノスフェラトゥ)の猛威を!』 瞬間、バイロンを名状しがたい歪み(・・)が覆い……さらに身に纏う血臭はおぞましいほど密度を高めてゆく。 本能にまで訴えかける圧力の増大の後、存在(・・)が変化する。 それは目を疑うばかりの超常の怪奇───黒衣の麗人を形作る輪郭そのものがあやふやとなり、優に二周り以上は巨大化(・・・)したのだから。 漆黒の影を触手のように揺らめかせ……小山のような不定形の巨躯から、赫(あか)い二つの眼光が獲物達を睥睨していた。 ジョージ・ゴードン・バイロンの操る賜力(ギフト)にして、奥の手とも言うべき魔技。 その能力の実態とは、《狂人塔楼》をより、攻撃的に進化・発展させたもので、 バイロン自身が、形の一定しない巨大...
  • よって、美しい。誇るがいい、おまえ達はその虚構(いつわり)に輝きを持たせられるのだから
    発言者:《伯爵》 対象者:トシロー・カシマ、アリヤ・タカジョウ クラウスとアリヤの師弟が成した渾身の一撃を受けてなお、老狩人が満足して死にゆく様を待ってから、再生する余裕を見せる《伯爵》。 そこに現れた、血族の滅びの真実を追い求めるトシローと覚悟を固めたアリヤは、協力してこの規格外の怪物に挑んでいくも、赤子の手をひねるように、二人は叩きのめされた。 そんな、厳然たる実力差を何度も思い知らされても、自分に挑む彼らの様を見つめながら伯爵が告げた、美醜で世界を眺める「強者」からの称賛の言葉。 自己が他を排除する行為に、何らかの意味(・・)をつけたがるという性。 それを持つのは人間のみであり、彼らは殺人という行為に対し付与する様々な表現を歴史の中で創り出してきた。 けれども、それは私の観点からすれば、詰まるところ虚構であり装飾、遊戯に過ぎない。 これまで見てきたような...
  • これが鴉、これが凶兆、これが処刑人────これが、これが三本指。俺は……帰って来たぞ
    発言者:三本指(トライフィンガー) 対象者:アイザック・フォレスト 真なる殲滅の魔人、此処に再起動す。 ニナ√、真贋二振りの同族殺しが信念をぶつけあいながら進む血戦。 己の肉体を自壊させながら、自らが目指した男の命を喰らうべく、アイザックは賜力の出力を暴走させる。 戦士としての技巧を武器に、精神力頼みの猛攻に立ち向かうトシローだったが、破滅を恐れぬ贋作の一撃一撃に均衡は破られ…… ――ついに、剛の血刃がトシローの心臓に突き刺さるのだった。 失われる血液と、加速する銀の呪いの浸食。 敬愛の情に満ちた、友の声と表情に終焉を受け入れかけるも……… 仕えるべき銀の髪の少女の姿を視たトシローは、躰を削りながら距離を放し、死を拒絶する。 しかし、誰がどう見ても彼の行動はただの悪足掻き。もはや後は壊れゆくだけ……… それを理解しながらも、トシロー...
  • 立ちなさい、ゼファー。まだ一撃もらっただけでしょう?
    発言者:ヴェンデッタ 対象者:ゼファー・コールレイン ヴェンデッタルートにおいて、ヴェンデッタから限界寸前のゼファーへと掛けられたひどい無茶振り激励の言葉。 グランセニック邸での交戦中、 中ボスと戦っていたらいきなり乱入してきたラスボスこと英雄クリストファー・ヴァルゼライドにも真っ向から立ち向かっていくゼファーだが、 力及ばずヴァルゼライドの攻撃をまともに受けてしまう。 肩から脇腹へ深々と受けた袈裟斬りはそれだけでも致命傷であるが、 それ以上にヴァルゼライドの放射能分裂光(ガンマレイ)の直撃を受けたことで身体中を光が暴れまわり、激痛により血反吐を撒き散らしてのたうち回るゼファー。 誰が見ても勝負はとうについており、ヴァルゼライドも下手に動くなと忠告しそのままゼファーを確保しようとする。 駄目な男の決意など所詮ゴミだと、ゼファーが失意のままに意識を切ろう...
  • 騒ぐことでもない。おまえ達の語る“吸血鬼”とは、そういうものであろう?
    発言者:《伯爵》 対象者:アリヤ・タカジョウ アリヤ√終盤、これまで藍血貴を恐るべき執念と技の冴えにより、彼らの驕り諸共葬り去った最悪の狩人―白き杭。 その決死の一撃と命の灯が消える様さえ見届けて、その美しさを愉しみつつ再生してみせる、 「縛血者」とはとても呼べない、《伯爵》の際立った異常性が示される場面。 崩壊する鎖輪において、始まった《吸血鬼(ヴァンパイア)》と最強の狩人の闘争。 爆炎に全身を焼かれ、巨腕により風穴を空けられながら……クラウスが僅かな余命を賭けて抉じ開けた隙を、 弟子であるアリヤが最高のタイミングで突き───怪物の頭部は鋼鉄の杭により木っ端微塵に粉砕された。 自らの生涯の最後に、強大なる鬼を討ち取り。後継者として誇りを以て送り出せる程に成長した少女の姿を瞼に焼き付けて…… 白木の杭の誇りと、称号を継承し終えた一人の老人は満たさ...
