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game pc - (2011/05/11 (水) 11:20:22) の最新版との変更点

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#contents ---- *まず、どのくらいの性能が必要なのかを調べろ。 -ゲームのメーカーが必要な性能(スペック)を公開してるので確認しろ。もしも公開されてなければ問い合わせろ。必要スペックの公開はメーカーの義務。「必要スペック」と「推奨スペック」が両方記載されている場合は前者が動作させる為に最低限必要なスペックで満たしていないとそもそも動作すらしないというもの。ギリギリ満たしている程度では快適にはプレイできないと思った方がいい。後者のスペックならば概ね快適に動くという目安であるが、設定次第では更に高スペック PC が必要になる場合もある。人気のゲームなら攻略 Wiki や 2ch のスレの一つや二つは必ずある。そして攻略情報だけじゃなくどんなスペックなら快適なのかが書いてあったりするのでググれ #google(size=100) |↑キーワードの他に「site:2ch.net」も入れて検索すると 2ch 内からだけ検索できる| ---- -以下で良く必要スペックとして表記されている項目を説明する。 **OS -要は必要な Windows のバージョン。新しすぎても古過ぎてもダメで書いてある通りのバージョンの OS でないとダメ (稀にサポート外の OS でも動く場合もあるが、期待はするな)。32bit OS 前提のゲームが 64bit OS で正常に動作しなかったり、XP 対応ゲームが Vista では UAC 等が絡んで正常に動作しない事は良くある。互換モードで動く場合も駄目な場合もある。わざわざゲームのために Windows 98 環境を動態保存する猛者も居る。 -仮想 PC とか Windows 7 の XP モードはゲームは動かない場合が多い。Linux や Mac 対応のゲームは少ない。 **DirectX のバージョン -DirectX はゲームの描画やサウンドに影響がある Windows API、つまり規格のようなもので他の OS には関係ない。これは確実に Windows・グラフィックカード(とそのドライバ)・及びサウンドカード(とそのドライバ)がそのバージョンの DirectX に対応してる上でそのバージョン以上の DirectX がインストールされてないと動かない。[[【自分の PC の各パーツの対応状況やインストールされている DirectX のバージョンの確認方法】>>http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1225dxdiag/dxdiag.html]] -現在は DirectX は 9系から 11系を使用するゲームが一般的だが、例えば 9系の中でも細かなバージョンが沢山有り、最新版が入っていないとゲームが動作しない場合がある。[[【DirectX 最新版(リンク先で一番日付が新しい奴をインストールしろ)】>>http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/results.aspx?pocId=2&freetext=&DisplayLang=ja]] **OpenGL のバージョン -OpenGL はグラフィックのみの規格で通常 CAD 等で利用されるが稀に OpenGL を利用するゲームもある。GPU とドライバが必要なバージョンに対応しているか確認すること。 **CPU -必要な CPU の名称やクロック周波数が書いてある場合が多い。書いてある以上の性能の CPU ならば問題ないし、条件を下回っていても快適ではないが動く事が多い。またゲームによって異なるがマルチコア対応と特に書かれていないゲームならばコア数は少なくとも良いのでクロック周波数が高いものを選び、マルチコア対応のゲームであればクロック周波数・コア数共に大きい方が良い。CPU は種類によって 1 クロックあたりの性能が違うので違う名称の CPU の性能を比べるときに周波数が高い方が性能が良いとは限らない。[[【CPU の性能順ランキング(あくまで目安)】>>http://maximums.gatt.nobody.jp/cpu.html]] -3D 等の描画への負担が大きいゲームの中にもプログラミングの仕方によって CPU 負担が大きいタイプや GPU への負担が大きいタイプ等があり、負担が大きい方に投資した方が良い。 **メモリ -単に容量だけ書いてある場合が多い。推奨の容量以上の物理メモリを積め。物理メモリが足りない場合は頻繁にスワップしゲームどころではなくなる。 -メモリは容量だけでなく転送速度も重要なので速い奴の方が有利。 **グラフィック/ビデオカード/ボード・GPU -単に「DirectX バージョン○に対応しているもの」や「グラフィックメモリ(VRAM,ビデオメモリ)が何 MB 以上」や具体的に GPU の型番を指定している場合まで色々ある。前二者のような書き方の場合はそれ程描画への負担が大きいゲームではない場合が多くチップセット・CPU統合グラフィックでもプレイできたりする場合がある。後者の場合は確実にそのカード以上の性能を持ったカードかつそのカード以降の世代でないと快適にプレイ出来ないと思った方がいい。 -最近の PC は大抵の場合 CPU やチップセット内蔵のオマケグラフィック機能が付いてはいるが、2D のノベルゲーム等のよほど描画への負担が軽いゲームでもない限りはあまり性能に期待はするな。特に Intel のチップセット内蔵/ CPU 内蔵グラフィック機能やそのドライバは余りゲームを意識した設計ではない。AMDATi や nVidia のチップセット統合グラフィックは Intel のに比べれば高性能ではあるもののあくまでもオマケ程度の性能だと思っとけ。ゲームをやるなら AMDATi の Radeon シリーズか nVidia の GeForce シリーズの独立 GPU が定番で、それ以外では最新の 3D ゲームはまず満足にプレイできない。AMDATi のFireGL シリーズ、nVidia の Quadro シリーズ、MATROX は業務用でゲーム向きの性能・機能は備えていない。S3 の GPU は Radeon や GeForce に大幅に性能が劣るのでゲームは諦めろ。グラフィックカードの性能は必ずしも型番の数字の大きさとは比例していないのでこのへん[[【①】>>http://hardware-navi.com/gpu.php]][[【②】>>http://stat.nazarite.jp/benchmark.php?nm=Heaven]]とか色々見て覚えろ。ゲームによっては GeForce に最適化されているものや Radeon に最適化されているものがあり、ベンチマークで似たような性能のカード同士でも特定のゲームでは片方はスムーズに動作しもう一方のカードでは正常に動作しない事もあり得る。特定のゲーム専用の PC を組むのであれば、そのゲームが推奨している方の GPU を選べ。 -[[Wikipedia - ATi Radeon (型番規則とか発売年次とか)>>http://ja.wikipedia.org/wiki/RADEON]] -[[RADEON友の会 Wiki>>http://radeon.pcdiyweb.net/]] -[[AMD/ATI HD5xxxシリーズ まとめWiki>>http://www20.atwiki.jp/hd5xxx/]] -[[AMD/ATI HD4xxx まとめWiki>>http://www8.atwiki.jp/hd48xx/]] -[[Wikipedia - nVidia GeForce (型番規則とか発売年次とか)>>http://ja.wikipedia.org/wiki/NVIDIA_GeForce]] -[[NVIDIA GeForce Wiki>>http://wikiwiki.jp/nvidiavga/]] -ビデオメモリ/グラフィックメモリ/VRAM はグラフィックカードに載っているメモリの量の事。チップセット・CPU統合グラフィックは独立した VRAM を搭載しないものが殆どでメインメモリの一部を利用する構造になっているが独立した VRAM にくらべオーバーヘッドが大きい為遅い。基本的に3D/立体描画・高解像度・詳細な描画である程大量に必要になる。2D の場合はそれほど大量に必要とはされない。 -ドライバのバージョンは最新の方が良い場合・カードに付属してた CD からインストールしないと安定しない場合・特定のバージョンが特定のゲームと相性がいい場合等、ゲームやカードによって色々なので調べろ -ゲーム用のビデオカードは品質が低いものが多く、ファンがすぐ駄目になる・故障しやすいものが多い。よく調べて不具合が無い機種を選べ。 -高性能なカードはそれだけ消費電力が高く扱いづらい。自分の PC の電源容量が十分かを必ず確認しろ。また消費電力が高いカードはそれだけ発熱も多い。発熱が多いとファンが轟音を立てることもあり得る。