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パーツ/Processor - (2017/06/19 (月) 21:44:55) の1つ前との変更点

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*CPU CPUとは人間で言う「脳」であり、主な処理を行う。 パーツ選びの際はソフトの「推奨スペック」以上の最新CPUを買えば十分。 詳しいスペックの見方は下記参照。 [[おすすめパーツリスト]] [[価格.com(CPU)>http://kakaku.com/pc/cpu/]] #contents **スペックの見方 ***用語表だよ! 初心者がまず知るべきスペックと用語。 |用語|解説|例|ひとこと|h |コア・スレッド数|脳と手の数|4コア(クアッドコア)、&br()8コア(オクタコア)…|4コアが普通| |クロック数|頭の速さ|3.2GHz、4.0GHz…|3.0GHz以上が普通&br()4.0GHz以上はハイスペ| |CPUソケット|CPUの規格・形状|LGA1151、SocketAM4…|マザボと合わせよう!| |アーキテクチャ|世代|Kaby Lake、Haswell、Summit Ridge…|| |シリーズ|同世代内の種類|i7、i5、Celeron、Ryzen7…|ネーミング!| |消費電力|(正確にはTDP・熱設計電力という)|35W、65W、91W…|通常のものならだいたい100W以下!| ***コア・スレッド数(C・T) CPUに搭載されている「脳」の数。 これが多いほど多重処理に優れたりする。 また、スレッド数は脳に対する「手」みたいなもの。 通常は1コアあたり1スレッド。 スレッド数はあまり気にしなくてもいい。 |コア数|評価|ひとこと|h |6(ヘキサ)以上|○|動画エンコードなどの並列処理には向いているが、&br()4コア超のマルチコアに最適化されていないゲームがあるので注意| |4(クアッド)|○|ゲームをするなら| |2(デュアル)|△|ネット、データ管理、Officeなら困らない| ***クロック数 「頭」の速さ。クロックが2倍になったら速度も2倍。 わかりやすい! どんな用途でも効いてくる。 ※ゲームなどで速度に限度がある場合は速すぎても意味なし。逆に速すぎて困ると言えば熱管理がめんどくさくなるぐらい。 ***CPUソケット CPUの形状。 CPUとマザボは対応した製品でなければ乗せることすら不可能なので、双方ソケットの一致している物を購入しよう。 |メーカー|CPUソケット|ひとこと|h |Intel|LGA1151|メインストリーム!| |~|LGA2011-3|ハイエンド!| |AMD|AM4|CPU処理重視タイプ!| |~|FM2|内蔵GPU特化タイプ!| ***アーキテクチャ CPUの世代みたいなの。 IntelならKaby Lake(第7世代)が、AMDならRyzenのSummit Ridgeが最新。 ***シリーズ 同世代内の種類分け・ネーミングみたいなの。 シリーズごとに大まかな違いがある。 |メーカー|シリーズ|ひとこと|h |Intel|Core i7|4コアHT対応!OC耐性高!&br()800/900番代は6コア以上!| |~|Core i5|4コア多し!コスパ良い!(HT無し)| |~|Core i3|2コア上位!HTで4スレッド!| |~|Pentium|2コア中位!(Kaby Lake以降はHT装備)| |~|Celeron|2コア下位!| |~|Xeon|サーバー向け安定高出力型!| |AMD|Ryzen 7|8コア16スレッド!| |~|Ryzen 5|6コア12スレッド!or 4コア8スレッド!| ※HT(ハイパースレッディング)…1コアあたり2スレッドで「見かけ上コア数が2倍」みたいな動きをさせる技術。IntelではCore i7/Core i3/Pentium(Kaby Lake以降)に搭載されている。AMDでは同じものが「SMT」と呼ばれる。こちらはRyzen 7/Ryzen 5に搭載。 ※OC(オーバークロック)…CPUの高速化。規格外の速さで動かせる。 ***内蔵GPU 画面出力機能。グラボをつけるならいらない。 CPUによっては、Core i7 800/900番代や、Ryzenなど、そもそもついてないものもある。 ***その他のスペック ***型番名注記 |メーカー|型番|ひとこと|h |Intel|数字|基本的に大きい方が高性能!| |~|末尾のK|OC対応!| |~|末尾のC|OC対応!(Broadwellのデスクトップ向け)| |~|末尾のS|省電力!(ただし性能は削られている)&br()(Broadwell以降では消滅)| |~|末尾のT|超省電力!(ただし性能は削られている)| |~|末尾のP|内蔵GPU無し or 内蔵GPUが下位クラス| |~|末尾のU|モバイル用の通常品| |~|末尾のM|旧・モバイル用の通常品| |~|末尾のQ|モバイル用クアッドコア| |~|末尾のQM|旧・モバイル用クアッドコア| |~|末尾のH|モバイル用上位グラフィックス搭載&br()(Irisなど)| |~|末尾のHQ|モバイル用上位グラフィックス搭載かつクアッドコア| |~|末尾のHK|モバイル用上位グラフィックス搭載かつOC対応| |AMD|末尾のX|XFRの伸びしろが大きい(+100MHz)| ※XFR(eXtended Frequency Range)…CPUの温度に応じて、最大ブーストクロックを超えて周波数を上げてくれる技術。