  • エグゼキューショナー
    使用者:阿笠 忍(GM)、桐原 零示・レオナ・K・バーンズ(覚醒Ver) 《ゲームマスターとして、君に一仕事お願いしたいんだが……》 《元GM佐伯正己を更迭したまえ。対GM用の限定解除(プロテクトリリース)はもう君に上書きしてある》 「阿笠忍、了解しました!」 Electro Arms運営、そのGMに許された専用スキル(一部ルートでは例外有)。 作中ではアサルトキャリバー、バスターフィストのアームズから発動された。 忍が違反者に対し発動した光景を見ていた零示の見立てでは、 その主な効果は、対象への重度のスタン、強制的なアームズ封印の効果を乗せた必殺の一撃を必中させる、というもの。 ――緑色に輝く光の粒子が刃に収束……裂帛の気合を乗せた声が響き渡ると同時、その身は違反者の只中を駆け抜ける。 ――それはあり得ない加速。爆発的という形容でも...
  • 龍尾剣/虎尾剣
    『双血の墓碑銘』第三巻において、新選組幹部が使用した天然理心流の技。 どちらも術理自体はシンプルな、相手の剣に対する返し技だが、使用者がいずれも剣士として卓越していた事でその冴えは凄まじいものとなっていた。 龍尾剣 使用者:土方歳三 終盤、蝦夷の地で対峙した沖田総司との決戦で使用。 氷結の異能で下半身の動きを奪い、トドメの一閃を放つ寸前に沖田が村正の振動が生む高熱で脱出―― そのまま即座に発動した逆襲の三段突きの一撃を何とか中段の刀で弾いた土方。 その後にほぼ同時に襲い来た二撃目に対し、土方は刺突を鍔元へと滑らせ受け止め……勢いを奪ったままその刀をかち上げ弾く。 本来の型ではそのまま切り返し相手の胴を薙ぐ動作に繋げるところを、繰り出された三段目の刺突封じに土方は返しの太刀を用いたのである。 こうして土方の体に染みついた剣士としての本能と合わさる事で、魔剣...
  • 大自在天・虚空力ノ血陣
    だいじざいてん・こくうりきのけつじん 「我が墓碑銘をここに謳おう───」 「『大自在天・虚空力ノ血陣』!!」 「これで全部手の内吐き出して、すっきりしたわい――お互い負い目なしで、とことんまでやり合うぞなもしッ!」 吠え猛る原田の叫びと同時に、両者の戦いは怒涛の勢いで再開された。 繰り出される槍の連撃は、比喩ではなく雷火の閃きにも匹敵した。 そして受け太刀ごと委細構わず圧し潰す、重力によって倍加された破壊力。同時に被弾直後、後方へと弾き飛ばされる重力波の洗礼。 隼人が攻防の間の僅かな隙を縫い繰り出した反撃の太刀も……強制的に速度を奪われ、ただ躰に触れる事しかできない。 他の新選組残党と同じく血族と化した、原田左之助が開眼した墓碑銘(エピタフ)。 かつて朋輩の心無い挑発に対し、自らの矜持を守るべく腹を切った経験を持つ原田は、既に人間時代...
  • 原初の《墓碑銘》
    【我が墓碑銘をここに謳おう】 燃え尽きたはずの灰の山が再び熱を帯び始め、ゆっくりと……意志を持つかのように動き始めた。 やがて灰の中から人間の手の形が突き出され、虚空を掴むかのように動き出す。 滅びたはずの者が灰の中から蘇り再び動き出すという、本物の不死者(・・・・・・)の如き光景が此処に現出する。 《真祖》と同じく、幾度殺されようとも死なない(・・・・)異能。 たとえ肉体が滅ぼされ灰に変じようとも、まるで時間を逆行させたかのように生前と全く同一の姿で復活するという、不死者の真髄に至った証。 そして、不死なる者が死ぬという矛盾、死よりも重い一念を抱くことで到達する墓碑銘(エピタフ)、その原初の形態である。 作中では、同様の能力に至った人物が二名いるため、それらを分けて記述する。 (碑名は不明(又は原初故に無銘)) 岡田以蔵 「坂本龍馬じゃ!あん...
  • ───どこへ行くつもりかと訊いている
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ 対象者:秋月 凌駕 舞い降りる絶望の報せ、第二幕。 美汐ルート、ギアーズにより囚われの身となっていた凌駕。 その敵拠点に突如来襲したネイムレスと、その動きを察知し逆に先制の一撃を浴びせるイヴァンとの戦闘に乗じ、少年は拠点の戦艦の甲板へと抜け出した。 だが、先程まで凌駕を監視していたイヴァンは一直線にネイムレス迎撃に駆け抜けており、 軍属である彼が敵を放置するなど信じられないと、凌駕は敵地にありながら思わず動きを止めてしまったが…… 「──どこへ行く」 背後から(・・・・)。一瞬前には確かに何物も存在しなかった後方から掛けられる、鉄を想起させる硬質な声。 認識、反応、対応。その何れもが間に合わぬ内、顔面を激しい衝撃に襲われた凌駕は、甲板の上を転がされていた。 うやく自らを襲った衝撃の正体が、容赦...
