メニュー
人気記事
*HDDとかSSDとかODDとかFDDとか :補助記憶装置 (HDD/SSD)| メインメモリより遅いが大容量(1000倍以上違う)の記憶装置達。 通常 HDD/SSD は PC 内に固定して設置される事が多く、殆どの場合OS やプログラムファイルなどはすべてここにインストールされる。 :光学ドライブ (CD/DVD/BD=ブルーレイディスク)| 補助記憶装置の中でもデータを記録する媒体(メディア)を取り外す事が出来るものをリムーバブルドライブと言い、中でも CD/DVD/BD のようにレーザーで読み取る種類のものは光学ドライブ (ODD=optical disc drive) という。 HD-DVD という規格もあったがさっぱり普及せず、発案した東芝が中国のメーカーに技術を売ってしまったためかなりマイナーな存在。 殻付き(ケースに入ってる)の PD/DVD-RAM もあったが、現在は見かけない。OS のインストールに必要だがその後は付けなくてもよかったりする。 フロッピーディスクと同じ大きさのMOというものもあったが、大容量化に乗り遅れてすっかり見かけなくなった(デザイン系の会社などではしぶとく生き残っているらしいが)。 最近はソフトウエアのインストールディスク自体がDVDのものが増えてきたので、最低限DVDドライブは必要。ブルーレイは映画・アニメ以外にまだ見かけないので、カネをケチりたければ無理してブルーレイドライブを買う必要はない。 光学ドライブ自体を使うことが少ないのであれば本体に内蔵せず、 USB 変換アダプタ等で外付けにしてしまうか、最初からUSB接続のものを買っても良い。 :磁気ディスク (FDD)| 昔はFDD から起動できる有用な PC やパーツの診断ソフトは多かったが、今ではUSBやCD-ROMから起動して使う診断ソフトも増えてきたので、無くてもいい。ていうか新品自体売ってない店も増えた。 最近のマザーボードには FDD 用コネクタが備わっていない場合が多く、どうしても使いたいのであれば必然的に USB 接続のものになる。 USBメモリにDOSをインストールしてUSBメモリをFDD代わりにする方法もある。詳しくはググれ。 :メモリーカードとメモリーカードリーダー)| CF (コンパクトフラッシュ)、SD カード/miniSD カード/microSD カード、MS (メモリースティック)、その他色々なデジカメ・携帯電話・携帯ゲーム機等で使用できるメモリーカード類はメモリーカードリーダーを使えば PC でデータを読み取る事も出来る。 カードリーダーは PC 内に内蔵して設置できるタイプと、USB 接続の周辺機器型のものがある。しかし頻繁に使うものでもないので、本体に内蔵するといつの間にかホコリが詰まってしまうことも多い。USBで接続して必要な時だけ接続するのがお勧め。 :USB メモリ他)| USB メモリはあると便利。いやむしろ無いと困る。 SATA の HDD/光学ドライブ類を USB 変換するアダプタも一つあると障害発生時に便利。 **説明 HDD/SSD ・HDD…ハードディスクドライブの略 SSD…ソリッドステートドライブの略 ・OSの起動に必要不可欠な記憶装置、作業場。作業場は大きいほうが多く物を管理できる。 システムファイルのほか、ユーザーファイルとして音楽やエロ動画などさまざまなものを保存する役割を担う ・単位はGB(ギガバイト)~TB(テラバイト)、1024GB=1TB ・PCが速いか遅いかを決めるものすごく重要な部品(CPUより影響が大きい!) 予算があれば是非良いSSDを搭載しよう。 光学ドライブ ・働く人の調達手段。DVDやCDなどを読み書きする機械、ブルーレイを見られるやつは高い。 ・その辺で売ってるソフトウエア自体がDVDのものが増えてきたので、買うのならば最低限DVDドライブにしよう。 ・ブルーレイは映画やアニメを見なければ、無理して買うことはない。 **ストレージ -性能も重要だが、故障したときに交換するだけでは済まない(データを失う恐れがある)という点で信頼性も重要なパーツ。信頼性についてはスペックなどから事前に知るのが難しいので、最新の製品は少なくとも一ヶ月は様子を見て人柱報告が上がってから買うなどが有効な方法。 &bold(){何を買うにしてもバックアップは確実に取ることをお勧めする。} ***HDD -容量 --必要な容量があるかどうかがまずは重要。HDD にはプラッタと呼ばれる磁性を帯びた円盤が一枚~五枚入っておりそこにデータが記録される。このプラッタは新しいものになるにつれ記録密度が高まっており、最新の機種は少ないプラッタ数でより大容量を実現している。