自動でやってくれる。BIOSから有効/無効を切り替えられる。X型番でなくとも作動するが、この場合は伸びしろが+50MHzにとどまる。 ※AMDのRyzenなら全製品でOCに対応に対応している。 ****キャッシュ CPUの一時的な記憶領域。 CPUから近い順にL1、L2、L3、…と分けられる。 単に「キャッシュ」とだけ表記してある場合は通常L3(もしくはL2+L3)キャッシュを指す。 **(参考)知っておきたい知識OC(オーバークロック) OCとはCPUやGPUの高速化のこと。 規定以上の速さで動かせる。 マザボ上の機能で行う。 CPUのOCを行う最低条件は基本的に以下2つ ・マザボがOC向け ・CPUがOC対応 (Intelなら[[Core i5-6600K>http://kakaku.com/item/K0000800542/]]など末尾「K」「X」「C」のものが対応している。) (AMDのRyzenなら''全製品でOCに対応''する。←ココ重要!!) 詳しくは[[OCの手引き]]を参照。 **(参考)内蔵GPUってあった方がいいの?内蔵GPUでどこまでできるの? グラボをつけるなら内蔵GPUはいらない。 内蔵GPUでできるのは2Dゲームぐらいまで。 **(参考)CPUの総性能はベンチマークでしかわからない CPUの性能を左右するのは主にコア数、クロック数(GHz)、アーキテクチャ、キャッシュ(MB)である。 しかし、アーキテクチャによる性能が非常にわかりにくいため、CPUの総性能はこれらの総合(ベンチスコア)でしか分からない。 そのため、コア数、クロック数が高くても性能の低いCPUはいくらでもあるので注意。 **(参考)動画エンコしたいんだけど、爆速CPU買えばいいの?50万とか高すぎるんだけど… 寝てるときエンコするなら低速CPU([[Celeron G3930>http://kakaku.com/item/K0000933431/]]など)で十分。 一刻を争うなら高速CPU([[Ryzen 7 1700>http://kakaku.com/item/K0000946575/]]などの多コア製品)を買うべし。スレッド数が物を言う。
*CPU CPUとは人間で言う「脳」であり、主な処理を行う。 パーツ選びの際はソフトの「推奨スペック」以上の最新CPUを買えば十分。 詳しいスペックの見方は下記参照。 [[おすすめパーツリスト]] [[価格.com(CPU)>http://kakaku.com/pc/cpu/]] #contents **スペックの見方 ***用語表だよ! 初心者がまず知るべきスペックと用語。 |用語|解説|例|ひとこと|h |コア・スレッド数|脳と手の数|4コア(クアッドコア)、&br()8コア(オクタコア)…|4コアが普通&br()6コア以上はハイスペ| |クロック数|頭の速さ|3.2GHz、4.0GHz…|3.0GHz以上が普通&br()4.0GHz以上はハイスペ| |CPUソケット|CPUの規格・形状|LGA1151、SocketAM4…|マザボと合わせよう!| |アーキテクチャ|世代|Kaby Lake、Haswell、Summit Ridge…|| |シリーズ|同世代内の種類|i7、i5、Celeron、Ryzen7…|ネーミング!| |消費電力|(正確にはTDP・熱設計電力という)|35W、65W、91W…|通常のものならだいたい100W以下!| ***コア・スレッド数(C・T) CPUに搭載されている「脳」の数。 これが多いほど多重・並列処理に優れたりする。 また、スレッド数は脳に対する「手」みたいなもの。 通常は1コアあたり1スレッド。 しかし、「ハイパースレッディング」や「SMT」(詳細は後述)によって、1コアあたり2スレッドに増やすことができるCPUも存在する。 これにより、少ないコア数でも、より多くの処理をこなすことができる。 |コア数|評価|ひとこと|h |6(ヘキサ)以上|○|動画エンコードなどの並列処理には向いているが、&br()4コア超のマルチコアに最適化されていないゲームがあるので注意※| |4(クアッド)|○|ゲームをするなら最低限ここから| |2(デュアル)|△|ネット、データ管理、Officeなら困らない| ※マルチコア非対応のゲームであっても、将来的にマルチコアに対応する可能性がある。長期的な視野でPCを使うという人は、6コア以上のCPUを買うのが望ましい。 ***クロック数 「頭」の速さ。クロックが2倍になったら速度も2倍。 わかりやすい! どんな用途でも効いてくる。 ※ゲームなどで速度に限度がある場合は速すぎても意味なし。逆に速すぎて困ると言えば熱管理がめんどくさくなるぐらい。 ***CPUソケット CPUの形状。 CPUとマザボは対応した製品でなければ乗せることすら不可能なので、双方ソケットの一致している物を購入しよう。 |メーカー|CPUソケット|ひとこと|h |Intel|LGA1151|メインストリーム!