  • ――ゴメン、凌駕。ちょっとだけ、遅れちゃったみたいかな
    発言者:万里也 ジュン 対象者:秋月 凌駕 ジュン√、突如立ちはだかった《預言者》(アポルオン)と名乗る半人半機の刻鋼人機(イマジネイター)によって、 凌駕、ジュン、美汐の三人は、同じ輝装段階でありながら手も足も出ないままに痛めつけられていた。 それでも一息に決着を着けずに、“何か”を待っているかのようなアポルオンはいい考えが思い浮かんだとばかりに 凌駕に熱い視線を向け煽り立てながら、彼にとって大事な人であるジュンの命を奪わんとして―― 『流石――いや、それとも賞賛はまだ早いかな?』 『だが、まずはおめでとう。どうかな、正確だったろう? 私の読みと君の真(まこと)は』 「そうだな……的確すぎて吐きそうだ」 瞬間、影装に到達した凌駕の熱相転移の拳が、ジュンを絞殺すべく伸ばされた鋼腕を消滅させる。 しかし、ネイムレスの技術を応用した自己修復機...
  • ごめんなさいっ、戦ったりなんてしない、だからどうか……止まって兄さん! そんな辛そうな声、これ以上、聞いてなんかいられない……!!
    発言者:マレーネ・フランケンシュタイン 対象者:ハインケル・ヘルツォーク ジュン√、輝装段階で既に強大な実力を見せつけてきたアポルオンに対し、 結果的に誘導されるような形で影装到達を遂げた凌駕と、それに追いついたジュン。 彼らの戦闘が更に激化するかに見えた瞬間、 アポルオンの姿を認識した時から明らかに様子がおかしくなり、連絡がつかなくなっていたマレーネが戦場に姿を現す。 常の冷静な司令官としての姿はそこにはなく、 アポルオンに対し、涙を流しながら「兄さん」と呼びかける一人の少女がいるのみであった…… その声に、罅割れて行くアポルオンの鉄仮面。 やがて、そこからマレーネの兄、ハインケルの素顔が露となったのだが…… 瞬間――― 「では───これより、真理への調律を始めよう」 絶対者による、悦びと邪悪に彩られたおぞましき趣向の喜劇...
  • ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン
    「たかが天才、畏れるほどのこともなし───その理由を、今から教えてやろう」 『双血の墓碑銘』の登場人物。 米国よりヒコックと共に来日した吸血種で、全身に古傷を刻んだ禿頭の巨漢。 右腕が鋼鉄の義手であり、《鉄腕ゲッツ》の異名を持つ。 数百年を戦場に生きる歴戦の猛者であり、正真正銘の騎士であった人物である。 しかし、本物の騎士でありながら所謂「騎士道」とはほど遠い性格であり、とにかく異常に好戦的。 戦うことが手段ではなく目的化している節があり、雇われの身でありながら任務の要綱(柩の暗殺)そっちのけで大手を振るって暴れ回るなどかなりの狂人である。 戦いにおいて守るべき操や美学などはなく、勝つためなら騙し討ちも厭わず、剣と剣の決闘で銃の使用も厭わないと語る。 任務の最中、柩を守る形で参戦した沖田と交戦することとなる。 本編における活躍 余談 モ...
  • ああ……いい戦場だったろ、なァ?
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:緋文字礼 ジュン√、ついに待ち望んだ“戦友”の影装(かげ)と対峙したイヴァン。 自らの戦場(棲家)での強敵の覚醒に昂る彼と、 戦場(此処)ではなく仲間達との日常こそ自分が求める居場所だと宣言する礼─── 男二人の激突の果て、イヴァンが“本物”の輝きを見せてくれた礼に遺した、最期の言葉。 支配者が天空より見守る中、イヴァンはあくまで自分自身の任務を果たすために、礼と対峙する。 そこで彼は自己の信念を礼へと語った上で、人造機獣(キメラ)としての醜悪な姿を晒し、 未だ全貌を見せぬ彼の本質を見極めるため、絶体絶命の窮地へとその身を叩き込んだ。 その結果……緋文字礼は立ち上がった。 認められぬ自分の影を背負い、それでも生きて親友や仲間達と共に生きる未来を勝ち取るという意志を見せて。 敵手が新たに纏った漆黒の鎧、それが示...