大容量プラッタを採用したものの方が容量当たりの単価が安く、プラッタ数が減る為騒音・発熱・消費電力もやや下がり、シーケンシャル速度が向上する。シーケンシャル速度とは先頭から順次データを読み出すアクセス方法で、特にパーティションごとバックアップしたり書き戻す際の速度が上がる。ただし速くなるといってもあくまでシーケンシャルアクセスのみであり、記録密度とランダムアクセス能力にはあまり関係が無いのでランダムアクセスが大半であるシステムドライブに使用した場合により快適になるわけではない。基本的にはより高密度プラッタを採用した製品を選ぶのが良いだろう。 -どのくらいの容量があればいい? --マイクロソフトのシステム要件ではWindowsXPで少なくとも1.5GB、Windows7や8では20GB(64ビット版の場合)と記載されているが、これはあくまでも「本当にOSだけ入れる最低容量」であって、アプリをインストールしたりWindows Updateをしたりするとこんなもんでは足りなさすぎる。HDDではもう1テラ2テラが当たり前なので気にしなくていいが、SSDでは高くつくので目安として「WindowsXPなら最低64GB、Windows7や8なら128GBが最低ライン」と覚えておけばいい。 --もちろん目安なので、アプリをじゃんじゃんインストールする人は256GBでも512GBでも好きなのを買ってくれ。同じメーカーのSSDでも容量がでかい方が読み書きも速いし。 -サイズ (フォームファクタ) --店で見かけるのは 2.5 インチか 3.5 インチと思われるが、3.5 インチの方がより大容量で容量単価が安い。 --2.5 インチは殆どがノート PC 用の厚み 7~12.8mm のもの。ノート用の方は元々省電力な上省電力機能が充実していたりする。しかし 3.5 インチと異なり特殊な品番を除き 24 時間駆動は考慮されていない。 --2.5" にはサーバー用の 15mm 厚のものがあり、プラッタの直径がが小さい分 3.5 インチのものよりもよりランダムアクセス能力が高い。 -回転数 --回転数が速い方がランダムアクセスを含めて高速となる。システムを入れるならば 7200rpm は欲しい。より高回転な 10,000rpm/15,000rpm のものもあり、回転数に比例してランダムアクセス能力は高いものの、回転数が高い HDD の場合は熱を持ちやすいので冷却に気を使う必要があり、消費電力・騒音も増えるので扱いづらくなる。 --まぁアクセス速度でとやかく言うなら、SSDを買え。 -対応インタフェース --SATA 6.0 Gbps(SATA3) 対応の場合はバッファのデータへのアクセスの瞬間はそれだけの速度が出るものの、現在の HDD は高速な機種でもシーケンシャルアクセス速度は 200MB/s 程度であり SATA 3.0Gbps(SATA2) の帯域で十分間に合う。SATA 6Gbps へ対応しているに越した事はないが SATA 3Gbps のものでも全く困らない。ちなみに理論値だがPATA(IDE)で最大133MB/s、SATAで最大150MB/s、SATA2で最大300MB/s、SATA3で最大600MB/sとなるので、参考にしてほしい。SATA対応の古いマシンにSATA3対応の超高速タイプを買ってきても無駄。エンタープライズ向けの機種は SATA 6Gbps 対応のものが殆ど。PATA (IDE) 接続のものは将来性が無いのでやめとけ。 -バッファ --多いほうがいいが少なくても別にかまわない。バッファ量の差はパフォーマンスへ与える影響はそれ程大きくないので優先順位は低い。ここを気にするくらいならSSDを買え。 -その他 --シーケンシャルアクセスとは、あるアドレスからあるアドレスまでを一気に順番に読み出すアクセス方法で(数ギガのエロ動画を頭から再生するような場合を想像してもらいたい)、このとき読み取りヘッドはプラッタ上のトラックを追従するのみなのでプラッタの記録密度×プラッタの回転数の速度が出る。Windows の場合はシステムドライブはもちろんデータドライブであっても特殊な条件が揃わない限りは殆どはランダムアクセスになってしまう。 --ランダムアクセスとはプラッタ上のさまざまな場所にあるデータを毎回読み取りヘッドを忙しく動かしてバラバラに読み出す事。Windows のファイルシステムには断片化という現象がつきものであり、断片化している状態では数 100MB や数 GB のデータも最悪数 KB~数 MB 程度の断片があちこちに記録された状態になってしまい、シーケンシャルアクセスではなくランダムアクセス状態になってしまうのが普通である。ちょうどこち亀がばらばらに棚に収められている状況で、読み終わるごとに次の巻を探す手間が発生するのに似ている。