| |~|LGA2011-3|ハイエンド!| |AMD|AM4|CPU処理重視タイプ!| |~|FM2|内蔵GPU特化タイプ!| ***アーキテクチャ CPUの世代みたいなの。 IntelならKaby Lake(第7世代)が、AMDならRyzenのSummit Ridgeが最新。 ***シリーズ 同世代内の種類分け・ネーミングみたいなの。 シリーズごとに大まかな違いがある。 |メーカー|シリーズ|ひとこと|h |Intel|Core i7|4コアHT対応!OC耐性高!&br()800/900番代は6コア以上!| |~|Core i5|4コア多し!コスパ良い!(HT無し)| |~|Core i3|2コア上位!HTで4スレッド!| |~|Pentium|2コア中位!(Kaby Lake以降はHT装備)| |~|Celeron|2コア下位!| |~|Xeon|サーバー向け安定高出力型!| |AMD|Ryzen 7|8コア16スレッド!| |~|Ryzen 5|6コア12スレッド!or 4コア8スレッド!| ※HT(ハイパースレッディング)…1コアあたり2スレッドで「見かけ上コア数が2倍」みたいな動きをさせる技術。IntelではCore i7/Core i3/Pentium(Kaby Lake以降)に搭載されている。AMDでは同じものが「SMT」と呼ばれる。こちらはRyzen 7/Ryzen 5に搭載。 ※OC(オーバークロック)…CPUの高速化。規格外の速さで動かせる。 ***内蔵GPU 画面出力機能。グラボをつけるならいらない。 CPUによっては、Core i7 x800/x900番代や、Ryzenなど、そもそもついてないものもある。 ***その他のスペック ***型番名注記 |メーカー|型番|ひとこと|h |Intel|数字|基本的に大きい方が高性能!| |~|末尾のK|OC対応!| |~|末尾のC|OC対応!(Broadwellのデスクトップ向け)| |~|末尾のS|省電力!(ただし性能は削られている)&br()(Broadwell以降では消滅)| |~|末尾のT|超省電力!(ただし性能は削られている)| |~|末尾のP|内蔵GPU無し or 内蔵GPUが下位クラス| |~|末尾のU|モバイル用の通常品| |~|末尾のM|旧・モバイル用の通常品| |~|末尾のQ|モバイル用クアッドコア| |~|末尾のQM|旧・モバイル用クアッドコア| |~|末尾のH|モバイル用上位グラフィックス搭載&br()(Irisなど)| |~|末尾のHQ|モバイル用上位グラフィックス搭載かつクアッドコア| |~|末尾のHK|モバイル用上位グラフィックス搭載かつOC対応| |AMD|数字|基本的に大きい方が高性能!| |~|末尾のX|XFRの伸びしろが大きい(+100MHz)| ※XFR(eXtended Frequency Range)…CPUの温度に応じて、最大ブーストクロックを超えて周波数を上げてくれる技術。自動でやってくれる。BIOSから有効/無効を切り替えられる。X型番でなくとも作動するが、この場合は伸びしろが+50MHzにとどまる。 ※AMDのRyzenなら全製品でOCに対応に対応している。 ****キャッシュ CPUの一時的な記憶領域。 CPUから近い順にL1、L2、L3、…と分けられる。 単に「キャッシュ」とだけ表記してある場合は通常L3(もしくはL2+L3)キャッシュを指す。 **(参考)知っておきたい知識OC(オーバークロック) OCとはCPUやGPUの高速化のこと。 規定以上の速さで動かせる。 マザボ上の機能で行う。 CPUのOCを行う最低条件は基本的に以下2つ ・マザボがOC向け ・CPUがOC対応 (Intelなら[[Core i5-6600K>http://kakaku.com/item/K0000800542/]]など末尾「K」「X」「C」のものが対応している。) (AMDのRyzenなら''全製品でOCに対応''する。←ココ重要!!) 詳しくは[[OCの手引き]]を参照。 **(参考)内蔵GPUってあった方がいいの?内蔵GPUでどこまでできるの? グラボをつけるなら内蔵GPUはいらない。 内蔵GPUでできるのは2Dゲームぐらいまで。 **(参考)CPUの総性能はベンチマークでしかわからない CPUの性能を左右するのは主にコア数、クロック数(GHz)、アーキテクチャ、キャッシュ(MB)である。 しかし、アーキテクチャによる性能が非常にわかりにくいため、CPUの総性能はこれらの総合(ベンチスコア)でしか分からない。 そのため、コア数、クロック数が高くても性能の低いCPUはいくらでもあるので注意。 **(参考)動画エンコしたいんだけど、爆速CPU買えばいいの?50万とか高すぎるんだけど… 寝てるときエンコするなら低速CPU([[Celeron G3930>http://kakaku.com/item/K0000933431/]]など)で十分。 一刻を争うなら高速CPU([[Ryzen 7 1700>http://kakaku.com/item/K0000946575/]]などの多コア製品)を買うべし。スレッド数が物を言う。

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