  • 殲器血装
    ブレイド 「ひれ伏せ、人間(ヒューマン)……血袋(・・)の分際で頭が高いぞ」 未知の力が迸る。それは森羅を鎖す黝(あおぐろ)き流動には非ず、千変万化する鐡血の武装。 アイザック・フォレストがその血に宿す賜力。自身の血液を様々な武装に変化させる能力。 劇中で主に使うのは有機的な形状をした真紅の剣だが、その他にも銃撃をわざと浴びてから射手にそのまま送り返す血の弾丸や斬り飛ばされた腕から伸ばした血でニナのような鋼糸を形成したりといった様々なバリエーションがある。 その他にもこの能力を使い、フォギィボトムでの同族殺し後に三本指の痕を残す様にしていた。 武器の創造はあくまでアイザック本人の血液の量と想像力に比例するもので、本人が見たことも聞いたこともないような武装は具現化できない。 また自身の血液を固めて放つという性質上、戦闘などであまりに出血が多いと十分な殺...
  • それは無理だな。なぜなら、俺は逃げるからだ
    発言者:グレンファルト・フォン・ヴェラチュール 対象者:ラグナ・ニーズホッグ 第二章終盤、徹底的に覚醒の先手を打つ事でラグナとミサキ、二人の“神殺し”を追い詰め続ける武神。 しかし、家族であるミサキが我が身を犠牲にしようとする姿に、ラグナは奮起。 攻撃のみに使用してきた紅の結晶を介し、神の星辰光(アステリズム)を数式入力(プログラミング)により掌握、無効化し――― 圧倒的な手数と先読みで戦局を優位に運んできたグレンファルトを両断、終焉の一撃を叩き込もうとするが…… すぐさま余裕を取り戻した神祖は、頭部を自ら切断して致命の傷を避けてみせる。 そのままグレンファルトはここまで追い詰められた理由、その核心に辿り着いた事で微笑を浮かべ、 「おまえたちこそ確かに自分達の千年を超える“神殺し”」「そしておまえは天才などではない」と独り真実に頷くばかり。 それを...
  • 絶刀・叢雨
    使用者:アシュレイ・ホライゾン 「そう、心を乱すな――おまえの刃は欠片も曇っていないのだから」 「心技体、三相合一。之を以って剣の極み――明鏡止水」 覚醒を果たしたアッシュがヘリオスとの決戦で繰り出した剣技。 師の薫陶を受けて皆伝に至った一撃は救世主さえ見惚れるものであった。 最期の稽古からこの一撃の流れは最高ですよ… -- 名無しさん (2017-01-31 06 19 36) 話の都合上、仕方ないけど、あの短期間で皆伝に到達したアッシュは十分天才だと思う -- 名無しさん (2017-01-31 08 56 33) ↑周りが(ゼファーさん含めて)トンチキ過ぎるだけだしな。 -- 名無しさん (2017-01-31 09 41 28) シンフォギアの技名かな? -- 名無しさん (2017-01-31 11 50 27) まあ...
  • 平穏を求める願いでは、こいつの妄執に勝てないのかよ……ッ
    発言者:秋月 凌駕 対象者:オルフィレウス 均衡を奉じる平穏への祈りという自身の心が、 果て無き繁栄を目指す飽くなき前進を求めるオルフィレウスの祈りに劣っているのだと突きつけられるかのような状況で搾り出された秋月凌駕の慟哭。 後の『シルヴァリオ トリニティ』でも描かれた、精神力が力に直結すれば勝つのは結局ただの頑固者ではないのか?というアンチテーゼが現れた台詞である。 ついに真理へと至り、超越者であるオルフィレウスと同じステージへと立った凌駕。 しかし、こうして後進が自分へと挑んで来るその時を何百年もの間待ち望みそれに備えて絶えず前進をし続け、備えてきたオルフィレウスと凌駕の間には歴然たる差が存在しており、次第に圧倒されていく。 出力が足らない。火力が足りない。速度が足りない──追いつけない。 厳然たる事実として告げられる優と劣。そんな事実を前に凌駕は慟哭する...
  • 友達百人から始めましょう
    発言者:リナ・キリガクレ 対象者:シュウ・欅・アマツ 生涯初の、一握の悔恨を口にしながら無銘の刀剣(ティルフィング)は栄光の末路に砕け散った。この場における最大戦力が敗れた今、既に深手を負ったシュウとリナでは人奏を担う夫婦に敵う道理はなかったが…… 「来るなら来いよ。ただでやられるつもりは無い!」 勝てないことは百も承知でリナを背に庇いながらシュウは拳を握りしめて竜人(ラグナ)の前に立つ。その姿は一見、数分前のラグナ達そのものだったが。 しかし―― 「付き合っていられないな」 にべもなくラグナはその啖呵を袖にした。力量差を見切って無駄な戦闘だと割り切ったから、ではない。 彼の目に宿る拳闘(ステゴロ)の破滅願望と、そんな相方に戸惑いを隠せない従者の葛藤を垣間見たからだ。だからこそ、小さく嘆息し躊躇なく踵を返した。 「私た...
  • 生温いんだよ、こんな歪みで。俺の熱を、いつまでも小賢しく縛り付けられると思うなッ!