本を整頓すればこのような状況にはならなくなる。この整頓の作業がまさにデフラグである。ただし Windows のシステムファイルや画像ファイル等の小さなファイルはいくらデフラグしてもランダムアクセスになる。ランダムアクセス能力を決定するものはプラッタの回転数とプラッタの直径(小さい方がヘッドがシークする範囲が狭いので高速)とヘッドの精度・シーク速度等である。 --カネがあって高性能を求める場合、SSD+HDD の構成で使うのが一般的となっている。SSD に OS やアプリケーションソフトをインストールして、HDD は音楽データやエロ動画を保存するデータドライブとして使う。 ***SSD -[[SSD ってなんですの?>SSD]]を参照。詳しすぎてここで書く余地がない。 -どのくらいの容量があればいい? --上にも書いたが、目安として「WindowsXPなら最低64GB、Windows7や8なら128GBが最低ライン」と覚えておけばいい。アプリをいっぱい入れたい人は256GBでも512GBでも好きなのを買ってくれ。 **HDD/SSD/ODD -HDD/SSDなどのデータを大量に記憶する装置をストレージと呼ぶ。覚えておくとちょっとかっこいい。 ストレージには主に 1.8、2.5、3.5 インチの三種類のサイズと、 IDE、Serial ATA(SATA)、SCSI、SASという四種類の接続規格が存在する。 速度は大体回転数で決まり、5,400 回転 < 7,200 回転 < 10,000 回転 < 15,000 回転 < SSD の順に速くなっていく。 糞重い Vista 以降の OS で 5,400 回転の HDD をブートドライブにした日には、 かなり体感速度が悪化してもうパソコン自体触りたくなくなる。 -サイズについて --1.8インチは特に小さいモバイル用で自作では通常使用しない。 IDE は東芝型と日立型がありそれぞれ形状が違う。SATA のものは形状が統一されている。 IDE/SATA のものがあるが双方ともコネクタ形状が 2.5 インチ以上のものとは形状が異なる。 デスクトップ PC でもコネクタ形状変換アダプタとマウンタを使えば使用できる。 --2.5インチはノート用で、デスクトップでも省スペースや省電力を目的に使うことがある。 また SSD ではデスクトップも含めて主流のサイズ。 IDE は 3.5 インチとコネクタ形状が違う為コネクタ形状変換アダプタを使う必要があるが、 SATA/SAS のものは 3.5 インチとコネクタ形状は同じ。マウンタを使用してデスクトップ PC でも使用できる。 厚さが 7mm/9.5mm/12.8mm/14.8mm のものがあり、デスクトップ PC ならどれでも使えるがノート PC では対応した厚さのものしか使えない。 --3.5インチはデスクトップ用 HDD では主流のサイズ。 --5.25インチは光学ドライブ等のサイズである。1.8/2.5/3.5インチのデバイスは奥行きまで統一されているが、 5.25インチの光学ドライブは奥行きがマチマチなので奥行きに注意する事。 長すぎるものはケースによってはマウントできない。 --「これ俺のケースに入れたらガバガバじゃねーか氏ね」って場合はマウンタ付けろ。 -接続規格について --IDEは平べったいきしめんのようなケーブル (フラットケーブル) が特徴(スリムケーブルもある)で 細長いコネクタに 2x20 個の端子がある。旧世代の通常マザーボードには二つ備わっており、それぞれプライマリ、セカンダリという。 さらに一本のケーブルで二つの機器をつなぐことができ、マスターとスレーブが一つずつ存在する。よってプライマリマスター、プライマリスレーブ、セカンダリマスター、セカンダリスレーブの計4つの機器を接続できるということになる。 こいつの問題点は機器のジャンパスイッチを使って、マスターかスレーブかをぶつからないように設定してやる必要があること (後に自動設定できるものも現れる)。Cドライブはプライマリマスターじゃないとダメだとか、CD-ROMはセカンダリにした方がいいとか、 過去には実に多くの初自作erを混乱の渦に飲み込んだエース。&bold(){悪いことは言わないから、今はSATAで揃えておけ。} 現在のチップセットではサポートされない場合が増えており、IDE コネクタを備えていないマザーボードや 変換チップ経由で一つだけ実装しているものもある。 --SATAはちょっと平べったい程度のうどんのようなスリムなケーブルが特徴。一本のケーブルで一つの機器しか接続できないがわかりやすい。 