とにかく高性能で高いカードなら必ずしも良いと言うことでなく、それ程負荷の高いゲームをするので無ければ省電力・低発熱・低騒音を狙ってやや下のグレードのグラフィックカードを使ったり、チップセットや CPU 内蔵の GPU を使用するという選択肢もあり得る。性能が不足している場合は別のグラフィックカードを買ってきて挿せば良いだけの話。 **解像度(ディスプレイ・モニタ) -最低限指定された解像度・色数を表示できる環境でなければならない。ショボいゲームは色数が多すぎると動作しない場合があるのでその場合は色数を落としてプレイする事。 -近年ではワイドモニタが増えているが、ワイドモニタを使用している環境でワイドモニタ非対応ゲームをフルスクリーンにするとアスペクト比が狂う場合があるのでワイドモニタを使用する場合はアスペクト比固定拡大機能があるモニタかグラフィックカードを利用した方が良い。 -動きの激しいゲームならモニタはリフレッシュレートが高い (120Hz 等) の方が良く、欲を出せば TN/IPS 系より VA 系の液晶パネルを採用したモニタの方が更に良い。映りこみの少ないノングレアかつ正確な色表現が出来るモニタなら尚良い。 **サウンドカード -対応 DirectX のバージョンが指定されているだけの場合が多い。マザーボードオンボードのサウンドチップで大抵は動くが、ゲーム向けのサウンドカードを挿した方が CPU 負荷が低くなったりする。 -ゲームが 5.1ch サラウンドや EAX に対応している場合、5.1ch 出力 や EAX 対応サウンドカードを挿せば臨場感が高まるだけでなく、FPS 等では敵キャラの位置が特定しやすくなり有利になる。 **HDD・SSD -単にゲームをインストールするのに必要な空き容量を指定している場合が多い。指定された空き容量の何倍かは空いてた方がいいだろう。ゲームにもよるがロードに時間が掛かるゲームの場合 SSD や RAID ボリュームにインストールした方がロードが短くなって快適。 **DVDドライブ -パッケージ版のゲームの場合インストールに必要となる。最近のゲームでは面倒なコピープロテクトが施されているものが多く、旧式の DVD ドライブではうまく読み取れない事もある (正規ユーザーなのにプロテクトのせいでインストールできない事を「誤爆」と言う。誤爆されたらメーカーに電話して不満と文句をぶちまけろ!) **通信環境 -ネトゲなら光で常時接続くらいは欲しい。。プロバイダはソフトバンク系のものはインフラが貧弱なので避ける事。 -ネットワークコントローラーもマザーボードオンボードのものより Intel の LAN カードを挿した方が CPU 負荷が下がる上に高速(低レイテンシ)かつ安定する。無線 LAN は問題外。 -ルーター・ハブはコレガやバッファローの安物は推奨しない。長時間高負荷を掛けても動作が安定するものを使用すること。 **入力装置等 -キーボードとマウスがあれば大抵はいけるが、中にはゲームパッドやジョイスティック等が必須・使ったほうが臨場感が高まるゲームもある。 -キーボードは N キーロールオーバー (多数のキー同時押しに対応したもの) かつ PS/2 の有線接続のものを推奨。配列は一般的な英語 101/103/104 キー配列のものにするべきで、ノート PC 用キーボードや省スペースの特殊な配列のキーボードでは入力し辛い場合がある。また洋ゲーでは確実に英語配列のキーボードを使用しよう。でないとゲーム内で記号の入力が正常に行えない場合がある。メンブレンシートを使用した中でも安物のキーボードはキーを長時間押し続けるとメンブレンシートのパターンが焦げて使用不能になるものがあるので静電容量無接点方式かメカニカル (ダイヤテック等の安価な故障率の高い粗悪品を除く。最低でも一万二千円以上のもの) の方が良い。 -マウスはマイクロソフトかロジクールのゲーム用の方が快適だろう。トラックボールやその他の特殊なポインティングデバイス・無線接続のものは敬遠すべき。現在は多数の三流メーカーから多数のゲーム用マウスがリリースされているが、ロジクールとマイクロソフト以外でまともなマウスは存在しない。PS/2 接続の方がレイテンシは低いが、USB 接続の超高解像度や多機能マウスが必要な場合は仕方がない。 -キーボード・マウスは CPU 負荷が低い PS/2 接続の物を推奨。USB 接続の場合は CPU 負荷が高い状態になると入力が遅れて反映される状態になる。ジョイスティック・ゲームパッドは今は USB 接続のものが大半だがコンマ 1 秒を争うようなゲームならパラレルポートやゲームポート接続のものの方がレイテンシは低い (最近はそんなレガシーポート無い PC の方が多いがな!) **必要ランタイム -フリーのゲームの中には Visual C++、Visual Basic、RPG ツクールランタイムが無いと動かないゲームもあるのでググってダウンロードしてインストールしろ。