    発言者:秋月 凌駕 マレーネらの仲間としてではなく、一人の女性へ恋情を抱く一人の餓鬼として、エリザベータを救うべく彼女と対峙した凌駕。 二人の激突は、当初戦闘経験の差でエリザベータ側が優勢であったが、彼女への想いだけを胸に凌駕は食い下がり、ついには彼女を屈服させたかに見えた…… しかし凌駕が、直前に切から受けたある「助言」を彼女にかけたことをきっかけにエリザベータは己の陰我(イド)を解放、影装段階(セカンドフォーム)を発動させてしまう。 「お願いだから、来ないで、近寄らないで」……彼女の悲鳴に呼応して射出される鉄の礫弾は、凌駕を徹底的に打ちのめすが、それでも彼は前進を止めず、ついにはエリザベータの眼前にまで進み出た。 だが、彼女の持つ電磁気炎(プラズマ)を纏った槍の一撃を受け、凌駕は迎撃を行った両腕を喪失、そのまま吹き飛ばされてしまう。 追い詰められた凌駕...
  • 鋼蜘戦車
    アレクニド・チャリオット 「出て来いや俺の怪物(ちから)ッッ! 穢らわしい無意識(イド)の底無し沼からよォ――ッ!!」 総身から立ち上る暗黒の素粒子が全身を一瞬で塗り替え、書き換え、再構築して再誕させる。 体躯そのものが巨大化し、やがて二周り以上巨大な異形(・・)へとその姿を変え…… 反逆者達の前に現れた存在(もの)は、見る者を屈服させるような圧力を纏った、四腕四脚を備えし鋼鉄の魔獣(キメラ)。 Status Power:9 Hardness:6 Speed:5(戦場に遮蔽物が多い場合、+2) Generate:8 Consumption:2(闘争を愛し続ける限り、+1) System:2 イヴァン・ストリゴイの影装。もっとも大規模な形態変化を行う影装で、 輝装状態よりも格段に火力を増した左腕の荷電粒子砲に加え、右腕にはさらに三門の拡...
  • それが君の素顔(つみ)なら……その全て――俺が受け止めてやるッ!
    発言者:秋月 凌駕 対象者:エリザベータ・イシュトヴァーン 初出はPV4。 どれだけ拒絶の悲鳴と雨(ナミダ)にさらされても、立ち上がることを止めなかった男、秋月凌駕。 そんな彼が、拳と共に初恋の女性に贈る愛の告白。 「……ねぇ、凌駕。さっき闘っている時、何と言って私を口説いたか憶えてる?」 「いや、本当にすみません……もう許してください、リーザさん……」 「忘れろと言っても無理な相談よ……? あの言葉は、一生の宝物にするつもりだから」 己は近付く全てを傷付ける女だと告白し、 それでも迫ってくる凌駕に諦めと怯えが入り混じった悲鳴を上げながら、徹底的に彼を遠ざけるエリザベータ。 だが……… 彼女だけに夢中なその男の想いは、最早両腕を奪われたぐらいの傷で消えるものではなかった。 「心装!!」 かくして、自己の無意識の歪みの理解などより...
  • 憐れみをやろう、バイロン。最後にもう一つ、おまえに真実を見せてやる
    発言者:《伯爵》 対象者:ジョージ・ゴードン・バイロン グランド√、数多の命を喰らってなお飢える魂を抱えて絶叫するバイロン(仔)に対し、 最後の教えであると告げるように絶対的な「格の差」をはっきりと突きつける《伯爵》(親)。 その二人の最後の交錯が描かれるシーン。でもまだ真に覚醒してない(絶望) 取り込んだカーマインとマジェンタの権能を利用し多数の縛血者(ブラインド)の魂を喰らったバイロンは飛躍的な強化を果たし、《伯爵》という無二の存在を奪い取るために過去最高の一撃を放ったが…… 胸板に突き立てようとした腕が、まるで陶器のように砕け散る。 吹き飛ばされた躰は血も流さず、痛みを感じずに、無機物のように罅割れていく。 呆然とするバイロンに《伯爵》は淡々と“種明かし”を始める。 「魂の飽和(・・・・)だ。生まれ得た、その躯のな。生来の容量に限界が...
  • 八大龍王・白霜ノ血陣
    はちだいりゅうおう・びゃくそうのけつじん 「待たせたな、壬生の狼ども。存分に引き裂き、喰いちぎれ」 「我が墓碑銘をここに謳おう───八大龍王・白霜ノ血陣」 薩摩藩兵士たちを、極寒の風が運ぶ白い濃霧が覆い尽くしていく。 同時に、空気中を美しく涼やかな音が満たしていった。まるで空気が玻璃(ガラス)と化してひび割れるかのような響き。 次瞬――大規模な怪奇があちこちで発生する。凍てつく風と霧に包まれた者たちが、次々と白い霜柱と化して氷結していく……そしてそのまま血の一滴までも凍りつき、澄んだ音を立てて砕け散っていった。 クリストヴァン・フェレイラの《洗礼》を受け、血族と化した土方歳三が至った墓碑銘(エピタフ)。 武士としてどれだけ見事に散ってみせるかという“終焉”の実現に取り憑かれた土方が操るのは、風に乗り戦場を駆け巡る氷結の異能。極低温の死の霧に迂闊...