こっちはこっちで IDE モードと AHCI モードという設定があってややこしかったりするが、 Vista 以降なら AHCI もネイティブでサポートされており、XP なら IDE モードにしとけばとりあえず動く。 XP でも XP 用のチップセットドライバがあれば AHCI モードでも動作する。 最近の HDD/SSD は AHCI モードに最適化されており IDE モードでは性能が落ちる場合があるので特殊な理由が無い限りは 通常は AHCI モードで使用するべき。ただ HDD 用の各種ユーティリティやファームウェアアップデートなどは IDE モードでないと動作しない場合もあるのでそういう場合のみ IDE モードに変更する。 --SCSI は元はかなり古い規格だが比較的最近まで高速化を続けていた。 IDE インターフェースが安定していなかった時代は個人でも SCSI を利用する場合が多かったが、 IDE の動作が安定してきた頃からは個人ユーザーは減った。 しかし IDE/SATA には無い 15,000rpm 等の高い回転数で高いランダムアクセス性能のドライブがあった為、 より快適な環境が欲しい場合に重宝されたが、現在では SAS に置き換わり、高回転数の HDD は SSD に置き換わりつつある。 --SAS は個人では通常使わない。SAS は SATA の上位互換の規格で SAS インターフェースに SATA の HDD/SSD を接続する事が出来るが 逆は出来ない。 --その他 FC (ファイバーチャネル) 等の業務用の規格などがあるが、いくら安くても使い道が無いので買わないように。 |マザーボード|ストレージ| |IDE|←(*)(**)| |SATA|←(***)| -ほとんどのマザーボードは IDE/SATA の両方のポートを装備している。同時に使うことも可能。 -マザーボードのホスト側の IDE コネクタを SATA に変換する基板や、IDE の HDD/SSD を SATA デバイスに変換する基板、 またはその逆が存在する。こうした変換基板では HDD/SSD は動作するが光学ドライブ等の ATAPI デバイスが正常に動作しなかったり、 IDE に変換する基板の中には UDMA2 (33MHz) 動作になってしまうものもあるので詳しくない人は HDD や光学ドライブには こうした変換基板の利用は出来るだけ避けるべき。 ただ SSD の場合はまともな SSD は SATA のものしかないので、どうしても IDE コネクタしか存在しないマザーで使いたい場合は仕方ない。 -IDEは切り捨てが近いためとりあえず付けました的なものが多い。枯れてる割に安定してるとは言いがたい。 -SATAのポートを多数備える製品の場合、Intel(ICHxx) や AMD(SBxxx) の標準ポートと JMicron や Marvell 等の外付けチップを採用した ポートが混載されていることがある。後者は速度が出ない・相性が激しい・動作が不安定な場合があるので 詳しくない人はチップセットがコントロールしているポートのみを利用した方が良い。 -上記のケーブルはデータを伝送する信号線なので別途電源も必要。電源の項目を参照。 -(*)HDD の大容量化に対応するための拡張などが行われたため細部には違いがある。あまりにも古いストレージはうまく動かないかも。 -(**)IDE のケーブルには 40 芯/80 芯の二種類があり 80 芯の方が高速な転送に対応しているが対応製品でなければ差し込めない。 80 芯ケーブルには穴のない箇所があるのでそれに対応する位置にピンがない場合だけ差し込める。 -(***)SATA には 1.5Gbps(SATA1)/3.0Gbps(SATA2)/6.0Gbps(SATA3) の違いがあるが遅いほうに合わせられるだけでちゃんと動く。 (ただしVIAの一部のチップなど規格を満たしていないものがあり、規格上動作するはずのものが動作しない場合がある。) -「よくわからん氏ね」という人は、おとなしくSATAで揃えろ。 **知っておきたい知識 RAID 複数台の HDD でデータを分散して、高速化したり安全性を高める方法。RAIDには 0,1,5,6,10 などの RAID レベルがある。 最近のマザーボードなら 0,1,5 辺りは対応している。また、PCI-E 接続などの拡張カードでも対応可能。 高級品は高速なプロセッサやキャッシュを搭載しており信頼性/パフォーマンスとも結構な差が出る。 詳しくは[[RAID?なにそれおいしいの?]]を参照。
74日前
124日前
159日前
191日前
211日前
226日前
249日前
atwikiでよく見られているWikiのランキングです。新しい情報を発見してみよう!
最近アクセスの多かったページランキングです。話題のページを見に行こう!