そういうゲームは大抵そんなにスペックは必要ないから上に書いてある事はきれいさっぱり全部忘れろ ---- *実際に試せ -無料ゲームならまずインストールして動くか試してもいいし、有料ゲームでも大手の有名なゲームならベンチマークやデモ版が無料で公開されてたりする。インストールして快適に動けば買うなりしろよ ---- *正常動作しないんだけど -スペックが足りてるのに動かない場合はゲームやグラボのドライバにバグがある可能性がある。修正パッチや新バージョンが無いか探せ。 -各ゲーム固有の特殊な不具合や癖がある場合がある。2ch のスレや wiki や google を駆使して情報を探せ。 -常駐ソフトが原因で正常動作しない場合がある。ウイルス対策ソフトや Fraps が原因になる場合が多い。コピープロテクトの関係で仮想 CD/DVD ドライブ作成ソフトがインストールされていたり常駐していると駄目な場合もある。何をやっても駄目なら OS を再インストールしてドライバと Windows の修正パッチと Direct X 最新版とゲーム以外は一切インストールしていない環境で試せ。 -古いゲームでの不具合は、発売当時に想定していないもの(クロックの動的な変更、マルチコア、高クロック等)や逆に当時ならあって当たり前だった機能(Direct Draw のハードウェアサポート等)が古くなって切り捨てられたために発生することがある。&br()&br() --CPU クロックを動的に変更するとゲームの動作速度がおかしくなる場合がある。Crystal CPUID などのツールの使用をやめる(ゲームの実行前に非常駐で変更しても影響する場合がある)。EIST や CnQ なら大丈夫な場合もあるが問題があればこれも無効にしよう。&br()&br() --マルチコア/マルチスレッドに対応しておらず動作が不安定になる。Windows から CPU の割り当てを変更すれば改善することもある。 ---例:シムシティ4/Win XP&br()&br() --Direct Draw 等の古い API が低速で動作が遅くなる。XP/2000ならば DxDiag を実行し、DirectDraw アクセラレータを切ると改善する場合がある。 ---例:Baldur's Gate/Win XP/RADEON HD3850&br()&br() --256色(8bit color)モードで動作するゲームは色化けする場合がある。これは256色以下ではパレットと呼ばれる仕組みがあり他のアプリケーションと色の取り合いが起きてしまうため。デスクトップを表示する explorer.exe や dwm.exe もアプリケーションなのでこれらが色を取らないようにしなければならない。実行ファイルのプロパティを開き互換性の設定で「256色、640x480の解像度、視覚テーマ無効、デスクトップ コンポジション無効」にすると直る場合がある。 ---例:Brandish 4/Win 7(その他Win9x時代のフリーゲームでも確認) ---- *PC が煩過ぎてゲームどころじゃないんすけど -ハイスペックにするだけなら金さえあれば誰でも出来るが、静音にしようと思うとかなりの技術と知識が必要になる。静音化の各種手法を紹介する。 ・静音にするには騒音源である回転部品 (主にファン・HDD) を減らすか回転数を落とす必要がある  (HDD を使ってるならなら SSD にする、電源はファンレスのものや AC アダプタ化で劇的に静かになるが大出力のものはない) ↓ ・ファンを減らすか回転数を落とすには発熱自体を減らす → CPU・GPU をより低発熱の世代の新しいものか低スペックにする ・ファンコントローラーを使用して高温時以外はファンの回転数を落とす ・水冷にして冷却性能を保ったまま静音化する (ポンプの低周波等、一筋縄ではいかないが) ・大口径のファンを使用して冷却性能を落とさずにファンの回転数を落とす ↓ ・より大口径で低回転数のファンを使用している・より大きなクーラーで冷却効率が高い CPU・GPU クーラーに交換する ・ケースファンをより低回転数で大口径 (12cm 等) のファンに交換する (対応していなければケース買い替え) -この他、うなり・共振は回転部品の配置を変更したりより頑丈なケースを使用したりファンをラバーマウントしたり補強を溶接する事で低減できる。風きり音はファンの前後に障害物があるのが原因なのでこれらを取り除く。ケース自体の足にゴムをかませる事で床や机に振動が伝わる事をある程度防げる。また、開口部の多いケースは高周波が外に漏れやすく、不要な開口部はテープ等で塞ぐと高周波が漏れ難くなる。耳が良く高周波が気になる人は鳴き現象の原因のチップコイル・チップコンデンサをホットボンドで固めると良い。 ----