  • 天昇・雷霆拳
    ライジング・アッパー 使用者:アシュレイ・ホライゾン 「───ガンマレッ!?」 恵まれたアッシュの運命を妬み、嫉妬の奴隷と化したグレイ。 独占は許さぬ、我にも寄こせと迫る彼を、沈めるべく放った渾身にして終幕の一撃。 まともに受けた彼は流石に動けず、薄れ行く意識の中、 自身が氷山の一角でしかないこと、いつかドMロリコンやシスコン無職などの脅威が彼を襲うことを予言し、息絶えるのであった。 とまあ、よくわからないという人も多いと思うので簡単に説明すると、 メンド臭い酔っぱらいを黙らせるただのアッパーである。 詠唱(?) これで終わりだ───天昇・雷霆拳(ライジィィング・アッパァ)ァァッ! なんで作ったしwww -- 名無しさん (2017-02-06 21 35 31) アペンドで総統が眼鏡をぶん殴ったのを見て、これを思い出した ...
  • 能力・術技/双血の墓碑銘
    《墓碑銘(エピタフ)》 名称 使用者 摩利支天・陽炎ノ血陣 柾隼人 抱擁れて眠れ、冷たき屍腕 ジェイムズ・バトラー・ヒコック 万象無為なるかな、我が暴虐の愉悦 ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン 血は口ほどに物を謂う CB 大自在天・虚空力ノ血陣 原田左之助 八大龍王・白霜ノ血陣 土方歳三 羅喉阿修羅王・人間城ノ血陣 西郷吉之助 原初の《墓碑銘》 ユダ・イスカリオテ、岡田以蔵 遍く万象は流転すべきもの、故に死もまた死すべし 柾隼人 柩 《葬鬼刀》 名称 使用者 村正 沖田総司 鉄姫ノ慟哭 伊東甲子太郎 罪なき咎人の墓標 クリストヴァン・フェレイラ 術技 名称 使用者 無念無想の一太刀 柾隼人 無明剣《三段突き》 沖田総司 無明剣《四段突き》 藤堂平助 龍尾剣 土方歳三 虎尾剣 永倉新八 我流秘剣《虎落笛》 斎藤一 摩利支天というとあの人を思いつくのは私だけ? -- ...
  • だから……その賭けに勝つべく、僕は今日ここへ来たのさ
    発言者:藤堂 綾鷹 忍ルート、一方的に他プレイヤーへ傷を負わせられる悪意の『パッチ』── すなわちType-Cプログラムを探知システムの穴を掻い潜り、プレイヤー間に流通させていた内通者……佐伯をようやく捕捉した綾鷹。 だが余裕を崩さず、見る者に嫌悪感を呼び起こすような嗤いを浮かべ、佐伯は殺人兵器へとアームズを変貌させていく。 それに対し、若社長も同じくC型プログラムを実装した管理者側の切り札……マスターアームを構え、その武装を解放しようとするが。 芝居がかったように裏切者が指を鳴らすと、一瞬にして展開された最強のアームズは、デジタルの記号情報へと分解されてしまう。 その現象を成せたのは、ここまで事態を優位に運んできた《ラプター》と並ぶプロフェッショナルが佐伯のバックにいたからであり―― 「───ごめんね、綾鷹クン。愉しかったゲーム(・・・)の時間...
  • さあ、お行きください我が主――どうか健やかな、良き生を
    発言者:エルンスト・ゴドフリ 対象者:ニナ・オルロック グランド√、北米西部鎖輪初代公子ベラ・オルロック――― 否、血族の王《伯爵》の語った、縛血者(ブラインド)の真実を前に、追いつこうとした目標も、生きてきた世界も、全てが偽りで…… 自分もまた、父から道具としか見られていなかったと理解したニナは立ち竦むしかなかった。 そんな中、ただ一人王に直接刃を向けたのは、ベラの時代彼に仕えていたゴドフリだった。 己が賜力を以て放った不意打ち狙いの一撃を軽くいなされ、 逆に深手を負いながらもゴドフリは、実力を称賛し力を貸せと望む伯爵に対し、あくまで譲るつもりはないと、鋭く闘志を向ける。 そして、愛情と責務の狭間で迷い、道を見失っている今の主―― ニナに向けて、力強く……「私が時を稼ぎます」と告げた。 「主を守るのは家令が務め。なに、我が命にかけても、ニナ...
  • 無限の希望も絶望も、重ねた全てが俺の力だ
    発言者:グレンファルト・フォン・ヴェラチュール 大神素戔王(グレンファルト)が誇る千年の時を生き、人間としての今際の際交わした御先との約束を果たすための原動力。 人として死に、神として生まれ変わった九条榛士ことグレンファルト。 その千年間における軌跡は記されないものの、大国主が辿った軌跡の如くそれらは多数の苦難と、少なくない祝福で満たされていたことは間違いないだろう。 それら数多の艱難辛苦を乗り越え、大切な者と出会い、常命と不死の宿命として看取る生などそこには数多の絶対神としての礎となる経験値となっていった。 それらを噛み締めてグレンファルト・フォン・ヴェラチュールは神天地(アースガルド)を創世すべくこう告げる。 「無限の希望も絶望も、重ねた全てが俺の力だ」 + ...
  • おまえは―――この俺の、自慢の娘なのだから
    発言者:ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス 対象者:アリヤ・タカジョウ “自分じゃない、強い……特別な……何かに成りたかった”――― ようやく、自分たちの始まり(よわさ)を認められた二人の少女は、 怪物の群れの中、夜に羽ばたく吸血鬼(げんそう)ではない、帰るべき日常(ゆめ)を想い抱き合っていた……。 「……あたしの夢って、なんだろうね?」 そんな彼女達を守るのは二人の“杭”を操る狩人。 しかしアリヤの胸中には、アンヌと共に行動し、彼女を護衛し続ける中で「今の自分」に対する違和感が生まれており――― 先程まで親友を守り、日常に帰る為に奮起したアンヌの勇気こそ、人間の真の素晴らしさであると。 その輝きを寿ぐクラウスに同意しながらも、最期の一瞬まで白い杭として戦い抜くという師のように成れるのか、という自問が頭から離れることはなかった。 ...
  • 君が欲しかったものをあげよう。命令だ───眼前で敵対行動を取る者を全力を以て排除せよ。さあ、これでいいかな?
    発言者:アポルオン 対象者:エリザベータ・イシュトヴァーン 『あなたの兵士としての自覚を疑っているだけよ。命令は絶対。不測の事態は火急に解決。 ええそうね、苦しませたくはなかったわ。手間取るのは好きじゃないの。 こういうことは、早く終わらせるに限るでしょう』 『はッ、“兵士”……ねェ。俺は誰かさん(・・・・)とは違うんだぜ、リーザ。 そんな決め打ちの鋳型に自分(てめえ)を押し込めなきゃ、満足に息も出来ねえような軟じゃねえんだよ。 誰を生かすも殺すも、剥き出しの自分(てめえ)自身で向き合ってんだ。だったら俺の流儀で好きにやらせてもらわア』 『あれだ、それが生きてくってもんだろう?』 『イヴァン……!』 『噛みつく相手が違うんじゃねえのか? 正しい兵士(・・・・・)さんよ?』 マレーネルート、ネイムレスという真の正体を現した代行者...
  • 烈しく輝き震えろ灼槍、戦神の威光を放て
    Tuatha De Danann Brionac 「ブラザー、ありがとう……… そして、これで終わりよダインスレイフ。閃光(たから)に飲まれて散りなさいッ!」 Status 基準値(AVERAGE):B 発動値(DRIVE):A 集束性:B 拡散性:A 操縦性:B 付属性:D 維持性:D 干渉性:E 光輝に満ちた灼熱の槍───名を轟かすは、貫くもの。荘厳な神威を湛える鋼の星が、信徒を希望で照らすべく収束しながら具現化する。 その能力は光熱操作能力。 ミステル・バレンタインの星辰光(アステリズム)。 槍の穂先から複数の光線を放射する星辰光。烈震灼槍。カンタベリー聖教皇国の騎士らしい火力偏重の超新星。 集束性、拡散性、操縦性に秀でた資質は誘導性のレーザーという強力な星光として発現した。 五月雨のように連射を用いた殲滅が基本的な戦闘法だが...
  • 頂穹械剣・万象遍滅
    アルティメット・イグジステンス・アバランチ 「そう、無限の力。永久機関にとって、これぞ王道というものだろう」 共鳴し、脈動するオルフィレウスと鋼の恒星。共に計測される力の多寡は、敵味方の影装段階(セカンドフォーム)を全て足しても届いていない。 機剣内部で回転する歯車、その度に生み出される目眩がするほどの力、力、力の波は……この段階で奴が、刻鋼人機(イマジネイター)最強の火力を有する大破壊型だと明かしていた。 Status Power:∞ Hardness:7 Speed:7 Generate:10 Consumption:10 System:9 《頂穹械剣》の真の姿を解き放った、オルフィレウスの影装。 脚部と肩部に刻鋼が追加された他、主要武装である刀身の内部構造が露出し、そこには彼の信念を象徴するかのような複雑怪奇な歯車が並ぶ。 ...
  • スカーレット
    CV:桜坂かい 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。真ヒロイン 始祖リリスが造り上げたとされる三体の人形の内の一体。 「最も美しい死者」として縛血者社会で美術品として永く愛でられるが、その正体はリリスによって造られた人造の縛血者。 リリスの頭蓋骨からできた聖杯(血肉)。 『“器” の直系を確認。これより御霊(バラ)を回収します』 『杜志郎様……わたくしは、ここにおります…… あなた様を、お待ち申しております────』 「自律的に活動し、尚且つ斃されるはずのない(・・・・・・・・・)自動人形。ほんと、完璧主義のお父様らしいわね」 「急所を鍛えれば失敗はなくなる……さて、どうしたものかしら………」 主にグランドルートで登場。 《伯爵》が保持していた最大の札(カード)。 カーマインやマジェ...
  • ふざ、けんな……何だそりゃ、冗談じゃないんだよ……このっ、反則野郎……!