#contents ---- #image(http://a.imgef.com/G3wWAUf.jpg,,width=450,height=254) *まず、どのくらいの性能が必要なのかを調べろ。 ゲームのメーカーが必要な性能(スペック)を公開してるので確認しろ。もしも公開されてなければ問い合わせろ。必要スペックの公開はメーカーの義務。 「必要スペック」と「推奨スペック」が両方記載されている場合は、前者が動作させる為に最低限必要なスペックで満たしていないとそもそも動作すらしないというもの。ギリギリ満たしている程度では快適にはプレイできないと思った方がいい。 後者のスペックならば概ね快適に動くという目安であるが、設定次第では更に高スペックPCが必要になる場合もある。 人気のゲームなら攻略Wikiや5chのスレの一つや二つは必ずある。そして攻略情報だけじゃなくどんなスペックなら快適なのかが書いてあったりするのでググれ #google(size=200) ↑キーワードの他に「site:5ch.net」も入れて検索すると5ch内からだけ検索できる 以下でよく必要スペックとして表記されている項目を説明する。 **OS -種類、バージョン、ビット数が指定されている。 --種類はゲームの場合 Windows, Mac OS, Linux の3つのうち対応しているものが書かれていることが多い。 --バージョンは古いのは当然として、新しすぎてもダメな場合がある。新しいOSで追加された機能が邪魔をしてしまうケースや、それまで標準だった機能が削られることが原因。Win10におけるDirectPlayなど、古い機能は設定で復活できる場合もある。(あとは互換性モードでWindows8→Windows7→WindowsVista→WindowsXPと試すとどこかで動くかも) --ビット数はゲームが64bit用の場合、32bit(x86)のOSでは動作しない。一方でゲームが32bit用の場合は32/64bitどちらのOSでも基本的には動作する。(Windows11からは64bitしか販売されないが) -仮想PC(VMWAVE)などはゲームは動かない場合が多い。 -LinuxやMac対応のゲームは近年になって急増。遊べるものの中から選ぶのでよければ質・量ともに十分。一方で遊びたいゲームが決まっている場合はまだまだWindowsが手放せない。特に大作のカバー率はまだ十分といえない状況である。 **DirectXのバージョン -DirectXはゲームの描画やサウンドに影響があるAPI、つまり規格のようなもの。 -これは確実にOS・グラフィックカード(とそのドライバ)・及びサウンドカード(とそのドライバ)がそのバージョンのDirectXに対応してる上でそのバージョン以上のDirectXがインストールされてないと動かない。 -[[【自分のPCの各パーツの対応状況やインストールされているDirectXのバージョンの確認方法】>>http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1225dxdiag/dxdiag.html]] -現在はDirectXは9系から12系を使用するゲームが一般的だが、例えば9系の中でも細かなバージョンが沢山有り、最新版が入っていないとゲームが動作しない場合がある。 //【リンク先が別のところへリダイレクトされるため非表示】[[【DirectX 最新版(リンク先で一番日付が新しい奴をインストールしろ)】>>http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/results.aspx?pocId=2&freetext=&DisplayLang=ja]] DirectX9世代だとグラボなしでもそれなりに動いたりする(低設定フルHD30fpsとかそんな感じで) **CPU -必要なCPUの名称やクロック周波数が書いてある場合が多い。書いてある以上の性能のCPUならば問題ない。 -またゲームによって異なるが、マルチコア対応と特に書かれていないゲームならばコア数は少なくとも良いのでクロック周波数が高いものを選び、マルチコア対応のゲームであればクロック周波数・コア数共に大きい方が良い。(とはいえメインで使うPCなら少なくとも6コアはほしいかも、サブなら4コアからでもよさげ) -CPUは種類によって1クロックあたりの性能が違うので違う名称のCPUの性能を比べるときに周波数が高い方が性能が良いとは限らない。 --[[【CPUの性能を数値で比較(あくまで目安)】>>https://www.cpubenchmark.net/]] **メモリ -単に容量だけ書いてある場合が多い。推奨の容量以上を積め。 -メモリは容量だけでなく転送速度も重要なので速い奴の方が有利。特にRyzen系のCPUは影響を受けやすい。(将来のメモリ増設を見越して16GB必要なら16GBモジュールを1枚指すとかにしとくといいかも?) **グラフィック/ビデオカード/ボード・GPU -単に「DirectX バージョン○に対応しているもの」や「グラフィックメモリ(VRAM、ビデオメモリ)が何GB以上」や具体的にGPUの型番を指定している場合まで色々ある。&br()前二者のような書き方の場合はそれ程描画への負担が大きいゲームではない場合が多い。&br()後者の場合は確実にそのカード以上の性能を持ったカードでないと快適にプレイ出来ないと思った方がいい。 -グラフィックカードの性能は必ずしも型番の数字の大きさとは比例していないので[[このへん>>http://pcdegame.zashiki.com/passmark_gpu.html]]とか色々見て覚えろ。 -ドライバのバージョンは最新の方が良い場合・カードに付属してたCDからインストールしないと安定しない場合・特定のバージョンが特定のゲームと相性がいい場合等、ゲームやカードによって色々なので調べろ。(特にRADEON) -最近のPCは大抵の場合CPUやチップセット内蔵のオマケグラフィック機能が付いてはいるが、よほど描画の負担が軽いゲーム(DirectX9系のゲームとか?)でもない限りはあまり性能に期待はするな。特にIntelのチップセット/CPU内蔵グラフィック機能やそのドライバはあまりゲームを意識した設計ではない。 (最近では単体グラボも発売されるようになったがローエンド~ミドル帯の性能しかない、ドライバもRADEONの方がまだマトモに動くレベルでDirectX9もエミュレータでの動作しかしない) **解像度(ディスプレイ・モニタ) -最低限指定された解像度・色数を表示できる環境でなければならない。(大抵のモニターはクリアしているが) -昔のショボいゲームは色数が多すぎると動作しない場合があるのでその場合は色数を落としてプレイする事(最近は素人の作ったunityのインディーズゲームでもちゃんと動くが)。 -近年では21:9のウルトラワイドモニタが増えているが、ウルトラワイドモニタを使用している環境で21:9非対応ゲームをフルスクリーンにするとアスペクト比が狂うorケツデカピングーみたく両端にサムソンビデオのおっさんを4人分くらい突っ込めそうな余白が開く場合があるのでウルトラワイドモニタを使用する場合はゲームが対応してるか確認すると良い。対応してない場合は16:9で24インチ~27インチモニタ&21インチ~23インチモニタ2枚で使った方がいい -動きの激しいゲームならモニタはリフレッシュレートが高い(144Hz等)の方が良く、映りこみの少ないノングレアかつ正確な色表現が出来、表示遅延の少ないモニタなら尚良い。 **サウンドカード -対応しているDirectXのバージョンが指定されているだけの場合が多い。マザーボード・オンボードのサウンドチップで大抵は動くが、ゲーム向けのサウンドカードを挿した方がCPU負荷が低くなったりする。(単に負荷が気になるなら8コア以上のCPU使っときゃおk ) -ゲームが5.1chサラウンドやEAXに対応している場合、5.1ch出力やEAX対応サウンドカードを挿せば臨場感が高まるだけでなく、FPS等では敵キャラの位置が特定しやすくなり有利になる。 **HDD・SSD -単にゲームをインストールするのに必要な空き容量を指定している場合が多い。指定された空き容量の何倍かは空いてた方がいいだろう。 -ゲームにもよるが、ロードに時間が掛かるゲームの場合はM.2のSSDやRAIDボリューム(勿論SSD)にインストールした方がロードが短くなって快適。(PS5からの移植ゲームだとM.2のSSDだとロード時間が数秒、場合によっては1秒未満になることも) **DVDドライブ -パッケージ版のゲームの場合インストールに必要となる。Steamなどオンラインのゲームとかやるなら不要もしくは外付けでいい。最近のゲームでは面倒なコピープロテクトが施されているものが多く、旧式のDVDドライブではうまく読み取れない事もある(正規ユーザーなのにプロテクトのせいでインストールできない事を「誤爆」と言う。誤爆されたらメーカーに電話して不満と文句をぶちまけろ!) **通信環境 -ネトゲなら光で常時接続くらいは欲しい。。