    発言者:青砥美汐 対象者:アポルオン 『撤退は不可能。後方支援(バックアップ)は不全。君達を救う要因は、今や君達自身の力にしか存在しない』 『よく言うであろう? 運命とは、自ら切り拓いてこそ価値があるのだと』 ジュン√、凌駕達3人は展開されたマンドレイクジャマーの中、《預言者》と名乗る仮面の機人に遭遇する。 その姿に司令官(マレーネ)が信じられないものを見たかのように狼狽し……連絡は途絶してしまっていた。 強大な素粒子の反応を放ち、半人半機の異形を備える謎の存在を前に、反逆者達は各々の輝装を武器に協力して立ち向かう。 だが、高速の蹴撃はその鋼の躰を僅かに揺らす事もできず、追撃する鋼の人形はたった一撫で(・・・・・・)されただけで装甲を砕かれた。 僅かな交錯の中で見せつけられる、圧倒的な性能差。それを理解した上で、少年は自らの拳の特性を用いて抵抗しよ...
  • ファントムデストラクション
    アームズ:ブレイズガルム スキル性能 種別 威力 射程距離 攻撃範囲 SP消費 攻撃型 5 遠 中 大 スキル考察 EA唯一の5段階チャージが可能な、一撃必殺とも言える砲撃。 溜めの段階が上がっていくごとに、放たれるビーム砲が一回り太くなっていく。 フルチャージだともはや銃口の数倍にまで膨れ上がってしまう。このスキル作った社員絶対素面じゃなかっただろ。 ともあれ、威力は絶大。アックスのヴォルテクスドライブにも比肩する。 ビームのどこに当たっても同じダメージが保証されているのは悪夢の一言。 そして当然のように、最大まで溜めさせてくれる親切な相手などいるはずもない。 実際の使用となると、3段階程度の溜めでも威力は充分。補助型スキルなどを駆使し確実に当てていきたい。 ロマン砲やゲロビとかも好きそうだし・・・ -- 名無しさん...
  • 俺の大切な宝物だよ
    発言者:アシュレイ・ホライゾン 対象者:ヘリオス 仲間との絆という自分には持てない強さを持つ己の比翼、その在り方を賞賛するヘリオスの言葉を受けて、自らの仲間達を誇るアシュレイ・ホライゾンの言葉。 「俺が君たちを守り抜く」などと言う強がりから解放され、レインに告げたように只人として救世主の激突を前にアヤとミステルの二人へと助けを求めるアッシュ。 そんなアッシュの手を貸してほしいという求めにアヤとミステルも振り払う気など毛頭なく、むしろよくぞ自分を呼んでくれたと感謝の気持ちさえ見せながらそれに応じる。 そうして己の親友であるキュクロプスから授けられた激震の三叉槍により、海洋王(ネプトゥヌス)はついにかつての絆を携え救世主と邂逅し、己が半身へと言葉を告げる 「是非もない。おまえを止めるよ、ヘリオス」 「それが、共に天駆翔(ハイペリオン)と呼ばれていた俺の役目だ」...
  • 叫喚滅爪
    デッドエンド・スクリーマー 「お前の名は俺が伝説にしてやる。だから───華のように美しく散ってくれッ、戦友(とも)よオッ!!」 Status Power:7 Hardness:3 Speed:2 Generate:5 Consumption:3 System:1 「愛しいぜ、俺を鍛え上げる金床よッ!おまえの牙でこの身体を引き裂いてくれェッ! この包帯(ぬの)の下におまえ自身を刻み込んでくれッ!! だからもっともっと滾らせろッ、断末魔の瞬間を彩る熱い血をよオォッッ!!」 イヴァン・ストリゴイの輝装。 左腕は鋼鉄となり、禍々しい形状を描く四本の爪は、一条一条が処刑刀のように鋭く長い。 鋼鉄の爪は互いに共鳴して甲高い前奏を発し、鋼の四指に走り抜ける電流火花(スパーク)は爪の共鳴が高まると共に、 あたかもイヴァンの左腕に極小の太陽が生...
  • 絶戒闇手
    ミッドナイト・ブルー 牙をへし折り、這い蹲らせて血を流させる。 喜べ、敗北をくれてやる 血中の鉄分を触媒として、肉体に磁力を奔らせるトシロー・カシマの賜力(ギフト)。 多彩な応用性が売りの能力で、同極同士を反発させて対象物を弾き飛ばす磁極反転(リバース)をトシローはよく使っている。 磁極反転には他にも、刀を磁力で加速させて居合い斬りを放つ事や、相手の血や予め「加工」した周囲の物体に作用させての緊急回避、 単純に自分の肉体と地面との間に作用させ、斬撃の破壊力を高める等の使用方法がある。 変わった使い方としては、アリヤの放つ杭に磁力を作用させてレールガンのように超速の射出を成したことが挙げられる。 もう一つ、技としての使い方は戮刀(スレイヤー)がある。 普通に心臓を攻撃してもしぶとく反撃してくるバイロンに対してその超速の再生速度を阻害して仕留めるため...
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