プロバイダはソフトバンク系のものはインフラが貧弱なので避ける事。 -ネットワークコントローラーは昔はマザーボードオンボードのものよりIntelのLANカードを挿した方が CPU負荷が下がる上に高速(低レイテンシ)かつ安定すると言われていたが最近のCPUは高性能なのでネット接続ごときにそう負荷はかからないし最近のゲーミングマザーはそこまで負荷がかからないとは思うが)無線LANは問題外。 -ルーター・ハブはコレガの安物は推奨しない。長時間高負荷を掛けても動作が安定するものを使用すること。(最近はバッファローでもハイエンドなら問題ないとは思うが) **入力装置等 -キーボードとマウスがあれば大抵はいけるが、中にはゲームパッドやジョイスティック等が必須・使ったほうが臨場感が高まるゲームもある。 -キーボードはNキーロールオーバー(多数のキー同時押しに対応したもの)かつ、USBの有線接続のものを推奨(PS/2のは対応マザーも少なくなっているので)。 -配列は一般的な英語101/103/104キー配列のものにするべきで、ノートPC用キーボードや省スペースの特殊な配列のキーボードでは入力し辛い場合がある。 -また洋ゲーでは確実に英語配列のキーボードを使用しよう。でないとゲーム内で記号の入力が正常に行えない場合がある。(今のところそんなゲームに遭遇したことはないが、少なくともSteamで配信されてるゲームをやるときは気にしなくて良い) -メンブレンシートを使用した中でも安物のキーボードはキーを長時間押し続けるとメンブレンシートのパターンが焦げて使用不能になるものがあるので、静電容量無接点方式かメカニカル(Cherry MX軸採用のものがおすすめ。ダイヤテック等の安価な故障率の高い粗悪品を除く。最低でも12000円以上のもの)の方が良い。 -マウスはマイクロソフトかロジクールのゲーム用の方が快適だろう。トラックボールやその他の特殊なポインティングデバイス・ブルートゥース無線接続のものは敬遠すべき。 -現在は多数の三流メーカーから多数のゲーム用マウスがリリースされているが、ロジクールとマイクロソフト以外でまともなマウスは存在しない(というのは2000年~2010年代前半の昔の定説らしい、最近はRizerとかもなかなかやるとか?)。 -最近はUSB接続もPS/2と遜色ない性能になっている。超高解像度対応のや多機能マウスもあるし(というか2023年現在PS/2のマウスなんてないしマザボにもない機種が多いのでもし遅延が気になるなら素直に高性能なCPU使った方がいい) -キーボード・マウスはUSB接続、無線の場合は2.4GHzワイヤレス接続の物を推奨。ブルートゥース接続の場合は電波干渉などで入力が遅れて反映される状態になる。 -ジョイスティック・ゲームパッドは今はUSB接続のものが大半だが、コンマ1秒を争うようなゲームでもUSB優勢になりつつある。(パラレルポートやゲームポート接続のものはレイテンシの優位性はなくなったし最近はそんなレガシーポートが無いPCばかりだし) -VRヘッドセットはOculus・Meta社の物を使用すると良い(3天トラッキングだがRiftS・Quest2・Quest3共にヘッドセットを被って電源入れるだけで動かせるので)より没入感を楽しみたいならValve社などでフルトラにしてもいいが最初はOculus・Meta社ので試すと良い。Quest2・3はスタンドアロンだがUSBやAirLinkでPCに接続してRiftSの様に使用することが出来る。(無線だとケーブルに引っ張られることなく好きに動き回れるが壁に激突すんなよ?)VR非対応のゲームでもシアターモードで大画面で遊べるが17インチのスクエアモニター使ってるのでなければそんなにオススメしない、RADEONドライバだとGoogle Earth VRでコントローラーに白い玉が出る事もあったが最近のドライバでは解消している **必要ランタイム -フリーのゲームの中には、Visual C++、Visual Basic、RPGツクールランタイムが無いと動かないゲームもあるのでググってダウンロードしてインストールしろ。 -そういうゲームは大抵そんなにスペックは必要ないから上に書いてある事はきれいさっぱり全部忘れろ。 ---- *実際に試せ -無料ゲームならまずインストールして動くか試してもいいし、有料ゲームでも大手の有名なゲームならベンチマークやデモ版が無料で公開されてたりする。インストールして快適に動けば買うなりしろよ。(Steamなら購入後二週間・プレイ開始後2時間までは返品できるし)

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